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2008/02/20

[柏ヶ谷中学校] 柏ヶ谷中 校舎に横断幕



先日、柏ヶ谷中学校の前を通ると、校舎の屋上の手すりに垂れ幕がかかっていた。新しい垂れ幕なので最近掲示されたもののようだ。
企業にも「コーポレートアイデンティティ」があるように、学校にも、「スクールアイデンティティ」があるのかもしれない。公立中学校といえども積極的にアピールしていくことが大切だと思う。



「あいさついっぱい花いっぱい
地域とともに育つ柏中」

日時計花壇にはパンジーがきれいに植えられていた。

2008/02/18

[青健連] 柏中学区カローリング大会

散歩していたら自治会の掲示板に青健連のカローリング大会のお知らせを見つけた。
海老名市のカローリング大会もあるらしい。
海老名市は冬のスポーツとしてカローリングを推進しているのだろうか?

ポスターの内容は以下の通り。

柏中学区青健連スポーツ事業カローリング大会
会場:柏ヶ谷小学校体育館

日時:2008年3月9日(日)午前9:00から正午まで
対象:小学生以上
未経験の方も指導しますので、安心してご参加ください。
運動のできる服装で体育館履をご用意ください。
参加費無料・当日会場にて受け付け・参加賞、トン汁もあります。
グループの参加は3名1組で申し込みください。
お一人での参加もできます。

*カローリングは氷上のチェスとも呼ばれるカーリングを体育館で体験できるスポーツです。運動量はあまり多くありませんので、子供からご年配の方まで”スポーツは苦手”という方でも楽しめます。
*賞品を多数ご用意してご参加をお待ちしております。


日曜日の午前9時となると子供は起きているのかな?今の子供たちは週末も塾や習い事で忙しいからこういった行事に参加できる子どもは減少しているだろう。そもそも、子どもの数そのものが減っているのだし。

伝統的に冬に体を動かさせるための行事は昔からあるが、人数が少ないとなると、逆に、対象を絞り込んで運動不足の解消を目指します、というような明確なターゲットを設定したほうが集まりがいいかもしれない。

2008/02/16

茂木健一郎『「脳」整理法』

以前に読んだ「五十歳からの危機管理」と同じときに近所のブックオフで購入した新書。

「脳」整理法の著者の茂木健一郎はソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャーである。

本書では:
「世界知」と「生活知」の乖離が広がっている。その間でその二つをつなぐのは一人しかいない自分の脳である。しかも、この二つのどちらにも偏ることなく出来事を「整理」するのは脳の働きなのである。
ということがテーマとなっており、題名から連想されるハウツーものではない。脳を考える上でのキーワードは「偶有性」(contingency)だ。これは、物事が半ば規則的で半ば予測不可能であるという性質である。この性質は科学では扱えないものであり、人間が有する性質である。人間自体が他人から見れば「偶有性」を帯びた存在であるがゆえに、人と人とのかかわりが創造的なものでありうる。
一方、「科学」は偶有性を排した「神の視点」からの論理によって形作られているが、科学者は自然言語と数式のようにハイブリッドな思考を使うことで「世界知」と「生活知」を行き来して事象を理解している。日常の多くの出来事が「偶有性」を持つがゆえにこれを整理することが脳の大きな仕事になる。

これらのことを説明した上で、偶有的な世界で生きていく上での脳を使う知恵をいくつか説いている。
ディタッチメント -- 「神の視点」に立っているかのように立場を一時的に離れてものごとを観察する
セレンディピティ -- 「行動」「気づき」「受容」が「偶然を必然にする」ために重要である
根拠のない自信をもつこと -- 「偶有的」な世界と渡り合うためにはすべてがコントロールできないことを認め、根拠のない自信を持って進む
大文字の概念 -- 「国家」「ネットワーク」などの公共的な概念にも「偶有性」を担保する。「私」に引き寄せて考える。

単に「こうすればこうなる」という助言ではなく、どうなるかわからない世界と渡り合うための知恵を脳研究の立場から考えている。しかも「科学否定」ではなく科学の恵みも享受することも忘れていないところに個人的には共感した。ディタッチメントや概念を語るときに主語を入れ替えることで偶有性を復活させるなどの方法論の導入の前の一節が気に入ったので以下に引用する。

昨今の日本のように、情緒的な科学離れが進む事態は、実にゆゆしきことです。「私は数学が苦手」だとか、「科学みたいなことよりぃ、私、ロマンティックなほうがいい!」とのたまっている人の顔を、私はまじまじとみて、それから静かに諭してやりたいと思います。
「科学の恵みに感謝して、科学的精神をきちんと育んでおかないと、その肝心な、ロマンティックな生活自体を失うことになるよ」と。


脳科学の長期的な課題である「世界知」と「生活知」の統一はまだ実現していないのだが、これに何らかの進歩があれば、翻って生活にも影響があるだろう。

また、科学離れを脳科学者というよりも一科学者の立場からコメントしている部分は重要だと思う。

人類の歴史を見ると、世界を自分の立場を離れてクールに見る「世界知」を忘れ、個人の体験に根ざした「生活知」に没入することは、きわめて危険なことだということを示す悲劇に事欠きません。「認知的距離」を大切にし、客観的なデータに語らせようとする科学的精神を大切にしないことには、大きな危険が伴います。
昨今、日本では「科学離れ」が喧伝されていますが、世界の大きな流れを見れば、日本人は、「世界知」の骨組みを揺るがせる「科学離れ」を放置している場合ではないのです。

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