ブックオフオンラインで二冊の本を購入した。発送のお知らせメールが来た後、少しして、お詫びメールが到着した。
それによると、二冊のうち一冊が不良品であることがわかった。代替品がないため無料で同梱するとのこと。
不良の内容は、「表紙の水濡れの跡と、ボールペンの書き込み。」
ブックオフオンラインで不良品による無償対応は初めての経験だ。
翌日、手元に到着したものを見ると、たしかに水濡れもボールペン書き込みもある。が、自分の目的にとっては、本の機能としては差し支えないと言える。
ボールペンの書き込みはこの一箇所。
水濡れの跡は赤丸部分。表紙の紙がべこべこに波打っている。
ブックオフオンラインでは買取のときに検査したものを、さらに出荷時にもう一度検査しているのだ。だから、買取では見逃されたこのような欠陥が出荷前に検出されたのだ。
自分のように経済的な理由で新刊本には手が出ず、図書館にも見つからないような本を読みたい人がリアル店舗の古本屋でこのレベルの本を見つけたとしたら、納得の上で買う人が多いのではないか。そのレベルの傷だ。
ブックオフはきれいな古書を販売するのが基本なので、このような傷は販売不可、買取不可なのだろう。
以前、アマゾンのマーケットプレースで、プロと思われる売り手が「可」としていた古書を買ったときは、かなりの部分に全面書き込みがあった。このときは半額よりも高い価格で売られていた。
「これが『可』なのか?」とあきれたと同時にマケプレで売り手が示す「品物の状態」が頼りにならないと感じた。
考えてみると、その書き込み本を購入してしまって以来、マケプレをあまり使わなくなった。
ブックオフオンラインもマケプレのプロの売り手のどちらも古書を販売することで生計を立てている立場であると考えると、今回のブックオフオンラインの不良品対応は非常に満足できる。自分としては、今回のことでブックオフオンラインの品質に対する信頼は、少し増した。
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