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2010/09/30

[WRC] 2010 第8戦 フィンランド

WRC
2010年 第8戦 フィンランド

MC:山岸舞彩
解説:福井敏雄、古賀敬介

フィンランド人以外がほとんど勝っていないフィンランドラリー。

今年は2日間のイベントに再構成されており、距離は変わらないのでスケジュールがきつい。

ユハ・カンクネンが8年ぶりにスポット参戦。50歳になったこととラリーの60年記念。
コメントが独特な人で、インタビュワーがステージのゴールで車について聞くと「私は車に乗って運転するだけだよ。」と細かいセッティングは要求していないらしい。
「ひげが無いと違う人に見えます。」(古賀)
「器用なドライバー。環境に自分を合わせる。」(福井)

最終順位は8位。「ヒルボネンに隣に乗ってもらって教えてもらった。イタリアでヒルボネンを隣に乗せて教えたのはそんなに前ではないのに立場が逆になった。」
「「自分にとってこれ以上はないよ。フィンランド人としては2番目の順位だ。」
と少し涙ぐみながらコメント。


DAY 1
暑かった。
地元の人たちは家の前に棒を立てて、境界を示している。この棒はラリーが終わったころには車に倒されて無くなる。

SS4ではヒルボネンが大クラッシュ。何回回転したかわからない、とコ・ドライバー。
ドライバーには怪我はなかったようだ。
「ジャンプの着地が前輪の片方だけになって、その車輪を中心に回転したかのよう。」(福井)
このクラッシュでリタイア。サービスパークではカムコーダーのビューファインダーで録画した自分のクラッシュシーンを確認していた。

ラトバラがDAY1のトップ

DAY 2
オジェが速い。「2回目のフィンランドでこれだけ速いのはすごい。」(古賀)「今年のラリーでリタイアがない。これはワークスでは使ってみたいと思うドライバー。」(福井)

早朝に雨がふってちょっとしっとりしている。ルーズグラベルが落ち着いていて良い条件。

オジェはラトバラを追ってタイムを上げる。逆にペター・ソルベルグがなぜか徐々にタイムを落とす。
ローブはオジェほどではないが順位を少し上げて3位に入った。

ラトバラの最終ステージを見守るフォードのチームテントは緊張で静かになっていた。最後の最後まで安心できないラトバラだからこそか。
ラトバラはフィンランド人としてフィンランドラリーで優勝できてよかった、3歳のころからラリーをやりたいと思っていた、と。史上最年少優勝となった。

2010/09/29

[SBK] 2010 第10戦 シルバーストーン

2010 第10戦 シルバーストーン

全面改修された。
フラットなコース。

5902m

柳川明、清成龍一がスポット参戦。
2気筒にレギュレーション変更。最少重量が165から162kgに変更。

クラッチローがダブルウイン。ハスラムとビアッジの差はすこしだけ縮まった。
レイとクラッチローの神経戦のようなレースは面白かった。


race 1
レイがホールショット、ビアッジは3番手。
レイの後ろにクラッチロー、その後ろはかなり離れてファブリツィオ、ビアッジ。

クラッチローとレイは2,3回順位を入れ替える。「この二人は小さいときからずっとライバルで走っている。」(八代)。二人とも23,4歳。下位のレースからずっとライバルをやっているからバイクとレースステージが変わるだけでやっていることは同じだろう、と八代氏。

残り6Lでクラッチローが前に出ると、差が広がった。

レイが先頭のときはハスラムが追い付きそうだったのに、クラッチローが前でペースアップしたためハスラムは再び置き去りにされて3位。

race 2
レイとクラッチローが飛び出す展開。race 1と同じように二人は3位以下を離して2台のレース。

「race1ではレイのリアがかなり滑っていた。このレースでは安定している。クラッチローも付いて行くのは楽にできるのだが、オーバーテイクはちょっとリスクがあるかも。」

最後の2Lapまでクラッチローは後ろについていて、1コーナーではなく次のコーナーでパッシング。
残りは攻めの走りで走りきった。

ハスラムはペースが上がらず苦しい。キャミアが前に出て3位となりハスラムは後ろのトスランドをぎりぎり抑えて4位。ビアッジは6位。

2010/09/27

[NASCAR] 2010 第21戦 ポコノ

NASCAR
2010 第21戦 ポコノ

実況:藤田大介
解説:石見周

三角のオーバル。各コーナーのバンクが違う。

ターン1  14度
ターン2  8度
ターン3  6度

2.5マイル×200 = 500


ジャック・ラウシュが飛行機事故を起こして入院した。以前にも自分の誕生日に送電線に引っかかって墜落し、心肺停止になったこともあるらしい。飛行技術の会議に行くところだった、という。
顔にけがをしてミネソタの病院に入っている。

「ラウシュ・フェンウェイ・レーシングはラウシュに勝利をささげたいですね。」(石見)の言葉通り、グレッグ・ビフルが今シーズン初勝利を上げた。 ビフルは60レース以上勝っていなかった。また、2010シーズンのフォード初勝利でもあった。

ジミー・ジョンソン
レース前半は2位を引き離してトップを走行。130Lapあたりからペースが遅くなった。
一旦下がった後は周囲と同じようなペースになってしまい、上位ではあるがトップ争いにはからめず。

グレッグ・ビフル
レース中、2,3度2タイヤで前方に出る作戦を取る。かなり序盤に2タイヤ交換で走り、ずるずると後ろに下がっていった。序盤での2タイヤ交換は、2タイヤでの車の調整を行うために試していたらしい。逆に言うと車の基本セッティングはなかなかよかったようだ。
170Lap後の雨中断のリスタートではトップに出る。ここで、2位のサム・ホーニッシュジュニアが後続の蓋をすることになって逃げが成功した。

デイル・アーンハート・ジュニア
10位台の後半をうろうろしている。チェイスのスタンディングでは14番手だがちょっと点差が開いてきて、チェイスは無理っぽい雰囲気が出てきた。
中盤、ジミー・ジョンソン、ジェフ・ゴードン、ジュニアと3台が並ぶシーンがあり、「この1-2-3でもおかしくないんですけどねぇ。」(石見)と言うため息が。。この時点でジュニアはラップダウンされた。
150Lap付近のコーションで2タイヤでピットアウトしてポジションを上げようとした作戦が裏目に出て、スピン、20位以下に下がる。もうチェイスは無理かな。

カート・ブッシュ
車のセッティングが悪いないながらも10位台をコンスタントに走行。
だが、165Lap付近で、ジミー・ジョンソンに後ろから押されてスピン。
ガレージでのコメントにも「ジミー・ジョンソンにやられた。」と明言。非常に不機嫌だった。

エリオット・サドラー
カート・ブッシュのスピンの白煙にまかれてスピンし、コース内側のガードレールに正面から激突。ガードレース内側の盛り土が崩れて跳ね上がるぐらいのスピードだった。車は壊れてエンジンが外れて転がっていた。衝撃で朦朧としている状態で自力で車から出てコースに倒れた。

ジェフ・ゴードン
勝てそうで勝てない。このレースでもトップに立ったが、最後のコーションでは下げた。
スポッターをこのレースから変更した。新しいスポッターはカイル・ブッシュのスポッター。
スポッターはチーム契約ではなくドライバーとの個人契約が多いので、カイルから横取りしたような形になったらしい。

サム・ホーニッシュ・ジュニア
最後のリスタートのあと、ステイアウトでポジションを上げて2位でねばった。
意外にねばったので、すぐにパスできると想定していた後続車が接近したままの状態での周回を重ねた。後続のタイヤ交換組のエドワーズ、スチュアートとの速度差があまりなく、結果的にはビフルの逃げを成功させた。最後の10Lapぐらいでタイヤが劣化して順位を落とし10位以内には入れなかった。

2010/09/26

[フォーミュラ・ニッポン] 2010 第4戦 もてぎ

フォーミュラ・ニッポン
2010年8月

第4戦 もてぎ

放送:JSPORTS
実況:中島秀之
解説:土屋武士

KONODレーシング松田次生
スポンサーのついていないほぼ真っ白な車体。今年はNAKJIMAも白っぽい。スポンサーが撤退もしくは縮小、ということなのだろう。松田次生は予選では最後の1Lapのアタックに集中するという作戦でQ3まで残って8位。
決勝のスタート直後の1コーナーで後ろにいた井出に追突されてスピン、コースアウト。リタイアになった。
ピットに戻ってのインタビューでは、一人のためにレースができなかった、意味が分からない、と怒りがおさまらない様子。チームにとっては52周のデータが取れず。

小暮卓史
ポールポジションからスタートミスで2位。そのままデュバルに離された。ピットタイミングが遅く、ピットアウトでは平手晃平の後ろで3位。最後の2Lapで平手を90度コーナーからビクトリーコーナーまでの間にパスした。

エンジンストール
ピット作業でのエンジンストールが、塚越広大、J.P.オリベイラに発生。オリベイラはこの遅れで表彰台を逃して6位になった。1回しかないピットインで2台に発生したのはなぜなのか。

山本尚貴
単独走行の4位。前との差を詰めるところまではいかなかったが、ポジションをキープ。NAKAJIMAは2位と4位に入った。

ロイック・デュバル
スタートで小暮をかわしてトップに立ち、ピットアウト後も平手を抑えてトップのままチェッカー。
前戦の富士ではスタートでストールしてしまい、ポールポジションから勝てなかった。レース前には「富士よりは良いスタートができると思うよ。」と冗談を言う。
昨年チャンピオンがメカニックと共にチーム移籍で今年はDoCoMo Dandelionに久々の勝利をもたらした。Dandelionの前回の勝利は、松浦孝亮がSCランで勝利したときだったらしい。

アンドレ・ロッテラー
スタート前にエンジンにトラブル。ピットレーン閉鎖前にコースに出しグリッド上でECUなど主要パーツを交換。数周走ったところでいきなりスロー走行になりリタイア。6速が動かなくなりエンジンが止まってしまった、と本人コメント。

2010/09/25

[フォーミュラ・ニッポン] 2010 第3戦 富士 観戦メモ

フォーミュラ・ニッポン
2010 第3戦 富士

入場料:3000円(5周年記念早割購入)
駐車料金:1500円

グランドスタンドに近い駐車場は同時に開催されたトヨタのイベントに割り振られていたので、ヘアピンの奥の駐車場に止めた。ここからグランドスタンドを見上げると高低差がよくわかる。奥の方に見えているのがグランドスタンドの屋根だ。

トヨタのイベント
主に展示はグランドスタンド裏の広場。それ以外にモビリタなどでのイベントが併設されている。
朝の早い時間はテントの設営、展示物の配置など係りの人が忙しく働いている。

イベントの展示

ダカールラリー
この何年か、ダカールラリーにはトヨタのグループ会社であるトヨタ車体がランドクルーザーを市販車部門に2台エントリーしている。


触れるように置いてあったトロフィー。レプリカ、だよね?TVのアイキャッチで見ていたロゴと同じデザインだったので「見慣れた」感じがしてしまう。

車の中はこんな感じになっており、ラリー用に最低限の改造はされている。

当たり前だが左ハンドルだ。

ウィングレット
トヨタ製の一人乗り用の乗り物。セグウェイと似たような形状で乗っている格好も似ている。動作原理が同じなのかどうかはわからない。トヨタイベント招待が事前に申し込みで予約試乗。


重機体験

消防署に行ってはしご車に乗るのと似ている感じ。AKTIOが提供した機材。子供づれとオジサンが喜んで乗っていた。


K-MAX
パドックの傍に止めてあるモーターホームみたいな車。
ここでレースのミーティングをしたりするらしい。本物を公開しているので2階に上がらないことと触らないことを約束した上で入る。
入口から入ってすぐ2階へ上る階段がある。ここには入らない約束なのでどうなっているのかわからない。しかし、この車の構造を見ると2階は天井が低いだろう。
1階の中はテーブルが背中合わせになっていて、振りかえるとミーティングもできるし、背中合わせで机に向かうこともできる。
壁にはモニターがつけてある。この大きさだとフルハイビジョンではないだろう。
ビデオとPCの映像を出せるようになっている感じだった。

平手晃平のファンクラブのディスプレイもこの広場に出ていた。この時点では予選ポールポジションで「がんばれ!」という雰囲気だった。結果的には優勝しプロポーズもする、というハッピーなレースになった。ファンクラブもこの展示をした甲斐があった、というもの。

2010/09/24

[レビュー] マカフィーアンチウィルスに切り替えてみる

リンクシェア見本市のMcAfeeブースにて「使ってみて」と製品版をいただいた。
モニター使用(レビューを書く対価としての無料使用)というわけではなくてプレゼントとしていただいたので正確にはアフィリエイトレビューではない。

その当時使っていたのは、トレンドマイクロのウィルスバスター。
McAfeeブースで、他社に比較して何が優れているのかおたずねしたところ
  • 動作が軽い(特に訴求していないが元々軽いので言っていないだけ)
  • サイトアドバイザーのデータベースは実際に確認したものとリストを併用(他社はリストのみ)
技術開発力は優れているので、他社に先んじて開発できているのだが、すぐに追いつかれてマーケティングで負けているのだ、と。

2010年8月にintelがMcAfeeの買収を発表。買収金額は約76億ドル($7.68billion)。
ユーザーからすると、intelがバックについて企業としての安定性は増すだろうから、セキュリティソフトウェアにとって重要な永続的なサポートが得られる可能性が高まった、というメリットがありそうだ。

インストール
まず、ウィルスバスターをアンインストールする。アンインストール前にフルスキャンをかけておいた。


インストールはWeb経由で最新版を入れることが推奨なのだが、ウィルスバスターをはずした後、ネットワークにつなぎたくなかったのでCDでインストールした。


インストール後、フルスキャンをしてみた。
ウィルススキャンの方式の違いにより、あたらしく検知される怪しいプログラムが複数あった。

 最終的には、30個のファイルが検知された。スキャン時間は、ほぼ同じか少しウィルスバスターよりも短い。ただし、全く同条件での測定ではないため、参考情報レベルだ。


デフォルトの設定でのファイアウォールはウィルスバスターよりも少し厳しい。今までは見逃されていたDigionのアプリケーションが検知されるようになった。

一般向けのツールは、デフォルトで安全な設定になり、カスタマイズで調整する、というのが理想。
マカフィーのソフトウェアはそのバランスをやや安全サイドに振っている。

マカフィーを使ってから、トレンドマイクロを振り返ってみると、トレンドマイクロは、毎月レポート画面を立ち上げてレポートしてくれたり、リスクの高い行為と判断するとブラウザからポップアップが出るなど、ユーザーのリテラシーを低めに想定して、しつこくメッセージを出す傾向があったことがわかった。

この2つのソフトウェアは特にブラウザ周りの機能が違う。

トレンドマイクロでフィルタリングをオンにすると、たいしてアダルトなコンテンツではないレースクイーン情報サイトでもポップアップで禁止される。これらは都度、サイトごとに許可設定をする必要がある。

マカフィーSiteAdvisorは危険回避が主な機能。レースクイーン程度ではひっかけられることはない。検索結果にアイコンを表示して、検査済みと未検査(と、おそらくハイリスクなサイト)を表示する。大人が使うにはおせっかいなところが少なくて楽だ。

ウィルスバスターとマカフィー、明らかな性能差はなさそうなので、どちらを使うかは、好みで選択すればよいと思う。自分は当分の間マカフィーで生活してみようと思う。



ウイルスバスター トレンドマイクロ・オンラインショップ

2010/09/21

飯田泰之 「 世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで 世界一シンプルな経済入門」

タイトルを見て、個人の生活に密着した「損得」の話かと思って買ったら全く違っていた。
これはタイトルで損をしている良書、なのではないだろうか。

経済学とは何なのか、から始まって、リーマンショックの原因となったサブプライムローンの解説や、信用創造、デフレなども分かりやすく説明してくれている。

不況にも供給側に問題がある「実力不足」型と需要の不足が原因の「ギャップ」型の2種類ある、という説明と、これをベースにした今の日本は両方だという解説ですっきりした。
基本的すぎるのか、一般的な地上波の解説では聞いたことが無い。

大学の教養科目の経済学は、理論的な話はほとんどしなかったから、単位を取得しただけに終わっている。学んだことはと振り返るとこの本のレベルには到底届かない。
会社員をするにしても自営するにしても、より大きな経済の仕組みに組み込まれるのだから、基礎教養としてのこのレベルの経済学の理解は必要なんじゃないだろうか。

「裁定取引」(アービトラージ)の意味がこの本でわかった。
あることの損得を考えるときには、「「埋没費用」は考えに入れてはいけない。「機会費用」は忘れずに入れる必要がある。」なんていうことも、整理して説明してくれているので、すっきりわかった(つもり)。



2010/09/20

[WTCC] 2010 Rd. 13, 14 ブルノ

WTCC
2010 Rd13, 14 ブルノ

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

Rd. 13
Y. ミュラーが不調で予選8番手。
この2戦でスポット参戦が終わるターキントンは、インデペンデントからワークスにポイントを付け替える措置によりワークスのランキングに入った。「速すぎる」からインデペンデントでは勝負にならない、ということらしい。

スタート後の先頭は、ハフ、タルキーニ、ターキントン、メヌ。
後方でジェネがスローダウンしたところに数台が突っ込む。
このクラッシュでSCが入り、2Lap追加。

リスタート後、ターキントンとミケルズが接触して頑張っているところにY.ミュラーが突っ込んでクラッシュしリタイア。ターキントンも左前をこわす。
ターキントンには警告のblack and white flagが提示された。

ターキントンはペースを落として5位になり、6位以下を抑え込見ながら周回。

Rd 14.
リバースグリッドでオーヤンがポールポジション。
しかし、スタートでは激しくホイルスピンして、プリオールとターキントンが1,2位。
ターキントンはプリオールの前に一度出るが、車は無理がきかないらしくプリオールに抜き返された後は2位。

プリオール、ターキントン、メヌ、タルキニ、となる。

最終Lapでタルキーニはマシントラブルでストップ。完走できずノーポイント。

プリオールの優勝はBMWとして50勝目。
「節目節目に勝ってますね。」(木下)

2010/09/19

[IndyCar] 2010 第11戦 エドモントン

IndyCar
2010 第11戦エドモントン

実況:村田晴郎
解説:松田秀士

コース
コミューター空港の一部を閉鎖して使用するロードコース。
1.96×95Lap 左4右10
フュエルウィンドウが35程度。コーションなしだとぎりぎりの2ストップ。

シモーナ・デ・シルベストロが予選7番手。

スタートラップ。
パワー、カストロネベス、ディクソン、フランキティ、ブリスコー、シルベストロ。

ミルカ・デュノーは予選を走行せず、最後尾からスタートして早々にレースを終了。

パワー
「スタートから逃げるかと思ったらそうでもない。」(松田)
トップ走行ではあるが2位との差は開かない。
ペンスキーのトップ3は、パワー、エリオ、ブリスコー。
最後のピットでプライマリータイヤを装着。これがイマイチ合っていなかったようだ。
リスタートではエリオをパスしに行ったが、パスはできず、逆にディクソンにパスされ3位に。
カストロネベスのペナルティで結果は2位。

カストロネベス
パワーの後ろをずっと走り、リスタートでペースの上がらないパワーをパスしてトップ。
しかし、パワーを抑え込むためのライン取りがルール違反と判断されてペナルティで10位まで降格。
元々のペナルティはドライブスルーだったがカストロネベスはこれには従わず、走った。
フィニッシュ後は車をヘンなところに止めて、スターターや関係者に猛抗議。ストラテジストなどになだめられた。

バーンハート
競技委員長のバーンハートがカストロネベスに対する裁定についてTVのインタビューに答えた。
「相手がパスしに来たときは中央のラインよりインにいってはいけない、というのがルールだ。残念ながらカストロネベスは違反していた。我々は状況を作っているのではなく状況に対して反応しているのだ。」
日本のレースでは裁定を下す委員会のメンバーが放送などで自分たちの決定についての説明をすることは全くない、と言っていいだろう。「非常に分かりやすい。責任者が答えるのが良いですね。」(松田)たまたま、放送の前に行われたレースで松田・吉本のペアはスーパーGTでの誤審により順位を失っているだけに…。

自分が知っているだけでもおかしな裁定があった国内のレースは何回かあるがそれについて説明を公にしたのは見たことが無い。日本のドライバーのレベルが低いとは思わないがレース運営と言う意味ではまだ改善の余地はあるのでは。




ダン・ウェルドン
パンサーレーシングの1台体制。今年はインディでの2位が最高。
「車が決まっていない。コーナーを試しながら切っている。」(松田)

シモーナ・デ・シルベストロ
予選7番手から一時は6位まで上がった。良い位置でレースをしていたが終盤スピンしてタイヤバリアに突っ込んで順位を失った。

2010/09/18

[NASCAR] 2010 第20戦 インディアナポリス

NASCAR

2010 第20戦 インディアナポリス
Brickyard 400


実況:福徳一志
解説:福山英朗

グランド・マーシャル はMARI HULMAN GEORGEさん。
ジャック・ビルヌーブが今回参戦しており、予選通過。「オーナーズポイントもないのによく予選を通った。」

福山さんはデイトナのナイトレースにツアーに出かけた。「楽しかった。」とのこと。

オーバーヒート
コース内がすぐダートになっているので跳ね上がった泥がフロントの空気取り込みを塞ぐ。そのためにオーバーヒートが多発。ハムリン、ジュニア、アルメンディンガー。

モントーヤ絶好調
2009年のレースでは、トップ走行していながらピットスピードオーバーでペナルティ。
2010年も車は好調でポールポジション。
タイヤのトレッドがはがれるトラブルで緊急ピットして一旦は30位前後に落ちる。この直後のコーションでステイアウトしてトップ。そのあと、コーションが発生しほとんどの車がピットインするコーションが発生し、同一ラップに同条件でトップに返り咲く。「モントーヤにとっては超ラッキー。シナリオがあるみたい。」(福山)
最後の20Lapぐらいで4タイヤ交換が裏目に出て、順位を落とし、ウォールにヒットしてリタイア。
さらにクラッシュ時にジュニアに当たってジュニアの順位も落とした。ジュニアからすると完全にもらい事故。
トレッドのはがれは「製造上の問題ではないか」(福山)。 Goodyearの技術者らしき人がモントーヤのピット裏でタイヤを見ていた。

ジェイミー・マクマーレイ
モントーヤがトップのときは2位を走行して3位以下を抑え込む走り。モントーヤがクラッシュしてトップに出、ケビン・ハービックに追いつかれるが「だんだん車がよくなった」ので、最後の10Lapぐらいで引き離してチェッカー。今年のデイトナ500とビッグレースを2個取った。

チップ・ガナッシ
一人のオーナーとして初めてIndyCarのインディ500, NASCARのデイトナ500, Brickyard400を制覇した。「最後のモントーヤのクラッシュで心臓が止まりそうだったよ。酸素が必要だ。モントーヤはよくやった。」と、勝者のマクマーレイとともにモントーヤも讃えた。
この3つのレースを制覇できる条件を持っている(IndyCar, NASCARに参戦している)のは、チップ・ガナッシとロジャー・ペンスキーの二人だけ。

初走行
インディアナポリスはカップレースのみ開催。(たしか、MotoGP, NASCAR, IndyCarしか開催していないのではなかったかな?)
NASCAR NationWideなどは近くのコースで開催する。そのため、ケセロウスキーなどこのクラスでBrickyardを初体験するドライバーが何人かいるはずでは。

2010/09/17

[MotoGP] 2010 第9戦 ラグナセカ

MotoGP
2010年 第9戦 ラグナセカ

放送:G+
実況:中野謙吾
解説:宮城光


ラグナセカはMotoGPクラスのみのレースとなる。
高低差が大きい。

MotoGP以外のクラスのライダーは仕事を入れるなどして見学に来ている。


ロッシはまだピット内では杖をついている。
スタートでペドロサがダッシュしてロレンソを後ろから追い越してホールショット。その後はリードを確保。
ペドロサは先頭を走行中に残り21Lapで転倒、リタイア。
これでロレンソがトップに立ち、2位がストーナー。

ロッシは4番手で3番手のドビツィオーソの背後に付き、チャンスを狙う。
ドビツィオーソは割と素直にロッシにラインを開けてしまい4位へ。
「ドビツィオーソはブロックラインを走らないとダメ。」(宮城)

「忘れているけど、ロッシは怪我が治っていない状態で表彰台を争っている」(中野、宮城)

コーナーにも名前が付いているウェイン・レイニーがYAMAHAピットで見学中だった。

2010/09/16

[アフィリエイト] BentoBoxの新アプリ Tweetコレクター

リンクシェアが展開しているアプリケーションサービスBentoBox。
BentoBoxは「弁当箱」から来ている。

幕の内弁当のようなイメージでアフィリエイトリンクを貼るだけではなく、アプリケーションやガジェットを多様なアプリケーションメニューの中から選んで置いていくことでアフィリエイトへの導線の幅を広げることを目指したサービスだ。

BentoBoxの新しいサービスとしてTweetコレクターというガジェットができた。
このガジェットは、あらかじめ指定したキーワードや商品名を含むツイートを見つけて表示し、同時に、キーワードを含む商品を提携企業の商品データベースから引っ張ってきて表示する。

ツイートに含まれない単語では表示が空欄になり、商品も表示されない。

いくつか試した結果、ツイートのバリエーションが豊富な「写真」というキーワードを設定してみた。

ツイートが割と多いキーワードであれば対象となるツイートが次々と流れて行くので、ページに動きが出る。また、商品が多いとガジェット上の商品画像もローテーションされるのでアニメーション的に面白い。

最近は、Googleがページのローディング時間をページランク指標の一つにするのでこういったブログパーツ、ガジェットをくわえると遅くなって検索されなくなることもあるのだが、このガジェットはローディングがかなり速い。手元でやってみるとamazonのおまかせリンクよりも速いことがある。

これを作った会社の運営しているウェブサイトガジェットギャラリーでは、FLO:Qのパーツも置いてある
クロネコヤマトの荷物検索ができるウィジェットなんてなかなか使えそう。

[IRC] 2010 第6戦 イプルー

ntercontinental rally challenge
2010年 第6戦 イプルー

放送 GAORA

ベルギーのイプルーでの開催。

シェイクダウンに1万人の観客。かなりラリーそのものに人気があるらしい。

レース前コメント
ハンニネン:車を信じる。溝に落ちない。
ロイクス:初めからフラットアウト。

プロトンが参戦。ドライバーはアトキンソンと、アリステア・マクレー(コリンの弟)。

ロイクスは地元。
DAY1 終了時点で、ロイクスがミークを5.8秒リード

コペッキーのピットでタイヤ交換練習。
毎回、タイヤ交換練習を何回かする。ピットで練習すると1分20秒。
「走行中は車が熱いから大変。1分30秒でできればいいのでは。」

DAY2
ミークはクラッシュ。ペースノートのミスがあって速度を出し過ぎたらしい。
「減回以上の速度を出した。クラッシュの結果は運。」

ロイクスが優勝。

2010シーズン、ミークは完走が少ない。ノーポイントラリーが2レースを超えてしまったので、積算ポイントが積み上がらず、今シーズンのランキングがかなり下位に。

2010/09/15

[WTCC] 2010 Rd 11,12 ブランズハッチ

WTCC
2010 Rd11,12 ブランズハッチ

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

シボレーがデザインコンペをやり、学生のデザインが採用された。このペイントで走る車が1台ある。
VOLVOがブランズハッチと岡山にスポット参戦する予定。
「昔のflying brick(レンガを3個くっつけたようなセダン)が速かった。」(木下、北川)
プリオールはエンジン交換で10グリッド後退。
これは、予選専用のエンジン使用を禁止するための規則。

Rd 11
インデペンデントのターキントンがBMWで上位。BTCCのチャンピオン。
スタートから、Y.ミュラー、ハフ、メヌ、タルキーニ、ターキントン。
ターキントンはスタートで2台抜き、4Lapでタルキーニをコーナーでパスして5位。

4位メヌは5位のターキントンをコース端までよせてブロック。
カカのSEATがコースサイドで炎上し消火活動でSCが入り2Lap追加。

Last Lapでターキントンはメヌをパスして3位。
メヌはこの後でわざと順位を下げて8位(リバースグリッドのポール)を取りに行ったのでペナルティ。


Rd 12
VOLVOはスタートせず。

リバースグリッドのポールはプリオール。
スタートでプリオールは珍しくミスし、
ファーフス、プリオール、メヌ、ターキントン。
3Lapでプリオールがトップへ。

クラッシュでSCが入り2Lap追加。
リスタートではプリオールの後ろのターキントン。
そのままフィニッシュ。

インデペンデントのBMWはワークスよりも60kgぐらい軽い旧型。
シフトのメカニズムが違う。

2010/09/14

[FIA GT] 2010 第4戦 ポールリカール

FIA GT1
2010 第4戦 ポールりカール

放送:JSPORTS
実 況:中村義昭
解説:荒聖治

2010年7月2日から7月4日

コース
アスファルトグラベルのみ
おもい切って攻められるコースになった。

最終結果

順位ドライバーゼッケン車種
1Bertolini / Bartels1Maserati MC12
2Krumm / Dumbreck23Nissan GT - R
3Heger / Margaritis33Maserati MC12

タイヤのレギュレーション変更
フリー走行用の中古タイヤ持ち込みが可となり、タイヤを決勝後半に温存する作戦が可能に。それにともない、決勝後半でもpushする。

GT-R 22号車
スタートで左側のコースサイドの部分を走行し、コースアウトと判定されペナルティを受けた。

GT-R 4号車
前の車がスピン。避けたときに軽く接触した。リアバンパーが半分なくなった。
これによりダウンフォースがなくなりストレートで速くなってついていけた。
しかし決勝後半に4速のギアがなくなってしまい、リタイア。

マセラッティ、コルベット
「マセラッティはピット戦略を含めてきっちり戦っている。」
コルベットはこのレースから性能調整でウェイトが軽くなり、初戦での軽やかな感じが戻ってきた。

2010/09/13

[DTM] 2010 第4戦 ノリスリンク

ドイツツーリングマスターズ(DTM)

2010 第4戦 ノリスリンク
2010 年6月6日


放送:J-SPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

公園内のコース。82lapまわる。

最終結果

順位ドライバーチーム
1グリーン(Jamie Green)Junge Sterne AMG MercedesJunge Sterne AMG Mercedes C-Klasse
2エクストローム(Mattias Ekström)Audi Sport Team Abt SportslineRed Bull Audi A4 DTM
3スペングラー(Bruno Spengler)Mercedes-Benz Bank AMGMercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
4ジャービス(Oliver Jarvis)Audi Sport Team AbtTabac Original Audi A4 DTM
5シャイダー(Timo Scheider)Audi Sport Team AbtGW:plus/Top Service Audi A4 DTM

ラルフ・シューマッハ
ポールポジションを取り、チームに感謝。
スタートでジャンプスタートを取られてしまいペナルティで最後尾に下がってそのまま。

デビッド・クルサード
トムツェック、ヴィンケルホックと交錯。ヴィンケルホックがクルサードの横から当たり、ドアが取れてしまう。中が見えるという珍しいDTMカーになった。「俺は風が当たる車が好きなんだ、とか言ってそう」(佐藤)そのまま直すこともなく走っていた。

ジェイミー・グリーン
3年連続ここでの勝利。それまでの勝者は各2年ずつだった。
今年はどのチームも開発中止で車が変わっていないので3年前(去年時点で型落ち)の車での優勝となった。

他レース
ル・マンではロッケンフェラーの所属チームが優勝した。エクストロームはこのレースの前にNASCARのソノマ(インフィニオン)を走り、5番手走行時にケセロウスキーに当てられて20位あたりで完走。他のチームで走って参考になることが多かった、とか。

2010/09/12

[フォーミュラ・ニッポン] 2010 第3戦 富士

フォーミュラ・ニッポン
2010 第3戦 富士

放送:JSPORTS
実況:ピエール北川
解説:土屋武士


レースのタイムスケジュールが変更されている。
決勝日の午前に予選。今までの予選日である土曜日はフリー走行が2回。

ピット作業がない「ガチバトル」(土屋)

スタートでデュバルがエンジンストール、これがレースを決めた。
これで平手晃平が先頭にたち、そのままチェッカーまで走りきった。


平手、オリベイラ、ロッテラーの順位でトップは安定するとオーバーテイクもなく、差が詰まることもなかった。かなり気温が高い日だったので、ドライバーの体力の消耗が激しかったようで、オリベイラはかなりぐったりしていたようだ。

下位では、井口卓人、塚越広大に井出有治も絡んだバトルがあった。

今回の上位を見ると「トヨタエンジンの方が速いのでは」(土屋)。

チームから平手とオリベイラが上位に入り、星野監督が大喜びでピットウォールから乗り出してグランドスタンドに「ありがとう」。

観戦に行った観客にとっての一番のサプライズは中継には映らなかった。
一旦表彰式が終わった後、平手晃平選手が表彰台からプロポーズ。
帰り支度をしていた観客も足を止めて祝福の拍手。
相手の女性の方は全く知らされていなかったようで、表彰台の下でうれし泣き状態。女性の実家が仙台で、このFNのレースの後のスーパーGTの菅生ラウンドの際に実家にも挨拶に行ったとの報道があった。

2010/09/11

[IndyCar] 2010 第10戦 トロント

IndyCar
2010 第10戦 トロント

実況:村田晴郎
解説:松田秀士、松浦孝亮

ロードコース
1.755 × 85Lap
右 7 左 5
路面が悪い。バンプが多く、表面も荒れている。

佐藤琢磨「決勝では新しいことに挑戦する。」
武藤英紀「安定したラップが出せている。一発が早くないだけ。決勝では粘り強く行く。」

ダリオ・フランキティのエンジンを交換したがホンダのオーダーのため降格はなし。「チップガナッシの圧力か(笑)?」(松浦)
チップガナッシからホンダに対してエンジンの調査を依頼したところダイナモがおかしいことがわかり、ホンダから交換のオーダーが出た、と言うのが真相。

push to pass 16秒を15回。

グレアム・レイホールがニューマン・ハースから参戦。「新しいドライバーには負けたくない武藤。」(松浦)

新シャシー
2012年の新しいデザインのシャシーが発表された。
ダラーラがシャシーを開発・製造し、エアロパーツはいろいろなものを他社から選んで付けることができる。「失敗作を作ったことが無いダラーラなので、良いものになるでしょう。」(松浦)

佐藤琢磨
17Lapでチームメートのモラエスと接触ウォールにヒットしてリタイア。
KVはチームで19回目のクラッシュ。「多すぎ」
「まずイン側にモラエスが寄って来たので、アウト側に変更したらモラエスがアウトに寄せてきて接触。」

マリオ・モラエス
佐藤琢磨のリタイアさせた後、ロマンシーニに突っ込んでクラッシュさせた。
「これは確実に説教部屋行き。」(松浦)
IndyCarでは競技委員長のバーンハートがレースでの危険行為などについてドライバーにブリーフィングを行う。これを松浦孝亮は「説教部屋」と説明して、番組ではこの名称で定着。
「ドライバーブリーフィングを見たいですね。」(松田)

ポール・トレーシー
カナダ人ドライバーの一人として参戦。
恒例となったMake a wishのためのオークション用にレーシングスーツにはサインが一杯の「耳なし法一」状態。「トレーシーが優勝したら高い値段が付くでしょうね。」(村田)

ジャスティン・ウィルソン
ポールポジション。ペンスキーの連続ポールポジションを止めた。
2番手走行での終盤の残り20Lapあたりで、自分のミスでスピンしてしまい脱落。ブレーキのタイミングが少し狂ったところでリアが滑り、優勝のチャンスを逃した。

ダリオ・フランキティ
ウィル・パワーの後ろを走って、ラップダウンの集団につまりそうになったところでピットイン。
「これはいい作戦ですね。パワーやウィルソンがラップダウンにつかまっている間に、ピット作業を済ませて前に出られる。」(松浦)
1Lap後にピットインしたパワーを追い越すことはできず、2位。

ウィル・パワー
ロードコースでは制覇する勢い。
「オーバルを走るたびに速くなっている。」(松田)

2010/09/10

[SBK] 2010 第9戦 ブルノ

World SuperBike
2010 第9戦  ブルノ
2010年7月9から11日

コース
高低差が大きい。73.6mある。日本で最大は菅生の67m。
エンジンパワーが必要なコース。

トロイ・コーサー欠場
予選の一回目で転倒し、ドクターストップにより欠場。画面ではスタッフと立ち話をしている姿が映る。

レオン・ハスラム
2raceともタイムが出ない。ピレリが持ち込んだ新しいコンパウンドとスズキのバイクが合わないらしい。古いコンパウンドではタイムが出る。

ルーベン・チャウス
コーサーが欠場のためBMWの成績を上げるのはチャウスの仕事に。コーサーが好調の陰に隠れていたチャウスにとってはチャンス。スタートは自己最高の4番手から。

race 1
スタートで、ノイキルヒナー、バーミュレン、シュムルツがクラッシュ。
芳賀は7番手にジャンプアップ。

チャウスはビアッジ、ギントーリなどにパスされて下位へ。
中盤は、レイ、クラッチロウ、ビアッジ、ギントーリ、チャウス、芳賀。

芳賀はチャウスに一旦は近づいたが、リアが滑り初めて追いつけず。逆に、後ろからトスランドが追い付いてきて、残り2,3Lapは接近戦でおさえる走り。

レイがクラッチロウと離れて独走に入り、クラッチロウは後ろからビアッジに追いつかれる。

ビアッジはクラッチロウの後ろでしばらく観察し、残り3Lapで前に出て2位。


race 2

レイ、チャウス、ビアッジでスタート。
チャウスはビアッジと入れ替わって後ろに。

6Lapでビアッジは前にでて、後ろにレイ、ファブリツィオ、チャウス、芳賀。
ビアッジはrace 1より早目に前に出た。
「(不況でお金がかけられない)日本メーカーよりも海外メーカーのバイクのバージョンアップが進んでいる。」(八代)

クラッチロウはピットに入りバイクの調整。タイヤを交換して復帰。
「チャウスもかなり無理をしている。」(八代)
ビアッジは独走。
ジョナサン・レイのチームであるテン・ケイトのピットはあきらめムード。


残り6Lapでチャウスがクラッシュ。
「直線が走らないのに無理をしたので限界をこえたか。」(八代)

芳賀はrace 1と同じようにトスランドに迫られ、最後にトスランドにかわされた。

2010/09/06

[MotoGP] 富沢祥也選手 サンマリノGP決勝中の事故

motogp.com上にも記事
2010年は英語でのコミュニケーション能力が良くなったので、それにともなって成績も上がっているとコメントされていた富沢選手。

2009年にもてぎの全日本ロードレースで上田昇さんとピエール北川さんのトークショーで、「ショーヤの天然なところが海外チームに受け入れられていて複数年契約を提示されてる。」と言っていた。

motogpサイト上のコメントを見ると、Moto2の最初の勝者であることをたたえるとともに、ライダーたちが「いつもsmileを持ち、冗談を言い、みんなに好かれていた。」と。一週間前にPeter Lenzがレース(たしかサポートレースだったか)で死亡すると言う事故があり、 これに続いての事故となった。

富沢選手がエリアスの前にいての転倒だったらしく、トニ・エリアスは「事故が起こる前は自分の前を走っていた。」と。「昨日、クリニカモバイルで冗談を言い合っていたのに、もういないなんて、、」。

ツイッター上で事故を知ったときは、無事だという情報を流す人もいて、情報が混乱。motogpのオフィシャルアカウントやサイトにはなかなかニュースが流れなかったのだが、G+の生中継で情報が流されるころにはツイッターにもインターネット上のあちこちから弔意のメッセージが流れた。



もてぎのMotoGPが秋に延期になった関係で、ランキング上位での凱旋レースになるはずだった。グリッドガールに板野友美(AKB48)が決まるなど、2010の日本GPは富沢選手にとって記念となる大会になったかもしれなかった。

ご冥福をお祈りします。

追記(9/8)
motogp.comには追悼ページが掲載されている。

このページから、ご家族や友人へのトリビュートメッセージ入力フォームに飛ぶこともできる。

G+での再放送を見ると、先頭集団の中で順位の入れ替えをしながらトップのエリアスを追走する集団の中にいたときに、縁石の上で転倒し後続のバイクに当たったように見える。この直前、カメラは他のシーンを撮影していたため、カメラが切り替わった直後にクラッシュが発生。解説の青木拓磨は「ハイサイド のようだ」とコメントし、心配していた。

2010/09/03

PTAの入退会自由に関する要望書

PTAの任意参加について言及した文書が文部科学省から出たのが4月ごろだった。

この文書は、しかし、都道府県の教育委員会レベルへの通達だったため、担当者によっては「混乱を避けるため」「すでに推薦の進んだ優良PTAの変更が難しい」などの理由で市町村へは流さなかった、とのことである。神奈川県では担当者が止めたらしい、という情報もあった。その後はどうなったのかは知らない。

中学校PTAを離れて数カ月、その間、PTA活動に全く関わっていないので、第三者として見るとPTAというのは特殊な活動だったのだなあ、と感じるところが多い。

個々の保護者にとってみれば、生徒として通学している子供に対する学校の対応に良くない影響がある可能性が少しでもあれば、それは避けたい、ということが動機づけの一つにはあるだろう。
この背景としてはPTA活動は実質的には保護者(P)の活動が主となっていて、忙しい教師(T)のうち、会議などに参加するのは役に付いている教員と校長・教頭などだ。当然、作業の多くは保護者によって支えられる構図になる。大多数の教員にとってみれば、そこは職場であり、やることは仕事なのだから、ボランティアってのはちょっとヘンとも言える。

「保護者による活動」==「PTA」という構造が固定化してしまっているので、PTA主催ではない保護者の活動というのは、なかなか立ち上がりにくい。
これが、さまざまなボランティア活動をするのが難しい、ということにつながると思う。立ち上げのパワーはかなり必要だ。「おやじの会」の類はPTAと独立して運営されることもあるが、同じ市内では校長の強い要望でオヤジの会が発足、という、何をやってるんだかよくわからないものがあった。

PTAの入退会自由を学校関連ということをはっきりさせてほしい、という要望を上げようという署名が以下の署名サイトで展開されている。匿名と名前公表を選択できる。自分は匿名で署名したチキンだ。(苦笑)

PTAの入退会自由に関する要望書

この活動は素晴らしいPTAと修羅場らしいPTAというウェブサイトを運営しているThink!PTA!という集まりが企画したもの。

こういう活動の話をすると、本部役員がよく言う話は「子どものためになる活動だし、保護者も成長するから。」みたいな奉仕の側面を強調する話。
子ども会のような活動を支えるべきではないのか?とか、学校に来れない子どもは無視する形になってもいいのか、なんていう問題点はなんとなく曖昧にされてしまう。

自分の参加していたPTAでは、各年度の委員をくじ引きをしてでも決めてしまうという「強制指名」の仕組みを持っていて、できない理由は対象となる保護者(新3年生の保護者)が集まった前で説明してください、って言われていた。実際は出席しない保護者も少しはいるが、大抵は説明するか、説明したくないからくじ引きをするか、引き受けるか、のどれか。

PTAを離れて考えると、他ではやらないような異常なやり方だったなあ、と思わなくもないが、その中にいると、「しょうがない」感があった。たぶん、任意参加だとわかっていたら「うちは活動は無理なので今年はパス」って言いたい人は結構いたと思う。

こういう形だったから、やることは基本的には前年度を踏襲していた。だから、ボランティアというより「お仕事」的な感覚でやっていた。

本当にやりたい人だけが集まった小規模な活動にしたら、もっと変化できるんだろうに、もったいないっていう気もする。

デル株式会社