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2009/09/30

[PTA] 上星小学校運動会見学

2009年9月26日(土)

中学校PTA本部へは校区内の小学校から運動会に招待される。逆に中学校からは小学校への招待状が出る。

昨年は全部会長におまかせしたのが、今年は1校分担することに。個人的には元々会長あての招待状なので会長が出向くのが失礼が無い気がするが、三校を回るとなると一日仕事になってしまう。

自宅からは最も遠い上星小学校。
ここは昨年の卒業式にも招待で伺った。校庭が広く春にサクラが美しい。

受付で記名をして、本部の招待客テントに行くと、中学校よりもかなり多い。

受付では、PTAの役員の方からお茶とお菓子、
 
それとおみやげをいただく。
フェルトでできた小さなカタツムリとしおり。


このしおりは裏を返すとマンガが。


招待客全員が来るとは限らないけれど、数に少し余裕を見て作っているんだろう。
小さなカタツムリは保護者の方が作ったのだろうか。

以前に小学校で本部だったときはこういうてみやげはなかった。
お茶は茶碗で出したりしていた。

いつ来ていつ帰るかわからない招待客にはペットボトルで出す(そしてお持ち帰り)というのが正しいやり方のような気がする。

当たり前だが、小学校1年生は小さい。先週、中学校の体育祭を見たので余計にそう思うのかも。

テントですわったところが、今泉中学校のPTA本部の方のお隣だった。そこで、「花いっぱい推進委員会」の運営の話になり、いろいろとお話した。「花いっぱい」の場合、「きれいな花が咲きました」という画像や花で作ったいろいろもの(卒業式のコサージュも手作り)の印象が強いのだが、本部の視点で見ると、どのようにして継続させているのか、というところに関心がある。

これは、花いっぱい委員会の当事者よりは、少し離れて見ている本部にいる者の方がよく説明できるのではないだろうか。

もちろん、各校にそれぞれの事情があり、自校で行っていることがそのまま他校でもできるとは限らない。それは、「いじめ」の対応や学校の「荒れ」の対応が各校で異なる方法になるのと同じ。しかし、共通する基本的な手法はあり、それは洗練し共有するべきなんじゃないか、と最近は思う。

保護者として関わることができる期間が短い中学校の場合は、こういった手法の共有化はPTA活動のように時間を取られやすいものには必要な気がする。

2009/09/29

[NASCAR] 2009 第26戦 リッチモンド

NASCAR
sprint cup シリーズ 第26戦 リッチモンド  Chevy Rock & Roll 400
2009年9月12日
放送:G+
解説:福山英朗
実況:藤田大介

0.75マイル×500 = 300
バンク ターン14 ストレート 5
D-shape オーバル
バンクはターンの中央のみの角度で出入りでは浅いため滑りやすいと言われている。
ショートオーバルで混雑するのでコーションが多い。

チェイスの12台が決定する。レース前に確定しているのは4人。
特に注目は12位に誰が入るかで、カイル・ブッシュとブライアン・ビッカーズの二人が僅差。
また、今回は13位のドライバーに1億円の賞金があるらしい。

このレースでのポイント上位12人のポイントは5000点+ボーナスポイント(優勝ごとに10ポイント加算)にリセットされて次からの10戦をチャンピオンを目指して戦う。他のドライバーはチャンピオンの権利はないので各レースの勝利だけをねらう。

最終結果

順位
ドライバー
ゼッケン
1
デニー・ハムリン (Denny Hamlin)
11
2
カート・ブッシュ (Kurt Busch)
2
3
ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)
24
4
マーク・マーティン (Mark Martin)
5
5
カイル・ブッシュ (Kyle Busch)
18
6
クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)
33
7
ブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers)
38
8
サム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.)
77
9
ケビン・ハービック (Kevin Harvick)
29
10
ライアン・ニューマン (Ryan Newman)
39

マット・ケンゼス (Matt Kenseth)
カイルvs ビッカーズの12位バトルの陰の演出はケンゼス。
12位のケンゼスがこのレースで下位に沈んでしまったために、カイル、ビッカーズに可能性が出たのだ。他の車よりも2回多くピットインし、調整を繰り返すが全く改善せず。開幕2戦を連勝した後の失速でポイントがかせげなかったことが敗因。
ウォルトリップにピットアウトを邪魔されたお返しに、ウォルトリップのピットにわざと入ってピットインさせないようにすると言った余計なパフォーマンスもしたりして、途中からはあきらめムードだった。


カイル・ブッシュ vsブライアン・ビッカーズ
トップ争いよりもTV画面を占有し続けた。二人とも上位で走り、ピットアウトでビッカーズが前に出るとカイルがトラック上で抜き返す、と言った感じの見ごたえのあるバトルを最後まで続けた。TVの演出では、チェイス順位の状況が変わるたびに、12位と13位の順位表でどちらがどれだけリードしたかをリアルタイムで表示して盛り上げた。レースでの順位によりポイントが細かく上下する。
結果はビッカーズが8ポイント差の12位、カイルが13位。
ビッカーズのピットはチェイス進出を決めて「優勝したかのような騒ぎですね」(福山氏)。
この2台のスポンサーであるred bullとm&mやメーカーであるTOYOTAは巨額の広告費に勝る宣伝効果があったのではないか。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
ラップダウンになってフリーパスで戻るなど良くない。
「前回を見てもろくでもない車に乗っている感じ。今のドライバーは分析能力が必要になってきている。ジュニアが時代遅れになってきているのかもしれない」福山氏。
ピットはがんばって順位を上げるがそれをトラックで失うことが多く、21位。

デニー・ハムリン
終始レースを支配して危なげなく優勝。チェイス確定組のスチュアートやジョンソンが無用なリスクを避けていたことも少し影響したかもしれないが、最多ラップリーダーも取り、10ポイントを上積み。

トニー・スチュアート(Tony Stewart)
デビッド・ルーティマン(David Reutimann)のリアタイヤチェンジャーをはね飛ばした。タイヤが転がって行ったのを抑えて戻ろうとしたところにスチュアートが突っ込んだ。「スチュアートだから(隣のチームは)気をつけなければいけませんね。」(福山氏)

2009/09/28

[MotoGP] 2009 第12戦 インディアナポリス

MotoGP 2009 第12戦 アメリカ インディアナポリス
RED BULL INDIANAPOLIS GRAND PRIX
2009年8月30日 
放送:G+

インディアナポリスモータースピードウェイのロードコース。
改修でコース路面が変わっており、3種類の路面が混在。
予選では雨があり、グリップしない。

アメリカ人はレースの前にお祈りと国歌を聞かないと始まらないようで、NASCAR, IndyCarなどと同じフォーマットでセレモニーをする。ライダーは多国籍なのでその間でもヘルメットはかぶっていたりいろいろ。表彰式でもないのに国歌を流されてもねぇ、という感じ?

国歌を歌うのはミスアメリカのKatie Stam。表彰式のプレゼンターもやっていた。

来シーズンのアナウンスがいくつかあった。
ロレンソはヤマハと契約。
アスパーのMotoGPチームはバルベラを採用。スズキはカピロッシとバウティスタで契約。
これによって、バーミューレンがシートを失う。
ワークスはほぼ決まり。

ステップアップのライダーはワークスに乗れない規則があるが、サテライトチームを持たないメーカーは例外になるのでバウティスタはスズキのワークスチームに乗れる。

コース長:4216
コース幅:16m
右コーナー 6, 左コーナー10
左回りコース

125cc
23Lap

結果順位
実況:青木源太
解説:坂田和人

順位ライダーチーム
1エスパルガロ(Pol ESPARGARO)Derbi Racing Team
2スミス(Bradley SMITH)Bancaja Aspar Team 125cc
3コルシ(Simone CORSI)Fontana Racing
9中上貴晶Ongetta Team I.S.P.A.
14小山知良Loncin Racing

テロルがホールショットを取る。その後、エスパルガロ、スミス、シモン、コルシがトップ集団を形成。

バスケス6位をキープしていたが、ジャンプスタートでライドスルー。

残り13lapでスミスが変に膨らんでしまうミス。これによりトップ集団の最後尾の5位に。
「予選で良いタイムでラップしているので自分に自信を持って行った方がいい。自信がないからミスが出る。」坂田氏。

クルメナッハーが最終コーナーの出口付近で転倒、バイクのみコース上へ。

テロルはミス(?)で4位。
シモンが5位で、チャンピオンシップポイントの差はあまり変わらず、「(テロルに追われる)シモンにとってはラッキーでしたね。」坂田氏。

残り2Lapで1コーナーでトップに立ち、初優勝。

イアンノーネ、マスボウはトラブルでリタイア。

中上「強い気持ちで行こうと思った」
小山「苦しいレースだった」


250cc
26Lap

結果順位
実況:寺島淳司
解説:青木拓磨

順位ライダーチーム
1シモンチェリ(Marco SIMONCELLI)Metis Gilera
2青山博一Scot Racing Team 250cc
3バウティスタ(Alvaro BAUTISTA)Mapfre Aspar Team
欠場富沢祥也CIP Moto - GP250

クルーセルがホールショットからトップ。しかしこれを維持できず、シモンチェリ、青山、がトップ集団。

ディメリオがぐらついた拍子に後ろを走っていたリアと青山のフロントが接触。
青山はかろうじて態勢を保つが、ペースが落ちてシモンチェリとの差がついた。

シモンチェリと青山のワンツー態勢は変わらず、周回を重ねる。残り7周で青山がスピードを上げてファステスト。ここで一旦差が詰まるが、シモンチェリは残り3周からスパートして青山を引き離す。
青山と3位バウティスタの差も開き、この順番でのチェッカーとなった。

パッシーニ、クルーセルは転倒リタイア。
ウィライローはトラブルリタイア。

富沢は予選の一日目に転倒し、フレームをこわしてしまう修復できず出走せず。

青山「朝のプラクティスで転倒しバイクをこわしてしまった。セッティング自体はよかったので速かったがシモンチェリも速く置いていかれないようにしようとしたが難しかった。満足はしていないがこの悔しさは次にぶつける」
富沢「スポンサーにもチームにも申し訳ない。ごめんなさい。」


MotoGP
28Lap

結果順位
実況:高橋雄一
解説:宮城光

順位ライダーチーム
1ロレンソ(Jorge LORENZO)Fiat Yamaha Team
2デアンジェリス(Alex DE ANGELIS)San Carlo Honda Gresini
3ヘイデン(Nicky HAYDEN)Ducati Team


ニッキー・ヘイデンの自宅はインディから3時間ぐらいのところという地元。
今回もドゥカティはカリオがワークスに乗る。カリオの代役はアレックス・エスパルガロ。

ペドロサはロケットスタート。これにロッシ、ロレンソが続く。

ペドロサは4Lapで転倒。その後リスタートして10位まで追い上げた。
ロッシもロレンソにパスされた10Lapで転倒。1周は走るがそのままリタイア。
しかし、TVではピット内で相談したりデータを見たりするロッシの姿が。ピットではバイクを片付けず修理している。「来週のサンマリノに向けて直して1周ぐらい走るかも」宮城氏。
結局、走らないことにしたようで再出走はなかった模様。

ドビツィオーソはヘイデンのすぐ後ろについたが抜くところまでは行けず、今回も4位。

ロレンソは今回のロッシのノーポイントにも助けられ、25ポイント差になり、またチャンピオン争いに復活。

デアンジェリスはMotoGP初優勝。

2009/09/27

[NASCAR] 2009 第25戦 アトランタ

NASCAR
sprint cup シリーズ 第25戦 アトランタ  Pep Boys Auto 500
2009年9月6日
放送:G+
解説:天野雅彦
実況:藤田大介

1.5マイル×325 = 500.5
バンク ターン24 ストレート 5

NASCAR 最速コース
インでもアウトでも走れるのでオーバーテイクが多い。

国歌はDIAMOND RIO。

レース前インタビューでトニー・スチュアートがダニカ・パトリックに会って話をした、相談にのることはできる、自分もインディからNASCARに移籍したから、と。その後、ダニカはIndyCarに残る選択をした。
天野氏は「NASCARはモントーヤ、ホーニッシュも苦労しているので、残った方がいいと思う。ただし、NASCARの方が長くレースができる。」とコメント。

ボビー・ラボンテ(bobby Labonte)が96号車のスポンサーが見つからず、71号車にチャンピオン枠で乗ることに。

アトランタは今回初のナイトレース。予選は日中のため、各チームとも限られたデータでのセッティングになる。気温が下がるためグリップが上がることが予想され、オーバーステアになるはずだが、どの程度かは不明。

そろそろチェイスの権利を持つ12位までが確定する。26戦までで決まるのでこのレースを含めて2回のポイントが重要。今年は下位のポイント差がないため、レース順位のちょっとした違いでチェイスに入れるかどうかが決まる。どのドライバーも気が抜けない。 レースではチェイスにぎりぎり入れるかどうかというドライバーが10位以内に入り、ポイントを重ねた。しかし、ここで確定したのはデニー・ハムリン(ポイント4位)まで。


最終結果

順位
ドライバー
ゼッケン
1
ケーシー・ケイン(Kasey Kahne)
9
2
ケビン・ハービック (Kevin Harvick)
29
3
フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)
42
4
デビッド・ルーティマン(David Reutimann)
00
5
マーク・マーティン (Mark Martin)
5
6
デニー・ハムリン (Denny Hamlin)
11
7
ブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers)
83
8
ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)
24
9
ライアン・ニューマン (Ryan Newman)
39
10
グレッグ・ビフル(Greg Biffle)
16

サム・ホーニッシュジュニア
良いところがなく序盤で2回スピンするなどして目立っていた。
「モントーヤが3年半ぐらいかかったところを、2年で来ているので早いと思う。」天野氏。

カイル・ブッシュ
優勝回数が多いのに下位に沈んだレースも多く、ポイントが不足。前レースで優勝したがまだ12位以内に入れない。60Lap前後にリードラップを走っていたが最後には10位以下に後退。順位争いのライバル、ビッカーズが7位になったのでピンチ。

マーティン・トゥーレックス ジュニア (Martin Truex Jr.)
ポールポジションからスタート。前半の100Lapを過ぎるぐらいまではリードラップも取る走りでトップ集団にいた。そこからなぜかペースが落ちて26位。最多リードラップも取っていたがレース終盤のセッティングに失敗したようだ。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
中盤から最後のリスタートぐらいまでの間はトップに続いて5位まで上がっていたのに、最後のリスタート後、他の車がペースを上げた時についていけず。終始リアがふらふらしていた。

ケーシー・ケイン
優勝後のコメントでは、リスタートを何度か繰り返しながらタイヤを観察していて、最後のピットでは「タイヤの空気圧は変えるな」とピットに指示。これがうまくいってリスタートを決めた。ショートランでは良い車を持っているという認識はあり、最後は「ルーティマンが後ろから押してくれたので行けた。ルーティマンに勝たせてもらった。」と感謝。この勝利でポイントを重ねてチェイス圏内に。


ケビン・ハービック
勝利が欲しいところだったが最後にコーションが出てしまい、リードを失った。そこまではロングランの良い車で大差をつけていた。自分でもロングランの良い車だったと言っており、ショートランの良いケインには勝てないと考えていたようだ。最後のコーションではクルーチーフが悔しがる様子がTVで流れた。

2009/09/26

[スーパーGT] 2009 第6戦 Pokka GT サマースペシャル

スーパーGT 2009 第6戦 鈴鹿
2009年8月23日
放送:日テレBS
実況:下田恒幸、矢野武
解説:由良拓也、飯田章
ピットリポート:高橋二郎、一戸恵梨子


今年は「Pokka 1000キロ」がコスト削減などで700キロのレースになった。
ポールポジションは500がKRAFT SC 430、300がDAISHIN F430。
トヨタは新社長の御前レースだそう。
KRAFTの二人は300のときの優勝経験のペア。

日テレBSでは2時間弱に短縮版を放送。本番レースは約6時間ほどあるはずなので、ところどころ抜けるのだが、主要なイベントは入れて編集を頑張っていた。時間がないときはこの短縮版でもいいのかも。
予選は今回のノックアウト方式。放送では808号車HATSUNE MIKU Z4がセッション2に上がるタイムを出すかどうかで、下田アナが「初音ミク」を連呼。



順位
チーム
ドライバー
ゼッケン
GT500
1
KRAFT SC430
石浦 宏明、大嶋 和也
35
2
HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
ロニー・クインタレッリ、安田 裕信
3
3
ZENT CERUMO SC430
立川 祐路、リチャード・ライアン
38
4
ROCKSTAR 童夢 NSX
道上 龍、小暮 卓史
18
5
IMPUL カルソニック GT-R
松田 次生、セバスチャン・フィリップ
12
GT300
1
エスロード MOLA Z
星野 一樹、柳田 真孝
46
2
ARTA Garaiya
新田 守男、高木 真一
43
3
アップル・K-one・紫電
加藤 寛規、吉本 大樹
2
4
COROLLA Axio apr GT
井口 卓人、国本 雄資
74
5
JIMGAINER ADVAN F430
田中 哲也、平中 克幸
11

ENEOS不運
前戦SUGOに続いて運がない。ENEOSは最初のピットでは右フロントのタイヤ交換をクルーがもたもたしていてタイムロス。60Lapあたりかいきなりスローダウンし少し回復はするが結局コースサイドで車を止めてしまう。エンジンがかからなくなってしまったようで、パワーウィンドウなどは動作していた。トップを走行できていたのにまた勝利をつかめず。

ARTA炎上
HASEMIにパスされトップから転落したときに、何かあったのかリアタイヤがパンク状態になり、その後、パイプを切断したようで燃料に引火して130R手前で炎上。これでセーフティーカーが導入され、レースの流れを変えた。

KEIHIN金石勝智引退
ラップダウンで最後のスティントを引退ドライブ。
ところが、最後の最後にバトルしていた300クラスの紫電をブロックして順位を1位から3位に下げるというキングメーカーぶりを発揮。「こりゃないわ」「(紫電の)加藤選手の気持ちを考えると。。」飯田氏。

スバルレガシーB4
型を見た飯田氏が「ミッドシップで、、」と思わず言うような作り。山野、密山の二人がドライブ予定だった。
予選でデフが壊れて左右のタイヤから煙を出してしまう。この発煙で予選は赤旗中断。
部品を交換したが改善されないということで決勝は出走せず。「前回の車も長い開発を経てトップコンテンダーになったので、この車も今回結果を出すということではないでしょう」由良氏。

MOTUL GT-R
ブノワ・トレルイエがモラルハザードのペナルティ累積で出走停止。代わりにミハエル・クルムがドライブする。今季はニースに住み、FIA-GTに参戦中。

ピット狭い?
鈴鹿のピットがこんなに狭かったっけ、というシーンが。
HASEMIが作業しているときに、MOTULが斜めに入ってくる。こういうシーンが2回あり、そのたびにHASEMIのクルーはそのたびに車を押し戻すのでタイムロス。同じGT-Rチームどうしなのに、邪魔しているとしか思えないような。MOTULも3回目のピットではその前にIMPULが入り押し戻してピットアウト。鈴鹿のピットってこんなに狭かったのか、と思った。

セーフティーカー導入
85LapあたりでARTA火災からセーフティーカー導入。3回目のピット義務を果たしていない車がピットに入りピットは混雑。300では紫電がピットを終えていたため、他車が入って順位が上昇。500は全車が入り、このあとは接近戦かと思われたがKRAFTがリードを保った。

2009/09/25

[IndyCar] 2009 第14戦 ソノマ

IndyCarシリーズ

Indy Grand Prix of Sonoma
from Infineon Raceway
2009年8月23日

放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松田秀士

ダリオ・フランキティがポールポジション。
予選では、ネルソン・フィリップがコーナーでスピンしたところにウィル・パワーがTボーンクラッシュ。
二人は病院に運ばれ、パワーは背骨を骨折。もちろん、二人とも決勝には出場せず。
練習走行では、エリオ・カストロネベスとマリオ・モラエスが接触。エリオはコメントで「モラエスは若いから」と大人の発言。

ダニカ・パトリックはAGRへの残留を決定。AGRのティム・グリーン(Gの人)がチームを離れるらしい。

コースはNASCARでも使うinfineon。indycarではシーズン最後のロードコース。

2.26マイル×75 = 169.5マイル

ピットウィンドウが24周なので2ピットでぎりぎり。

versusのindycarの中継の最初の20分ぐらいのパートはいろいろなエピソードの取材。ソノマのワイナリーを持っているジミー・バッサーのワイナリーに行ったり、モラエスのペットの蛇を出してきたり、と、レースにあまり関係のない話題が多い。ちょっと間延びしてしまうので、ここに時間をかけない方がいいのでは。

最終結果
順位
ドライバー
チーム
ゼッケン
1
フランキティ(Dario Franchitti)
Target Chip Ganassi Racing
10
2
ブリスコー(Ryan Briscoe)
Team Penske
6
3
コンウェイ(Mike Conway)
Tran Systems/Dreyer & Reinbold
24
4
モラエス(Mario Moraes)
Azul Tequila/Votorantim/KVRT
5
5
武藤英紀
Formula Dream
27

ジャスティン・ウィルソン
レッド・タイヤでのスタートを申請した後、プライマリータイヤへの変更を行う。締切りを過ぎていたため最後尾へ降格。プライマリーで少し走った後、レッドタイヤで全部走りきる作戦。そのために予選でもレッドを温存している。
序盤のコーション発生でピットに入ってしまったため作戦がずれるが、構わずタイヤを交換してレッドで追い上げ。8位。

武藤英紀
予選で調子が良く、初めてFirestone Fast 6に入る。5番手スタートからエリオもパスして3位に上がる。最後のスティントでは使用済みレッド・タイヤを履く。これが裏目に出て、最後のリスタートでタイヤ、ブレーキともに厳しく、3位からコンウェイとモラエスにパスされて5位。AGRではトップ。

フランク・モンタニー
このレースからAGRでインディカーデビュー。
スーパーアグリF1でF1経験がある。10位前後で走行。「今、F1で浪人している人が来たらどの程度走れるのかは大体わかりますね。もちろん、車が良いということはありますが。」(松田氏)

スコット・ディクソン
スタート直後の多重クラッシュに巻き込まれて、コース上に止まってしまう。リスタートして順位を上げてシングルフィニッシュが見えていた終盤にマルコ・アンドレッティに接触されてスピンし14位。予選順位が悪かったのが敗因か。全般に良いところなしで、スタンディングも3位に。

エリオ・カストロネベス
3位にいてブリスコーに接近したが、トニー・カナーンに接触されて車が壊れ、武藤、モラエスにパスされて最後はコースアウトしリタイア。

[blogger] tableタグ表示に変化

このblogで使用しているbloggerのdraft.blogger.comの管理画面にはHTMLタグが見える「HTMLの編集」モードと、ブラウザのように表示できる「作成」モードの2つの入力モードがある。

最近HTMLモードにちょっとした変化があった。

以下のようなテーブルを入力する。

これを「HTMLの編集」で見ると



のようにtdごとに改行されているのだ。

以前は入力した行のままで表示されていたのだが、入力では入れていない改行が入るようになった。慣れないと意外とこの改行は不便なものだ。縦に長い表示になってしまうため、画面の狭いノートPCを使っている自分の環境ではスクロールしないと全体が見渡せない。

draft.blogger.comの方が便利なのでこちらを常に使うようにしているのだが、実験的な機能をまずはdraftに入れるため、今回のように意外な変更が入ることもある。

今回の変更はどういう意味があるんだろう。もしかしたら何かの副作用で入ってしまったのかな。

2009/09/24

[DTM] 2009 第6戦 ニュルブリュクリンク

ドイツツーリングカーマスターズ (DTM)
2009年8月16日 ニュルブリュクリンク
JSPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝


おなじみのコース。
ショートコースを使う。

3.629キロ×48周

今回も、メルセデスがウェイトハンデを負っているため、Audiが有利。
予選でゲイリー・パフェがエンジントラブルで16位。
メルセデス陣営は、今回のレース結果により、次回からウェイトがなくなるので、ウェイトの不利もここまで、とコメント。

最終結果


順位
ドライバー
チーム

1
トムツェック(Martin Tomczyk)
Audi Sport Team Abt Sportsline
Red Bull Cola Audi A4 DTM 09
2
シャイダー(Timo Scheider)
Audi Sport Team Abt
GW:plus/Top Service Audi A4 DTM 09
3
エクストローム(Mattias Ekström)
Audi Sport Team Abt Sportsline
Red Bull Audi A4 DTM 09
4
ビンケルホック(Markus Winkelhock)
Audi Sport Team Rosberg
Playboy Audi A4 DTM 08
5
グリーン(Jamie Green)
Junge Sterne AMG Mercedes
Junge Sterne AMG Mercedes C-Klasse 08

Audi上位独占
監督のウルリッヒが「これが本当の Audi Quatroですね。」とオヤジギャグを飛ばすぐらいの好調ぶりで4位までを独占。

ラルフ・シューマッハ
ラルフは09年型の車を使っているのでメルセデスは上位入賞を期待しているはず。ここまでは6位が最高位。今回は久しぶりに好調で6位のスペングラーに接近しバトル。最終的にはパスすることはできず7位だったが、元気なところを少し見せた。「シューマッハ家にとっては地元のようなもんですから」佐藤氏。

リアウイング破壊
ディレスタが走行中に急にリアウイングがはずれて飛んで行った。これでダウンフォースを失ったためか、コースアウトでバリアに突進していった。ディレスタは自分でも「原因はわからない」と。
この部品はAudi, メルセデスに共通の部品なのでやや不安が。

空力パーツ不要?
スタートラップでエクストロームとスペングラーが接触。エクストロームの右フロントは破損してタイヤが見える状態。空力が悪いはずだがエクストロームがそれなりに走っている。「メカニックが寸法測ったりしてるのは関係ないんですかね?」中島・佐藤氏。


バニーガール
ビンケルホックの車はスポンサーがPlayboy。「バニーちゃんが来てます」と佐藤氏は言うが、レース中はTVには映らず。最後のレース前後の風景の撮影にバニーガールがちらっと映った。

同志討ち
phoenixチームのジャービスとプレマがコーナーで接触して2台とも壊れてしまった。プレマがインに入ったところにジャービスがそのまま走っていて、プレマに押し出されてコースアウト。プレマも壊れていて、次のコーナーでコースアウト。「これは二人して正座させられますね。」佐藤氏。

2009/09/23

[DTM] 2009 第5戦 オーシャースレーベン

ドイツツーリングカーマスターズ (DTM)
2009年8月2日 オーシャースレーベン
JSPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

旧東ドイツ地域のサーキット。
できて10年ぐらいの新しいサーキット。

μが低く、ダストが乗りやすいため滑りやすい。
180以上回り込むカーブや直角に近いコーナーなど特徴的なレイアウト。

3.696キロ×48周


最終結果


順位
ドライバー
チーム
1
シャイダー(Timo Scheider)
Audi Sport Team Abt
2
エクストローム(Mattias Ekström)
Audi Sport Team Abt Sportsline
3
トムツェック(Martin Tomczyk)
Audi Sport Team Abt Sportsline
4
ディレスタ(Paul Di Resta)
AMG Mercedes
5
パフェ(Gary Paffett)
Salzgitter AMG Mercedes

メルセデス
20kgウェイトを積まれて、アウディよりも重くなっている。チームとしては、アウディに勝つことはできないという前提でできるだけ順位を上げる方向。ディ・レスタが4位に入り、勝利にも等しいとチームはコメント。

トム・クリステンセン
スタートでラインを踏むような位置に車を付けていて、ペナルティを受けた。ベテランにしては珍しい。ドライブスルーでほぼ最後尾に落ちた後に追い上げる。今年でDTMは卒業するが耐久レースのルマンなどは出るらしい。8位。

ピット戦略
2回のピット作戦で順位を上げたのはディ・レスタ。スペングラー、ジャービスが早目に入ったあとでピットに入り、2回目のピットの後ではジャービスの前にでた。ジャービスはその後少し差をつけられたため、ディレスタはメルセデスの最上位の4位を確保。

ラルフ・シューマッハ
2009年シーズンはメルセデスの新型車を与えられているのに結果が出せない。11位でスージー・ストッダードとマティアウ・ラウダの間に入った。

2009/09/22

[PTA] PTAと学校とお財布

海老名市では中学校区ごとに「青少年健全育成連絡協議会」というものがある。
中学校区内の各団体が集まって 青少年の健全な育成に資する活動をする。
各団体と言うのはたとえば青少年指導員、体育指導員、補導員、PTA、学校など。
市および自治会から活動資金を得て活動するものだが、地区により活動の内容や頻度はいろいろらしい。

柏ヶ谷中学校区は割合活発な方だとの話を聞いたことがあるが、引っ越しでもしないかぎり他の中学校区で保護者として実態に触れることがないのでこれは本当に伝聞による情報のみ。

毎年、体育祭などの行事のときには学校が青健連に周辺のパトロールを依頼する。
先日の体育祭でもパトロールを依頼して協力していただいた。

午後5時ごろまでお願いするのでお昼(お弁当とお茶)を出す。
昨年までは学校側予算でお弁当が出ていたが、今年は市から予算が削られたそうで、予算がないのでPTAから出してもらえませんか、との依頼が学校よりあり、PTAの予備費から出すことにした。


こういった費用負担が学校からPTAに「お願い」されることは結構あるような気がする。
自分の経験では東柏ヶ谷小学校の体育館のカーテンが破れたとき(2000年ごろ?)、市にお願いしたら「今来ても予算はありません」と断れらたとか(このあたりは伝聞)で、PTA費を使って新調したことがあった。

市長というか行政の視点で見れば「受益者負担」にすることで「公的負担」を減らしました、ということになる。そういう論理でも「そうかな」とも思うが、でも、行政のやることって大抵どこかの地区なり特定のグループ(小学校とか)に受益者がいることがおおいから、「受益者負担」を極端にすると市は何もしなくてよくなったりして。(笑)

来年以降がちょっと微妙だなと思うのは、「PTAがお弁当を出す」前提で学校が青健連にパトロールを依頼することになるんだろうな、ということ。PTAのお金の使い道としてはよい(つまり、保護者がその間観戦に集中するためにパトロールをお願いしているということなので)と自分は思うのだが、学校(つまり行政)が何かする場合にPTAの財布を前提にしていいのかなあ、というのが心配。
しかし、「PTAのさいふ」をあてにすることが全部ダメになっちゃったら、今やっているいろいろなことは回らないような気もする。
そんなやり方は全部やめろ、という極論もありなのかな?今いる校区ではそこまでの極論を言う人は少ないかもしれないけど。

逆に、PTAとして依頼してPTAが費用を負担し、学校はノータッチってのもありそうな気はする。これは、受益者負担(「民間活力」言い方古っ!)になるね。

[NASCAR] 2009 第24戦 ブリストル

NASCAR
sprint cup シリーズ 第24戦 ブリストル  Sharpie 500
2009年8月22日
放送:G+
解説:福山英朗
実況:藤田大介

0.53マイル × 500 = 265
26度から30度のバリアブル・バンク。
何年か前のコース改修によってバリアブルバンクになり、グルーブが複数に。
その結果アウト側有利になった。

かなり特殊なショート・オーバル。
このレースの前にNASCARの歴代チャンピオンドライバーがホワイトハウスでオバマ大統領に面会したとのこと。

雨コーションが2回発生。
ウォルトリップとボーヤーのクラッシュとからんで一度はレッドフラッグで中断した。

最終結果

順位
ドライバー
ゼッケン
1
カイル・ブッシュ (Kyle Busch)
18
2
マーク・マーティン (Mark Martin)
5
3
マルコス・アンブローズ(Marcos Ambrose)
47
4
グレッグ・ビフル(Greg Biffle)
16
5
デニー・ハムリン (Denny Hamlin)
11
6
ライアン・ニューマン (Ryan Newman)
39
7
カート・ブッシュ (Kurt Busch)
2
8
ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)
48
9
デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
88
10
マット・ケンゼス (Matt Kenseth)
17

カイル・ブッシュ
クルマは本調子ではなかったようでスタートから序盤はあまり前に上がらない。後半はカート・ブッシュと並んで走って2,3位になったり4位になったりしたが、残り50周ぐらいからトップになりリスタート名人でリスタートのたびにリードしてマーティンを抑えて優勝。
最後はマーティンに並ばれかけたが、イン側を閉めずにスピードをキープした。
チェイスに向けて息を吹き返した。昨年に比べるとちょっと大人になったようなコメント。

マーク・マーティン
レースを支配して最多リードラップを取りながら最後のカイルとの争いではリアがスライドしてしまい、スピードが上がらなかった。優勝も多いがノーポイントレースも多いのでチェイス確定はまだまだ。
良い車だったがまあまあの結果、と本人のコメント。カイルに対してはスペースを空けてくれていたのでハードなレースだった、クラッシュしなかったのはカイルのおかげ、とカイルをたたえていた。

クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)
マイケル・ウォルトリップ (Michael Waltrip)に当たって車をこわしてしまい、最後に順位を大幅に落とした。イエローであれば修理にかかることができたのだが赤旗で中断してしまい、止まった状態で車に触れず。
良い走りをしていたので本人も残念だったらしく、インタビューワーにも "frustlated"とだけ言ってインタビューには答えず通路へ。

ジュニア
今年のチェイスはもうあきらめ。リスタートでは5位に付けていたのに、前がつまって9位。これに関してFinalLapのpodcastでは「ジュニアが2戦連続で10位以内フィニッシュだ。これがニュースになるというのが2009のジュニアを象徴しているね」と話題になっていた。昨年は1勝だったがコンスタントに上位にいたのでチェイスには4位で進出。COTにドライビングが合わないのかクルーチーフとの相性なのか、ポイント順位は15位以下。

Sharpie 500終了
長年このレースをスポンサーしてきたSharpieが2009でスポンサーを降りることが決定。Sharpieはカート・ブッシュのスポンサーだったこともあり、ここではカート・ブッシュも頑張っていたらしい。
レース名としても親しまれてきたSharpie 500がなくなるということで、「さびしいですね」と福山氏。

マルコス・アンブローズ
ブリストルは昨年初めて走ったところ。今年は3位と言う成績に「まわりはマーティン、カイル、ジュニア、ビフルなどで自分がこんなところを走っていいのかと思ったよ」と興奮気味。チェイスに行けるのでは、と言うぐらいの好成績をあげている。福山氏以外の解説者もアンブローズの活躍は称賛している。クルーチーフは昨年までデビッド・ルーティマン(David Reutimann)のクルーチーフだった人。

ジミー・ジョンソン
トップを走っていた時点でのピットワークでナットが飛んでしまい、2回目に入ってタイヤを再交換。
それでも、その後のピットでもタイヤを交換して追い上げ態勢に入り、8位。

トニー・スチュアート(Tony Stewart)
無線トラブルでピットからの一方向の通信のみになってピットインして作業するが治らず。
後半はスターターが回らなくてコース上に止まってしまい作業車に押してもらうトラブルもあり、電気関係がおかしかった。3Lapダウンで走行していたが、チェイス進出は決まっているのでこのレースは捨ててもいい。

2009/09/21

[フォーミュラ・ニッポン] 2009 第7戦 オートポリス

フォーミュラ・ニッポン
2009年8月30日(日) オートポリス
放送:JSPORTS
実況:中島秀之
解説:土屋武士、本山哲

小暮卓史がポールトゥウィン。
ロイック・デュバルが3位に入賞でシリーズチャンピオンを決め、ナカジマレーシングは全タイトルを獲得。予選で黄旗の扱いに謝りがあり、Q3に進んだデュバルがQ2で黄旗追い越しがあったためにQ3のタイムは抹消しQ2のタイムで登録。これが夜遅くに決定されたとか。10番手スタートとなった。

オートポリスは3年ぶり。

パッシングポイントは「メインストレートに立ちあがってくるコーナーはタイヤが摩耗してくるとスピードが乗らないのでそのコーナーで狙うか、ヘアピンのブレーキング」本山。

最終結果

順位ドライバーチームゼッケン
1小暮卓史NAKAJIMA RACING32
2アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)PETRONAS TEAM TOM'S36
3ロイック・デュバル(Loic Duval)NAKAJIMA RACING31

アンドレ・ロッテラー

スタートがよくリード。レースを通してミスなく走り切り2位。小暮とは少し差があって追い上げて無理をするよりは2位確保だったかな。前戦の優勝から連続表彰台。

ロイック・デュバル
スタート直後にスピンして最後尾まで転落。そこから、追い上げとピットストップで3位。3位まで追い上げた後はタイヤが厳しくなったように見えた。4位の平手晃平との差は0.5秒でチェッカーを受け、3位でシリーズチャンピオンを決めた。

ブノワ・トレルイエ
スタートで6位、その後、国本京佑や石浦 宏明に挟まれて走りながら5位まで上がっていた。ピットイン時にエンジンがストールしてしまい、ここでタイムロスし最後尾に。このとき18周。最後尾から好タイムを連発して追い上げ。怒りながら走っているのでは、とピエール北川。今シーズンはJSPORTSで「ブノワっぽい」という短編アニメの主人公になっているので、このネタも使うのではないか、という話しも出ていた。

塚越広大
予選後のコメントでは優勝を狙う、と言っていたのだが、決勝ではいつものような速さが見られず、10位争いをするレベル。終盤にコース上でフラフラしていたと思ったらピットインしてリタイア。左リアのサスペンションアームが折れていた。「コーナーの割と跳ねる縁石に乗り上げるのでそのときに傷めたのかもしれません」土屋氏。

塚越がかなり体を鍛えているという話から、土屋、本山のトレーニング話。土屋は、「シーズン前から鍛えないと間に合わない。年齢が上がった時にトレーニングがかなりきつかった。」。本山は「僕は余りトレーニングをしない派なので。」それに土屋が「レースがトレーニングだから」とつっこみ。

小暮卓史
「もっとライバルを意識したら、と思うんだけど、天然系というか、自分がいかに速く走るかだけに集中している。」本山。前戦ではスタートでフライングをしてしまったためか、今回はスタートが慎重。ここで出遅れるが、速さは予選から変わらずに維持できていたため、大嶋が2ピット作戦でピットインした後はトップで走りチェッカーを受けた。チェッカー前に単独でオーバーテイクボタンを押したようで、フラッシングしながらチェッカーという新しい技を披露。

2ピット
タイヤの摩耗次第では2ピットもありか、なしか、と。本山は自分でチーム関係者に電話して取材し、2ピットストップやりそうなチームを調査したが、ブリジストンタイヤの持ちが良いのでどこも考えていないようだ、とのこと。結局、2ピットは大嶋とライアンだった。ライアンは1スティントが遅かったので、「2ピットストップならあの遅さはなんだったのか?」と土屋氏。
ピットのトラブルはトレルイエのエンジンストールと伊沢拓也のタイヤ交換ミス。伊沢のフロントタイヤのナットが噛むトラブルがあったようで時間がかかりトップ走行から後退。

2009/09/20

[NASCAR] 2009 第23戦 ブルックリン

NASCAR
sprint cup シリーズ 第23戦 ブルックリン  Carfax 400
2009年8月16日
放送:G+
解説:桃田健史
実況:福徳一志


Michigan International Speedway

2.0×200 = 400マイル
バンク ターン18 フロント12 バック 5

なぜか燃費レースになる。前回はジミー・ジョンソンがガス欠で遅れた。今回もジミー・ジョンソンは最後の3周でガス欠となりピットインしてしまった。レース後コメントで「ねらうべきじゃないね」と。
通り雨が2度振ってコーション発生した。

ビッカーズがRed Bull TOYOTAに初めての優勝、自身は80レース以上ぶりの優勝となった。

トニー・スチュアートはチェイス確定。

最終結果

順位
ドライバー
ゼッケン
1
ブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers)
83
2
ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)
24
3
デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
88
4
カール・エドワーズ (Carl Edwards)
99
5
サム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.)
77
6
ケーシー・メアーズ (Casey Mears)
07
7
ジョーイ・ロガーノ (Joey Logano)
20
8
クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)
33
9
デビッド・ルーティマン(David Reutimann)
00
10
デニー・ハムリン (Denny Hamlin)
11

ジュニア
久しぶりにリードラップを取り観客は大喜び。最後には優勝のチャンスもあった。他の車よりも後でピットインしたため、ガソリンはたっぷりあってスピードさえ出れば優勝できた。車が良くなく、4位までは上がったがジェフ・ゴードンには追いつけず。ジミー・ジョンソンのガス欠で結果的に3位にはなった。条件から考えると勝てたレースだったのに勝てなかった、と言える。「もっと来なきゃ」と桃田氏。
まだまだ復調してはいない、というところか。

ビッカーズ
ジミー・ジョンソンと燃費では同じ条件でのトップ争い。最後の数周はジョンソンの後ろにぴたりとついて、燃費を稼ぎ、最後にトップに出てチェッカー。車のガソリンはほとんど空だったらしく、ドーナツターンをした後はビクトリーレーンまでは届かず途中でエンジンが止まった。
チームにはつらい時期が長く一緒に戦ったチームに感謝のコメント。

ビッカーズのラインはアウトからインに切れ込むライン取り。これが特徴的なので「ビッカーズライン」と桃田氏。

ゴードン
3,4ラップ分の燃料が足りないかと思われたが、最後のピットからやるだけのことはやったので3Lapぐらいはかせいだ、と本人。83号車のビッカーズも止まると見ていたが止まらなかったね、と。

マーク・マーティン
今年は燃費レースを多く勝っている。最後にかなり減速して燃料を維持する作戦。「ここで勝ち方を知っているマーティンがこのペースだと前方は全部ピットに入る可能性もある」と桃田氏も一時期待したが、他の車のペースがあまり落ちなかったので、10位に入れず。

CarFax
レースの冠スポンサーのCarFaxはアメリカのクルマ情報の会社。
桃田氏がアメリカの車事情を説明。
「中古車を買う時に、車の事故情報、前の持ち主など履歴をVINナンバーを入力して引っ張ってくることができる。事故車などを売っている人もいるので。そのようなサービスを提供する会社で年間いくらかで契約できる」。

2009/09/19

[NASCAR] 2009 ドライバーやオフィシャルなtwitter アカウント

企業やレース主催者でもtwitterの利用が広がっている。

ラジオ番組Final Lapのまとめページにはたくさんのドライバーの他にNASCARのオフィシャルのtwitterアカウントもある。ここにはレース中や直後にアップデイトが上がることがあり、先日のモントーヤの一件も説明されていたらしい。

一般的な広報インフラとしていろいろな局面で使われるようになってきた。

2009/09/18

[ソフトウェアレビュー] トレンドマイクロ ウィルスバスター バージョンアップ

リンクシェア レビュー・アフィリエイト

<<注:リンクシェアのアフィリエイトのレビュー記事>>


勤務先でトレンドマイクロの企業向け製品を使っていることもあって、自宅のPCは最初からウィルスバスターのダウンロード版を使用している。
少しずつ機能が上がっていてパーソナルファイアウォールとウェブサイトフィルタリングも入ってしまった。最初のころはそこまで多機能ではなかったような記憶がある(もしかしたら、気が付かなかっただけかもしれないが)
以前のPCではファイアウォールのzonealarmとウィルスバスターを一緒に使用していた。が、ある時点でウィルスバスターのファイアウォール機能がzonealarmと競合してエラーになったのでzonealarmをはずした。それからはほとんどのセキュリティ強化策はウィルスバスターだけになっている。

使用中のウィルスバスター2009からウイルスバスター2010への無料バージョンアップを使って2010に上げてみた。

自宅のNEC Lavie Windows Vista SP1ではバージョンアップは順調に終了。基本設定は引き継がれているようだ。バージョンアップは、2009のアンインストールと再起動、2010のインストールという手順なので、攻撃を受けないように途中でネットワークをはずして作業した。

インストール後の全スキャンをかけながらブラウザ使用などの作業をして見た。
マウスのアイコンが遅くなる、とか、日本語入力の変換が遅くなる、といった体感的な負荷も少ない。
ただし、体感的な負荷は個人差やPCのスペック差が大きいのでどんな状況でも速いとも言えないが。
原理的には、cleanmgrやdefragをまめにやっているPCで十分なメモリがあればウィルススキャンは速い、と信じている。

ウイルスバスター公式トレンドマイクロ・オンラインショップ

自宅PCでは、ウェブサイトのフィルタリングも設定している。これはどちらかと言えばうっかりクリックしたときのための対策。アクセスが遮断されたことはまだない。どのあたりのウェブサイトへのアクセスが遮断されるのかは今後のお楽しみだ。

レビューを書くので調べてみたらMacOS版も販売されていた。以前はなかった気がするので、開発されたということだろう。自分では使ったことはないが、無料体験版をダウンロードして気にいったら購入できる仕組みもあったはず。

仁科桜子 「病院はもうご臨終です」

ドクトルピノコ名義で[びじすたニュース]などに寄稿している女性の勤務医が書いた病院勤務医や病院の現状(もちろん問題点も)について書いた本。

メルマガでの少しひねった目線が気になったので購入して読んでみた。
病院というと、医者の側からは「モンスターペイシェント」、患者の側からは「医者不足」が課題と見えている。本書でもすこしだけ「モンスターペイシェント」が出てくるが、本当にいたとは!と驚いたのは、ある正月に病院に電話をかけて「自分は国家公務員(それもエライ人)だが家内が風邪気味なので裏口から入れて待たせず診察せよ」と要求したという話し。こんな話は都市伝説でしかなかろうと思っていたのだが実際にあるのね、と少しだけがっかり。

ただ本書の大部分は勤務医が医者になるまで、なってからのかなりの低待遇の生活や仕事、また、今の医師不足のきっかけとなったのかもしれない研修医制度、「たらいまわし」はなぜ発生するか、なぜ発生せざるを得ないか、などといった話が「中の人」の目線で説明されている。
メルマガの読者からすると、もうちょっとくだけているかと思ったが、話の内容が社会よりになっているのでそれはしょうがないこと。それでも、がんばってところどころで細かくぼけてみたりしてくれてはいる。

勤務医って一部を除いては全く採算が取れない(医者になるまでにかかるお金のもとは取れない)のだなあ。その生活に耐えられない人が美容外科、開業などの選択肢を取るということになるそうだ。

一つだけ、細かいことを指摘しておくと、著者が勤務医よりはお金を持っているだろうという職種の一つに挙げた「ITマン」も医者と同じで一部を除いてかなり厳しい生活を強いられており、今、人気のない職種になりつつある。担当職種にもよるが医師と同じく電話一本で起こされて夜中にデータセンターにかけつけなければならない「ITマン」は多いはず。本書をIT業界の人が読んだら「隣の芝生は青いのね」と思うかも。

医療崩壊に対する回答をぶちあげる、というより、現場がなぜ大変なのかわかってますかあ、という叫びに近い内容、とも言える。


上のリンクはamazonなのだがブックオフオンラインで購入した。
最近は本を探すときにはbookgetで検索するのが決まり。
ブックオフオンラインの場合、一冊だと(1500円に満たないことが多く)送料がかかってしまうのだが、常に欲しい本を何冊か登録しておき、何冊か合わせて購入する。
いつも安価に本を入手させてもらっているので感謝の気持ちでバナーを貼っておく。
ブックオフオンライン

2009/09/17

[IndyCar] 2009 第13戦 ミッド・オハイオ

IndyCarシリーズ

Honda Indy 200 at Mid-Ohio
from Mid-Ohio Sports Car Course

2009年8月9日
放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松浦孝亮

ロードコース。
坂を利用したブラインドコーナーが多い。特に1コーナーではコースアウトが発生しやすい。
体力的に厳しい。
push to passは20秒 15回。

2.4 × 85周=208


最終結果
順位
ドライバー
チーム
ゼッケン
1
ディクソン(Scott Dixon )
Target Chip Ganassi Racing
9
2
ブリスコー(Ryan Briscoe)
Team Penske
6
3
フランキティ(Dario Franchitti)
Target Chip Ganassi Racing
10
4
ハンターレイ(Ryan Hunter-Reay)
ABC Supply Co. AJ Foyt Racing
14
5
武藤英紀
Formula Dream
27

Indy Japan
松浦孝亮がコンクエスト・レーシングから参戦できることになったと発表。ただし、テストが全くできないかもしれないとのこと。2年間乗っていないので、ボタンの位置を含めて慣れる必要があるので、1,2時間でも乗りたい、と。



ライアン・ハンターレイ
ホームコースに近い。自分が育ったコース。
着実に順位を上げて武藤と4位争い。抑えきって4位に。
車のサイドには "GET WELL VITOR"と、怪我の治療中のビットール・メイラ(Vitor Meira)への応援メッセージが書かれている。メイラが復帰するまでは乗ることになっているが、来季は正式ドライバーとなる、とか。

代役走行
乗ってと言われてすぐ乗れるわけではないが、乗りたい人は多い。今回は移籍などで代役が多い。

オリオール・セルビア
ドーンボスの代役で乗ることになった。
ロバート・ドーンボスはHVMレーシングに移籍。

ポール・トレーシー
マリオ・モラエスのお父さんが亡くなったため、代役。


タイヤの中身
窒素でできている。空気で膨らませた後に入れ替える。膨張率が小さく安定しているため。


ジャスティン・ウィルソン
ワトキンスグレンで勝利。ロードコースのエキスパートなのでここでも勝てるという自信を見せる。
ディクソンにパスされて2位を走行しており、2位は確定と思われたラストピットで、ガス欠のためエンジンがストールしてスタートせず大きくタイムロス。これで2位を棒に振る。


ロードコースのコーション
ロードコースでは1つのコーナーでイエローがあってもパーツの破片が落ちるなどの障害がなければオールコース コーションにはならない。コーションは速度が落ち、ドライバーが休めるのでコーションのないこのコースはそれだけ体力が厳しい。
松浦孝亮が参戦していたとき、ロードコースでのドライバーミーティングで、トーマス・シェクターが
「今回は体力が厳しいのでイエローを多めでお願いします。」
ドライバー全員が大笑いで、「そうだ、そうだ。」と。これを聞いた、競技委員長のバーンハートが
「わかった。考えとく。」と笑いながら言った。

ピット戦略
アンダーグリーンのピットが結果的に多かった。残りが走りきれる距離になったらさっさとピットを済ませて、他のチームがイエローで入るときにステイアウトしトップをねらう、というギャンブルもあり。
コーションが少ないロードコースならでは、の作戦。

通算勝利数更新
ディクソンがこの勝利でIndyCar20勝。サム・ホーニッシュジュニアの19勝を追い越した。

2009/09/16

[NASCAR] 2009 第22戦 ワトキンスグレン

NASCAR
sprint cup シリーズ 第22戦 ワトキンスグレン Heluva Good! at The Glen
2009年8月10日
放送:G+
解説:石見周
実況:藤田大介

シーズンに2回のロードコース。
2.45×90周 = 220.5
丘を利用したコース。

ブレーキに厳しいコースなのでブレーキをいたわりながら走ることが必要。
昔は街中をレースで走っていたので、通りにフィニッシュラインがあったりする。
コントロールタワーの遺物のようなものがあるなど町の観光名所としてはいろいろ見どころ
がある(石見氏)。


最終結果

順位ドライバーゼッケン
1 トニー・スチュアート(Tony Stewart) 14
2 マルコス・アンブローズ(Marcos Ambrose) 47
3 カール・エドワーズ (Carl Edwards) 99
4 カイル・ブッシュ (Kyle Busch) 18
5 グレッグ・ビフル(Greg Biffle)16
6フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya) 42
7カート・ブッシュ (Kurt Busch)2
8 マックス・パピス (Max Papis) 113
9クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)33
10デニー・ハムリン (Denny Hamlin)11

マルコス・アンブローズ
2008年はNASCAR3戦目のワトキンスグレンで3位。
2009年はここまでフル参戦でオーバルでも走れるところを見せている。
最初のイエローでステイアウトしてトラックポジションを狙っていく作戦のようだったが、途中で「コンサバな作戦」(石見氏)に切り替えたようで、何度かピットインを行って順位が35位以降にさがったが、追い上げて2位。
ピットアウト時にカイルブッシュのリアタイヤチェンジャーをはねてしまった。

ジミー・ジョンソン
ポール・ポジション。トップを走行する場面もあったが、オーバルのように圧倒的にリードすることはなく、55Lapでスピンするなどして上位に上がれず12位。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
予選から下位を走る。42lap前後でブレーキトラブルからコース外に回避しようとしたがうまくいかず、リード・ソレンソンを巻き込んでクラッシュ。自分はリタイアしたが、ソレンソンに謝りに行こうとかけよるがソレンソンはさっさとリスタートしてしまう。
「ジュニアはお祓いにでも行った方がいい。ジュニアらしさが全くない。このままだとドライバー生命を失いかねない。」

サム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.)大クラッシュ
ホーニッシュが ケーシー・ケイン(Kasey Kahne)のアウト側に並びかけたところでケインがアウトがわに車を振った。
これで押し出されたホーニッシュが止まることができずにタイヤバリアに衝突。
タイヤバリアの弾力ではね返されたホーニッシュの車はコース上にスピンしながら進入し、後続の ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)などの車にあたり「独楽のように」(石見氏)回りながら衝突。これでコース上に部品が散乱し、レッドフラッグ。
燃料タンクが外れてしまうが発火はしなかった。
大クラッシュにもかかわらず怪我人はなし。

マックス・パピス
ロードコースのスペシャリスト。
日本のF3や、アメリカのインディカーでも走った経験がある。ロードコースのみのスポット参戦。

トニー・スチュアート
ここでは4勝。「勝ち方はわかっている」
最初は中段ぐらいにいて徐々に上がってきて、最後にトップへ。
67Lapでカイル・ブッシュをパスしてトップに出ると、その後はリードを保ちチェッカー。
燃費の計算が正確で、他のドライバーが徐々に燃費走行に以降してペースを落とす中で「全然心配しなかった」とペースを維持してチェッカー。

2009/09/15

[MotoGP] 2009 第11戦 チェコ

MotoGP 2009 第11戦 チェコ ブルノ
2009年8月16日 CARDION AB GRAND PRIX CESKE REPUBLIKY
放送:G+

コース長:5403
コース幅:15m
右コーナー 8, 左コーナー6
タイヤ右に負担がかかる。テクニカルコース。

2010シーズンへのアナウンスがいくつか。
メランドリがグレッシーニに復帰。
アスパーがMotoGPにもエントリー。

また2009年にシートがなかった青山周平が14戦ポルトガルを含む4戦にGermany Team Racing で参戦が決定。

125cc
19Lap

結果順位
実況:右松健太
解説:坂田和人

順位ライダーチーム
1テロル(Nicolas TEROL)Jack & Jones Team
2シモン(Julian SIMON)Bancaja Aspar Team 125cc
3イアンノーネ(Andrea IANNONE)Ongetta Team I.S.P.A.
19中上貴晶Ongetta Team I.S.P.A.
21小山知良Loncin Racing

小山は最後尾から。シリンダーが新しくなってスペアがないのでセッティングがあまり試せないらしい。

テロルがトップにたち、シモンが後から追いかける展開。シモンは、本調子でなかった様子でいつものようにリードしようという感じではなくテロルにぴたっと付いて行く。イアンノーネは残り6周でブレーキトラブルでかなり遅れてしまい3位を確保の走り。

テロルは2009シーズン初の表彰台。

小山は10位以上パスして21位。
中上は、序盤にペースを崩し、その後のリズムがよくなかったようでぱっとしないレース。

250cc
21Lap

結果順位
実況:中野謙吾
解説:坂田和人

順位ライダーチーム
1シモンチェリ(Marco SIMONCELLI)Metis Gilera
2パッシーニ(Mattia PASINI)Team Toth Aprilia
3バウティスタ(Alvaro BAUTISTA)Mapfre Aspar Team
4青山博一Scot Racing Team 250cc
13富沢祥也CIP Moto - GP250

ホールショットはロカテリ。青山も一旦はトップに出る。
シモンチェリとパッシーニがトップ2台となる。青山は3位から4位へ後退。

青山のシリーズチャンピオンのライバルのバウティスタは後ろから青山をパスし、トップも狙える勢いだったが、態勢を崩して転倒寸前になりその後はややペースを落として3位。

青山は後半マシンがぎりぎりの状態だったようで「止まらないでくれ」と走った、とか。それでも4位なのでよしとする、というところか。

バウティスタはバックストレートでウィリーをしてバイクをこわしてしまった。車検はどうなったのかな。

MotoGP
30Lap

結果順位
実況:高橋雄一
解説:辻本聡、岡田忠之

順位ライダーチーム
1ロッシ(Valentino ROSSI)Fiat Yamaha Team
2ペドロサ(Dani PEDROSA)Repsol Honda Team
3エリアス(Toni ELIAS)San Carlo Honda Gresini

ストーナーがここから3戦欠場。ミカ・カリオが代役で乗る。ミカ・カリオが抜けたあとには、ミシェル・ファブリツィオがSBKからスポットで参戦。ファブリツィオはトラブルでリタイア。
グリッドは暑そう。気温28度。

ロッシ、ペドロサ、ロレンソの3台から、ペドロサが遅れ、トップ争いはヤマハの2台に。
ロレンソは、ペースアップしてロッシの後ろに付き、残り6Lapでトップに立つ。
残り5Lapロッシがイン側から抜きに来た時にロレンソはバランスを崩して転倒。

この転倒でエリアスが3位に。インタビューでは、これから大変な将来が待っているがそれは考えないでチームと良い仕事をすることに集中する、と。メランドリがグレッシーニ加入決定でエリアス、デアンジェリスは放出、となる。

エンジン制限(残り7戦で5台)について、
岡田「ホンダは距離メンテナンスを含めて問題ない。他社は難しいのではないかと思う。」

ドビツィオーソが4位で喜んでいることについて
岡田「もっとくやしがってほしい」

2009/09/14

[SBK] 2009 第10戦 ブルノ

世界スーパーバイク選手権(world superbike)
2009年7月26日 チェコ ブルノ
JSPORTS ESPN
実況:高柳謙一
解説:八代俊二

スーパーポールはスピーズの指定席。
race 1ではファブリツィオがスピーズを巻き込む転倒。race 2ではスピーズが優勝。
アプリリアのビアッジは好きなサーキットで1位、2位。

日本選手のインタビュー
加賀山就臣 「問題をSUZUKIと共に解決して行く。SBKは見て感じられるレース。」
清成龍一 「決勝でガタガタになることが多い。これまで予選より決勝が悪いことはなかったのに。」
藤原克昭(WSS)「2回フロントロー。表彰台目前、感触が良い。」


race 1

最終結果

順位ライダーチームバイク
1ビアッジ(M.BIAGGI)Aprilia RacingAprilia RSV4 Factory
2チェカ(C. CHECA)HANNspree Ten Kate HondaHonda CBR1000RR
3レイ(J. REA)HANNspree Ten Kate HondaHonda CBR1000RR
4バーン(S. BYRNE)SterilgardaDucati 1098R
5コーサー(T. CORSER)BMW Motorrad MotorsportsBMW S1000 RR
8芳賀紀行Ducati Xerox TeamDucati 1098R
10玉田誠Kawasaki World SuperbikeKawasaki ZX 10R
13清成龍一Ten Kate Honda RacingHonda CBR1000RR
14加賀山就臣Suzuki Alstare BRUXSuzuki GSX-R 1000 K9
--中野真矢Aprilia RacingAprilia RSV4 Factory

芳賀は腕の骨と肩甲骨を三か所骨折中。
ビアッジはこのコースが元々得意でMotoGPなどでも勝っている。
ファブリツィオがスピーズのイン側に入った状態で滑ってしまい二人が転倒
スピーズはファブリツィオに対して怒りを露わにしている。ファブリツィオはイタリア人特有の「ごめんようー」という感じ。
ピットではスピーズは落ち着いていたが、ファブリツィオは神妙な顔。
「ドゥカティとしてはラッキーというと変だが、これで芳賀がポイントを離せるので誰もファブリツィオを攻めないだろう。」八代氏。
玉田は新しいスイングアームが良いと予選から話していたとのこと。
ビアッジがトップでアプリリアに4気筒の初優勝をプレゼント。自分自身もこのクラスで初優勝。

race 2

最終結果

順位ライダーチームバイク
1スピーズ(B. SPIES)Yamaha WSBYamaha YZF R1
2ビアッジ(M.BIAGGI)Aprilia RacingAprilia RSV4 Factory
3ファブリツィオ(M.FABRIZIO)Ducati Xerox TeamDucati 1098R
4レイ(J. REA)HANNspree Ten Kate HondaHaonda CBR1000RR
5チェカ(C. CHECA)HANNspree Ten Kate HondaHaonda CBR1000RR
6芳賀紀行Ducati Xerox TeamDucati 1098R
11中野真矢Aprilia RacingAprilia RSV4 Factory
13清成龍一Ten Kate Honda RacingHonda CBR1000RR
--加賀山就臣Suzuki Alstare BRUXSuzuki GSX-R 1000 K9
--玉田誠Kawasaki World SuperbikeKawasaki ZX 10R

スピーズがスタートから前へ。ビアッジはファブリツィオに引っかかりスピーズを追えない。結局、この差が最後まで響いてビアッジは2位。

芳賀は、「このレースさえ走れば」という気合で6位に。

玉田は先行するバイクにひっかけられて転倒、加賀山も転倒リタイア。

ビアッジはスピーズのすぐ後ろに迫るが、レース後のインタビューでは、スピーズのレイトブレーキングを見てパスするのをやめたらしい。
「ビアッジはフロントタイヤに依存しているので、直線で抜いてコーナーに進入するようにならないと抜けない。」八代氏。
ファブリツィオは、コメントで4気筒は速かった、と。

芳賀とスピーズのポイント差は7ポイント。芳賀のチャンピオンは風前のともしびとなってしまった。
この後、SBKは1ヶ月ほどの夏休み。

2009/09/13

[フォーミュラ・ニッポン] 2009 第6戦 ツインリンクもてぎ

フォーミュラ・ニッポン
2009年8月9日(日) ツインリンクもてぎ
放送:JSPORTS
実況:中島秀之
解説:土屋武士

ロッテラーが2年ぶりの優勝。
NAKAJIMAがポールポジションを取り、1,2からスタートながら、1,2フィニッシュはならず。
大嶋、塚越、国本はトラブルでリタイア。

最終結果

順位ドライバーチームゼッケン
2アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)PETRONAS TEAM TOM'S36
2ロイック・デュバル(Loic Duval)NAKAJIMA RACING31
3ブノワ・トレルイエ(Benoit Treluyer)LAWSON TEAM IMPUL2

アンドレ・ロッテラー
「気持ちで勝ったレース」(土屋氏)
スタートで前に出ることができ、デュバルを常にリードした。ピットではデュバルに比べて4秒早く、ここでもリードをかせぐことができた。
車もよく決まっていて、安定したペースで優勝。インタビューで2年ぶりの勝利と聞いて、舘監督は「そんなに勝ってなかったの?」

平手晃平
「レースでは速い。安定している。」(土屋氏)
最後尾まで下がってから追い上げる。リチャード・ライアンに競り勝ち、終盤は伊沢をパスして順位を上げた。

リチャード・ライアン
5コーナーでトラブルが発生したらしく、急に曲がってバリアに激突。解説の土屋氏が動揺するほどの速度での衝突だったが、運よく車体が壊れただけで本人は大きな怪我はなかった。

小暮卓史
ジャンプスタートでペナルティを受け、最後尾へ。ここから単独で追い上げるかと期待されたがそれほどペースが上がらず。それでも6位に入ってポイントは獲得したがシリーズチャンピオンからは後退。2回ピット作戦に切り替えた。大嶋の後ろで1秒の差をあまりつめられず。タイヤ交換が早目だったため、後半はタイヤがきびしかったのか。

石浦、トレルイユ
最終ラップで石浦が失速。リードを逆転されてトレルイユが3位へ。石浦は遅いペースのまま4位チェッカーとなった。

2009/09/12

[NASCAR] 2009 第21戦 ポコノ

NASCAR
sprint cup シリーズ 第21戦 ポコノ Sunoco Red Cross Pennsylvania 500
2009年8月3日
放送:G+
解説:福山英朗
実況:藤田大介

三角オーバルコース
2.5×200 = 500マイル
ターン1 14度、ターン2 8度、ターン3 6度
下にトンネルが通るターン2でギャップがあるので車が跳ね難しい。

雨で予選が流れ、決勝も順延で月曜開催。
トニー・スチュアートはプラクティスで車をこわしバックアップカーで出場。
デニー・ハムリンが優勝。モントーヤ、サム・ホーニッシュ・ジュニアのIndyCar出身組が10位以内入賞。

最終結果

順位ドライバーゼッケン
1デニー・ハムリン (Denny Hamlin) 11
2フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)42
3クリント・ボーヤー(Clint Bowyer) 33
4サム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.) 77
5ケーシー・ケイン(Kasey Kahne)9
6 ブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers) 83
7 マーク・マーティン (Mark Martin)5
8ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)24
9 カート・ブッシュ (Kurt Busch)2
10 トニー・スチュアート(Tony Stewart)14

デニー・ハムリン
レース直前にお祖母さんが亡くなったらしく、レース後のインタビューでは涙を流し「天使が舞い降りたレースだった」と。
最後のリスタートでモントーヤ、ボーヤーの間を抜けてトップに立つと後続を引き離して優勝。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
ピットイン直後にイエロー発生。これで同一ラップの最後尾近くまで後退。
超ルースなクルマながら中段から上位を狙えそうな位置に。車が決まらずクルーチーフは頭を振る展開。最後のリスタートではスプラッシュで10位前後にいたが、チェッカーは28位。

ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)
最初にちらっとリードしていたが、車が不調で3ラップダウンまで後退。クルーチーフのチャド・カナウスは、ピットで車を修理させ3ラップダウンでも走らせる。作戦について「コーションが多いのでそのたびにラップが上がるはずだ」と自信たっぷり。ラップダウン車がジョンソンだけという状況を織り込み済みで3Lap ダウンから同一ラップまで上がって13位フィニッシュ。

信号機
60Lap付近で信号機の傘が落ちるデブリーでコーション発生。「以前、どこかで信号機が落ちる事故がありましたね」(福山氏)。アメリカのコースはウォールの整備はかなり良いのに信号機などの整備はコースによってはあまりされていないようだ。

  デビッド・ストレミー (David Stremme)ロビー・ゴードン (Robby Gordon)
おなじような位置を走っていた二人。たびたび接触があったらしく、徐々に緊張感が高くなって158Lap付近でゴードンがストレミーのリアをつつくのを嫌がったストレミーがゴードンに当てに行ってスピン。その少し前はゴードンのスピンにストレミーが突っ込むクラッシュも。
オフィシャルからaggressive drivingで二人に5Lapのペナルティ。
なんでもありのNASCARでもここまでやるとペナルティになるのか。

ボビー・ラボンテ(bobby Labonte) 
180Lapに デビッド・レーガン(David Ragan)に当てられてクラッシュしリタイア。完全に当てられたクラッシュ。ピットでのコメントでは「ハードヒットだった。しょうがないね」と。「心の中では全く違うことを考えていると思いますが、カメラの前で冷静なコメント。大人ですねぇ。」(福山氏)

ファン・パブロ・モントーヤ
このコースでは成績が良い。レース後ケーシー・ケインがあやまりに来ていた。インタビューワーが「ケーシー・ケインが来ていましたがけんかでもしましたか?」「なぜ悪い方にばかり想像するんだ。ケインは謝りに来ていたんだ。あんたらのそういう態度が不愉快だ。」とコメントして打ち切り。
ケインによれば、「後ろからプッシュされてモントーヤをプッシュしてしまった。クラッシュしてもおかしくなかった。」モントーヤが姿勢を保ったことでトップ集団は事故を回避していたらしい。

2009/09/11

[DTM] 2009 第4戦 ザンドフールト

ドイツツーリングカーマスターズ (DTM)
2009年7月19日 オランダ ザンドフールト
JSPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

4.3キロ×41周

アムステルダムから30-40分のところにある海辺のコース。浜辺の観光地。
コースはテクニカルでバンプがあり、アップダウンが多い。高速区間とテクニカルな区間がある。

スタートで発煙筒をたくのが名物。

ジャービスがポールから健闘。ミスがあって勝てなかったが2位。
パフェ優勝でシリーズチャンピオンが少し面白くなった。

最終結果(DTMウェブサイト上のテンポラリーリザルト)


順位ドライバーチーム
1パフェ(Gary Paffett)Salzgitter AMG Mercedes
2ジャービス(Oliver Jarvis)Audi Sport Team Phoenix
3エクストローム(Mattias Ekström)Audi Sport Team Abt Sportsline
4トムツェック(Martin Tomczyk)Audi Sport Team Abt Sportsline
5スペングラー(Bruno Spengler)Mercedes-Benz Bank AMG
TV中継ではエクストロームが2位でチェッカーを受けていたので、DTMのウェブサイト上の結果が正しいのかどうかは不明。テンポラリーリザルトとなっているので、後日変更されるかもしれない。とりあえず、ウェブサイト上の結果を転記。

オリバー・ジャービス
日本ではF3で走っていたことがある。型落ちでは初のポールポジションを獲得。
ポールポジションからパフェを抑えてトップを走っていた。アウトに膨らんだところでダートに落ちてしまいパフェに先行され、そこからはすこしペースが上がらず。ピット戦略は最初に2回入ってしまう作戦を取り、最後にタイヤが終わってしまったようだ。
ジャービスのチームphoenixは、ニュルブリュクリンクの近くにガレージを持っている。以前はオペルの整備をメインにしていた。

Audi大量失格
レース後に車検に遅れた(?)などの理由で、ヴィンケルホック、プレマ、シャイダー、バケルドが失格。

チームオーダー?
エクストロームが終盤にかけて、トムツェック、プレマ、ジャービスを抜いて2位へ。Audiにチームオーダーではないかと、TVの中島アナ、佐藤氏が話していた。明らかなチームオーダーは禁止なので、指示があったのかは不明。ジャービスは最後にはタイヤが終わっていたとコメントしたが、事実はどうか?

2009/09/10

[NASCAR] 2009 第20戦 インディアナポリス

NASCAR
sprint cup シリーズ 第20戦 インディアナポリス Allstate 400 at the Brickyard
2009年7月26日
放送:G+
解説:福徳一志
実況:福山英朗

ジミー・ジョンソンが2年連続優勝。
ファン・パブロ・モントーヤがピットレーンのオーバースピードでペナルティを受けて優勝を逃したことが記憶されそうなレース。

2.5マイル×160 = 400マイル
バンク:ターン9度、ストレッチ0

サーキットは四角っぽい形。角丸長方形のように見える。

最終結果

順位ドライバーゼッケン
1 ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson) 48
2 マーク・マーティン (Mark Martin)5
3 トニー・スチュアート(Tony Stewart) 14
4 グレッグ・ビフル(Greg Biffle) 16
5 ブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers)83
6ケビン・ハービック (Kevin Harvick) 29
7ケーシー・ケイン(Kasey Kahne)9
8 デビッド・ルーティマン(David Reutimann)00
9ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)24
10マット・ケンゼス (Matt Kenseth)17

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
予選3位。車は良いセッティングが見つかっていて3位から10位あたりを上下しながら走行。
久しぶりに上位のジュニアのオンボードが映っていた。128Lapでエンジンをブローさせてリタイア。
インタビューでは「良い車だった。自分の失敗(fault)だ。ポコノには新しい車を持っていく。」と。

クルーチーフともかみ合っていたようだが残念。
ジュニアファンの福山氏は今年のチェイスはあきらめたようで「チェイスに入れなくても、ここから全部勝つぞぐらいの勢いで行ってほしい。」

カイル・ブッシュ (Kyle Busch)
全くだめな感じ。Lap58で壁をヒットして車をこわしリタイア。

フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)
スタート直後からリードし、リードチェンジせず125Lapあたりのピットまで快調。
無線にも返事をしないぐらい集中している。
ピット作業も順調でピットアウト。ピットの様子がおかしくなったと思ったらスピードオーバーでペナルティになって、モントーヤが無線で文句を言い続けていた。
レース後のコメントで「クリアランプがついていて、いつもと同じように走った。前にもこういうことがあったけどフラストレーションがたまる。一度決まったら変わることはないだろう」と、怒りがおさまらない。これさえなければ勝てたレース。
以下はFinallapのpodcastからの引用。

ピットスピード
http://twitter.com/nascarsays
がNASCARのofficialのtwitterエントリー。
ここではレースの進行にあわせてtwitterエントリーがどんどん更新されたらしい。

モントーヤのピットロードスピード違反の計測は、入り口で60.06,出口で60.11(時速マイル)だったそうだ。
規定は時速55マイルで5マイルの余裕があるので実質59.99マイルまではOKだった。

クルマには3個のライト(クリアランプ)があり、そのコースに来たときに
制限速度にあわせてエンジン回転数で計算した速度で予め点灯するようにセットしている。
ということは速度そのものというよりもギア比と回転数で点灯させているということか。
昔の日本の大型車両についてたような感じで、スピード上下の限界と真ん中
で点灯するようににしていることが多いらしい。


マーク・マーティン (Mark Martin)
モントーヤの後ろで2位走行。最後のリスタートがうまくいかずジョンソンにトップを奪われた。「ターン1,2では自分が速いが3,4でジョンソンが速いのでやり返されるのはわかっていた。チームにはチャンスが欲しいと言っていた。スポンサーやチームに感謝」と。


ビル・エリオット (Bill Elliott)
予選4位からスタートしジュニアと前後で走行した。53歳。序盤は上位にいたが徐々に順位が落ちたようで、26位フィニッシュ。フル参戦ではないのに、予選から速い。

不景気
福山氏がシャーロットに出張してきたらしい。
ラウシュ・フェンウェイレーシング (Roush Fenway Racing)のファクトリーを見に行ったら、2年前と違って噴水が止まっていたり、案内看板が傾いてそのままだったり、と精彩を欠く感じだった、とか。各チームはスポンサーが去ったことで開発予算を削っていて車があまり良くならない状態。

ダウンフォース
オーバルを走る車は自然に左に曲がるようにセッティングされている。まっすぐ走るためにはステアリングを右に切ることになる。リアは右に出る傾向があるのでこれを抑えるためにダウンフォースを使う。
ダウンフォースを使うためにフロントのサスペンションを柔らかくして走行中はフロントが沈むように車を作っている。見た目でもフロントの車高が下がる。
このことからNASCARのオーバルの車はルース方向になることが多い。

ジェイミー・マクマーレイ (Jamie McMurray)
2010シーズンからはチームから出場できるクルマに4台という制限が付く。今5台ある ラウシュ・フェンウェイレーシング (Roush Fenway Racing)からはマクマーレイが放出されることが決まっている。

[WRC] 2009 第9戦 フィンランド

世界ラリー選手権(WRC)
2009年7月31日から8月2日 第9戦 フィンランド
Neste Oil Rally Finland

放送:JSPORTS ESPN
実況:山岸舞彩
解説:福井敏雄。古賀敬介。

平均速度が高いラリー。ジャンプが有名。
ジャンプだけが売り物ではなく、運営を変えようという大改造中。
フィンランド地元ドライバーが勝つのが有名。フィンランド人ドライバーはここで勝つことを非常に名誉に思っている。

ヒルボネンが落ち着いて首位をキープし、ローブのミスを誘う走りで初優勝。
ポーランドで大きなミスをしたラトバラは今回入賞が必須。プレッシャーを受けながら3位。
F1ドライバーのキミ・ライコネンが出場。

最終結果

順位ドライバーチーム車種
1ヒルボネン(Mikko HIRVONENA)BP FORD ABU DHABI WORLD RALLY TEAMFORD Focus RS WRC 09
2ローブ(Sebastien LOEB)Citroen Total WRTCITROEN C4 WRC
3ラトバラ(Jari-Matti LATVALA)BP FORD ABU DHABI WORLD RALLY TEAMFORD Focus RS WRC 09
4ソルド(D. SORDO)Citroen Total WRTCITROEN C4 WRC
5ランタネン(Matti RANTANEN)Munchi´s Ford World Rally TeamFORD Focus RS WRC 08
6オジェ(Sebastien OGIER)Citroën Junior TeamCitroën C4 WRC

DAY1
ヒルボネンがリード。「踏みっぱなし。全盛期のグロンホルムのよう」(古賀氏)
P.ソルベルグ。ジャンプでパンク。着地しそのまま走ったがコースオフ。フィニッシュ直前だったのでそのまま走った。車はよくなっているとコメント。
ライコネンの注目がすごい。「速いし、ミスが少ない。」(古賀氏)
地元ランタネンは眼鏡をかけたドライバー。「速い。ハリー・ポッター顔」(古賀氏)

DAY1終了時点でヒルボネンがローブを3.3秒リード。ヒルボネンは誕生日。誕生日プレゼントに1分プレゼントしてとローブに言ったけど4秒しかくれなかった、とジョーク。

DAY2
前日に凄い雨。
路面が湿ってスタート順の不利が少ない。
ローブがラリー前に「フィンランドは高速すぎて危ない」と発言した。ローブは自信を失っているのではないか、と。
ローブはヘアピンのイン側の穴に落ちてタイヤを傷めタイムロス。ここでヒルボネンと10秒以上の差がつく。

ライコネンはコースで膨らんでそのままロールオーバーしリタイア。

DAY2終了時点ではヒルボネンはローブを32秒リード。


DAY3

ヒルボネンもローブもあまり攻めずに走る。
ラトバラがタイム差を少し詰めるが、ラトバラは追いつく気はなさそう。
ローブは「SS20は眠っていた。ラトバラが10秒速かったので驚いてSS21は起きようとした」
ローブは朝が弱く、朝はぼさぼさの髪でよわよわしい感じ(古賀氏)らしい。
ランタネンをオジェが追い上げて差が詰まる。オジェは慣れていないコースながら初日からどんどんタイムをあげてきている。
SS23終了で、オジェはランタネンに0.3秒差まで迫った。最後にオジェがランタネンを祝福。
ランタネンはラトバラよりは年上だが今後ラトバラの次のドライバーとして出てくるかもしれない。

ヒルボネンが初優勝。「偉大なドライバーと名前を連ねることができてうれしい。」とコメント。
ローブ「チャンピオン争いはヒルボネン有利。だが、私が優勝すればチャンスがある。私次第だということだ。」

「ローブとヒルボネンの立場が前半戦と逆転しているようだ。」福井、古賀氏。

2009/09/09

[IndyCar] 2009 第12戦 ケンタッキー

IndyCarシリーズ

Meijer Indy 300
from Kentucky Speedway

2009年8月1日
放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松田秀士

ビジョンレーシングのエド・カーペンターとペンスキーのライアン・ブリスコーのサイド・バイ・サイドのバトルが10Lap以上続き、最後は前輪までのリードでブリスコーの優勝。
今回から、レギュレーション変更があり、ホイルプレート装着が可能に。300ポンドのダウンフォース増加。
オーバーテイクを増やしてレースを面白くするため、と、President of competitionのブライアン・バーンハートが解説。「松浦さんが言うところの、校長先生、ですね。」(村田、松田氏)


最終結果
順位ドライバーチームゼッケン
1ブリスコー(Ryan Briscoe)Team Penske6
2カーペンター(Ed Carpenter)Vision/William Rast/Lilly Racing20
3カナーン(Tony Kanaan)Team 7-Eleven11
4カストロネベス( Helio Castroneves )Team Penske3
5レイホール(Graham Rahal)McDonald's Racing Team02
13武藤英紀Formula Dream27

エド・カーペンター
ロードコースでは「経験値が足りない」(松田氏)カーペンター。リスタートで5番手あたりから2番手まで上がり、ウィル・パワーがピットインしたことにより、トップへ。
一台体制のビジョン・レーシングからの参戦なのでペンスキーなどに比べるとデータ的には不利。
チームオーナーは、インディーカーの「中興の祖」(最近Indyから解雇された)トニー・ジョージ。ジョージはカーペンダーの義理の父でもある。
カーペンター

トニー・カナーン
エドモントンでの火傷で体調がよくないらしい。前半はパスされてばかりだったが、後半は順位が上がり3位。カストロネベスとのバトルは制した。アンドレッティ・グリーン・レーシングはすこし復調か?マイケル・アンドレッティもピットにいる姿が映る。

ライアン・ブリスコー
前半、ウォールをブラッシュしそうになるミスがあって順位を落としていたが、最後にはトップに出てカーペンターとの一騎打ち。ここまで2位ばかり続いていたので、久しぶりの優勝。

ジャッキー・スチュアート

サー・ジャッキー・スチュアート。元F1のチャンピオン(3回)はインディやNASCARも好きらしく、ブリスコーのピットで観戦。

"push to pass"
フォーミュラ・ニッポンのオーバーテイクボタンと同じように回転数を一定時間(12秒)高くする。10300から10500になる。20回使えるらしい。CHAMPカーにあった機構を取り入れた。
フォーミュラ・ニッポンと違ってLEDなどがないので、使っているかどうかわからない。

2009/09/08

[スーパーGT] 2009 第5戦 SUGO

スーパーGT 2009 第5戦 SUGO
2009年7月26日
放送:日テレBS
実況:下田恒幸
解説:由良拓也、福山英朗
ピットリポート:高橋二郎、一戸恵梨子


天候が変わりやすくタイヤマネジメントが勝負を分けた。
ここで勝っていなかった日産が初優勝。


順位
チーム
ドライバー
ゼッケン
GT500
1
MOTUL AUTECH GT-R
本山 哲、ブノワ・トレルイエ
1
2
DUNLOP SARD SC430
アンドレ・クート、平手 晃平
39
3
ROCKSTAR 童夢 NSX
道上 龍、小暮 卓史
18
4
RAYBRIG NSX
井出 有治、細川 慎弥
100
5
ENEOS SC430
伊藤 大輔、ビヨン・ビルドハイム
6
GT300
1
HANKOOK PORSCHE
木下 みつひろ、影山 正美
33
2
アップル・K-one・紫電
加藤 寛規、吉本 大樹
2
3
JIMGAINER ADVAN F430
田中 哲也、平中 克幸
11
4
triple a ムルシェ RG-1
山西 康司、余郷 敦
66
5
ウェッズスポーツIS350
織戸 学、片岡 龍也
19

天候
スタートはドライ。25Lap前後からは雨がだんだん強くなり、レインタイヤ使用になった。その後、雨は弱くなったり降ったりしながら路面は徐々にドライに変化。ここで深溝タイヤが劣化しスリックもしくは浅溝タイヤがペースアップ。この天候変化のタイミングとタイヤがマッチしたチームが勝利を手にした。

MOTUL
フリー走行で黄旗追い越しがあったため、2グリッド降格。最初から追い上げて2台をパスし、タイヤの優位を活かしてトップのENEOSをパスして優勝。日産として初優勝。チャンピオン争いでもトップへ。

平手vs 安田
sepangでも対決した二人。今回はタイヤがグリップしないHASEMIをDUNLOPがパスし2位を獲得。SARD勢としては2年ぶりぐらいの表彰台。

ROCKSTAR童夢
序盤はPETRONASのロッテラーに道上が追いまわされていたが、PETRONASがなぜか徐々に下げてしまい、順位は維持。天候があやしくなったときに早目に浅溝にかえていたようで最後までペースを保って走りきった。
不利が予想されたホンダ勢の最高位3位。最終Lapで小暮が細川のRAYBRIG NSXをパス。


HANGKOK
今年は資金の関係で4レースに出場するのみのHANGKOKポルシェ。今回はポールを取れず、序盤はトップの少し後ろぐらいにいた。雨がやみ始めた後半、他のチームがペースを落とす中で浅溝でもペースが落ちなかった。ただ、もう1周あったら後ろから紫電にやられていたかもしれない。500クラスと同じリアタイヤを装着できる仕様。
「雨のHANGKOK」と言われるタイヤは雨上がりで浅溝がかなり速かった。由良氏、福山氏とも「化け物タイヤ」「魔法のタイヤ」と称賛。2勝目。

タイヤはずれ
マッハ号のタイヤがはずれてコース上に転がり出る事故。
このタイヤをPETRONAS TOMSがはじいてしまい、フロントは破損し、タイヤは中継用カメラに当たった。この当たる映像は「激走GT」繰り返し放送されていた。観客がいたら大惨事の可能性もあった。幸い観客席のない場所での事故だったので観客の怪我はなかった。ただ、カメラのあの様子だとカメラマンにはもしかしたら当たっていたかもしれない。

ENEOS SC430
序盤はリードを保っていたが、レインタイヤを深溝にし、このタイヤが終盤にグリップしなくなったことで、5位まで後退。予選2番手と速くドライでは車が決まっていたはず。タイヤ選択と天候の変化が合わなかった、ということ。チームルマンは数年間優勝していないだけに残念な結果。

アップル・K-one・紫電
終盤の吉本大樹の追い上げがあと一歩及ばず2位。「あと1周あればわかりませんでしたね」(由良氏)今回からスポンサーが変わり、フロントの大きなロゴは「名古屋産業大学」。

2009/09/07

[IndyCar] 2009 第11戦 エドモントン

IndyCarシリーズ

Rexall Edmonton Indy
from Edmonton City Centre Airport

2009年7月26日
放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松田秀士

空港を利用したロードコース。松田氏によると滑走路は意外とでこぼこしていて跳ねるらしい。
また、コースの一部が非常に広く、どこまでがコースかわからないほど。

ウィル・パワーがリードラップを取った後はゆずらず優勝。

最終結果
順位ドライバーチームゼッケン
1パワー( Will Power)Penske Truck Rental12
2カストロネベス( Helio Castroneves )Team Penske3
3ディクソン(Scott Dixon)Target Chip Ganassi Racing9
4ブリスコー(Ryan Briscoe)Team Penske6
5フランキティ( Dario Franchitti)Target Chip Ganassi Racing10
14武藤英紀Formula Dream27

ウィル・パワー
「ペンスキーの秘蔵っ子」(村田氏)は今年はフル出場はない。しかし、出るレースはほぼシングルフィニッシュしている。安定性と速さがある。 リードラップを取った後はそのまま最後まで。走りも危なげなくバトルすることもなかった。

アンドレッティ・グリーン・レーシング不調
相変わらずの不調ぶり。トニー・カナーンの依頼でオリオール・セルビアにコンサルティングしてもらったらしいが結果は芳しくなかった。

トニー・カナーン火傷
ピットで燃料をカナーンにかけてしまうという事故。ホースの問題なのか車の問題だったのかははっきりしていない。カナーンはかかった瞬間燃料だとわかり火災を予測したので目を閉じて息をせず救出を待った、とのこと。顔と手にやけどをしたらしい。
車が止まった場所がペンスキーの前あたりだったので、ペンスキー、ガナッシ、パンサーのチームのクルーたちが共同で消火しすぐに消すとともにカナーンを引っ張りだした。
Indy500の大事故から流れが悪い。

コーション発生せず
体力の必要なこのコースではイエローでのスロー走行は体を休めることができる。今回は最終残り2Lapまでコーションが発生せず走りっぱなし。かなりドライバーは疲れていた。

ペンスキー123フィニッシュできず
ペンスキーの車は決まっていて、ウィル・パワー、エリオ・カストロネベス、ライアン・ブリスコーの3人が並んで走っていた。が、、ブリスコーが後退し、ディクソンが前に出て、パワー、ディクソン、カストロネベス、ブリスコーに。
カストロネベスはディクソンが周回遅れに引っかかったところで前にでて、ペンスキーの12フィニッシュは達成した。ブリスコーは壁に当たりそうになったのと、車がナーバスだったとかでペースがダウンしディクソンを交わすことができなかった。
ペンスキーが前回123フィニッシュしたのは、トレーシー、アル・アンサージュニア、エマーソン・ふぃッティパルディが走っていたころのこと。

モータースポーツ
松田氏がIndyに行くと地元のお巡りさんとボランティアとして小学校に行っていたらしい。
行くと子どもはもちろん先生方が非常に喜んでいた。アメリカでモータスポーツが根付いていることを感じた、とのこと。

エリオ、I love カナダ
トロントでポール・トレーシーをクラッシュさせてしまい、観客から大ブーイングを受けたエリオ・カストロネベスは”I Love Canda"Tシャツを着ていろいろ活動。ポール・トレーシーとも和解するなど、人気回復に懸命だったとか。

2009/09/06

[WTCC] 2009 Round 15, 16 ブランズハッチ

世界ツーリングカー選手権(WTCC)
2009年7月19日 イギリス ブランズハッチ
放送:GAORA

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

ボルボC30がこのレースから参戦。
天候は小雨、ピットではレインタイヤも用意。


Round15
最終結果

1
メヌ(Alain MENU)
Chevrolet Cruze
2
ハフ(Robert HUFF)
Chevrolet Cruze
3
プリオール(Andy PRIAULX)
BMW 320si
4
タルキーニ(Gabriele TARQUINI)
SEAT Leon TDI
5
リデル(Rickard RYDELL)
SEAT Leon TDI

オープニングラップでファーフスがリアから押されてスピンしたことがきっかけのクラッシュでセーフティーカー投入。
Y. ミュラーがこのクラッシュに巻き込まれてコースからピットに戻れずレース終了までコースに放置。
ハフ、メヌ、プリオールが先頭集団。
5Lap、メヌがハフをコーナーのアウト側からパス。「こんな抜き方ありですか」(ピエール)。「勝ってるドライバーは人に言いたくないツボがあるんですね。」(木下氏)。

ボルボはもらい事故でクラッシュし、再びSC投入。
プリオールはタルキーニをパスすることはできたが、ハフは抑えきって2位を確保。
ファーフスはクラッシュ後にリスタートし、ラリーニのクラッシュで8位。

Round16
最終結果

1
ファーフス(Augusto FARFUS)
BMW 320si
2
J. ミュラー(Jorg MULLER)
BMW 320si
3
タルキーニ(Gabriele TARQUINI)
SEAT Leon TDI
4
リデル(Rickard RYDELL)
SEAT Leon TDI
5
プリオール(Andy PRIAULX)
BMW 320si

リバースグリッドでファーフスがポール。
2lapあたりで、サポートレースで負傷したドライバーをドクターヘリで運搬するためのSC。
ファーフスはしぶとくトップを守り、後続にJ.ミュラー、リデル、タルキーニ、プリオール。

Y.ミュラーはRound 15終了後に、ピットに戻って修理してリスタート。24位から追い上げて7位へ。
ファーフスは速いが「やらかす」タイプのドライバーだが、今回は地味に首位をキープ。

狭いコースでグリーン上を走って抜こうとしたりダートに落としたりと第2レースはかなり荒っぽい。
グリーンに他者を押し出しながらバトルしているのを見たTVの二人のコメント。
ピエール「これ、日本でやったら即ペナルティですよね」
木下「そうですね」
ピエール「日本のレースを批判するわけじゃないですけど細かいこと気にすんなよ、と。」
木下「そうですよね。ここに答えがあります」

「ヨーロッパはワインディング、路面も荒れている、ジャンプもする、ダートに片輪を落としてもひるまない、そこに成長の秘密があるような気がします。」木下氏。

レースをしたことはないのだが、ヨーロッパのサーキットを知っているある人に聞いたら、ヨーロッパのサーキットは日本に比べて広いところが多いと言っていたので、おそらく、狭いサーキットから広いサーキットまで種類が多く、イギリスのコースは木下氏の言うような特性のコースが多い、ということだろうか。


ボルボC30はRound15のクラッシュを修理してリスタートし、14位。他の車種に比較すると少し小さい感じ。

「SEATはサマーブレイクでテストなどやることがいっぱい。流れを引き戻す必要がある。」(木下氏)

第1レースでクラッシュ、第2レースで優勝できたファーフスは「チームスタッフに感謝」とコメント。

2009/09/05

[MotoGP] 2009 第10戦 イギリス

MotoGP 2009 第10戦 イギリス ドニントンパーク
2009年7月26日 BRITISH GRAND PRIX
放送:G+

コース長: 4023m
コース幅: 10m
右コーナー 7, 左コーナー 4

天候が不安定。125ccは降雨で赤旗中断。250ccはウェットからドライ。MotoGPは小雨の中WET宣言でスリックタイヤ主体。2009シーズンは雨レースが多い。それでなくても元々天候が不安定なイギリス。

ドニントンパークは今年で最後のレース。2010以降はシルバーストーン開催となるので、ドニントンでの開催予定はない。

125cc

結果順位
実況:右松健太
解説:坂田和人

順位ライダーチーム
1シモン(Julian SIMON)Bancaja Aspar Team 125cc
2コルシ(Simone CORSI)Fontana Racing
3レディング(Scott REDDING)Blusens Aprilia
5中上貴晶Ongetta Team I.S.P.A.
11小山知良Loncin Racing

ブラッドリー・スミスがポール。
なんか行列が物々しいとおもったらウィリアムズ王子がグリッドに来ていたのだった。
グリップが高くないコース。

1Lap目でイアンノーネが転倒。多重クラッシュで、ウェブ、オリベ、ペセック、フォルガー、コルテセ、ブラドルが転倒。

レースはガデア、テロル、マルケス、シモン、エスパルガロがトップの集団を形成。
残り11周で降雨による赤旗中断。エスパルガロがトップでリスタート。
2ヒート制の第2ヒートは5Lap。
スミスは2ヒート目の1Lapで転倒。
トップに出たマルケスはペースを上げたところで転倒。
中上が5位フィニッシュ。「6位以内かこけるかと思って攻めた」
小山「いい仕事ができた。」

250cc

27Lap
結果順位
実況:青木源太
解説:坂田和人

順位ライダーチーム
1青山博一Scot Racing Team 250cc
2バウティスタ(Alvaro BAUTISTA)Mapfre Aspar Team
3パッシーニ(Mattia PASINI)Team Toth Aprilia
15富沢祥也CIP Moto - GP250

ほとんどがレインタイヤでのスタート。
青山はスタートから飛び出す。「レインタイヤは劣化するので先にタイヤを使ってリードする。後はどんどんタイヤが悪くなる」という作戦では、と坂田氏。
路面は最初はウェットだったが雨は降らずにレコードラインを中心に乾き始める。残り15周ぐらいでタイヤ交換をするライダーも。
青山のリアのオンボードカメラではタイヤがはがれて飛んでいく画像が映る。「ブロックごと取れているような状況」坂田氏。
デボン、パッシーニが転倒。パッシーニはリスタートし3位で表彰台。
6秒ぐらいあった差は残り5周では3秒に。「フロントタイヤの消耗が厳しいので一番こわいのはコーナーの進入」「2秒差を切るとプレッシャーを感じるので2秒をキープしたい」(坂田氏)


富沢「こけて落ち込んだけどハンドルが曲がっていただけだったんで一生懸命走ったら15位ポイント獲得。チームにはしっかりあやまった。」
青山「最初のスタートで有利になりアドバンテージができたので最後はアドバンテージを生かした。バイクのフィーリングがよかった。」

MotoGP
30Lap

125ccを席巻しているAsperチームが2010からMotoGPクラス参戦を発表。

結果順位
実況:寺島淳司
解説:宮城光

順位ライダーチーム
1ドビツィオーソ(Andrea DOVIZIOSO)Repsol Honda Team
2エドワーズ(Colin EDWARDS)Monster Yamaha Tech 3
3ドピニエ(Randy DE PUNIET)LCR Honda MotoGP

グリッドでは小雨がパラパラ。
ナイジェル・マンセルがグリッド上に姿を見せている。

レースはウェット宣言。flag to flagで乗り換え可能。

ここでドゥカティのワークスライダー、ストーナーとヘイデンはレインタイヤを選択。

タイヤ選択
ワークスではストーナーとヘイデンがレインタイヤを選択し、レース中の降雨に賭けた。結果は裏目に出、雨は降ったがレインタイヤが優位に立てるような量ではなかった。二人ともラップダウン。

ロッシ
予選ではポール、決勝でも一度トップに立つが、トップで転倒し11位まで後退。ここから追い上げて5位フィニッシュ。

ロレンソ
トップ走行で転倒。バイクまで走って戻るがリスタートできずリタイア。

トスランド
2008年のレースでは転倒して集団から大きく遅れて完走。2009年は6位。

ドビツィオーソ
MotoGPでは初優勝。各クラスでここで優勝したらしい。

2009/09/04

[DTM] 2009 第3戦 ノリスリンク

ドイツツーリングカーマスターズ (DTM)
2009年6月28日 ノリスリンク
JSPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

2.3キロ × 80周

佐藤氏によれば、ノリスリンクはナチスドイツ時代にはヒトラーがここに15万人ほど集めて演説をしたような場所らしい。
ロードコースというか公園の中の周回コース。駐車場などの一部を使っているので路面が石畳だったり駐車場のラインのようなものが見えている。ニュルンベルグから近く交通の便が良い。

ジェイミー・グリーンが久しぶりの優勝。型落ちシャーシのメルセデスだが激しいバトルの末にトップチェッカーを受けた。

最終結果


順位ドライバーチーム
1グリーン(Jamie Green)Junge Sterne AMG Mercedes
2スペングラー(Bruno Spengler)Mercedes-Benz Bank AMG
3エクストローム(Mattias Ekström)Audi Sport Team Abt Sportsline
4シャイダー(Timo Scheider)Audi Sport Team Abt
5パフェ(Gary Paffett)Salzgitter AMG Mercedes



予選は天候が不安定で雨だったり晴れだったり。
ティモ・シャイダーがポールポジション。エストロームが2位と、Audi勢がフロント。

サーキットへのゲストはミカ・ハッキネンとデビッド・クルサード。二人はマクラーレン・メルセデスでのコンビ。息子のマティアス・ラウダの様子を見に来たのか、ラウダ父も来ている。

スタートではオリバー・ジャービスが当てられてクラッシュしたのと、予選5番手だったキャサリン・レッグスがスタートが悪く下位に沈んだ以外は順当に予選通り。レッグスは「ドキがムネムネしちゃったんですかね」(佐藤氏)

ピットインの作戦が分かれるのは相変わらず。今回はパフェが早目。


エクストロームはピットアウトに時間がかかってパフェに前に出られた。パフェは、しかし、2回目ピットでタイムロスがあってかなり下位に落ちた。

スペングラー、シャイダー
スペングラー、シャイダー、グリーンの3台のバトル。
スペングラーはシャイダーを一旦抜きトップに出るがブレーキングミスでグリーンにも抜かれて3位後退。
残り2周でS字でインから次のインへとコースの幅を使ってグリーンがインに飛び込みスペングラーをかわす。シャイダーはエクストロームにパスされ4位。シャイダーはトラブルを抱えてインのラインがキープできなかった模様。
DTMでのトップが団子になったバトルは久しぶり。「久しぶりに中島さんも水を得た魚のように喋りましたね(笑)」(佐藤氏)
レース後のドライバーはみな満足気な顔で「良いレース」と感想。

ジェイミー・グリーン
このところ元気がなかったグリーンだが、ピットインを引っ張ってプッシュし順位を上げて、シャイダー、スペングラーの後ろに付いた。この3台は一団となったまま周回を重ね、スペングラーが一旦前に出るなど順位変動を繰り返す。
最後にグリーンがインに飛び込んでトップに立ち、優勝。
グリーンは型落ちシャーシを与えられて参戦している。型落ちシャーシが優勝するのは久しぶり(昨年のゲイリー・パフェ以来)のこと。

2009/09/03

[スーパーGT] 2009 第4戦 sepang

スーパーGT 2009 第4戦 sepang
2009年6月21日
放送:JSPORTS
実況:下田恒幸
解説:由良拓也
ピットリポート:高橋二郎

暑さと天候がセパンのレースを左右することが多い。
今回はレース中は雨は降らずドライ。

500のトップはかなりリードしたが後続ではバトルがあった。また300では紫電が最後尾からのオーバーテイクで優勝、という面白いレース。

順位チームドライバーゼッケン
GT500
1HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rロニー・クインタレッリ、安田 裕信3
2KEIHIN NSX金石 年弘、塚越 広大17
3ARTA NSXラルフ・ファーマン、伊沢 拓也8
4RAYBRIG NSX井出 有治、細川 慎弥100
5HIS ADVAN KONDO GT-RJ.P・デ・オリベイラ、荒 聖治24
GT300
1I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden加藤 寛規、吉本 大樹2
2ウェッズスポーツIS350織戸 学、片岡 龍也19
3M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7谷口 信輝、折目 遼7
4エスロード MOLA Z星野 一樹、柳田 真孝46
5triple a ムルシェ RG-1山西 康司、余郷 敦66

MOTULトラブル
ポールポジションのMOTUL 1号車はダミーグリッドに移動する途中で異音発生。リアのギアが一つなくなっており、修復してピットスタート。ピットスタートからの追い上げをねらって、タイヤ交換(予選で使ったタイヤからニュータイヤに)と燃料継ぎ足しをしてスタート。最後尾からの追い上げで8位フィニッシュ。15分程度で修理したということになる。「メカニックはいい仕事をしましたね」由良氏

サンダーAsia モスレー
スタートから速く3位まで追い上げたがここでペースダウン。暑さのためかパワステが壊れペースが上がらなかった。レース後半では電動ポンプも壊れてしまい、ガレージで修理。


熱中症
マッハ号の赤鮫 オヤジがコース上に車を止めてコースに倒れていた。コーナーに車が止まったままでオフィシャルも何もせず。

紫電
ウェイトハンデの搭載に関しての解釈の違いがあったらしく、規定違反で最後尾へ。由良氏によれば、レース継続が難しい(スポンサー撤退?)状況で今回で最後にしようかと話もしたらしい。ここから加藤寛規が2位まで順位を上げ、吉本がトップへ。そのままチェッカーで優勝。

若手活躍
HASEMIの安田裕信、KEIHIN NSXの塚越広大、DUNLOP SARD SC430の平手晃平、EPSON NSXの中山友貴、KRAFT SC430の大嶋和也のインタビューがTVでは放映された。
レースでは、中山と平手のバトル、後半の塚越の追い上げ、と見せ場を作った。

路面
3年前、予告なしに路面改修があったセパンの路面は経年変化で落ち着いてきた。以前は「ゴムの上でレースをしているようだった」(由良氏)が、今は白っぽくなり3年前の改修以前のデータ使える。
逆に考えるとセパンの気候だけでそこまでの経年変化がある、ということか。普通の道路は大丈夫なのか?

PETRONAS
地元スポンサー。サーキット中に看板があるような状態だが、SCは今回のレースは上位にからめずTVにはピットイン以外ではほとんど映らない。しかし、きっちりと上に上がって6位。貴重なポイントを獲得。

ROCKSTAR 童夢
前半の小暮卓史は良いペースで2位を走行。しかし、後半の道上龍はペースが上がらず、IMPULに追突されてスピン。ここでフロントがスローパンクチャーを起こし、周回遅れ。速かったのに運が無かったというのは、この車にはたびたび起こる。

HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
一旦トップに立ってからはキープしたままチェッカー。最後はかなりクルージング状態になっていた。
雨が降らなければと長谷見監督が言っていた通りのレース。タイヤはミシュラン。昨年まで優勝したKONDOは横浜タイヤだった。

M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
タイヤ無交換作戦。マレーシアでは人気のある車種のRX-7。ガライヤに押されてスピンして一旦は最後尾まで下がったが3位まで復活。「オーバーテイク賞が欲しいところだったけど、最後尾から優勝した車がいたからなあ」谷口信輝。「この後はウェイトも100近くになるから無交換は無理」と。
燃費が他に比べて悪いのでそれをカバーするための苦肉の策という説明。

2009/09/02

[IndyCar] 2009 第10戦 トロント

IndyCarシリーズ

Honda Indy Toronto
from Streets of Toronto

2009年7月12日
放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松田秀士

ダリオ・フランキティがポール・トゥ・ウィンで10年ぶりの優勝。

トロントのロードコース。
1.721マイル×85周
コーナー 右7 左4

最終結果
順位ドライバーチームゼッケン
1フランキティ( Dario Franchitti)Target Chip Ganassi Racing10
2ブリスコー(Ryan Briscoe)Team Penske6
3パワー( Will Power)Penske Truck Rental12
4ディクソン(Scott Dixon)Target Chip Ganassi Racing9
5ウィルソン(Justin Wilson )Z-Line Designs18
12武藤英紀Formula Dream27

ハンター・レイ
A.J.FOYTレーシングで参戦。連続して走っていないが走った2戦ではいずれもLap1でクラッシュリタイア。一周もできず。
このため、チームは、"Get the monkey off the back"(問題にけりをつける)という意味を込めて猿のぬいぐるみをつるしている。今回は完走。

ウィル・パワー
スタートでいきなりレイホールと接触。タイヤをカットされて緊急ピット。
ここからじわじわと挽回して3位。今回はTeam Penskeからの参戦だがカラーリングは黄色。これはPenske Truck Rentalのカラーのため。

ポール・トレイシー
地元カナダでの参戦。スポンサーにカナダ傷病兵がついており、チャリティーオークションのため、ユニフォームにサインする権利を寄付金で売る。この権利を選手が買ってサインしている。
最後にはこのユニフォームをオークションで販売して売り上げを寄付する、とか。

3位を走行して入賞確実かと思っていたら、ペースの落ちたエリオ・カストロネベスをパスしようとし接触した勢いで壁に打ち付けられてリタイア。

エリオ・カストロネベス大ブーイング
地元ポール・トレイシーをクラッシュさせたことになってしまい、ピットに戻ったら観客から大ブーイング。観客はそれでもおさまらず、エリオの車にもブーイング。ビデオから松田氏が分析するところでは、
ポール・トレイシーがエリオをパスする際にエリオの外側のコースに追い込もうと車を振って接触。その際、フロントタイヤの後ろに接触したのでタイヤの回転が変わってセルフ・ステアで曲がってしまい2台そろって壁へ。トレイシーはエリオの車と壁に挟まれて大破。
ということのようだが観客にはそこまで細かいことがわかるはずもなく、エリオは「悪気はないんだ。一番当たってはいけない人に当たってはいけない場所で当たってしまった。」と苦笑い。

タグリアーニ
地元カナダからコンクエストレーシングで参戦。
最後に、モラエス、シェクターに強引に突っ込んでシェクターをリタイアさせてしまう。
シェクターは怒りがおさまらず、タグリアーニの車に向かってグラブを投げつけ、インタビューでも「脳が空っぽなんじゃないか。馬鹿な運転だ」と激怒。タグリアーニは、「モラエスに押されて壁に当たってしまったんだ」とモラエスに責任転嫁。

モラエスとビソ
レース中に一度接触している。車の挙動が荒くてあまり近づきたくない2台になっていた。
チェッカー後に2台で激突。チェッカーを受けていたからスピードを出す必要はないのに。
「校長室に呼び出しですねぇ」松田、村田氏。

2009/09/01

[NASCAR] 2009 第19戦 シカゴ

NASCAR
sprint cup シリーズ 第19戦 シカゴ LifeLock.com 400
2009年7月11日
放送:G+
解説:福徳一志
実況:福山英朗

昨年からナイトレースとなったシカゴランド。
マーク・マーティンが最後にするっと抜けて優勝。

コースは
1.5マイル×267 = 400
バンク角はターン18,トライオーバル11, ストレート5
ストレートのバンクが浅いのでアクセル全開が難しい。

TV(今回はTNT)ではカート・ブッシュがシカゴの町を案内。野球が好きなんだ、と見に行った試合は福留のデビュー試合。カートも「一番」の鉢巻きをして写真におさまっている。

レース前にマーティン・トゥーレックス ジュニア (Martin Truex Jr.)が2010年にウォルトリップレーシングに移籍すると発表。

国歌はJessie James。
"Start Your Eingines"は、ジミー・ファロン。


最終結果

順位ドライバーゼッケン
1 マーク・マーティン (Mark Martin) 5
2 ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)24
3 ケーシー・ケイン(Kasey Kahne) 9
4 トニー・スチュアート(Tony Stewart) 14
5 デニー・ハムリン (Denny Hamlin)11
6 ライアン・ニューマン (Ryan Newman) 39
7 ブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers)83
8 ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)48
9 クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)33
10 フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)42

ナイトレース
気温が下がり路面も冷える。そのため、「スタート時にタイトな車はちょうどよくなり、ルースな車はどんどんルースになる。」石見氏。

優勝予想
レーススポンサーのLifeLockが優勝予想に100万ドルの賞金をかけていたらしい。賞金一億円とはすごい。

カイル・ブッシュ (Kyle Busch)
今回はいいところなし。リアが軽く、アウト側にいないと車が安定してない。残り7周でエンジンブロー。シカゴは兄カート・ブッシュほど思い出がないようだが、ガールフレンドがシカゴ出身なのでよく知っているようだ。

カート・ブッシュ (Kurt Busch)
243lapのコーションからのリスタートでジョンソンと接触。当てられたので怒ってジョンソンに当てに行った。タイヤを損傷しその後のコーションで緊急修理。
「自分のジョンソンに対する敬意は失われつつある」と怒りのコメント。

ビデオチェック
ピット作業終了後はクルーがビデオチェックして、どこがどうだったかを反省。作業に入るときにはどちらの足が一歩目なら速いか、までを計算して決めており、専属のトレーナーがアドバイスしている。

 ジョンソン
最後近くまでトップ争いをしていたが、ペースを上げそこなって8位に。カート・ブッシュとのいざこざは、自分はイン側から当てられたので上に上がっただけで、悪くないとコメント。

ブラッド・ケセロウスキ (Brad Keselowski)
一時期はデイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)の前を走る。今のクルーチーフは、以前、ジュニアのクルーチーフを解雇されたトニー・ユーリー ジュニア。2Lapダウンでのフィニッシュ。


クリント・ボーヤー
9位フィニッシュ。2009年は07号車から33号車にコンバートされ、オーナーズポイントがゼロの状態からスタートしたが、確実な仕事をしている。07号車には ケーシー・メアーズ (Casey Mears)がライドしている。 リチャード・チルドレス レーシング(Richard Childress Racing)はボーヤー以外は沈んだレースとなった。

マーク・マーティン
車が決まっており、ターンのイン側で速い。
一旦はすこし下がってクリーンエアがない状態であまり速くなさそうだったが、最終でビッカーズとハムリンがちょっとアウトにふらついてスピードを失ったのを見逃さずトップに立ってそのままチェッカー。4勝目。「引退すると何度も言ってセレモニーまでしてから復帰しているので、その辺があまり好きじゃないが、チャンピオンをとったことがないので、チャンピオンになって引退してほしいと思う。」(石見氏)

トニー・スチュアート
3位前後だったがアンダーグリーンのピットインから出るときに、前のピットに入ってきた A. J. アルメンディンガー (A. J. Allmendinger)と交錯してロス。「あとで、ピット裏に呼び出しですね。」石見氏。
同じチームのライアン・ニューマンと2台ともが10位以内フィニッシュ。レース前インタビューでは、チームで仕事をするのは楽しい、と。