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2009/09/22

[PTA] PTAと学校とお財布

海老名市では中学校区ごとに「青少年健全育成連絡協議会」というものがある。
中学校区内の各団体が集まって 青少年の健全な育成に資する活動をする。
各団体と言うのはたとえば青少年指導員、体育指導員、補導員、PTA、学校など。
市および自治会から活動資金を得て活動するものだが、地区により活動の内容や頻度はいろいろらしい。

柏ヶ谷中学校区は割合活発な方だとの話を聞いたことがあるが、引っ越しでもしないかぎり他の中学校区で保護者として実態に触れることがないのでこれは本当に伝聞による情報のみ。

毎年、体育祭などの行事のときには学校が青健連に周辺のパトロールを依頼する。
先日の体育祭でもパトロールを依頼して協力していただいた。

午後5時ごろまでお願いするのでお昼(お弁当とお茶)を出す。
昨年までは学校側予算でお弁当が出ていたが、今年は市から予算が削られたそうで、予算がないのでPTAから出してもらえませんか、との依頼が学校よりあり、PTAの予備費から出すことにした。


こういった費用負担が学校からPTAに「お願い」されることは結構あるような気がする。
自分の経験では東柏ヶ谷小学校の体育館のカーテンが破れたとき(2000年ごろ?)、市にお願いしたら「今来ても予算はありません」と断れらたとか(このあたりは伝聞)で、PTA費を使って新調したことがあった。

市長というか行政の視点で見れば「受益者負担」にすることで「公的負担」を減らしました、ということになる。そういう論理でも「そうかな」とも思うが、でも、行政のやることって大抵どこかの地区なり特定のグループ(小学校とか)に受益者がいることがおおいから、「受益者負担」を極端にすると市は何もしなくてよくなったりして。(笑)

来年以降がちょっと微妙だなと思うのは、「PTAがお弁当を出す」前提で学校が青健連にパトロールを依頼することになるんだろうな、ということ。PTAのお金の使い道としてはよい(つまり、保護者がその間観戦に集中するためにパトロールをお願いしているということなので)と自分は思うのだが、学校(つまり行政)が何かする場合にPTAの財布を前提にしていいのかなあ、というのが心配。
しかし、「PTAのさいふ」をあてにすることが全部ダメになっちゃったら、今やっているいろいろなことは回らないような気もする。
そんなやり方は全部やめろ、という極論もありなのかな?今いる校区ではそこまでの極論を言う人は少ないかもしれないけど。

逆に、PTAとして依頼してPTAが費用を負担し、学校はノータッチってのもありそうな気はする。これは、受益者負担(「民間活力」言い方古っ!)になるね。

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