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2012/04/23

[WTCC] 2012 round 5, 6 モロッコ

木下さん、ニュルブルクリンクでクラス優勝、おめでとうございます。

race 1

スタート後にスピンや接触で上位からコロネルなどが下位へ後退。地元のベナーニがクラッシュ。

シケインでははねて片輪で走行。
「腰に悪い。ハンドル取られる。手首に衝撃がある。」木下。
はねる前提のサスペンション調整になっている。

フォードのトム・チルトンとBMW のダステ。
チルトンは、ダステ、エングストラーにパスされる。
「経験が必要」(木下)

ストリートが得意な、メヌ、ハフが前、ミュラー、その後ろにオリオラ。

seatのタルキーニはエンジンのトラブルが発生してスローダウン。

race 2
ポールポジションのナッシュ(フォード)はrace 1で壊れた車を緊急修理。
タルキーニはガレージに車を入れスタートせず。

ミュラーはダステのイン側をあっさりとパス。

「ミュラーがこじ開けると、後ろのシボレー2台もちゃんとついてくるのがすごい。」木下
「フォードは開発をよくやっている。」
フォードは今年から参戦なので初めてのコースでの調整。

5lapでミュラーとハフが1,2位。シボレーにはウェイトが追加されているのだが、関係ないぐらいのペース。

ハフが今年はなぜかおとなしい。「婚約しておとなしくなったのか。」とピエールと木下氏。

2011/10/15

[WTCC] 2011 Rd, 15,16 オーシャスレーベン

世界ツーリングカー選手権
2011年 Round 15,16 オーシャスレーベン

2戦ともミュラーが勝利し、ポイントトップのハフとミュラーの差は6。
「あってないようなもの」(木下)

round 15
P.P. ミュラー

1 Yvann MULLER
2 Robert HUFF
3 Gabriele TARQUINI

雨。
ハフはミュラーの後ろ。
ダルグレンは2グリッドスタートから8位まで後退。
ハフは、オーバースピードでコースアウト。
「ミュラーからすれば、ハフは結構きついのか、とわかった。」(木下)

コロネルはペースが悪い。「車が曲がっていかない。抜いてくださいというラインしか取れない。」(木下)
BMWは後方に固まっている。

round 16

1 Franz ENGSTLER
2 Alain MENU
3 Gabriele TARQUINI

ドライなレースになりそう。

スタート後、混乱がありSCラン。
ハフはミュラーの前にいたが、モンテイロのアウトから抜こうとしたところで失速し、後ろのミュラーが2台抜いて前に出られた。「ミュラーにしたら「ハフは若いねぇ。こういう風に抜くんだよ」、という感じ。」(木下)

トップにいたミケルズがスピン、エングストラーがトップ。
エングストラーはそのまま優勝。
BMWのターボ初勝利。

「50才の記念に勝利。若い者に年寄りにもパーティができるんだと見せるてやるよ。」(エングストラー)大喜び。インデペンデント勢。

2011/10/14

[WTCC] 2011 Rd. 13,14 ドニントン

世界ツーリングカー選手権
2011年 round 13,14 ドニントン 

MC  辻野ヒロシ
解説 木下隆之
Round 14
1. Yvan MULLER
2. Robert HUFF
3. Alain MENU

VOLVOのダルグレンが金曜日から好調だった。予選でタイミングをはずして19グリッド。

ミュラー、ハフ、メヌの3台はバンパーを当てながらの走行。
下位ではダルグレンが上がってきて、ニケア、プールセン、ダグルレン、ターキントンのバトル。
ダルグレンは速すぎてぶつかり跳ね上がる。「車体は跳ね上がる形状はしてないはずだが。」(木下)
「ニケアはペースが上がらないのに鬼ブロック。」(木下)
ターキントンはニケアと接触してコースアウト。

ラストは雨になった。
ハフはヘアピンでコースアウト。
ミュラー、ハフ、メヌのシボレー3台の表彰台は実はあまり多くない。


Round 15
1. Yvan MULLER
2. Robert HUFF
3. Franz ENGSTLER

ウェットトラック宣言。
BMWが1,2,3,4走行。
コロネルの後ろにビジャ。コロネルは並ばれてコースアウト。

メヌとダルグレンがバトル。
「VOLVOはストレートでシボレーに迫る。60kgのウェイト差。車は煮詰まっている。」

ミュラー、メヌ、エングストラー、コロネル。
メヌはバトルでドアミラーが飛ぶ。
「あれは気持ちいいです。ぎりぎり行ったぞ、と。」(木下)

レース後、ハフがミュラーに接触したことについて審議に。

今までのミュラー、ハフのいろいろが表面化。

シボレーとしては負けるわけがないので後はチーム内の争いになる。

2011/09/24

[WTCC] 2011 Rd. 11, 12 ポルト

世界ツーリングカー選手権
2011年 第6戦 ポルト

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

round 11

1 8 Alain MENU CHE
2 1 Yvan MULLER FRA
3 2 Robert HUFF GBR

ポルトはストリートコース。狭い。コースオフエリアがない。海辺なので砂が浮いている。
コースは改修され、舗装もやり直している。

ダステが復活。

車には"We will never forget Afonso."の文字。アンドレ・クート選手の長男を追悼するポルトガルのドライバー仲間。

ポルトはポルトガル第2の都市。大阪や横浜でWTCCをやるようなもの。

スタートからシボレー3台がトップ。
最後までこの順番で走行した。
ミュラーは安定せず、メヌから徐々に離された。ハフは抜きたいがそこまでは遅くなくミュラーもブロック。
最終ラップに近づくと、ハフがシケインで後ろからオーバーテイクを試す。
「やっておくことが大事。」「実際はオレのほうが速かった、と。」(木下)


round 12
1 2 Robert HUFF GBR
2 1 Yvan MULLER FRA
3 18 Tiago MONTEIRO PRT

ハフはプロポーズしていた返事が来たので、"Congratulation"の文字。
ダステはグリッドでエンスト。ウォームアップで遅れた。
普通にフロントからスタートしたが、false startの裁定で後半にドライブスルーを受けた。

スタートでダルグレンがエンスト。後続はよけて走行できた。「よくぞ皆よけた。」(木下)

ダステは後続のミュラーを抑えようと蛇行。「おびえてますね。」
しかしミュラー、ハフにかわされた。

ハフは9Lのシケインの飛び込みでミュラーのインへ。しかしショートカットした。
ミュラーとの接触もあったか。
ハフがコーナリングは無理だろうという速度でシケインにつっこみ、ミュラーのイン側で接触した後、コースアウトしてショートカット。その勢いで前に出た。

最終Lapではミュラーにトラブル発生でハフから遅れた。

ミュラーはハフの行為にてrace direction officeに抗議する姿がTVに。

シボレーは1,2フィニッシュだが、ミュラー、ハフの二人の仲は何やら微妙な雰囲気。

2011/08/17

[WTCC] 2011 Rd.9, 10 ブルノ

世界ツーリングカー選手権
2011年 round 9, 10 ブルノ

放送:GAORA
実況:ピエール北川
解説:木下隆之

round 9
1 Robert HUFF GBR Chevrolet Cruze 1.6T
2 Yvan MULLER FRA Chevrolet Cruze 1.6T
3 8 Alain MENU CHE Chevrolet Cruze 1.6T

スタートでハフとミュラーが先頭争い。ハフはコース外に押し出されるがトップ。
車両違反で最後尾スタートのミケルズはオーバーテイクを繰り返して、8位。
ハフとミュラーは同じチーム内でもライバルになっている。TVではレース後のパルクフェルメでのハフとミュラーの握手をリプレイ。

シボレーの1-2-3は今年はあまりない。


round 10

1 Yvan MULLER FRA Chevrolet Cruze 1.6T
2 Tom CORONEL NLD BMW 320 TC
3 Alain MENU CHE Chevrolet Cruze 1.6T

リバースでシボレーは中段になる。
スタートでエングストラーが遅れコロネルがトップ。
Yミュラーはメヌをかわし、5Lでコロネルを捕まえトップに立つ。

その後、コロネルはメヌに攻めたてられつつ、2位を守る走り。

「コロネルが好かれているので無理な追い越しをしない。」(木下)

インデペンデントのニケアは背中の名前が手書き。しかも薄い。
「およそ、世界選手権のスーツに見えませんね。」

シボレーの3人は誰がチャンピオンになるか、という争いに入りつつある。他チームとの速度差はそれぐらい大きいようだ。

2011/07/26

[WTCC] 2011 Rd. 7, 8 ハンガロリンク

世界ツーリングカー選手権
2011年round 7,8 ハンガロリンク

ミケルズの地元。
応援団が来場している。

race 1
1 8 Alain MENU CHE Chevrolet Cruze 1.6T
2 5 Y Norbert MICHELISZ HUN BMW 320 TC
3 20 Y Javier VILLA ESP BMW 320 TC


スタートでミュラーがコースアウト。
メヌがトップ。ミケルズ2位、タルキーニがその後ろにいる。

トム・コロネルがこのところ不調。「スランプ、ですね。」(木下)

オーヤンがコロネルと接触か。オーヤンにはドライブスルーペナルティ。
コロネルはトラブルでスロー走行となってしまった。
タルキニは後ろのビラを抑えきっている。「タルキニはバトルをエンジョイしている。」

メヌとミケルズはトップ2、その後ろは10秒ほど開いている。
3位はビラ。最終周でビラがタルキニのイン側に入った。

race 2

1 1 Yvan MULLER FRA Chevrolet Cruze
2 2 Robert HUFF GBR Chevrolet Cruze
3 3 Gabriele TARQUINI ITA SEAT Leon 2.0 TDI

スタート前にミケルズの監督が観客をあおっている。
スタートで、ミケルズが接触、ガレージで修理して再スタート。

2L タルキニがトップになったところで、雨が強くなり赤旗。
4L SCランからリスタート。
メヌがクラッシュ、リタイア。
8L ぐらいからドライなラインもでてきている。

ミケルズはファステストラップを記録して、観客が大喜び。

ミュラーはタルキニの前に出た。

ミュラーはシーズン初勝利。タルキニはハフに抜かれて3位。


2011/07/10

[WTCC] 2011 Rd. 5, 6 モンツァ

世界ツーリングカー選手権
2011年 Rd. 5, 6 モンツァ

放送: GAORA
実況:ピエール北川
解説:木下隆之

スピード高い。縁石が高い。跳ねると車にダメージ。
車にウェイトが導入された。

race 1
1 2 Robert HUFF
2 1 Yvan MULLER
3 18 Tiago MONTEIRO

スタート、シボレーがトップ3台。
ハフ、ミュラー、メヌ。
2L ハフ、メヌ、ミュラー。

「シボレーのストレートスピード2台ともまったく同じ。品質が安定している。」
「最高速だけならBMW。シボレーはバランスが良い。」
「ハフは高速コーナーからシケインの姿勢が理想的。」(木下)

メヌはハフの後ろについて、リアに接触。メヌはオーバーテイクをしかけるがハフがこらえたまま最終ラップへ。
最終ラップでメヌがリアからミュラーに追突されてスピン。
「メヌがぎりぎりまでドアをしめたのでミュラーの行き場がなかった。チームオーダーがない。」(木下)
メヌ「右によったらミュラーはアクセルをゆるめると思っていたよ。」
モンテイロが棚ぼたの3位。


race 2
1 2 Robert HUFF
2 1 Yvan MULLER
3 11 Y Kristian POULSEN


メヌはrace 1のクラッシュで最後尾スタート。
ハフはQ1の順位が9位のため、2グリッドからスタート。
「Q1のコメントは「難しかった」ですが、ウソですよね?」(ピエール)

スタート、ハフがトップ。
2Lで、ハフ、ミュラー、モンテイロ。
ハフのリアにミュラーが接触。ミュラーには黒白旗(紳士的でない行為)。

ハフはダブルウィン。ダブルウィンは、J. ミュラー、J.トンプソン以来の3人目。

プライベーターのポールセンが3位。「ターボになってラリーの経験が生きている。」

2011/06/20

[WTCC] 2011 Rd.3,4 ゾルダー

世界ツーリングカー選手権
2011年 Rd3 4 ゾルダー

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

race 1
1Qの上位10台による2Qの順位でグリッド。

シボレーがフロントロー。
スタートは、ハフ、メヌ、タルキーニ、Y.ミュラー。
タルキーニがシボレーに囲まれる展開に。

コロネルがスペースがなくなりコースアウト、コースに戻ったところにエングストラーが突っ込んできてフロント部分を大破。別のところで谷口行規がプッシュされてスピン。

コース上が危険のためSCランになり、リスタート。Yミュラーはリスタート直後をねらいすましてタルキーニをオーバーテイク。

ハフはトップを譲らず優勝。「ハフはちょっと貫禄がでてきた。危なげない」(木下)

race 2
race 2は第1次予選の上位10台のリバースグリッド。

エングストラーがグリッドに並ばず、タルキーニが繰り上がりでポール。
タルキーニはシボレーをブロック。ハフ、メヌ、ミュラーが後ろにつながる。
タルキーニは名人芸でぎりぎりをブロック。

ミュラーは車が不調でピットイン。ハフはタルキーニと接触して後退した。

2011/06/19

[WTCC] 2011 Rd1,2 クリティバ

世界チューリングカー選手権
2011年 round1,2 クリティバ

放送:GAORA
実況:ピエール北川
解説:木下隆之

全車 Save japanのステッカーを貼って走行。レース前にもセレモニーが行われた。
2011年は新エンジン。1.6ターボとなる。これまでの2.0リッターのNAよりもトルクは出るのか?

シボレーは「グローバルエンジン」という型のエンジンを使用。「30-40馬力アップ、トルクもアップしている。加速で10kmは違う。」(木下)
ドライバーの顔ぶれをみると、今年はプリオールがいない。プリオールはILMC(Intercontinental Le Mans Cup)のBMWワークスに所属することになり、WTCCでは走らないそうだ。変わってトム・コロネルがBMWに乗り実質的にはエース格。

日本からは谷口行規が参戦。今回は旧型の車でのレースになる。

race 1
結果
1 2 Robert HUFF
2 1 Yvan MULLER
3 6 Carlos BUENO


スタートは、ハフ、Y. ミュラー、ブエノ、コロネルの順。
ハフはミュラー、地元のブエノには差をつけてフィニッシュ。
コロネルはポールセンとやりあっていたが、最終ラップでコロネルが前に出た。
VOLVOはトンプソンがテストドライバーをやっているとのこと。


race 2
結果
1 8 Alain MENU
2 15 Tom CORONEL
3 1 Yvan MULLER

コロネルが好スタート。
メヌ、ハフ、タルキーニ、ブエノの順に。
タルキーニのSEATはストレートが遅く、メヌ、ハフ、ブエノに抜かれる。

メヌとコロネルはトップ争いのバトル。コロネルは一度コースアウトして2位でもどり、その順位でフィニッシュ。

ハフはYミュラーにオーバーテイクされ、4位に後退。

race 1では割合おとなしく新型エンジンの様子を見ながらのドライビングだった各ドライバーはrace 2は積極的なレースになりクラッシュが増えた。

2011/01/13

[WTCC] 2010 岡山

World Touring Car 選手権
2010年 岡山

日本選手は、谷口信輝、谷口行規、柳田正孝、伊藤義博

3年連続の雨レース。

race 1
SCスタート。
BMWのプリオール、ファーフスにハフが続く。
BMWがコンディションに合わず、ペースが上がらない。ハフがトップに立ち、プリオールは2位。
Yミュラーが8番手スタートから上がってくる。
BMWのターキントン、ファーフスはYミュラーにオーバーテイクされて、ミュラーはプリオールの後ろの3位。

ファーフスはタルキーニと接触があったのかリアを大きく破損したまま完走。

谷口行規がトム・コロネルとのバトルでTVに映る。コロネルの前でインデペンデントクラスの優勝。


 race 2
SCスタート。
Y.ミュラー、プリオール、ハフが6、7,8位。
プリオールがハフにオーバーテイクされた後、止まり切れずにコースアウトしてスタック。
タルキーニはファーフスの前を走っていた状態でコースアウトしバリアをヒット。
チャンピオンシップ上位の2台が共にリタイアとなった。
トップ走行していたニケアはSCが導入されたあとのリスタートでリズムを崩し、コースアウトして順位を8番手付近まで下げた。

プリオールとタルキーニがリタイアしたことでYミュラーは、チャンピオンシップで有利になるため、安全走行に切り替えて3位を確保。
 トップにファーフス、2位にターキントン。

2010/10/29

[WTCC] 2010 Rd 15,16 オシャスレーベン

世界ツーリングカー選手権
2010年 Round 15, 16 オシャスレーベン

実況:ピエール北川
解説:木下隆之


「BMWのホームコースとも言える。BMWに有利。」(木下)

Round 15
谷口行規選手がここに参戦。
「BMWの地元だが、朝のウォームアップからシボレーが元気」(木下)

ポールポジションはファーフス。
直角に近い1コーナーでは、プリオールがコースアウト。

タルキーニはクラッシュしてコースサイドに停止。コース脇からピットまで走行出来ずレース中はそこで待機となった。

トップはハフ。
ところがハフはスタート後の他車に対する行為でペナルティを受け、それを実行しなかったことで黒旗。
本人は全く納得していない様子。

2位のメヌがトップに立ちそのままゴールへ。


Round 16
3番手スタートのプリオールがホールショット。
そのまま、差を広げてフィニッシュ。中盤はほとんどTVに映らないぐらい前方にいた。

ミケルズはハフの前方でがんばっていたが、ハフにリアをプッシュされスピン。ポイント圏内から落ちてしまった。

モンテイロがドライブスルー。ラフなドライブで他車を繰り返しプッシュしたことに対するものだったようだ。

2010/09/20

[WTCC] 2010 Rd. 13, 14 ブルノ

WTCC
2010 Rd13, 14 ブルノ

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

Rd. 13
Y. ミュラーが不調で予選8番手。
この2戦でスポット参戦が終わるターキントンは、インデペンデントからワークスにポイントを付け替える措置によりワークスのランキングに入った。「速すぎる」からインデペンデントでは勝負にならない、ということらしい。

スタート後の先頭は、ハフ、タルキーニ、ターキントン、メヌ。
後方でジェネがスローダウンしたところに数台が突っ込む。
このクラッシュでSCが入り、2Lap追加。

リスタート後、ターキントンとミケルズが接触して頑張っているところにY.ミュラーが突っ込んでクラッシュしリタイア。ターキントンも左前をこわす。
ターキントンには警告のblack and white flagが提示された。

ターキントンはペースを落として5位になり、6位以下を抑え込見ながら周回。

Rd 14.
リバースグリッドでオーヤンがポールポジション。
しかし、スタートでは激しくホイルスピンして、プリオールとターキントンが1,2位。
ターキントンはプリオールの前に一度出るが、車は無理がきかないらしくプリオールに抜き返された後は2位。

プリオール、ターキントン、メヌ、タルキニ、となる。

最終Lapでタルキーニはマシントラブルでストップ。完走できずノーポイント。

プリオールの優勝はBMWとして50勝目。
「節目節目に勝ってますね。」(木下)

2010/09/15

[WTCC] 2010 Rd 11,12 ブランズハッチ

WTCC
2010 Rd11,12 ブランズハッチ

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

シボレーがデザインコンペをやり、学生のデザインが採用された。このペイントで走る車が1台ある。
VOLVOがブランズハッチと岡山にスポット参戦する予定。
「昔のflying brick(レンガを3個くっつけたようなセダン)が速かった。」(木下、北川)
プリオールはエンジン交換で10グリッド後退。
これは、予選専用のエンジン使用を禁止するための規則。

Rd 11
インデペンデントのターキントンがBMWで上位。BTCCのチャンピオン。
スタートから、Y.ミュラー、ハフ、メヌ、タルキーニ、ターキントン。
ターキントンはスタートで2台抜き、4Lapでタルキーニをコーナーでパスして5位。

4位メヌは5位のターキントンをコース端までよせてブロック。
カカのSEATがコースサイドで炎上し消火活動でSCが入り2Lap追加。

Last Lapでターキントンはメヌをパスして3位。
メヌはこの後でわざと順位を下げて8位(リバースグリッドのポール)を取りに行ったのでペナルティ。


Rd 12
VOLVOはスタートせず。

リバースグリッドのポールはプリオール。
スタートでプリオールは珍しくミスし、
ファーフス、プリオール、メヌ、ターキントン。
3Lapでプリオールがトップへ。

クラッシュでSCが入り2Lap追加。
リスタートではプリオールの後ろのターキントン。
そのままフィニッシュ。

インデペンデントのBMWはワークスよりも60kgぐらい軽い旧型。
シフトのメカニズムが違う。

2010/08/26

[WTCC] 2010 Rd9, 10 ポルティマオ

WTCC
2010 Rd 9, 10 ポルティマオ

実況:ピエール北川
解説:谷口信輝

ヨコハマタイヤの100レース目。
1スペックのタイヤでこのコースに耐えるのは相当厳しい。

解説が谷口信輝(初登場)。コースを見て「このコースは面白そう。」と。タルキーニについて年齢を重ねてもまだ活躍できることについて、「自分もあと数年と思ってますけど。」など、他ではあまり言わないようなコメントも。

race 1

谷口信輝のプリオール評:
ドライバーの鏡。走りはアグレッシブ。ファンへの対応は良い。「かっこいいオーラ」が出ている。
コースサイドの隙間に突っ込んでくる。「馬鹿なの?と思うような狭いところに突っ込んでくる。」

コースはアップダウンがあるのでハイパワーが有利。後半はタイヤがタレてきたときがポイント。
「荷重が抜けながら立ち上がるのでオーバーステアになる」

プリオールはリアタイヤが接触の影響なのかバースト。

ターキントン。BTCCチャンピオンからの参戦。「この位置を初戦で走るのはドライバーも良いがチームも良い。」(谷口)バースと接触してスピン。

地元モンテイロはポールからトップへ。
10Lap。モンテイロの後ろにはミュラー、タルキニ、ファーフス。
「何事も起きなさそうな感じがしてきた。ちょっと距離がある。」

インデペンデントの2位には香港のO'Young。

「レースと言うよりは闘い。」

「昔はレースで勝ったらスピンターンをしてたんですが、最近、それをやるとペナルティだとか罰金だと言われるので。」(谷口)


race 2

バースがポールポジション。
プリオールは19番手からのスタート。
スタートでバースが大きくミス。
タルキーニがトップへ。プリオールは5lapで8番手。「来るんですよ。彼は」(谷口)
「コースは難しそう。ブレーキング前に乗り上げて、下りでブレーキング。結構みんなロックさせている。」(谷口)
9Lapプリオールがコロネルをパス。「やはり、後半はBMWですね。タイヤがきつそう。」
コロネルはパンパーの部品が脱落。
ハフは3位に上がり、5大会すべてで表彰台に上がるはずだったがペナルティを課されて降格した。

タルキニについて「おじちゃんじゃないですか。負けたくないけど負けちゃいますね。日本にはいないですよ。」(谷口)

2010/08/10

[WTCC] 2010 Rd. 7, 8 ゾルダー

WTCC
2010 Rd 7, 8 ゾルダー(zolder)

実況:ピエール北川
解説:木下隆之


ベルギーのゾルダーはWTCC初開催コース。
金曜日からセッティングを煮詰めている。



Round7
最終結果


順位ドライバー車種
1タルキニ(Gabriele TARQUINI)SEAT Leon TDI
2Y.ミュラー(Yvan MULLER)Chevrolet Cruze
3メヌ(Alain MENU)Chevrolet Cruze
4モンテイロ(Tiago MONTEIRO)SEAT Leon TDI
5ハフ(Robert HUFF)Chevrolet Cruze


ローリングスタートから、ジェネがトップ、タルキーニが2位。
SEATが前に出る。BMWは予選からペースが上がらず。
ジェネがややスムーズなラインどり。

Y. ミュラー、メヌが3,4番手。
ここにモンテイロ、ハフも接近。
暫定順位はジェネが優勝。
レース後、ジェネの車にレギュレーション違反が見つかり、ジェネの優勝がキャンセルされ、タルキーニが優勝。

プリオールがリバースグリッドのポールポジションを確保。



Round8
最終結果

順位ドライバー車種
1プリオール(Andy PRIAULX)BMW 320si
2ハフ(Robert HUFF)Chevrolet Cruze
3モンテイロ(Tiago MONTEIRO)SEAT Leon TDIe
4メヌ(Alain MENU)Chevrolet Cruze
5Y. ミュラー(Yvan MULLER)Chevrolet Cruze


プリオールがポールポジション。
「スタンディングスタートからは後ろに荷重がかかるのでFRのBMWの方が速く、タイヤの温まりのバランスも良い。」(木下)
プリオールが逃げ切れず、接近したまま最後まで。「中途半端なライン」で抜きづらい。
コース幅があまり広くないので元々抜きにくいコース。今年のBMWは不調でメーカーとしてもニュルブリュクリンク24時間など長時間の耐久レースにシフトしているらしい。

プリオールはハフを抑えるライン取り。
下位ではファーフスとタルキーニの6,7位争い。
タルキーニとサイドバイサイドからファーフスが競り負け。
「ファーフスはここで頑張っておかないと、今後の勝負でなめられてしまう」(木下)

2010/06/24

[WTCC] 2010 Round3,4 マラケシュ

GAORA
2010 第2戦 マラケシュ

2010年5月1,2日

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

ストリートコースで直線中心。ちょっとしたシケインと両端がRの小さいコーナー。

Round3
最終結果

順位ドライバー車種
1タルキニ(Gabriele TARQUINI)SEAT Leon TDI
2ハフ(Robert HUFF)Chevrolet Cruze
3モンテイロ(Tiago MONTEIRO)SEAT Leon TDI
4バース(Fredy BARTH)SEAT Leon TDI
5コロネル(Tom CORONEL)SEAT Leon TDI

今回の運営はちょっとぐだぐだ感がある。
ローリングスタートで信号の切り替えに失敗し、赤信号のままでもう1周ラップ。
ここで集中力が切れたドライバーが多かった。
スタートから、タルキーニ、ハフ、バース、モンテイロ。
途中でハフが大きくリアをスライドさせたためバースがブレーキを踏んだところにモンテイロが飛び込む。バースは初の表彰台を逃した。
7Lapあたりのロマノフのスピンの後始末がまったく進まずクレーンでつり上げて移動作業をしている間に13Lap(1Lap追加された)がセーフティーカーランで終わってしまった。


Round4
最終結果

順位ドライバー車種
1プリオール(Andy PRIAULX)BMW 320si
2Y. ミュラー(Yvan MULLER)Chevrolet Cruze
3コロネル(Tom CORONEL)SEAT Leon TDI
4モンテイロ(Tiago MONTEIRO)SEAT Leon TDI
5バース(Fredy BARTH)SEAT Leon TDI

スタンディングスタートから大クラッシュ。
前方のミケレスがスタートできず、それを避けた車がコースを確保できずハフ、エルナンデス、ボルカードの3台がクラッシュ。
1Lap目からSCランになり、事故車の処理が進まず7Lapでリスタート。ところがいきなり、ファーフスとメヌが絡んでクラッシュし、またSCラン。
最後の1Lapのみでリスタート。
トップのプリオールはBMW、2番手のY.ミュラーはシボレー。
トップスピードに劣るBMWはストレートでは抜かれる恐れがある。プリオールはコーナーの進入で立ち上がりを重視したラインでストレートはなんとか粘る作戦で1位を守った。
「(いろいろあったけれど)最後の一周ですべてを帳消しにしましたね。」(木下)

今年から参戦のバースは4位、5位。ツーリングカーでは実績があるドライバーだが、WTCCの荒っぽいレースでも速い。「やりますねぇ。」(木下)
プリオールは久々の必勝パターンのrace 1 で8位、race 2で優勝。
ファーフスとメヌはお互いに譲らず、メヌが壁に押し付けられてクラッシュ。

「メヌがなぜあんなに幅寄せして来たのかわからない。」
「ファーフスがメヌを押している。ドライバーとしての良心を疑う。」
と双方のチームとも相手を非難。

2010/04/16

[WTCC] 2010 Rd1,2 クリティバ

世界ツーリングカー選手権(WTCC)
2010年 3月7日 クリティバ
放送:GAORA

実 況:ピエール北川
解説:木下隆之

2010シーズンにはドライバーの大規模な異動があった。
チーム移籍
Y.ミュラーSEAT から シボレー
トム・コロネルインデペンデントからSR-Sports
ジェームズ・トンプソンLADAからインデペンデント

また、WTCCから移ったドライバーは
J.ミュラーとニコラ・ラリーニはLeMansシリーズへ
リカルド・リデルはGTシリーズへ
ザナルディは未定
となっている。

シボレー
Y.ミュラーをシボレーが高額な費用で移籍させたのだ、とか。シボレーはオフの開発にも力を入れているようで、プロモーションとしてWTCCを活用する方向。

BMW
台数を減らした。WTCCだけではなくLeMansシリーズやニュルブルクリンク24時間にも力を入れる。

SEAT
昨年チャンピオンチームだったSEATはワークス体制を解消。セミプライベート化した。チームはSEATからSR-Sportsに変更された。そのかわり台数が増え、トム・コロネルはインデペンデントからこのチームに移籍。

Round1
最終結果

1Y. ミュラー(Yvan MULLER)Chevrolet Cruze
2ハフ(Robert HUFF)Chevrolet Cruze
3メヌ(Alain MENU)Chevrolet Cruze
4タルキニ(Gabriele TARQUINI)SEAT Leon TDI
5プリオール(Andy PRIAULX)BMW 320si

スタート前に降雨。
ウェット路面からセーフティーカー先導でローリングスタート。
ラップ数が15周に増加。
スタートから、ジェネやタルキニがコースアウトしている。
同じ左コーナーをショートカット気味にグリーン上を走るがこのグリーンではあまり速度が落ちない。多くのドライバーがこのグリーンをコースようにして走る。
「シボレーは開幕戦では同志討ちしてシッチャカメッチャカという感じがあるのですが、今年は違いますねー」ピエール。
「ミュラーの移籍効果でしょうか。昨年までのエースは切り込み隊長ラリーニでしたからねぇ。」木下。
10Lapごろにはかなりドライになって、ウェットセッティングのシボレーはきびしい。タイヤのグリップはかなり落ちている。

インデペンデントでは中国国籍(香港)のO'Youngがトップ争い。チームはイギリス籍。車はシボレー・ラセッティ。中国人ドライバーが世界に出てくるのは珍しい。

モンテイロのボディにはアンドレ・クート選手の息子(白血病の闘病中)のための呼びかけメッセージ。

シボレーの表彰台独占。Y.ミュラーは移籍初戦でポールトゥウインを達成。
勝利インタビューでメヌは「三人のセッティングはバラバラだった。僕はドライセッティングを変えていなかった。」


Round2
最終結果

1タルキニ(Gabriele TARQUINI)SEAT Leon TDI
2ジェネ(Jordi GENE)SEAT Leon TDI
3メヌ(Alain MENU)Chevrolet Cruze
4Y. ミュラー(Yvan MULLER)Chevrolet Cruze
5ハフ(Robert HUFF)Chevrolet Cruze

リバースグリッドでのポールポジションはトム・コロネル。
トムはスタートでミスしてその後の混乱の中でプリオールにヒットされる。プリオールもトム・コロネルもリタイア。
タルキニは5位からジェネとトップに出て、ジェネを抜き先頭に立つ。その後SEATの2台は単独走行で最後まで走りきる。
シボレーは3位から5位。ハフの後ろにはBMWのファーフス。地元なのでTVカメラがフォローしている。BMWはシボレーに比べてストレートが伸びずスリップについてもそのまま1コーナーまでついていくだけ。FRのシボレーに対し、FFのBMWはコーナーでも不利で、6位でゴール。

タルキニもジェネも「SEATからほとんどサポートが得られず満足なテストもできない状態。セミプライベートチームが好成績を残せてうれしい。チームに感謝」とコメント。
昨年優勝のSEATがいきなり体制を解除する、というのは世界同時不況による会社の経営の問題なのか。LADAも初戦には姿を見せていない。

次戦に予定されていたメキシコは災害の影響でキャンセルされた。

2010/01/10

[WTCC] 2009 Rd 23,24 マカオ

世界ツーリングカー選手権(WTCC)
2009年11月22日 マカオ
放送:GAORA

実況:ピエール北川
解説:荒聖治


岡山で参戦した荒聖治が解説。
コースの特徴を荒は「海側がスピード、山側がテクニカルなコース。公道で蒲鉾状の道なのでカントをり良いうすると効率の良い走りができる。」と。 岡山でのSEATをドライブをJ.P.オリベイラは楽しんでいた、と語った。6.117kmのストリートコースを9Lap。

日本人選手は、青木孝行、谷口信輝が参戦。青木は荒が岡山でドライブした車で出場。

このシリーズ最終戦でチャンピオンが決定する。
また、ラリーニがこのレースを最後にWTCCを引退する。

Round23
最終結果

1
ハフ(Robert HUFF)
Chevrolet Cruze
2
タルキーニ(Gabriele TARQUINI)
SEAT Leon TDI
3
ジェネ(Jordi GENE)
SEAT Leon TDI
4
メヌ(Alain MENU)
Chevrolet Cruze
5
Y. ミュラー(Yvan MULLER)
SEAT Leon TDI
18
谷口信輝
BMW 320si
19
青木孝行
BMW 320si

プリオールがスタート後に壁に激突して右フロント部分を大破。
ハフ、モンテイロ、タルキーニが前方に出る。モンテイロは後半なぜかペースダウン(チームオーダーもあったのか?)し、タルキーニが2位に上がる。これによりタルキーニは2位とのポイント差を6ポイントに広げる。
ファーフスは4位まで上がるも、その後スロー走行してrace 2のリバースグリッドのポールポジションを取りに行った。この作戦について、「チームが決めたことならドライバーは実行するしかないんですけど、それにしても割り切りが早かったです。」と荒。BMWはドライバータイトルをあきらめてマニュファクチャラーズポイントに絞った。


Round24
最終結果

1
ファーフス(Augusto FARFUS)
BMW 320si
2
J. ミュラー(Jorg MULLER)
BMW 320si
3
Y. ミュラー(Yvan MULLER)
SEAT Leon TDI
4
モンテイロ(Tiago MONTEIRO)
SEAT Leon TDI
5
タルキーニ(Gabriele TARQUINI)
SEAT Leon TDI
15
谷口信輝
BMW 320si
16
青木孝行
BMW 320si

スタンディングスタートから一斉にきれいに始動。「タイヤウォーマーできっちりグリップするので、スタートからプッシュできる」荒。

ハフのボンネットが破損して前方が浮いていている状態。
山側ではFRのBMWの動きが良い、とのころ。

3Lapでエングストラーがリスボアコーナーで壁にクラッシュ。リアがすべっている。「オーバースピードだったんでしょう」荒。
ボードマンが山側でクラッシュしてセーフティーカー導入。これにより2Lap追加。

8Lapでラリーニがリスボアでクラッシュ。ザナルディが止まり切れずに、追突してラリーニを壁に押し出した。
9Lapの最終コーナーで3台の大クラッシュ。ポルテイロがスピン、エングストラーがそれに突っ込んで停止。ライン上のその車にアンドレ・クートも突っ込んで三台のクラッシュ。
これにより赤旗中断でレース終了となり、タルキーニのチャンピオンが決定。

中断決定までの時間、ドライバーが達は待っているのだが、モンテイロがY.ミュラーやタルキーニに笑顔で話しかけていて「これがモンテイロがムードメーカーということを良く表していますね。応援してるよと言って。」ピエール。「でも、自分は表彰台は狙うよ、と(笑)」荒。

これがリスタートしていればインデペンデントで谷口、青木の1,2があったかも。

チャンピオン争いはタルキーニがY.ミュラーと4ポイント差、マニュファクチャラーはSEATがBMWに3ポイント差で獲得。

2009/12/22

[WTCC] 2009 Rd, 21,22 岡山

世界ツーリングカー選手権(WTCC)
2009年11月1日 岡山
放送:GAORA

実況:谷口広明
解説:木下隆之

昨年も悪天候のレースだった記憶があるが、今年も雨。
日本人選手は、荒聖治、谷口信輝、加納政樹。スーパーGTで荒聖治と同じくHIS近藤レーシングに乗っているJ.P.オリベイラも参戦。

Round21
最終結果

1
プリオール(Andy PRIAULX)
BMW 320si
2
J. ミュラー(Jorg MULLER)
BMW 320si
3
ハフ(Robert HUFF)
Chevrolet Cruze
4
Y. ミュラー(Yvan MULLER)
SEAT Leon TDI
5
タルキーニ(Gabriele TARQUINI)
SEAT Leon TDI
17
荒聖治
BMW 320si
20
谷口信輝
BMW 320si
21
加納政樹
BMW 320si
23
J.P. オリベイラ
SEAT Leon

雨のローリングスタートのため、2Lapセーフティーカーランが追加されて16Lap。
スタートすぐにポールポジションのタルキーニがコースアウト。これでプリオールがトップに立ち、後ろにヨルグ・ミュラー。どの車もタイヤを滑らせながらカーブを走行。
J. ミュラーの後ろには、ジェネ。その後ろにY.ミュラー。
「FFがレインではコントロールしやすい。SEATはジェネのタイヤがコンディションにあうまで待つしかないか」木下氏。

コロネルが8位を走っているので、昨年の再現でrace 2でポールを取って勝つか、と放送席は盛り上がっていたが、少し遅れた。
8位にはメヌ、後ろの9位にはファーフス。ファーフスは8位でポールスタートを取りたいため、最終Lapで強引にインに突っ込み、おそらく少し接触してメヌをコースアウトさせ、8位に。これについてはペナルティはなかったようだ。

ジェネはY.ミュラーを先に行かせたあと、ペースをかなり落としてタルキーニも前に行かせる。この二人はチャンピオン争いでポイントが必要であり、SEATのコンストラクターズ争いを考えてもポイントを集めておきたいため。「SEATはチームオーダーが出たのでは。」木下氏。


荒聖治はインデペンデントの3位に入り、表彰台。


Round22
最終結果

1
ファーフス(Augusto FARFUS)
BMW 320si
2
プリオール(Andy PRIAULX)
BMW 320si
3
Y. ミュラー(Yvan MULLER)
SEAT Leon TDI
4
メヌ(Alain MENU)
SEAT Leon TDI
5
ラリーニ(Nicola LARINI)
Chevrolet Cruze
18
荒聖治
BMW 320si
19
J.P. オリベイラ
SEAT Leon
20
加納政樹
BMW 320si
--
谷口信輝
BMW 320si

TVでは谷口氏が同乗走行、横浜ゴムの担当者へのインタビュー。「岡山は摩擦係数は余り高くなく、欧州っぽい。タイヤウォーマーがあるのでスタートから性能が出せる。」
横浜ゴムは2012までの3年間契約を延長。

レーススタート時にまた雨が強くなりウェットレースに。
スタート後、2コーナーでは大量にコースアウト。
リバースグリッドのポールポジションはファーフス。
そのままのリードを維持する。プリオールは8番手スタートから2番手まで上昇。

雨が激しく,4Lapでは谷口信輝がコースアウト。「路面が悪いので期待していたんですが。」木下氏。
加納政樹はザナルディと絡んでスピン。

トンプソンとファン・ラーゲンのLADAは2台ともガレージへ。

ファーフスは1位を獲得し、BMWはコンストラクターポイントを積み上げて、マカオへ乗り込むことになった。

2009/10/25

[WTCC] 2009 Round 19, 20

世界ツーリングカー選手権(WTCC)
2009年9月20日 イモラ
放送:GAORA

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

地元イタリアのドライバーはここで成績を上げたい。
トム・コロネルは前戦までの参戦予定だったが、スポンサーを探して参戦を継続できた。
コースはFF有利。SEATが成績が良い。

Round19
最終結果

1
タルキーニ(Gabriele TARQUINI)
SEAT Leon TDI
2
Y. ミュラー(Yvan MULLER)
SEAT Leon TDI
3
ハフ(Robert HUFF)
Chevrolet Cruze
4
ザナルディ(Alessandro ZANARDI)
BMW 320si
5
コロネル(Tom CORONEL)
SEAT Leon

スタート直後のコーナーでクラッシュ。ファーフス、リデル、ジェネ、J.ミュラー。が巻き込まれセーフティーカー導入。

先頭はタルキーニ、Y.ミュラー、ハフ。
中盤が抜けたので、後ろからコロネル、トンプソンがジャンプアップ。
LADAのファン・ラーゲンが横転して、再びセーフティーカー。ここで周回数は13に増加。
プリオールは8位でリバースグリッドのポールポジションかと思われたが、タイヤがスローパンクチャーらしく挙動を乱して下位に。
コース上のあちらこちらで細かい接触がありコースアウトやスピンが発生。日本の基準で言うと荒れたレースになった。
LADAのトンプソンはLADAでの初ポイント。
最初のクラッシュでガレージに入ったファーフスは修理して最終ラップを走る。

コロネルはインデペンデントの首位。


Round20
最終結果

1
Y. ミュラー(Yvan MULLER)
SEAT Leon TDI
2
タルキーニ(Gabriele TARQUINI)
SEAT Leon TDI
3
メヌ(Alain MENU)
Chevrolet Cruze
4
ザナルディ(Alessandro ZANARDI)
BMW 320si
5
ジェネ(Jordi GENE)
SEAT Leon TDI

GAORAでは荒聖治、谷口信輝が岡山参戦インタビュー。
岡山では、加納政樹、J.P.オリベイラも参戦する。
race 2の
リバースグリッドのポールポジションはメヌ。
SEATのスピードがあり、タルキーニ、Y.ミュラーは上位へ。

「SEATのディーゼル+ターボチャージャーはトルクに有利。だがシーズン後半にこれだけの差があるとは予想しなかった。」木下氏。
LADAのトンプソンはリデルを抑え込んでいる。
ハフはタルキーニにリアから押されてコースアウト。
「トンプソンは車のコントロールは超一流。嗅覚、相手を駆逐するポジショニング。」
タルキーニは同じチームのY.ミュラーのリアから追突。
Y.ミュラーにすれば同じチームのタルキーニからトップ走行中に追突されるのは予想外のはず。優勝したあとのパルクフェルメで2台が顔を合わせ、しっかり握手。「かえって怖い」木下氏。

シリーズ順位で1位タルキーニとY.ミュラーのポイント差は7ポイント。3位ファーフスまでは18ポイント。