2009年10月4日 マニクール
JSPORTS ESPN
実況:高柳謙一
解説:八代俊二
ベン・スピーズと芳賀のポイント差が少ない。
玉田誠と中野真矢は欠場。清成龍一はrace 1で転倒し、race 2は欠場。
race 2後のインタビューで芳賀紀行は「ニュルブルクリンクの後はチャンピオン争いを考えて眠れないこともあった。」と。2009年の場合は2008チャンピオンのトロイ・ベイリス引退の後にドゥカティチームに移籍し、そのマシンを渡されて「次期チャンピオンは芳賀だ」という雰囲気のシーズンだったのでスピーズとの争いは予期していなかっただろう。
JSPOTSではここまでの全レースの芳賀紀行、ベン・スピーズの戦いをまとめる。80ポイント以上のリードをしていたころもあったのね、と懐かしく(笑)見た。スタジオでの生中継のため、高柳、八代両氏が顔出し。
コースは
全長:4411m
左コーナー 9 右コーナー 11
23Lap。
race 1
最終結果
順位 | ライダー | チーム | バイク |
---|---|---|---|
1 | スピーズ(B. SPIES) | Yamaha WSB | Yamaha YZF R1 |
2 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team | Ducati 1098R |
3 | ビアッジ(M. BIAGGI) | Aprilia Racing | Aprilia RSV4 Factory |
4 | ファブリツィオ(Michel Fabrizio) | Ducati Xerox Team | Ducati 1098R |
5 | ハスラム(Leon Haslam) | Stiggy Racing Honda | Honda CBR1000RR |
7 | 加賀山就臣 | Suzuki Alstare BRUX | Suzuki GSX-R 1000 K9 |
-- | 清成龍一 | Ten Kate Honda Racing | Honda CBR1000RR |
スタートでスピーズがトップ。芳賀紀行は6位。ここから芳賀は徐々に挽回し残り7周で2位。
序盤の上位はスピーズ、ジョナサン・レイ、マックス・ビアッジ、芳賀。レイは途中でトラブルからリタイア。サイクスがクラッシュ。
「今シーズン、ヤマハのマシンはクラッシュした後に縦回りするのが気になる。」八代氏。
後方では加賀山就臣、トロイ・コーサー、バーン、シュムルツの5位争い。ビアッジはコーナーでブレーキをかけすぎてコーナーでコースアウト。ここで芳賀がビアッジをパス。
スピーズは最終Lapで2回ミスをし、芳賀は一旦並ぶ。この後スピーズは落ち着いて抜き返し、トップでチェッカーを受けた。
race 2
最終結果
順位 | ライダー | チーム | バイク |
---|---|---|---|
1 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team | Ducati 1098R |
2 | ビアッジ(M. BIAGGI) | Aprilia Racing | Aprilia RSV4 Factory |
3 | レイ(Jonathan Rea) | HANNspree Ten Kate Honda | Honda CBR1000RR |
4 | スピーズ(B. SPIES) | Yamaha WSB | Yamaha YZF R1 |
5 | ハスラム(Leon Haslam) | Stiggy Racing Honda | Honda CBR1000RR |
6 | 加賀山就臣 | Suzuki Alstare BRUX | Suzuki GSX-R 1000 K9 |
スタートから芳賀紀行が前へ。
芳賀、ビアッジ、レイ、スピーズの先頭集団と後続の間は開いていく。
スピーズは後ろで様子を見ているが3位に出ることもしない。サイクスがまたクラッシュ。
レイとビアッジは前後で入れ替わることもあったが、12Lapでビアッジがイン、レイがアウトになったときビアッジが強引にインに入りこんでレイをコースアウトさせて前へ。これでレイが少し遅れた。ビアッジも芳賀から遅れて芳賀のリードが広がり優勝。
ちょっとおかしかったのは芳賀とビアッジだけはチェッカーフラッグに気がつかなかった様子で他の下位ライダーがレースを終わっている中、二人だけで全速力で走り、その周回の終わりにポーズを決めていたこと。
スピーズが大幅に遅れていったが、それより後ろのハスラムもすごく遅れたので、絶不調ながら4位。SBKのオフィシャルサイトに上がったレース後のレビュー記事
Spies reflects on disappointing French weekend
によればスピーズはフロントタイヤの選択を誤ってペースが上がらなかったとのこと。
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