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2009/10/20

[SBK] 2009 第12戦 イモラ

世界スーパーバイク選手権(world superbike)
2009年9月27日 イモラ
JSPORTS ESPN
実況:高柳謙一
解説:八代俊二

4936×21Lap
左 10、右 6
左回り

イモラでは3年ぶりの開催。
新しいシケインが作られる改修があり、ピットの建物の配置が少し変わっている。
ピットサインは最終コーナー立ち上がり側と1コーナー近くの2か所に分かれて出している。「ピットサインが2か所で出るのは珍しい。」八代氏。
セナが亡くなったコースでもある。

ポールをファブリツィオが取った。

中野真矢は首痛のため欠場し、代わりに乗るのはMotoGP 250ccに乗っているマルコ・シモンチェリ。

レース開始前での1位のスピーズと2位の芳賀紀行のポイント差は18。

race 1
21Lap

最終結果

順位
ライダー
チーム
バイク
1
芳賀紀行
Ducati Xerox Team
Ducati 1098R
2
ビアッジ(M. BIAGGI)
Aprilia Racing
Aprilia RSV4 Factory
3
ファブリツィオ(Michel Fabrizio)
Ducati Xerox Team
Ducati 1098R
4
スピーズ(B. SPIES)
Yamaha WSB
Yamaha YZF R1
5
清成龍一
Ten Kate Honda Racing
Honda CBR1000RR
15
加賀山就臣
Suzuki Alstare BRUX
Suzuki GSX-R 1000 K9
--
玉田誠
Kawasaki World Superbike
Kawasaki ZX 10R

スタートで前に出たのはビアッジ、ファブリツィオ、芳賀、レイ、スピーズ。

芳賀紀行
勝利インタビューによれば、父親が12年ぶりに見に来ていたらしい。3位からポジションを上げる。1位のビアッジを19Lap付近でパス。「芳賀はビアッジを見切っている。」八代氏。キャラミ以来の勝利。バイクのセッティングが出なかったのでレース前に変えてみた。それがよかったようだ。
SBKで40勝目。

ビアッジ
芳賀に追いつくことはできなかったが、バイクは直線では速い。
コースは穴だらけだった、と。ファブリツィオを抑えて2位。

ファブリツィオ
レース後のコメントで、左腕があがってしまってしびれて最後の数周はクラッチを握るのも大変だった、と。インタビューの間も腕は動かせないような状態。

スピーズ
ポールポジションを取らないことが珍しいが今回はペースがよくない。5位から4位へ上がり、そこから追撃するのがいつものスピーズのパターンなのだが、race 1では最後の3Lapぐらいの間にかなり離れてしまった。バイクのセッティングをはずしたようだ。

シモンチェリは10lapでハスラムをパスした勢いでトサコーナーでクラッシュ。
清成龍一は最終周のフィニッシュライン直前でハスラムをパスできて5位。
玉田は序盤にクラッシュしリタイア。

race 2
21Lap

最終結果

順位
ライダー
チーム
バイク
1
ファブリツィオ(Michel Fabrizio)
Ducati Xerox Team
Ducati 1098R
2
芳賀紀行
Ducati Xerox Team
Ducati 1098R
3
シモンチェリ(Marco Simoncelli)
Aprilia Racing
Aprilia RSV4 Factory
4
ビアッジ(M. BIAGGI)
Aprilia Racing
Aprilia RSV4 Factory
5
スピーズ(B. SPIES)
Yamaha WSB
Yamaha YZF R1
17
清成龍一
Ten Kate Honda Racing
Honda CBR1000RR
--
加賀山就臣
Suzuki Alstare BRUX
Suzuki GSX-R 1000 K9


玉田誠はrace 1でのクラッシュが原因でドクターストップ。確か前回のレースでもドクターストップがかかったはず。2戦連続は不運というか、スタートポジションがよくない。

スタートはrace 1の表彰台と同じメンバーのファブリツィオ、芳賀、ビアッジが上位3台。4位以下は、バーン、レイ、スピーズ。

芳賀紀行
race 2でも勝ちダブルウィンかも、という勢いだったが、ファブリツィオにパスされた後は徐々に離された。レース後コメントでは、バイクをrace 1のものと変更したため、コントロールに苦労した、とのこと。最後に2,3Lapはファブリツィオに比べて遅くなっているのがTV画面でもわかるぐらい。
この順位でスピーズに3ポイント差の1位のランキング。ポイントよりもレースごとに勝つことが重要、とコメント。

シモンチェリ
race 1ではクラッシュしてしまった。race 2ではビアッジより上位でフィニッシュ。
ビアッジをパスするときには「ブレーキをかけすぎたのだが行くしかなかった」というちょっとリスクの大きいパッシング。イン側に飛び込んでビアッジがそれを避けたためパスできた、という状況だった。ビアッジはシモンチェリを避けた勢いでアウト側に膨らみ、そこに突っ込んできたスピーズをコースアウトさせてしまう。ビアッジ、スピーズ共に転倒はせずに4位、5位。「若者っぽい走り」八代氏。ほぼ初めてのSBK仕様のマシンでこの順位はさすが。

ジョナサン・レイ
前戦で芳賀の転倒を誘った攻めの走りはこのレースでも続いていて、荒っぽい動き。バーンをパスした勢いでコースアウトしグラベルをアクセルを開けて走った。芳賀の後ろから迫ってくるときは「要注意ですね」と八代氏。

清成龍一は序盤で転倒した後、マシンを起こしてリスタートし17位フィニッシュ。

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