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2008/01/31

[鈴鹿サーキット] 2008 鈴鹿レースファンクラブ会員証


鈴鹿サーキットではレースファンクラブ(SRFC)会員に無料で申し込むことができる。去年、ウェブサイト上で気がついて申込みをした。そのことをすっかり忘れていたが先日、今年の会員証が郵送されてきた。

会員証とともに同封されていたのは、スタンプカードと、サーキットや併設の遊園地などの優待券だ。

スタンプカードはレースを見に行った際に受付でスタンプをもらうことができる。このスタンプがたまるとレースに無料で入れるなどの優待が受けられる。
  • スタンプ捺印で当該レースのポスター1枚プレゼント
  • スタンプ4個で全日本格式レース1回に招待
  • スタンプ8個で鈴鹿8耐に招待
という具合だ。また、レースファンクラブ会員は当日券の割引があり、だいたい1割程度安くなる勘定だ。
小学生の場合はレースファンクラブJr会員となる。この場合の特典はいくつかのレースに無料入場可能になる、というサービスぶり。

モビリティランドが管理するサーキットでも鈴鹿は特に優待がいい。ウェブで調べた範囲ではレースごとにポイントがたまるサービスを持っているサーキットは他にはないようだ。これは、レースごとの主催者が自シリーズに観客を動員するのとは違い、サーキットにどのようなレースだろうと見に来て欲しいというところから出発している。そのため、シリーズをまたがったサービスになっていて使い勝手がいい。

今年はPTA本部で週末が忙しいことが多いと思うが、何度か鈴鹿には行きたいと思う。

2008/01/30

[柏ヶ谷中学校] PTA 学級委員

最初の保護者会でなんとか学級委員が決まると学級委員から各学年代表を選出し、学年委員会が形成される。柏ヶ谷中学校での学級委員の大きな仕事は、学期ごとに一度ある集金日の集金作業と、学級懇談会の司会だろう。その他には学級の連絡網の発信がある。

また、学年委員会としては、高校見学の行先決めから手配と実行までの一連の作業がある。高校見学は学校によっては別の委員会の仕事となっているところもあるらしい。

さて、この集金業務だが、集金はPTA会費、給食費、教材費、修学旅行積立の三種類になる。これらは時によって異なるがおおよそ1万円から二万円程度だろう。これを朝の会の前に集金する。集金と言っても最終的には学校側の担当および旅行会社の担当に渡されるため、子供から受け取るところの作業を行う。当然、平日の朝早くの作業となるため、これは結構負担となるのではないだろうか。もちろん、家庭の事情によるだろうが。

東柏ヶ谷小学校での集金は銀行引き落としになっており、お金を児童に持っていかせることはほとんどなかった。引き落としができなかった時ぐらいではないか。

中学校では部活の朝練などの事情もあり、現金の扱いは難しい場面も多いだろう。

基本的には自治体が銀行と一括で契約して事務を簡素化するようなことも可能ではないかと思うがどうだろうか。こういったことを学校ごとに任せる必要はないのではないか?事務的なことをPTAの力までかりなければならないのは市側にも努力の余地がありそうだ。

PTAはやらなくてもいいことは極力省き、やらなければならないことに集中しなければ、フルタイム・パートタイムを問わず仕事をもった保護者や介護などで時間が自由にならない保護者が増える状況では必要な作業ができなくなる可能性が高い。そのための準備にPTA規約改正を伴うのであれば今からやらなければならないのではないか、と思う。

2008/01/28

[柏ヶ谷中学校] PTA 2006年度 柏ヶ谷中学校 成人教育委員会の記憶

海老名市では各校の成人教育委員会が決まるとそのメンバーを一同に集めた研修会を市の教育委員会主催で行う。研修とは言っても半日の研修なので、市の教育委員会の協力で開催される「家庭教育学級」の意義などの説明と、講演会である。このときの講演はかなり面白く、その講師をその年の家庭教育学級に招聘した学校もあった。

2006年度の柏ヶ谷中学校の成人教育委員会は一学期にはイベントを開催することができず、すべて2学期中の開催になった。教育委員会が協力する「家庭教育学級」が最低三回と自主講座という自分たちで講師の手配などをすべて行うものが1回あるので、合計で四回の講座を行う必要がある。

「家庭教育学級」の内容は、成人教育委員会のメンバーと教育委員会の担当者との相談の中でだいたい決まる。教育委員会はあらかじめ講師とテーマのリストを用意しており、それを参考に自分たちが聞きたい話を決めるのである。この年は一回は中学校の先生方のお話を聞きたいということになり、校長先生に相談した。他の2回は教育委員会のリストから選んだ形になった。外部講師への依頼は教育委員会がやってくれるが、依頼元は形式的にはPTAなので書類はPTAで作る。これを教育委員会へ送り、講師との手配を依頼する。

実際の開催スケジュールは以下のとおりだった。


2006年9月27日「暮らしを彩る花」フラワーアレンジメント
2006年10月18日柏ヶ谷中学校の今
2006年11月1日体にやさしいヨーガ
2006年11月29日思春期の心と体の発達~男の子・女の子の性~

2学期は、体育祭、合唱祭、進路決定など三年生の親にとっては参加するべき行事が多い。また、進路などは学校で相談すればいいだけではなく家庭での子供との相談もあり、学校見学や入試説明会への参加など、仕事を持っている親にとってはかなり厳しい日程になる。
そのような自分たちの都合と、参加者を集めるための都合のいい日程とのすり合わせとなるので、日程を組むのはかなり大変だった記憶がある。

結果的には、20人から30人の参加者が各回とも集まったが、これは、PTA本部などからの参加があったから達成できた数字と言える。

教育委員会からサポートに来られる担当者は元校長先生だった方(教育委員会に嘱託で勤務)なので、学校の内情にも詳しく、話のまとめ方はうまいのだが、やはり役所として動がざるを得ない部分がある。前年の資料の表紙をそのまま使うように強く言われるなど、こちらとしてはなぜそのように言われるのか理解できないこともあった。結果的にはデータが残っていないという理由で同じ表紙は使わなかった。それが教育委員会的にどういう結末に至ったかはわからない。何も反応がなかった所を見ると、大したことではなかったか、と思う。

PTAの委員会メンバーの一人としての感想をまとめると、
  • 講師の先生方のお話は面白かったし、保護者の評判もよかった
  • 参加人数は各回とも30人程度である。興味のある人に参加してもらえたかどうか(たとえば、土曜日開催のようなことは可能なのか、など検討の余地はある)
  • 2学期の最後ともなると3年生の保護者は受験が迫って気が気ではないので早めに動く必要がある。
  • 一度は体を動かす講座がいいようだ(ヨーガは評判がよく、校区内の小学校の保護者の方も参加されていた)
  • PTA成人教育委員会の本来の目的である保護者の学びという観点では働いている保護者の参加が簡単な日程や興味のある内容かどうか
というところか。ほとんどが未経験者で構成されることが多い委員会の活動では次年度への引き継ぎがせいぜいだが、これで改善していけるのだろうか?たとえば、子供は卒業しているがお手伝いしたいという方にはボランティアで活動を行い、PTA本部がサポートするような形が望ましいのかもしれない。

おそらく、今後、生徒数の減少や仕事を持つ保護者の増加に伴い、活動の維持のための新しい仕組みが必要になるだろう。

2008/01/27

高校:学年・学級親和会

1月26日、午後13:30から和光高校にて2年選択授業に関するパネルディスカッションと保護者向けの説明会。親和会は公立で言うとPTAに相当する組織。今回の催しは一年の学年親和会の企画である。

和光高校では2年生で4コマの選択授業を取る。そのうち1コマは研修旅行がついている。研修旅行は行き先が講座によって異なるため、その行先と講座内容が本人とあえば一番いいのだが、定員があるので抽選になり、他に回ることもあるらしい。他の講座でもオーバーフローして別の講座に回るようだ。その講座が自分に合わないものだった場合、成績が下がり、大学推薦時の評定に影響する。そのため、ここは慎重に選ぶ必要がある。保護者は選び方や内容についてあまりよくわかっておらず、子供との相談もできないことも多いので今回の企画となった。

和光は幼稚園から一貫であるが、中学、高校でそれぞれ外部入学が可能なため、保護者によっても分かっている人とそうでない人があり、たとえば、上の子供が和光卒業生であればだいたいの状況はわかっていてアドバイスも可能だ。

三年ではほとんどの授業が選択となり、自分の興味や進路と評定のバランスを取って考えることになる。三年のことはそのときまでの成績で考えればいいので、一年生の今は、そこまでの計画を立てることもないだろう。

そのあと、各学級の親和会に移動し、先生からの選択授業のお話と委員の各種連絡があった。最後に、来年度の委員決めがあった。和光高校はクラス替えがないため、来年度の委員は今からでも決めることができる。年度初めにアンケートで「○年には委員をしてもいい」というものを提出してある。が、そのあとで状況が変わることもあり、それをそのまま信じて割り当てることもできない。

出席者を中心にできるだけ決めてしまい、決まらないところでアンケートでやれそうな人がいるところに関しては、電話で依頼してみることに。

仕事をしている保護者が多く、必ずしも、土日休みではないため、やりたい人もなかなかやります、といえないことになる。ただし、私立では公立と異なり、私学助成金のための署名活動などの活動があるため、委員として学校にかかわる場面はやや多い。

私学助成については議論があるようだが、たとえば、公立高校がどの子供にも適切な教育をできるているかというと必ずしもそうとも言えない現状では、私立に対して助成金を出し、教育全体をカバーしていくことは必要だろうと思う。

委員決めに結構な時間がかかり、終わったのは18時前。自分は来年度、中学校のPTAの本部役員になるため土日の活動が多くなり親和会の方は無理なのでお断りしてしまった。三年間しか在学しないことが考えると、こちらにも参加してみたい気持ちはあるが、時間のやりくりを考えると現実的には無理だろう。

2008/01/25

バイク:2008年シーズン 海外(MotoGP, WSB) 日本人ライダーたち

MotoGP

2008年シーズン、MotoGPクラスに参戦できる日本人は中野真矢だけになった。故阿部典史選手は全日本のライダーも世界で競える速さはあると言ったが、シート数が限られる中に日本人が食い込むのは難しいようだ。昨年は玉田誠選手と二人だったのだが、今年は一人のみ。その中野も昨年は全くよくなかった。今年はチームが変わった。去年よりはバイクもよくなっているはずだ。上位への入賞を期待したい。

250cc

Red Bull KTM 250 #4 青山博一、#36 ミカ・カリオ
JiR Team Scot 250 #55 高橋裕紀

青山は今年もRed Bull KTMでカリオとともに走る。高橋はチームが変わったのかな。でもバイクはホンダで変わっていない。高橋は2007年は怪我が多くてあまりレースができていない。青山には今年でMotoGPに行ってもらいたいと思う。去年の茂木では白線に乗って滑るというアクシデントがなければ勝てていたのではないかと思う。「たられば」だが。ホンダスカラシップ出身であるが今はKTMで走っているのも強み。

125cc
I.C. Team #73 中上貴晶、#29 アンドレア・イヤンノーヌ、#60 マイケル・ランセデール
Seedorf KTM #71 小山知良、#8 ザネッティ・ロレンツォ

全日本で125ccで全勝し、2007年はスペイン選手権に活躍の場を移していた中上。2008年はMotoGPの125ccで走ることができる。バイクはアプリリア。
最初のシーズンでどのくらい活躍できるのか楽しみだ。できれば一度ぐらいは優勝してくれないかなあ。優勝は無理でも表彰台は一度ぐらいお願いします。小山は昨年優勝があり、年間ランキングでも上位。今年は250ccへのステップアップを目指して頑張って。

スーパーバイク選手権

Yamaha Motor Italia WSB Team #41 芳賀 紀行、#11 トロイ・コーサー
Yamaha YZF #38 中冨 伸一
Team Suzuki Alstare #71 加賀山 就臣、#3 マックス・ビアッジ、#76 マックス ノイキルヒナー
Hannspree Ten Kate Team #23 清成 龍一、#7 カルロス・チェカ、#54 ケナン ソフォーグル
Kawasaki PSG-1 Corse #100 玉田 誠、#55 レジス・ラコーニ
Alto Evolution Honda #88 青山 周平、#22 ルカ・モレリ

今年は芳賀がチャンピオンをとれるだろうか?このシリーズが海外で最も日本人が多いシリーズになるだろう。
日本人選手が最低一人は必ず表彰台に絡む活躍をしてほしい。スーパーバイクそのものの認知度が日本ではいまいちなのでこれを機会に日本でも報道してほしい。

2008/01/24

柏ヶ谷中学校:PTAの委員会

柏ヶ谷中学校ではPTA活動は本部と委員会からなる。これはおそらく、他の中学校でもあまり変わらない。委員会は、学年、校外、広報、成人の4つおよび花いっぱい推進委員会がある。このうち、花いっぱい以外は、三年生の親の中から立候補をつのりなければくじ引きで委員が決まる。各委員会の委員長は委員会のメンバーの中で決定され、決定方法は問わない。

花いっぱい推進委員会は、基本的には立候補や他薦がおおいようだ。

学年委員会は、学級委員から構成されるため、各学級の学級委員の学年ごとのあつまりから、学年委員が決められる。

毎年のことなのだが、この学級委員の決め方が問題となる。これまでは、保護者会に出席した親の中から決められていた。が、この方法には「欠席者は委員にならない」という明らかな欠点がある。そのため一学期の保護者会はあまり雰囲気が良くない。つまり

  • 委員になりたくないため出席しない人がいる
  • 委員になりたくても出席できないとなることが難しい
ということになるからだ。出席していなくても学級委員を引き受けてもいいという人もいるかもしれない、だから、学級委員になってもいい人をあらかじめ言っておいてもらうのはどうだろう、などが検討されているようだ。

いまのところ、本校は自動的に加入するPTAであるため全保護者が有資格者である。家庭の事情などもあるだろうから、できる人の中で「やってみよう」という人がいればありがたいのだが、多くの場合、学級委員の経験はないので、できるかどうか判断できない。PTA活動でリスクを負ってしまうと学校での人間関係に影響するかもしれない、と考えると立候補できる人はかなり少ないだろう。

学級委員の立候補をしてもらうためにはPTAの活動内容を把握しておいてもらう必要がある。それは、「おたより」による広報活動だけではなく、まわりの経験者が活動内容を伝えてくれるのが一番いいのかもしれない。しかし、それならば、今でも可能なのだ。それが伝えられていないというのは「楽しい」活動ではないということだろうか。それとも、積極的に伝える動機づけがないから?

この三年生の親が委員会メンバーであることにも欠点と長所がある。長所は、
  • 学校のことをよく分かっていること
  • 新入生の親と違って周りにもそれなりに知り合いが多い、
ということである。逆に欠点は
  • 一年間の活動が終わると確実にメンバー交代
  • 受験と重なる時期の活動がある
ということだ。

2008/01/21

PTA:PTAは任意加入なのか

婦人公論という雑誌に川端裕人氏(blog)が「みんなのPTAを探して」という記事を2007年4月から連載している。なぜPTA活動を嫌がる人が多いのかということをきっかけにしてPTAの現状、経緯、今後についての1年間にわたる連載である。この中で反響を呼んだことの一つに「PTAへの参加は任意ではないのか?」という疑問というか主張がある。
川端裕人氏による「みんなのPTAを探して」のブログ転載版。 PDF版はこちら。

川端氏の問題意識の中でも最大の問題とされているものがPTAの自動加入・強制加入の問題である。川端氏はPTAを任意加入したとしてもPTA活動が衰退することはない、かえって盛んになるケースもありうる、との意見のようだ。連載の中でも触れられている日本PTA全国協議会の発行文書の中ではその逆で、「網羅的な機械的参加」は議論の対象になってきたが、それが定着している現状では継続していくことがPTAの発展に寄与する、という論旨になっているらしい。

教職員側で川端氏に取材を受けた校長先生(OB、現役)が書かれているblogがある。「退職校長のblog」と「小学校長のお仕事PTAのメリットは」。これらは川端氏から取材を受けた小学校の校長あるいは経験者がその立場から任意加入や活動のメリットを語ったもので親側である川端氏とは少し違う視点から書かれている。

前者の校長のblogにある「ひらかれたPTA」はこの校長が赴任した小学校での特色あるPTA活動が書かれている。また、この校長は任意加入と案内をし、その上で「みんなに参加してもらえるようにやっています」と言うしかないのでは、という意見だ。

自分自身が来年度からかかわるPTAにおいて入学式に「PTAには任意加入です。自由に参加してできる活動がたくさんありますので、ご興味のある方は参加をお願いします。」と言えるかというと、ちょっと無理かな。というか、まだ内定しているだけで承認はされていない。入学式でPTAのことをしゃべれるのは今年度のPTA本部なのだ。

また、任意加入になるということは予算額(つまり、会費)が変動するということなので、大体の予算を立てたのち、会員が確定したら調整するのだろうか?しかし、4月、5月からの活動もあるのだから、これでは困るような?

と、任意加入を選択するとそれなりに大変なことがいろいろとあるのではないだろうか?活動自体は人手でなんとかなるとしても、印刷代や交通費などのような必要経費はいずれにしてもかかる。

などなど、任意加入に移行するにはそれなりに準備を入念にしておく必要があるのではないだろうか?

とはいえ、今年度、来年度ではないかもしれないが、近い将来、必ず任意加入を明記して保護者に呼び掛けをすることになるだろう。その準備は今から始めなければいけないのかもしれない。少なくとも本部では検討していくことになるのではないかと思う。

それまで自分としては何をすればいいのか、全くわからない状態だ。これから仕込みをしていかなければ。

2008/01/19

ランドセルとリユース

小学校を卒業すると共に使わなくなったランドセル。知り合いに新一年生がいたとしても使い古したランドセルを使ってもらうというのは難しい。いまどきだと、ほとんどの児童は新しいランドセルを買うだろう。感覚的に言うしかないが古いランドセルのリユースを実行する家庭というか環境はかなり少ないのではないだろうか?

ランドセルの一形態として、「ミニランドセル」というものがある。古いランドセルを同じ形の小さいランドセルに加工するサービスは鞄屋さんの他に、ミニランドセル加工業という産業として確立しているらしい。インターネット上の宣伝を見ると10000円前後の加工料金がかかる。ミニランドセルはランドセルを原料とするリサイクルだ。再利用されるのはおそらく5割以下だろう。ウェブサイトに掲載されている情報を見る限りでは、使わなかった部分は廃棄されるようだ。送り返されると書かれているものは発見できなかった。これは、ある意味では、ランドセルの部分的な廃棄を含んだサービスとも言える。

自宅には使っていないランドセルが2個ある。当初ミニランドセルに加工する予定だったが、加工賃が高額のため躊躇している間に時間が経過し、放置している状態。

先日、勤め先の同僚に「ランドセルは海を越えて」という運動を紹介された。社団法人かばん協会ランドセル工業会財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)が主催しクラレ後援で、使い終わったランドセルをモンゴルとアフガニスタンに送付する運動である。

元の持ち主である子供たちに相談すると「いいんじゃない。」という返事。1月17日から募集開始なので早速ウェブサイトから申し込みを行う。折り返し来た受付メールによれば3月中旬にランドセルの送付先をメールで知らせてくれるとのことだ。

ただ、このメールがちょっと変だった。手元に届いたものを見ると8bitのShift JISで送信されていてContent-Typeヘッダがない。そのため、いつも使っているso-netのウェブメールでは日本語コードが表示されない。so-netのサーバにも自動判定して正しいコードでの表示を望みたいものだが、原因は送信元の方にある。

申し込みをした人たちがちゃんと受付メール文面を読めているかどうか心配だ。

ともあれ、自宅の2個のランドセルの再利用先が決まった。3月末には新しい持ち主に使ってもらうために旅立つ。6年間、子供と一緒にがんばってくれてありがとう。

2008/01/16

「ソフトウェア作法」を読み始める

自分の知識の基本を認識するという意味で、カーニハン、プローガー著の「ソフトウェア作法」を再読する。木村泉先生の訳である。初版の7刷(昭和57年)になっているので相当古い。原題はSoftware Tools。

この本は、仕事に使えるツールを作りながらソフトウェアの作り方を伝えようとしたもの。記憶では後でPASCAL版が出たような気がするが、はじめに書かれたのはRATFOR(今、使える処理系はあるのかな?)版。

RATFORの記法は割とCに似ているので読むだけなら不自由は感じない。手元の版では400ページ以上もある本だが、前に作ったツールを下敷きにして徐々に複雑なソフトウェアの設計とコーディングを行い、最後はかなり複雑度の高いソフトウェアを作成する。

訳注を読むと、そのころの計算機環境を思い出させる注意書きがある。今読むと興味深い。訳者まえがきによれば、この訳は磁気テープで出版社に持ち込まれた。こういった技術書ではまだまだそれが珍しい時代だったのだ。

とりあえずは、今月中になんとか通読できれば、と思う。

2008/01/13

小学校竣工式に出席

1月12日、午後1時から海老名市立東柏ヶ谷小学校の竣工式典が行われた。

式典の実行委員会は最近の小学校PTA本部および各委員会メンバーと先生方が中心となっているようだ。招待されたのは地域の方々、PTA本部OB、直近のPTA委員会、学校関係、市役所関係などなどだ。

式典の後、学校の内覧会があり、希望者は先生方の案内の元、新しい校舎を見て回った。

校舎は地域への一部施設の開放も視野に入れた設計になっている。60人程度が使えるランチルームが新しく作られている。ここなども地域でちょっとした会合に使えたりするのだろう。予約は市役所に申し込む。

屋上には花壇とソーラーパネル。

もともとは中庭に小さな花壇があったのだが、そこはほぼなくなり、そのかわりに屋上緑化も兼ねて花壇を作り、また、太陽光発電を行うためのパネルも設置された。大きさから考えると校内の全消費電力をまかなうほどではなさそうだ。この電池の説明用のアニメーションを上映している液晶ディスプレイが廊下の壁に設置されている。


建設費用は17億円、このほかに建設中に臨時教室として使用したプレハブ教室のために3億円かかっており、総額20億円である。

市長が祝辞の中で、もしも更地が入手できていればそこに新校舎を建設した方が安く上がったかもしれない、とおっしゃっていた。タイミングがもう少し違っていれば現実となったかもしれない。

この近くの工場が移転したため、広大な空き地があったのだが、当時は新築ではなく補強のみの計画だったためか、そこを市が入手することはなく、その土地は200戸以上の戸建の分譲住宅になった。

卒業をプレハブ教室で迎えた児童の保護者の立場で言えば、一連の事態の本当の原因はどこにあるのかが十分検討されていなければ報われない、という気持ちはある。単に、一担当者のミス、というレベルの話で終えられてはいないか、という危惧も。

しかし、ある意味のミスの埋め合わせとはいえ、いい建物が完成したことは素直に喜んでいいことだ。将来的に地域でうまく活用できればこのコストのもとはとれたと言うべき。

2008/01/12

近くの小学校竣工式のご招待

近くの小学校が校舎を新築し竣工式があるのでそのご招待が自宅に届いた。小学校のPTAやPTAのOBがスタッフをしているので招待状は郵便ではなくポストに直接届いている。

来年早々なので出席することにした。お返事も直接学校まで、ということだ。うちの奥さんがついでがあるというので届けてもらうことにした。

新校舎は、今まではなかった給食調理設備や太陽光パネルなど新しい設備を持ち、地域の人たちが使うための工夫もされているらしい。

この小学校の新築に至る経過は少しややこしい。

元々は耐震補強が必要と判断され、校舎の補強工事を行うはずだった。この確認を行ったのは文教施設協会(もしかすると天下り養老院)である。ところが、着工申請にあたって県が再確認を行った結果、通常の補強ではだめだ、と判断されてしまった。

この段階では市は補強のための予算しか確保していない。そのため、その年度の着工はなくなった。また、工事そのものが補強から古い校舎取り壊しと新築に変わったため、工期が延びた。

その結果、竣工は一年以上も遅延することになる。計画の中止とやり直しの説明会は市役所の担当者がいかにもお役所な対応を説明し、親たちは全く納得しない、という典型的な役所主催の説明会の雰囲気だった。

校舎を新築することになったため、この期間在籍した生徒たちは、グランドの半分近くをつぶして建設されたプレハブ校舎を使用することになった。プレハブ校 舎のスペースによりグランドは体育の授業には使えなくなってしまい(もともとグランドが狭かった)、生徒たちは約10分程度歩いて近くの公園のグランドま で移動して体育の授業を行った。

また、グランド内の鉄棒が撤去され、親が授業参観に行く際に自転車を置く場所が少なくなるなど親も影響を受けた。

最も大きな変更は運動会だ。グランドが使えないため、近くにある他の小学校の運動場を借りて運動会を行うことになった。貸してくれる小学校は秋に運動会を行うため、こちらは梅雨入り前の6月に運動会を行うことで調整した。

運動会について良かったことがあるとすれば、借りた運動場が非常に広かったこと。従来は運動会の場所取りで夜明け前から校門に並び場所の取り合いをしていた親たちが、今度はゆとりをもって見学できるようになったことだ。

個人的な感想を言うと、普通の校舎で教育を受ける機会を奪われた何百人かの生徒たちに対して誰も責任を取らないのは、なんとなく納得できない。役所の担当 者にしてもその上司である市長にしても、お詫びします、とは言うけれど、私の責任ですとは決して言わない。しかし、実際には誰かの責任であるはず。それは 誰なんだろう?

中学校:PTA副会長を引き受ける

しばらく前のこと。
夜、自宅に電話がかかってきた。

聞くと、中学校のPTAの指名委員会の人で、PTAの副会長を引き受けてくれないか、という依頼だ。

うちの中学校では、三年生の親でこれが最後(つまり、下に子供がいない)人が集まって指名委員となり、次のPTA役員を勧誘する。手を挙げる人は少ないのでなかなか決まらず長期間活動する例が多いらしい。

話を聞いて一週間後に返事をするとだけ伝えてその場はおしまい。

会長はすでに決まっているとのことなので、会長になる恐れはない。また、副会長は二人いるので自分が忙しくなってももうひとりにお願いできるかもしれない。

もともと、PTA活動には少し興味があることもあって、思い切って引き受けてみることにした。

活動開始は4月になってからなので、まだ少し間があるが、準備することも思いつかない。基本はボランティアの活動なので、ある意味、気楽にやろうと思う。