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2008/01/24

柏ヶ谷中学校:PTAの委員会

柏ヶ谷中学校ではPTA活動は本部と委員会からなる。これはおそらく、他の中学校でもあまり変わらない。委員会は、学年、校外、広報、成人の4つおよび花いっぱい推進委員会がある。このうち、花いっぱい以外は、三年生の親の中から立候補をつのりなければくじ引きで委員が決まる。各委員会の委員長は委員会のメンバーの中で決定され、決定方法は問わない。

花いっぱい推進委員会は、基本的には立候補や他薦がおおいようだ。

学年委員会は、学級委員から構成されるため、各学級の学級委員の学年ごとのあつまりから、学年委員が決められる。

毎年のことなのだが、この学級委員の決め方が問題となる。これまでは、保護者会に出席した親の中から決められていた。が、この方法には「欠席者は委員にならない」という明らかな欠点がある。そのため一学期の保護者会はあまり雰囲気が良くない。つまり

  • 委員になりたくないため出席しない人がいる
  • 委員になりたくても出席できないとなることが難しい
ということになるからだ。出席していなくても学級委員を引き受けてもいいという人もいるかもしれない、だから、学級委員になってもいい人をあらかじめ言っておいてもらうのはどうだろう、などが検討されているようだ。

いまのところ、本校は自動的に加入するPTAであるため全保護者が有資格者である。家庭の事情などもあるだろうから、できる人の中で「やってみよう」という人がいればありがたいのだが、多くの場合、学級委員の経験はないので、できるかどうか判断できない。PTA活動でリスクを負ってしまうと学校での人間関係に影響するかもしれない、と考えると立候補できる人はかなり少ないだろう。

学級委員の立候補をしてもらうためにはPTAの活動内容を把握しておいてもらう必要がある。それは、「おたより」による広報活動だけではなく、まわりの経験者が活動内容を伝えてくれるのが一番いいのかもしれない。しかし、それならば、今でも可能なのだ。それが伝えられていないというのは「楽しい」活動ではないということだろうか。それとも、積極的に伝える動機づけがないから?

この三年生の親が委員会メンバーであることにも欠点と長所がある。長所は、
  • 学校のことをよく分かっていること
  • 新入生の親と違って周りにもそれなりに知り合いが多い、
ということである。逆に欠点は
  • 一年間の活動が終わると確実にメンバー交代
  • 受験と重なる時期の活動がある
ということだ。

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