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2010/03/31

田平武 「アルツハイマー病に克つ」

アルツハイマーの「飲むワクチン」を考え付き、ある程度有効であることを確認されたが、その後まったく進んでいないのはなぜなのか。
関係者である著者にもはっきりはわかっていないようだが、一つは国が特許を保有してしまったためらしい。このため、アメリカの財団や企業と開発で協力できそうになっても契約を厚生労働省が締結せずに話自体も消滅してしまっている。

患者や自分のような患者予備軍からしたら、妨害されているとしか感じないような話ではある。

著者も「まだですか」と聞かれたり、おそらくは、「期待はずれ」と批判されたり、実験結果が出なかったりと、つらいこともあるのだろうなあ、と書かれているわけではない苦労を思ったりする。

結果的に、著者は国立の研究所所長を辞して順天堂大学に移りそこで研究を続けることとなっている。

国の特許の公平原則により、この特許の応用をA社がまず巨額を投じて開発した後で、B社が同じ特許を使いたいと申請したら許可しなければならないため、かならず損をする先発企業になろうという会社がないのだ、とか。患者数が多い病気であり解決により医療費は抑制できると考えると、国・役所の対応はイマイチな感じだ。

ベータアミロイドの蓄積などウィルス原因ではない病気に「ワクチン」の効果があるのはなぜかについても解説されている。特に、「飲む」ワクチンが腸の働きを利用するというのは面白いと思った。ワクチンの効果のある人の割合が60%とか80%とかで、100%ではないので「体質による」という面もあるらしい。

最後の「予防」の章は、ワクチンが実用化されるまでは予防しましょう、という書き出しで、いろいろな予防法が紹介されている。いろいろなサプリメントも一応有効ではあるようだし、ストレスのない社交的な生活が脳にはいいようだ。あとがきで奥さま(?)に「特別感謝状」を、と書かれているのが微笑ましい。

2010/03/30

[NASCAR] バドワイザーシュートアウト

NASCAR 2010 バドワイザーシュートアウト
Daytona

2010 年2月14日
放送:G+
解説:石見周
実 況:福徳一志

コース
2.5 ×75周 = 187.5
バンク:turn 31, tri-oval 18
ピットウィンドウ :38 - 42周

最 終結果


順位ドライバーゼッケンスポ ンサー
1ケビン・ ハービック (Kevin Harvick)29Shell / Pennzoil
2ケーシー・ケイ ン(Kasey Kahne)9Budweiser
3ジェイミー・マクマーレイ (Jamie McMurray)1Bass Pro Shops / Tracker
4カイル・ブッシュ (Kyle Busch)18M&M's
5デニー・ハムリン (Denny Hamlin)11FedEx Express
6 ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)24DuPont
7ジョーイ・ロガーノ (Joey Logano)20The Home Depot
8ブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers)83Red Bull
9トニー・スチュアート(Tony Stewart)14Old Spice / Office Depot
10フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)42Target


シーズン開幕前のイベント。24台の出場資格を持つドライバーを選択する。
25周で一旦10分間のコンペティションイエローが設定され、その後、50周のスティントの最後がチェッカー。ピットウィンドウが38-42周なので一度は給油のピットインが必要になる。

スタートグリッドはくじ引きで決定する。

出場資格は
2009年のチェイスドライバー
スプリントカップシリーズチャンピオン
バドワイザーシュートアウト勝者
ルーキーオブザイヤー
Daytonaの勝者
から24人。


開幕前のイベントなのだがG+での放映の順序が遅くなってシーズンの途中での放映になった。

ケビン・ハービック
バドワイザー・シュートアウトで2連勝。今年は直前にインフルエンザに罹り、車はクリント・ボーヤー(Clint Bowyer)が作ってくれたものに、ほぼぶっつけ本番で乗っている。
くじ引きは2番スタート。

グレッグ・ビフル(Greg Biffle)
最後のリスタートまでは順位を上げてきていた。後ろからジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)にターンでバンプされてスピン。ビフルにすれば「やられた、と思っている」(石見)はず。ストレートでもかなり当たっていたゴードンがターンでもかなり強く押したように見えた。

マット・ケンゼス (Matt Kenseth)
2010年はスポンサーもクルーチーフも変わって心機一転。
2009年は開幕2戦を連勝した後は調子を崩して、終わってみるとパッとしなかった。

出場資格
今年はまた出場資格が少し変化した。これについては、Finallap Radioのpodcastでは、「デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)を出さんがための変更だ」と批判。TV的なことを言えば、バドワイザーのスポンサードを受けているケーシー・ケインと、人気ナンバー1のジュニアが出ないわけにはいかないのだろう。

2010/03/27

[SBK] 2010 第1戦 フィリップアイランド

World Superbike
2010 第1戦 フィリップアイランド

下田恒幸
八代俊二
ゲスト 玉田誠

玉田誠は、pro driveから今シーズン参戦する。第1戦にはバイクの完成が間に合わず出場を見合わせたとのこと。

レース前のインタビュー放映。
コーサー (BMW Motorrad Motorsport) 良くなっている。動力部分の連動がよくなればパワーが出る。
芳賀紀行 (Ducati Xerox Team) バイクは昨年と同じ。チームはかなり変わった。
レイ (HANNspree Ten Kate Honda) シーズンが楽しみ。
ハスラム(Team Suzuki Alstare) サポートもよく順調。
トスランド(Yamaha Sterilgarda Team) 常にトップをめざす。6人でトップを争うだろう。
リー・ヘイデン(Team Pedercini) Moto2に乗るプランがあったが乗れなかった。レースが楽しみだ。


昨年はベン・スピーズが出てきて活躍したが、今年は大勢でトップ争いをするだろう。(八代)

コース
4445m
右 5 左7
海沿いで高速コーナーと風が特徴。

race 1


最終結果

順位ライダーチームバイク
1ハスラム(L. HASLAM)Team Suzuki AlstareSuzuki GSX-R1000
2ファブリツィオ(M. FABRIZIO)Ducati Xerox TeamDucati 1098R
3芳賀紀行(N. HAGA)Ducati Xerox TeamDucati 1098R
4レイ(J. REA)HANNspree Ten Kate HondaHonda CBR1000RR
5ビアッジ(M. BIAGGI)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.

芳賀はウォームアップで転倒して腕を傷めた状態で10番手からスタート。スタートを決めて3番手まで上がる。
ハスラムはフィリップ・アイランドでのテストから好調を維持。ポールポジションからスタートし、トップを譲らず、ポールトゥウィン。
ファブリツィオはハスラムと1000分の4秒差の2位。 フィニッシュではどちらが勝ったのかわからず両方のピットでガールフレンドや奥さんが喜んでいる状態だった。写真判定でハスラムの勝利。
 芳賀は3位。転倒の影響で腕が腫れていた、とのこと。

キャミアがコースアウト。
「アプリリアは突っ込みすぎるとああなる。」八代。


「ハスラムは移籍して初戦でポールトゥウィン。なかなかできることじゃない」玉田。
「芳賀は長いシーズンを考えて走った。体力的にきつかったを思うがよくやった。」八代。

race2


最終結果

順位ライダーチームバイク
1チェカ(C. CHECA)Althea RacingDucati 1098R
2ハスラム(L. HASLAM)Team Suzuki AlstareSuzuki GSX-R1000
3ファブリツィオ(M. FABRIZIO)Ducati Xerox TeamDucati 1098R
4ギントーリ(S. GUINTOLI)Team Suzuki AlstareSuzuki GSX-R1000
5芳賀紀行(N. HAGA)Ducati Xerox TeamDucati 1098R

スタートはハスラム、ファブリツィオ、芳賀の順。レイがコースアウトして順位を下げたので、チェカが上位に追いつく。
チェカは同じデュカティでもワークスではないが、他のバイクよりもペースが良い。

5台の上位集団は、スズキのハスラム、ギントーリ、デュカティのファブリツィオ、芳賀、チェカ。
「スズキがストレートが速いので、本来なら1コーナーで抜きたいのだが、追いつかない。」玉田。

チェカが5位からトップのハスラムのすぐ後ろに付き、残り数周は抜きどころを探る。コーナーではチェカが速い。
ファイナルラップでチェカがハスラムをかわして勝利。

ハスラムはダブルウィン寸前まで行き、このレースで一番活躍。今年の活躍が期待できる。また、ギントーリも上位に来たことから、スズキの好調ぶりもアピールできた。

「スズキは予想以上に仕上がりが良い。」八代。

ヘイデン弟が参戦していたが、この2レースではあまり良いところがない。

2010/03/24

[IRC] 2010 第1戦 モンテカルロ

International Rally Challenge
2010年 1月 19 -23日 モンテカルロ

モンテカルロはWRCのオープニングイベントだった歴史が長いが、IRCに入ったためIRCでの開幕戦になっている。


最終結果

順位ドライバーチーム車種
1ヒルボネン(Mikko HIRVONEN)Ltd M-SPORTFORD Fiesta S2000
2ハンニネン(Juho HANNINEN)SKODA MOTORSPORTSkoda Fabia S2000
3ヴィヨス(Nicolas VOUILLOZ)SKODA MOTORSPORTSkoda Fabia S2000
4サラゼン(Stéphane SARRAZIN)Stéphane SARRAZINPeugeot 207 S2000
5コペッキー(Jan KOPECKY)SKODA MOTORSPORTSkoda Fabia S2000
6ウィルクス(Guy WILKS)SKODA UKSkoda Fabia S2000

ヒルボネン
参戦には参加者が驚いた。「2週間、新車を準備して来た甲斐があった。」
良いペースを保ち優勝した。

ロバート・クビサ
2WD部門では、ロバート・クビサが参戦していたが最初にエンジントラブルを起こし、リタイア。チームはゼロカーへの乗り換えを勧めたがクビサは断ったとのこと。

クリス・ミーク
昨年のチャンピオン。今年はクロノスチームからは一人だけの参戦。
氷に乗ってコントロールを失い、橋の欄干のようなものにぶつかって転落、リタイア。
「氷で滑った。すべて自分の責任だ。」

セバスチャン・オジェ
プジョーから参戦。207 S2000に乗っている。
DAY 1で観客が雪を道路にまいたため、タイヤがグリップせずに遅れた。
「ばかなことをする。」怒って追い上げ、3位まで順位を上げた。
オルタネーターのプーリーシャフトが壊れ、リタイア。

S2000
今年の参加車両を見るとS2000と書かれているものが多い。WRCでは併設でS2000のSWRCと言うシリーズが立ち上がっているので、FIAはどうしたいのか、よくわからない。
S2000以外ではプライベーターで、スバルや三菱も参加しており、車種が多い。こちらの方が見ていて楽しいかもしれない。

2010/03/21

[NASCAR] 2010 第2戦 フォンタナ

NASCAR 2010 第2戦 AUTO CLUB 500
Fontana

2010年2月21日
放送:G+
解説:福山英朗
実況:福徳一志


コース
2マイル×250 = 500マイル
バンク:ターン 14度、ストレート11, 3度。

特徴:ハイスピードコース。リストリクタープレートレースではない。
ストレートエンドで時速330キロ 、ターンで時速270キロ。
バンクが浅い。エンジン回転数が高い。


ジェイミー・マクマーレイがポール、モントーヤが2番手スタート。
アーンハート・ガナッシがフロントロー。

グランド・マーシャルはアンディ・ガルシア。英語の後にスペイン語でも"Start Your Engine"。

最終結果


順位ドライバーゼッケンスポンサー
1ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)48Lowe's / Kobalt Tools
2ケビン・ハービック (Kevin Harvick)29Shell / Pennzoil
3ジェフ・バートン (Jeff Burton)31Caterpillar
4マーク・マーティン (Mark Martin)5GoDaddy.com
5ジョーイ・ロガーノ (Joey Logano)20The Home Depot
6カート・ブッシュ (Kurt Busch)2Miller Lite
7マット・ケンゼス (Matt Kenseth)17Crown Royal
8クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)33Cheerios / Hamburger Helper
9トニー・スチュアート(Tony Stewart)14Old Spice / Office Depot
10グレッグ・ビフル(Greg Biffle)163M

リチャード・チルドレス レーシング(Richard Childress Racing)
2位のハービックと3位のバートン8位のボーヤーの3人がトップ10フィニッシュ。2009年はチーム全体で不調だったことを思えば、2010年は別のチームのような好調ぶり。
フィニッシュまでの20周程度は、ハービックとバートンがトップのジョンソンを追いかけて、追いつきそうになっていた。

接近戦
カイル・ブッシュ (Kyle Busch)がバートンの車の直前でアウトに振り、接触ぎりぎり。
バートンはお返しにカイルの前に出る。
デビッド・ルーティマン(David Reutimann)ブラッド・ケセロウスキ (Brad Keselowski)がコンタクト。
「ルーティマンにしたら「何すんだ若造」と言う感じでしょう。」(福山)
ジョーイ・ロガーノ (Joey Logano)がビフルの前に割り込む。ビフルがペースを少し落とした。
「ビフルにしたら「わかっててやってんのか?」と思っているでしょう。」(福山)

ベテランに若手が接触するような展開が発生。残り30周あたりからはポジション取りが重要になるので、多少無理をしても前に入る。そのため、こういったぎりぎりのドライビングが多発するんだろう。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.) 
第1戦では2位に入り、昨年とは違うのか、と期待させたジュニア。今回は予選から良いところがなく、終始20位前後。中盤でピットスピートオーバーのペナルティ。
ピットでリアが回転してもグリップせずにスタートが遅れた。アクセルトラブルが発生。レース後のインタビューでは、車を走らせるのが自分の仕事で、車を作ることはできないよ、とやや投げやりな雰囲気。今年はリック・ヘンドリックがジュニアのチーム強化を明言しており、マーク・マーティンのチームと同じレベルにするようにクルー・チーフの協力させたりしている。
アクセルシャフトを折ったことに関して、finallap radioでは、「クラッチをdumpしたんだ。どんだけレースに乗ってるんだ」ときついコメント。ジャッキダウンでアクセルを急につないで負荷がかかりすぎてシャフトが折れた、ということだろうか。

ジミー・ジョンソン
序盤からリードラップ争いに登場。ただ、ショートランではあまり速くないのだが、他の車に比べてロングランがよい。「チャド・カナウスはロングランが良いセッティングをねらっているようだ」(福山)
最後の20周ぐらいでジョンソンの車はもう一段のスピードアップ。「逆算して最後にショートランが速い車を作ってきた」(福山)

ケビン・ハービック (Kevin Harvick)
97周でのピットインでトラブル。前のピットのマクマーレイの右リアタイヤがはずれてハービックの方へ転がって行く。これを追いかけたマクマーレイのクルーがハービックの車に接触しそうになる。クルーはとっさにハービックの車のボンネットに駆け上がって回避。
ハービックはこのピットでピットスピードオーバーがありペナルティでテールエンド。マクマーレイはタイヤコントロールミスで同じくテールエンド。
ハービックはテールエンドから順位を上げて最後にはジョンソンの背後の2位フィニッシュ。


ダニカ・パトリック(Danica Patrick)

アメリカのTV放送ではNationwideのダニカ・パトリックの動静はコーナーになっている。今まで、何か大きな事故があるとか連勝などがなければNationwideが流れることはなかった。これは、「ダニカ効果」。完走して31位。インタビューに答える表情はIndyCarとはちょっと違う。「ちょっと意気消沈しているような感じ」(福山)。完走が目標だったと言いつつ成績には不満な様子。この後、IndyCarのシーズン開幕なので少しNationwideでのライドの間隔が空く。

アンダーグリーンピット明暗
残り27周ぐらいでアンダーグリーンピット。ジョンソンとカイル・ブッシュ (Kyle Busch)がアンダーグリーンピット中にケセロウスキがスピン。作業を既に開始していたジョンソンとカイルはそのままピットアウトするが、ジョンソンは同一周回に戻り、カイルはラップダウン。

ピットイン戦略
コーションがあまり発生しないコースに対応してチームはピット戦略を練っている。残り60周で各チームは残り周回を分割する作戦を立てる。多くのチームが30周を2回走る戦略を取る。これで27周を残してのピットインはラッキーなチームが多かった。このピットイン時にジョンソンはステイアウトして首位に復帰。

降雨コーション
にわか雨が降りコーション発生。TVではウェザーマンが登場して雲が動いてきて一旦上がっても30分後にまた降るかも、とレーダーを見ながらリアルタイムで解説。日本のスーパーGTなんかでもこれをやったら面白いかも。コーションではスコット・スピードがリードラップに立ち、中断すれば優勝のチャンス。しかし、レースは中断せずに最後まで走りきった。

2010/03/18

[インターネット] ビーケーワンで本を買う

最近の本を買う時の優先度は、インターネットと本屋が6:4から7:3ぐらいになっている。
本屋は、三省堂や有隣堂に行く。

最近、インターネット本屋で買いたい場合には、次のような順番で本を探すことが多い。
  1. bookget.netで価格を調査する
  2. ブックオフオンラインlivedoorブックスでリサイクル本をチェック
  3. 勤務先で契約しているブックサービスをチェック
  4. amazonを確認

自分の希望する価格での購入ができず、かつ、急いで入手する必要がないときは
  • ブックオフオンラインの入荷お知らせメールに登録
  • 手元にメモにタイトルを書いておく

インターネットの本屋ではamazonのシェアが圧倒的だが、これ以外のインターネットストアで役に立つのがオンライン書店【ビーケーワン】だ。amazonで扱いがない本でもビーケーワンで見つかることがある。これはおそらく取次の関係だろう。

ビーケーワンはメールマガジン購読者に対して、3000円以上買うと300円割り引くというコードをときどき発行する。古本を買うよりも高くなるが、新刊本や技術系の高価な本は古本に出てこなかったり、あっても取り合いになって買えないことが多いので、新刊本をこの割引で買った方がよいことがある。割引コードはすべてのメールで同じらしく、一人一回という制限のある期限付きのパスワードのようになっている。

割引コードはメールで配布され、たとえば以下のような文面だ。これは本物のギフトコードなので使えるはず。
■ お貼りいただくギフト券コード

10affivc03050331

※このギフト券は【お一人様1回のみ】ご利用いただけます。
 ※このギフト券は 2010/03/31(水) 23:59 までご利用いただけます。
 ※税抜3,000円以上ご注文の場合にご利用いただけます。
(送料・手数料を除く)
※モバイルビーケーワンではご利用いただけません。

■ ご利用方法 簡単です!

1) ご注文いただく書籍を買物カゴに入れる

2) 買物カゴで【レジへ進む】ボタンをクリックする

3) 【お支払方法選択画面】で、「bk1ポイント・ギフト券を
     利用する」にチェックする

4) ギフト券入力欄にギフト券コードを入力する

    ※ ギフト券コードは << 10affivc03050331 >> です ※
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ※このギフト券は【お一人様1回のみ】ご利用いただけます。
    ※税抜3000円以上ご注文の場合にご利用いただけます
   (送料・手数料を除く)。

5) ギフト券300円分が適用となり、ご注文金額の合計から
     300円分が差し引かれる

■ ギフト券の有効期限

2010/03/31(水) 23:59までご利用いただけます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■ ご注意

※税抜3,000円以上ご注文の場合にご利用いただけます。

さらに、ビーケーワンはアフィリエイトサービスのバリューコマースとa8に広告を出しているので、バリューコマースのショッパーズクラブやa8のセルフバックという「自己買い」を併用するとさらに割引が大きくなる、という使い方が可能だ。

一般にインターネットショップではポイント制がある。これの方が見かけ上に割引が大きいのだが、ポイントはその店にロックインされるというデメリットがある。割引であればキャッシュバックなので、他の用途に回すこともできるというところが気分的に嬉しい。

バリューコマースやa8の自己買いは、ある金額にまとまらないとキャッシュバックされないので、すぐにキャッシュが戻ってくるわけではないので余り買わない場合は手元に戻るまでに時間がかかるという欠点がある。

追記:(2012/6)
bk1事業は売却されたらしく、honya.comとして運営継続となった。

2010/03/15

徳大寺有恒 「徳大寺有恒のクルマ運転術」

「間違いだらけの車選び」で有名な著者のドライビングについての本。

縦列や駐車場といったところでの運転のコツや車の構造(FF,FRの違い)など、車についての話と、運転技術についての話が見開きでトピックごとに書かれている。

手元にあるのは2000年発行の最初の版をブックオフの105円の棚で入手したものだが、今は、改稿したものが出版されている。

頭を使ってうまくなろうと思わないとうまくならない
オートマチック車では左ブレーキも練習したほうがいい
右折はゆっくり曲がること
送りハンドルでも両手で持っていることが重要
工事現場の下手な交通整理には抗議のクラクションを鳴らそう
市内ではオーバードライブは切っておく

など、教習所の教えとは違った現場で役立つノウハウ、が並んでいる。
以前にざっと読んだだけで置いてあったものを読み返してみるといろいろ面白いことが書いてあった。

著者は、年配の人向けのドライビング本も最近は書いている。
年をとったらスポーツカーがおしゃれだ、なんてちょっとうらやましいことも書いているのがこの人らしい。


2010/03/12

[WRC] 2010 第1戦 スウェーデン

世界ラリー選手権(WRC)
2010年2月12日から2月14日 第1戦 スウェーデン
Rally Sweden

放送:JSPORTS ESPN
実況:山岸舞彩
解説:福井敏雄。古賀敬介。

2010のWRCの特徴。ポイントシステムが変わった。1位と2位の差が大きくなった。

クラシックラリーと新しいラリーが混ざっている。
フランスはラリー・ド・コルスからアルザス地方へ。ローブの地元での開催だしドイツとフランスから観客が多く来るだろう。(福井)
やっぱり、ラリージャパンが楽しみ。前回と同じ札幌が中心。(古賀)

S2000を使ったSWRCを併催。
「FIAは次の主流の車は何かと何年も模索している。2Lのエンジンは各社が作っているのでコスト安く参入できる。」(福井)
スウェーデンでの第1戦は7台が参加。

2010年はF1ドライバーだったキミ・ライコネンがシトロエンジュニアチームから参戦する。

最終結果

順位ドライバーチーム車種
1ヒルボネン(Mikko HIRVONEN)BP FORD ABU DHABIFORD Focus RS WRC 09
2ローブ(Sebastien LOEB)CITROËN TOTAL WRTCITROËN C4 WRC
3ラトバラ(Jari-Matti LATVALA)BP FORD ABU DHABIFORD Focus RS WRC 09
4ソルド(Dani SORDO)CITROËN TOTAL WRTCitroën C4 WRC
5オジェ(Sébastien OGIER)CITROËN JUNIOR TEAMCitroën C4 WRC
6H. ソルベルグ(Henning SOLBERG)STOBART M-SPORTFord Focus RS WRC 08

DAY1
ローブ「気温が低く、氷が硬い」
ライコネンはスノーバンクに乗り上げて雪かきして出ようとしている。
「ライコネンが雪かきをして楽しそうな顔をしている。WRCの仲間になってほしい。」(福井)
ローブはスタートではリードしていたが、途中のステージでヒルボネンに抜かれてからは逆転できず。
ヒルボネン「SS4からセットアップを変えたらうまくいった」


順位はヒルボネン、ローブ、ソルド

DAY2
コリンズ・クレスト。コリン・マクレーにちなんでつけられた名前。
斜めになってジャンプする坂。
気温は-20℃。
SS9 ヒルボネンが好タイム。「良いスタートが切れた。」
ローブは4.6秒遅い。「ヒルボネンが速い。」
セバスチャン・オジェはリアウイングを飛ばしてしまっている。インタビュワーが「リアウイングがないよ。」と聞くと、「何がないって?」
ソルドはコースアウトとオーバーヒートでラトバラに抜かれて4位。

ヒルボネンとローブのタイム差はタイヤ交換作戦の差。
ヒルボネンは早目に交換、ローブは最後までタイヤを引っ張って最後に交換したため、ヒルボネンの方が速かった。

順位は、ヒルボネン、ローブ、ラトバラ。

DAY3
ソルドが前日のコースアウトとオーバーヒートで、マニュファクチャラーズポイントを失ったことをチームから注意される。ヨーロッパのチームはマニュファクチャラーズポイントを重視する。(福井)
前日終了時点では16秒差でヒルボネンがリード。
SS17ではローブが0.2秒速い。ローブ「がんばったが、ヒルボネンが速かった。」
ローブは攻め続け、危うくコースアウト。
「もう無理だから戦うのをやめた。2位をねらう。」

ライコネンは走れば走るだけ速くなる。ステージ順位で最高は6位。総合は30位。

ラトバラは確実に3位。「ラトバラはスノーラリーでは勝てる速さはあるんですがねぇ」(古賀)
ヒルボネンはミスなく走り切り、優勝。ローブは2位。

2010/03/10

押切もえ 「モデル失格」

CamCanもAneCanもコンビニで表紙を見るだけなので押切もえのことはあまり知らなかった。「太宰治の小説「人間失格」を読み返すたびに…」から始まる「はじめに」を立ち読みして興味が湧いたので、購入。

自分の「欠点」(と本人は思っているらしい)を治そうとしたり「個性」として活かしたり、と、特に変わったことはしていない。しかし、読んでいると本人は「普通」と思っていることの中に「普通じゃない」頑張りを感じる。当然、頑張らなければ生き残れないモデル業界で30歳になって活躍しているわけだから、すごく頑張っているはず。

前半はモデルになる前から今までのこと、後半は読者に答える形(?)での「ポジティブ」論。

でも、本当はその「どうせ」という気持ちこそが、自分自身の一番の敵だったんです。本当にできようが、できまいが、今の時点では実はどうでもいいこと。まずは「逃げ」の発想をやめることが、夢への第一歩です。
オヤジでもいろいろ考えるところがある本なので、CamCanの読者層が読むとさらにいろいろ感じるだろう。

仕事がないころの押切もえがマスクを付けてショートケーキのイチゴを一日置いていた、というのは、モデルの仕事が不定期に入るため、こういう日雇契約の仕事が便利だったということだろう。こういう流動性の高い雇用がないと困る人がいるのだ。民主党政権がやろうとしている日雇派遣全面禁止をしてしまうとこういう雇用がなくなるので、未来の押切もえが困るはず。
大人はいろいろ余計なお世話で法律を作り続けてしまうが、それよりは、仕事を短期に渡り歩いてでもなんとか食べていける環境を用意してあげることの方が重要なんじゃないか。



2010/03/04

[NASCAR] 2010 DAYTONA 500

NASCAR 2010 第1戦 DAYTONA 500
Daytona International Speedway

2010年2月14日
放送:G+
解説:天野雅彦
実況:藤田大介


国歌はハリー・コニック Jr。歌声が渋い。
グランドマーシャルは今年hall of fameにも入ったジュニア・ジョンソン。

コース
2.5マイル×200 = 500マイル
バンク:ターン 31度、ストレート3度。

特徴:バンクが大きく、スピードが出やすいがリストリクタープレートを付ける。
ドラフティングを利用しないとスピードが落ちて下位に沈む。

2010年シーズンが開幕。
Daytona 500はドライバーにとっては特別な思い入れがあるレース。
チャンピオンになっているドライバーでもここで勝てない人もいる。たとえば、トニー・スチュアートはまだ勝っていない。ここで勝つことは名誉なことで、ジェイミー・マクマーレイには歴代の優勝者からお祝いのテキストメッセージがあいついだ、とか。




最終結果


順位ドライバーゼッケンスポンサー
1ジェイミー・マクマーレイ (Jamie McMurray)1Bass Pro Shops / Tracker
2デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)88Amp Energy / National Guard
3グレッグ・ビフル(Greg Biffle)163M
4クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)33Cheerios / Hamburger Helper
5デビッド・ルーティマン(David Reutimann)00Aaron's Dream Machine
6マーティン・トゥルエックス ジュニア (Martin Truex Jr.)56NAPA Auto Parts
7ケビン・ハービック (Kevin Harvick)29Shell / Pennzoil
8マット・ケンゼス (Matt Kenseth)17Crown Royal
9カール・エドワーズ (Carl Edwards)99Aflac
10フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)42Target

レギュレーション変更
2010年レースにいくつかレギュレーションの変更があった。
  • リストリクタープレートの穴が大きくなり馬力が出るようになった。
  • コンタクトに関する規制が緩くなった(「アメフトなみのフルコンタクト!」)
  • バンプドラフト(bump draft)の解禁
  • グリーンホワイトチェッカーの延長
  • 1チーム4台以下という制限(ラウシュフェンウィは5台から4台へ)
予選方法
NASCARの他のレースだと前日に予選をして高速なタイムとオーナーズポイントで決まる。DAYTONAは初戦ということもあり、ショー的要素とサーキットでの走行を多くしドライバーに慣れさせる意味もあるのだろう、予選を別建てのレースにしている。
2/6のバドワイザーシュートアウト(ここで上位2人が本戦へ)、次の11日のゲータレードデュエル(1日に2レース。ここで残りかな?)というレースを行う。

コースに穴?
レース中にアスファルトが陥没するという事故が発生。
危険なので赤旗で1時間40分以上中断して修復し、再開した後に再び穴があいてしまい40分中断して修復。2度目は159Lap目の終盤だったため、ナイトレースになりDAYTONAのライトを点灯してのレースになった。

ジュニア復活か
予選ではマーク・マーティンに続く2番手。スタートから一時はリードラップを取り、得意のDAYTONAで速さを見せる。一度のイエローフラッグでステイアウトし、他の車とピットタイミングがずれた後で、上位復帰できず、10以下をうろうろ。しかし、最後のリスタートでは10位あたりから、他車の間を抜けて2番手まで上がる。2009年の体たらくを考えれば満足できる順位だが本人は「フラストレーションがたまる」と不機嫌でスポンサーにも感謝を忘れているほど。
2009年後半に少し改善していたので2010年はもう少し改善し、チェイス圏内には入ってほしいものだ。
nascar.comのコラムでは、陥没修理で長時間待たされるなど散々だったけどジュニアの最後の走りで帳消しになった人もいた、というようなことを書いていた気がする。

ジェイミー・マクマーレイ
マクマーレイは、2010年にチームを移籍した。移籍後初勝利を初戦であげた。ラウシュ・フェンウエイレーシングの台数減少に伴い放出されて、以前にいたアーンハート・ガナッシレーシングからの参戦。最後の2周になってやっとリードラップを奪い、そのままチェッカー。
リスタートではグレッグ・ビフルが後ろから押してくれてペースをつかんだとビフルに感謝し、最後に88号車のジュニアが来た時には焦った、と。「妻と、もし自分が勝ったら、と昨日話したのだが、まさか勝つとは。ここにいられることはスポンサーやチームのおかげだ。みんなに感謝。」感激で涙を流しながらの勝利コメント。

ジミー・ジョンソン
2009シーズン開幕時に、多くのジャーナリストは4連覇は無理だろうという意見だった。結果は4連覇。
2010年シーズン開幕では逆に多くのジャーナリストは5連覇はやるだろう、と言っている、と。「僕は逆に無理だろうと思うのですが」天野雅彦。
アスファルトに穴が開いた中断の前にピットへ。穴を踏んでトラブルが起きたのかもしれない。
駆動系のトラブルでガレージへ。

マーク・マーティン
ポールポジションスタートから、徐々に下がって行く。レースになるとペースが余りよくないので、ドラフティングパートナーが列を移り、マーティンの車の後ろから離れる。結果、さらに順位が悪くなった。

ダニカ・パトリック
前日のNationwideでデビュー。その様子がTVで映った。取材のカムコーダーはサインをねだる人たちに取り囲まれてすごい人ごみ。クラッシュでリタイアした後、ガレージでインタビューを受けて、自分のせいではないが残念、とコメント。


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2010/03/02

[PTA] PTAかながわでも「任意参加」

神奈川県の公立小中学校のPTAのほとんどが自動的に参加している神奈川県PTA協議会、いわゆる「県P」、の広報誌「PTAかながわ」の第77号の無署名コラムに「どうするどうなる?PTA」というのがあった。

コラムは、PTAを含む全体(学校、地域、家庭、保護者同士、他団体)が「ゆるやかに連携」した持続可能な組織として存続することが大切、という趣旨の文章。

この中で
PTAは、社会教育団体という組織として位置づけられていますが、本分は前述のとおり子どもたちの健やかな成長の助けとなるよう機能することです。子どもたちの幸せのための活動に上下関係などあるわけがありません。ですから、単位PTAも市・群P連も、県P協、日Pもすべて横並びの関係と言っていいでしょう。
<中略>
本来PTAは、任意の団体であり、加入も任意のはずです。ところが、子どもが小学校に入学すると同時に、保護者はPTAの会員になってしまいます。そこには、退会の自由はありません。(本来は脱会も自由にできるはずですが。)そして、役員に任命されようものなら、十字架を背負わされたかのような責任がのし掛かってきます。本当にこれでいいのでしょうか。
 では、PTAを希望者のみの加入にしてみましょうか。そうしたら会員がいなくなってPTAが存続の危機に瀕してしまうのでしょうか。もし、貴方の学校のPTAが、そのような雰囲気だとしたら相当危険です。それは、PTAという組織のために会員が働かされているという状態になってしまっているからではないでしょうか。
任意参加であると明言していることにちょっとびっくり。

さて、ここまではPTAが事実上の強制加入になっていることと、「義務」化した活動から来るPTAの状況についてまとめている。続いて、
子どもたちのためのPTAという本来の姿であれば、PTAは必要不可欠であると思う保護者がほとんどで、PTAなんてないほうがいいと思う人はいないのではないでしょうか。
参加しやすいPTAにするためには、会員が「楽しめる」工夫が必要です。PTA行事が「参加しないと損しちゃう」ような出来事になると、とてもいいですよね。
という風にうまくまとめている。さらにそのためには「緩やかに連携」することで参加しやすくなるのでは、と言う提案だ。

「現役」の中学校PTA本部スタッフから見ると、市P連の会長校になったら県Pの会議に平日昼間に呼びつけられるし、PTA会長になれば市からの充て職がたくさん強制的に割り当てられる。これも招集は平日昼間。また、単位PTAの会長会の日取り一つ自分たちで変えることも難しい状況だ。
県Pの「役員」にも他からの充て職が多くあるなど、「上下関係」は確実にある。少なくとも単位PTAからすればそれが現実だろう。

このコラムを読み、県Pでも現状のPTAの「不同意参加」からくる沈滞ぶりに危機感はあるのかな、と思いつつも、「子どものために」というキーワードだけでは活動をまとめあげるのはやや危険な感じがする。下手をすると「子どもを人質に取られている」感が強くなって、一層「強制」的な活動になってしまうんじゃないだろうか。

自分としては、

「子どものためにできること」はPTAだけじゃない。「PTAは平日の行事が多くて無理なんだけど、土日のサポートならできる」という人がいてもいいし、「学童保育の支援をしたい」という人がいてもいい。多様な選択ができるようになっている。そのどれに参加してもいいんだから、PTAの参加者が減るのは望ましい方向かもしれないよね?

と突っ込みを入れたい。というわけでコラムの論旨には同意できないところがあるのだが、任意参加だし退会も自由なはずだ、ということを書いていたのは興味深い。県P視点からは「だけど、みんな参加したいはずだよね?子供のためなんだから」となる。しかし、実際の現場では「周りが許さないから参加しなくちゃ」となるんじゃないか、という意見が自分の周囲では多い。

それはそうと、下々では「県P」と読んでいるのに対して、自分たちのことは「県P協」と呼ぶのだ、というのはこのコラムで初めて知った。