ページ

2010/03/04

[NASCAR] 2010 DAYTONA 500

NASCAR 2010 第1戦 DAYTONA 500
Daytona International Speedway

2010年2月14日
放送:G+
解説:天野雅彦
実況:藤田大介


国歌はハリー・コニック Jr。歌声が渋い。
グランドマーシャルは今年hall of fameにも入ったジュニア・ジョンソン。

コース
2.5マイル×200 = 500マイル
バンク:ターン 31度、ストレート3度。

特徴:バンクが大きく、スピードが出やすいがリストリクタープレートを付ける。
ドラフティングを利用しないとスピードが落ちて下位に沈む。

2010年シーズンが開幕。
Daytona 500はドライバーにとっては特別な思い入れがあるレース。
チャンピオンになっているドライバーでもここで勝てない人もいる。たとえば、トニー・スチュアートはまだ勝っていない。ここで勝つことは名誉なことで、ジェイミー・マクマーレイには歴代の優勝者からお祝いのテキストメッセージがあいついだ、とか。




最終結果


順位ドライバーゼッケンスポンサー
1ジェイミー・マクマーレイ (Jamie McMurray)1Bass Pro Shops / Tracker
2デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)88Amp Energy / National Guard
3グレッグ・ビフル(Greg Biffle)163M
4クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)33Cheerios / Hamburger Helper
5デビッド・ルーティマン(David Reutimann)00Aaron's Dream Machine
6マーティン・トゥルエックス ジュニア (Martin Truex Jr.)56NAPA Auto Parts
7ケビン・ハービック (Kevin Harvick)29Shell / Pennzoil
8マット・ケンゼス (Matt Kenseth)17Crown Royal
9カール・エドワーズ (Carl Edwards)99Aflac
10フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)42Target

レギュレーション変更
2010年レースにいくつかレギュレーションの変更があった。
  • リストリクタープレートの穴が大きくなり馬力が出るようになった。
  • コンタクトに関する規制が緩くなった(「アメフトなみのフルコンタクト!」)
  • バンプドラフト(bump draft)の解禁
  • グリーンホワイトチェッカーの延長
  • 1チーム4台以下という制限(ラウシュフェンウィは5台から4台へ)
予選方法
NASCARの他のレースだと前日に予選をして高速なタイムとオーナーズポイントで決まる。DAYTONAは初戦ということもあり、ショー的要素とサーキットでの走行を多くしドライバーに慣れさせる意味もあるのだろう、予選を別建てのレースにしている。
2/6のバドワイザーシュートアウト(ここで上位2人が本戦へ)、次の11日のゲータレードデュエル(1日に2レース。ここで残りかな?)というレースを行う。

コースに穴?
レース中にアスファルトが陥没するという事故が発生。
危険なので赤旗で1時間40分以上中断して修復し、再開した後に再び穴があいてしまい40分中断して修復。2度目は159Lap目の終盤だったため、ナイトレースになりDAYTONAのライトを点灯してのレースになった。

ジュニア復活か
予選ではマーク・マーティンに続く2番手。スタートから一時はリードラップを取り、得意のDAYTONAで速さを見せる。一度のイエローフラッグでステイアウトし、他の車とピットタイミングがずれた後で、上位復帰できず、10以下をうろうろ。しかし、最後のリスタートでは10位あたりから、他車の間を抜けて2番手まで上がる。2009年の体たらくを考えれば満足できる順位だが本人は「フラストレーションがたまる」と不機嫌でスポンサーにも感謝を忘れているほど。
2009年後半に少し改善していたので2010年はもう少し改善し、チェイス圏内には入ってほしいものだ。
nascar.comのコラムでは、陥没修理で長時間待たされるなど散々だったけどジュニアの最後の走りで帳消しになった人もいた、というようなことを書いていた気がする。

ジェイミー・マクマーレイ
マクマーレイは、2010年にチームを移籍した。移籍後初勝利を初戦であげた。ラウシュ・フェンウエイレーシングの台数減少に伴い放出されて、以前にいたアーンハート・ガナッシレーシングからの参戦。最後の2周になってやっとリードラップを奪い、そのままチェッカー。
リスタートではグレッグ・ビフルが後ろから押してくれてペースをつかんだとビフルに感謝し、最後に88号車のジュニアが来た時には焦った、と。「妻と、もし自分が勝ったら、と昨日話したのだが、まさか勝つとは。ここにいられることはスポンサーやチームのおかげだ。みんなに感謝。」感激で涙を流しながらの勝利コメント。

ジミー・ジョンソン
2009シーズン開幕時に、多くのジャーナリストは4連覇は無理だろうという意見だった。結果は4連覇。
2010年シーズン開幕では逆に多くのジャーナリストは5連覇はやるだろう、と言っている、と。「僕は逆に無理だろうと思うのですが」天野雅彦。
アスファルトに穴が開いた中断の前にピットへ。穴を踏んでトラブルが起きたのかもしれない。
駆動系のトラブルでガレージへ。

マーク・マーティン
ポールポジションスタートから、徐々に下がって行く。レースになるとペースが余りよくないので、ドラフティングパートナーが列を移り、マーティンの車の後ろから離れる。結果、さらに順位が悪くなった。

ダニカ・パトリック
前日のNationwideでデビュー。その様子がTVで映った。取材のカムコーダーはサインをねだる人たちに取り囲まれてすごい人ごみ。クラッシュでリタイアした後、ガレージでインタビューを受けて、自分のせいではないが残念、とコメント。


デイトナビーチ周辺をエクスぺディアで探す

0 件のコメント:

コメントを投稿