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2012/07/26

[WTCC] 2012 Rd 15, 16 クリティバ

このレース期間に、セアトのディアゴ・モンテイロがシーズン中の鈴鹿からホンダに移籍すると発表された。これに、タルキーニもホンダに移籍が決まっているので、セアトの二人が抜ける。

すでにシボレーが撤退を発表しているので、来季のセアトはシボレーからドライバーを引き抜くのではないかという噂もある。

「モンテイロはシーズン当初から決まっていたのではないか。そうであれば冷遇されていることに説明がつく。古い車を与えられ、なかなか新車ももらえない。」(木下)

「モンテイロは、コメントで、F1でシートを失った自分を拾ってくれたセアトに感謝していると述べたが、実際にはどうか。」(ピエール)

モンテイロのエンジンは昨シーズンのサンレッド開発エンジン。今年のワークスエンジンには劣る。
ことしのセアトのエンジンはタルキーニの開発能力を示す。

race 2では、タルキニがシボレーのメヌとミュラーの間に入って3位になり、シボレー1,2,3を阻止した。

[民主党] 2009 マニフェスト

「増税は公約違反ではありません」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120720/234701/

を読んでいて記憶があいまいだったので2009年の民主党マニフェストを読んでみた。
確かに、五十嵐文彦議員のいうように、消費税反対とは書いていない。

「書いてないからやっていいんだもんね。」だとしたら、投票する側としては、そのような重大な問題をマニフェストに書かないというのは納得がいかない。一時期、野田総理大臣は「マニフェストに書いてないことをやっても、マニフェストに書いていることをやらなくても叩かれる」という趣旨の発言をしていたと記憶している。

マニフェストに書いてあることをやめたり、書いていないことをやったりすることは禁止ではない。しかし、こちらとしてはマニフェストを目安として投票しているのだから、変更については納得できる話でないと困る。

自分にとって重要ないくつかのものが、国民会議に「飛ばされ」て棚上げになってしまった。これについては、三党合意の過程で決まったという理解だ。結局、こういうことになりましたという経緯が知らされたのみで、制度設計についての見通しはなかった。

こちらの反省点はマニフェストがこれまでの選挙公約よりは守られるという思い込みがあった、ということ。マニフェストを守るかどうかではなく、特定の問題についてどう考えるかを候補者事務所で確認してみるぐらいはしてもいい、と思い返した。

2012/07/22

[スーパーGT] 2012 第3戦 セパン

スーパーGT 2012 第3戦 セパン

J SPORTS3
下田恒幸
由良拓也
福山英朗

GT 500

ウィダーHSVがポールトゥーウイン。
小暮から交代したカルロ・ヴァン・ダムが、立川に追いかけられながらも、持ちこたえてフィニッシュ。300クラスを追い越すときには少し遅くなっても、前方がクリアであればすごく速かった。ウェイト差はウィダーの方が34kg軽かった。
小暮は最後まで心配顔でピットで見守っていた。

柳田の車のタイヤがバーストしてスピンしたところに中嶋が突っ込んでしまい、両者ともにリタイアしたのは残念だった。
GT300

GT-Rが終盤でタイヤが終わってしまったようで、S ROADの関口雄飛が攻めすぎてタイヤを自分で終わらせたようなところがあるとのコメントが解説陣(由良、福山)からあった。
FIA GTには隙がないので、JAF勢は鈴鹿1000kmで一回途中で雨でも降るようなイレギュラーがないと無理かも。

初音ミクがタイヤ無交換作戦で2位目前でガス欠は残念。
J:COMでのJSPORTS3でオンボード映像で観戦。
HD放送のはずなのに、レース映像が非常に汚い。一度ダウンコンバートしたものをアップコンバートしているかのようだった。オンボード映像の方がきれいだったので、別々の映像を編集した際にソース画像がおかしかったのかもしれない。汚い絵が非常に気になった。

2012/07/21

飯島 裕一 佐古 泰司 「認知症の正体」

信濃毎日新聞の長寿社会についての取材のうち、認知症の医学的情報に焦点をあてた書籍。
新聞記事なので平均的な読者にわかるように要点をまとめて記述しており、わかりやすい。
田平武教授の本を以前に読んだときよりも、少しずつ研究は進んではいるようだ。しかし、まだ、特効薬が出来ているわけではない。むしろ、症状の悪化を遅らせつつ、介護負担や本人の生活を悪化させないために何をすればいいのか、という点が重要で、症状と対応ポイントがわかりやすく記載されている。

認知症患者が増えることで社会がこれをいかに受け入れるのかということは課題になる。地方によっていろいろな組織が地域での受け止め方を工夫している例が出てくる。

地域の見守りというのは良い案ではあるが、「地域」というのが実際にはさまざまに違っているので、常に地域が受け皿になることが可能とはいえない。

また、専門医師が不足していることから、かかりつけ医が認知症に対する理解を深めるという方法は、開業医があるていど多く存在するということが前提なので、開業医が少なくなれば無理がでてくる。

高脂血症や高血圧などに気を付け、魚を少々大目に食べ、体を動かすなどで、少しリスクを減らして医療面での進展を待つ、というのが今自分にできることかな、と。

すでに発症した人は、予防という面では手遅れなので、できるだけ日常生活の質を保ちつつ、使える制度は使って介護負担を軽減することが必要。

2012/07/19

[民主党] たちばな議員

今の住所の選挙区から衆議院に当選したのが、民主党のたちばな秀徳議員。先日、久しぶりに駅前で辻立ちをしているのを見かけた。

そのとき受け取ったチラシによると、たちばな議員は、歳入庁設置に関する議論を自民・公明との交渉で大幅に譲歩したことに反対して、衆議院で消費税に関する法案に反対票を投じて、党員資格停止中なんだとか。

もらったチラシによれば

民主党2009年衆院選マニフェスト(2009年7月)
「20 歳入庁を創設する
・社会保険庁は国税庁と統合して『歳入庁』とし、税と保険料を一体的に徴収する」
この間、財務省の抵抗で進まず!
財務省からすると、税金の使い方を決める主計局と並び、税金を集める国税庁は、死活的に重要な権力の源泉。このため、陰に陽に抵抗。

民主党「消費増税関連法案」(2012年3月)
「歳入庁創設の体制構築について、本格的な作業を進める。」

政府「歳入庁創設に向けた工程表」(2012年6月12日)
「2018年以降、速やかに歳入庁創設を目指す。」

三党合意文書(2012年6月15日)
「年金保険料の徴収体制強化等について、歳入庁その他の方策の有効性。、課題等を幅広い観点から検討し、実施する。」

3日前の党内の文書が三党でひっくり返って「検討し、実施」と棚上げになってしまったので、推進してきた議員からすれば、取引材料として切り捨てられた、という感じがするだろう。

大きな枠組みは変更せずに増税は進める、という方向になってしまった、という風に自分は理解した。
自分としては、賛成にせよ反対にせよ議院での一票を投じてもらわないと何のための議員なのかわからない、という点で投票してくれたことはよかった、と思う。

いろいろ難題は全部国民会議があずかるという話になったそうで、「僕たちは日本を変えることができない」状態に。

2012/07/15

バルバラ・ベルクハン 「いつもバタバタしている人の気持ち切り替え術」

これまでは、なぜいつも時間がないと感じるのか、それは、思いついたことをつぎつぎとやっていくことで時間を使っているから。自分を一番に考え、自分に必要でないことは人に頼んだり、無視したりすることで、時間を有効に使える、と言う。

何でも引き受けるから、次々と頼まれてしまうのだから、断ればいいのだ。断れない人のためのお断りフレーズ集も本に出てくる。

今の書店では、「仕事ができるようになりましょう」という方向性の本が多い。しかし、何でもできるようにはならないのだから、そうであれば、自分が全部を引き受けることは不可能だし、それをすると肝心なことができなくなる。

自分にとって大切なことを考え直し、メールや携帯電話をシャットアウトする時間を作ることもためらわずにやるべき、と言う。 自分を豊かにしないと仕事もできなくなりますよ、というわけ。しかし、いやなことも引き受けざるを得ない状況にならないとも限らない。そういうときは、心でノーといいながら仕事を進めようとすると消耗するのだから、心からイエスと言って目の前の仕事に集中しましょう。

また、やりたい仕事をするときにも、ただやればいいのではない。ツボをさがして効率よく片づける、というやり方を提唱。これにより、強い自分を作って行くことにつなげていく。

人間関係をうまくこなす方法を「アタマにくる一言へのとっさの対応術」の著者は、人間関係だけにかぎらずより良い人生・より強い自分に向けてのアタマの切り替え方を説いている。


2012/07/12

野口 祐子 「デジタル時代の著作権」

今の話だけではなく、さかのぼったところからの経緯や政治的な背景、国際的な枠組みやアメリカとの関係など、幅広く、しかも、感情的ではない記述なので、読んでいて楽しい。 たとえば、著作権の保護期間の延長については、当初、映画業界の圧力(?)で映画のみについて延長されている。このあたりの経緯も非常にわかりやすくまとめられている。
このとき、延長を正当化する理由として、映画業界はこのように言ったのです。たいていの著作物は、保護期間は著者の死後五〇年ですから、実際には、五〇年に著者が生きている数年から数十年が加算されているのに対して、映画は公表から五〇年なので、他の著作物よりも短くて不公平だ。だから、公平を保つためには、七〇年にすることが必要なのだ、と。
そうだとすると、映画以外の著作l物については、保護期間を延長する必然性はないわけです。ところが、これらの経緯を忘れたのか、その後、映画以外の著作物についても、欧米の水準に合わせて、保護期間を著作者の死後五〇年から七〇年に延長してほしい、という要望が権利者団体から出されるに至り、二〇〇七年度の文化庁の審議会で、著作権期間を延長するかどうかを検討する委員会ができました。
このようにまとめてくれると、作家先生がどんなにもっともらしいことを言っていても「なんだそりゃ」という話になるのである。

このような話だけではなく、アメリカにおいてハリウッドの主張が通りやすい理由、今、ハリウッドやアメリカはどんな手をつかって自分たちの利益を守ろうとしているのか、などの話や、科学データについて日本が立ち遅れている現状の問題点、クリエイティブ・コモンズの内容、から、ウィニー事件のような技術的な話までカバーされている。それに加えて、2010年に書かれているので新しい状況に対応した説明があるのがありがたい。

アメリカのコンテンツ業界が自衛のために暗号化技術を破る技術者を徹底して排除していった結果、それらの技術者はコンテンツのDRMの研究から離れてしまい、「コンテンツのDRM技術が破られたことを面白おかしく話していても、その分野に参入して協力してあげようという人は少ない、むしろ、ハリウッドは自業自得だ、という目で見ている人もたくさんいる」という技術者の反応はもっともだな、とこの本を読むと思う。ハリウッドをねらっているクラッカーが多いのではなく、優れた技術者がDRM開発に背を向けてしまった、ということなのか。

違法コンテンツのダウンロードに対する刑罰が法制化される、という問題を、この著作権法という大きな枠組みで考えたとき、法制化に反対するだけではなく、国際的な枠組みの改善と、個々のコンテンツのライセンス標準化などのツールを使って、よりより社会に向けて変化を自分たちで起こしていかなければならないのだ、と思う。

一つわかったことは、アメリカ(ハリウッド)は、国際条約での締め付けをあきらめて、各国との貿易協定などにからめて著作権保護など都合のいい条件を相手国に飲ませている、ということ。ということから、TPPに参加した場合、日本により強力なDRM関連の法制化などを条件にする可能性もあるかもしれない。

2012/07/10

瀧本 哲史 「武器としての決断思考」

何かを考えるとき、ある手法を意識的に使ったことはない。
以前に読んだクリティカルシンキングの場合は、まとまった手法というよりも批判的に見るためのテクニックに近かったかな、と思う。

ディベートの経験が「個人の意思決定」にこそ活用するべきと著者は考えた。しかも、これから、悪化する状況の中で決断をしなければいけない日本の若い世代にこそ、その技術が必要だという。

そういった動機から大学での授業をおこなったりもするそうだ。 なんとなく授業風な語り口になっているのはそういう理由だからか。

ディベートそのものを教えるのではなく、自分のかかえている問題をディベート風(一人ディベート?)に、立論と反論を行うことで、メリット・デメリットのどちらが大きいかを判断し、「そのときの最善解」を導く技術を身に着けてほしい、というのがこの本の趣旨。しかし、大きなテーマはディベート技術のマスターではない。

知識・判断・行動のすべてをセットでこなすことできるようになること、その力で大きく社会を変えてほしい、というのがこの本を通して流れるテーマだ。

反論を予定して論を立てる、というのは、以前に読んだ香西 秀信の本などにも通じるところがある。

大学でこういう内容の授業をやるというのは面白い。

2012/07/07

日常レベルでの海外理解

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1207050026/
相模川で高校生流され不明/厚木

流された高校生が外国籍だったからなのか、高校生の母親が一緒にいた高校生にどうして助けてくれなかったのかと問うたというような噂話も地元では流れていたりする。これが本当かどうかも不明。「外国の人は(日本人と違って)そういうことを言いそうだ」と感じている人が多いからうわさが広まるのだろう。こういうときには、何事もなく暮らしている時は感じない国の文化の違いが浮かびあがってくるものなのか。当事者が高校生だったこともあって、高校生レベルでもこういったうわさは広がっているそうだ。

今は日常的にクラスに外国籍の生徒がいる学校が多い。しかし、片方の親が日本人で子供が日本生まれ・育ちの子供とそうではない子供ではかなり状況が異なる気がする。
今回の場合は、綾瀬高校に在学していたカンボジア国籍の生徒とのことなので、日本人とかかわる生活がそれなりにできていたのではないかと想像する。が、それでも、こういった異常な状況ではいろんな情報が広まる。

相模川流域の小学校では、おそらく全員が「川は急に深くなり流れが急だから、入らないように」と言われて育っているはず。そういう環境で育っているとそもそもかなり危険なことをしている(ただし自分は大丈夫)と思っているから、友達を助けられないことがあるかも、という意識は持っているのではないだろうか。とくに今回は雨上がりの増水した川でいつもと違う場所で遊んでいたそうだから、もともと危険な状況だった。

小泉政権以降、「自己責任」でいろいろあきらめてきた日本人は、こういう状況では「自己責任だから」と言いたいことを飲み込んでしまう人も多い?その子供の家族が所属するカンボジア・コミュニティでは実際はどうなのだろう。

こういうことも「異文化」だから、いろいろな考え方がある、というレベルで納得してしまっていいのか。
地域の小学校では「国際理解」というテーマで外国籍の保護者やALTの教師を招いて活動をしたりするところもあるらしい。1年に1度だけで日常での交流で「わかりあう」ってことはないだろう。
東北大地震では異文化で育った人たちの被災ということも話題の一つだった。そういう大きな異常事態では噂話よりも大きな衝突が起こりそうな気もする。
PTAの本部で活動していたときはプリントに漢字を使いすぎないようにするなどの気遣いも必要だったりした。しかし、それだけで情報を活用することはできていたのだろうかなあ。

2012/07/05

[Lenovo][3万円] ThnkPad E420/E430

第3世代のCPUを搭載したE430がキャンペーン価格39900円。
これより5000円安い第2世代CPUのE420が切り替え時期の今は「型落ち」価格。
ベーシックパッケージが同程度のCeleron仕様の新製品E430のエントリーモデルよりも安い。

[ThinkPad Edge E420:お買い得ベーシックパッケージ]
  • インテル Celeron プロセッサー B815 (1.6GHz 2MB 1333MHz)
  • 14.0型HD液晶 (1366 x 768 16:9 LEDバックライト 光沢なし), ヒートウェーブ・レッド(光沢なし)
  • 2GB PC3-10600 DDR3 (1スロット使用)
  • 320GB ハード・ディスク・ドライブ, 5400rpm
Eクーポン使用で 33,117円

CPU、メモリ、HDDを少しずつアップグレードすると
  • Core i5-2450M プロセッサー
  • 4GB PC3-10600 DDR3 (1スロット使用)
  • 500GB ハード・ディスク・ドライブ, 5400rpm

の仕様になり、E420モデルでも少し価格が42,693円。

E420は旧モデルとして売り切って終わりだろう。



2012/07/03

[Dell][4万円] Inspiron 15R ベーシック

この価格(リストプライスから5000円引き)は、以前200台限定で出ていた価格と同じ。そのモデルとはCPUが違うだけである。


Dell Inspiron 15R  限定!ベーシック
  •   Windows(R) 7 Home Premium SP1 64ビット
  •   第2世代インテル(R) Core(TM) i5-2450M プロセッサー
  •   4GBメモリ
  •   500GB HDD
  •   DVDスーパーマルチドライブ
  •   ワイヤレスLAN
  •   15.6インチ TrueLife(TM) HD WLED 液晶ディスプレイ
  •   1年間スタンダードサービスプラン(保守パーツ含む)
価格 : 44,980円   <7/3時点>

デル株式会社

鐸木 能光 「デジカメ写真は撮ったまま使うな!―ガバッと撮ってサクッと直す」

デジタルカメラを「撮影した画像は加工して使うことを前提とした装置」と考えて、カメラ選択のポイント、撮影時の注意、加工用ソフトウェアの使い方をまとめた本。岩波アクティブ新書の一冊として出版されていたもの。


同じ著者の「デジカメに1000万画素はいらない」の後半部分でさらっと解説されていた部分を詳細に説明しているので、もっと知りたい、と思った人にはむいている。
紹介されているフリーソフトウェアは、縮小専用、ViX, irfanview, JTrim のようなフリーソフトウェアと Photoshop Elementsなどの有料ソフトウェア。


irfanviewやJTrimの使い方はこの本を読んでわかたこともあった。自分の失敗は、irfanviewのbatchで一気に処理していたこと。画像ごとに違った操作が必要な明るさ、ガンマの処理が一括になってしまい、ヘンな写真になっていたものがあった。操作に慣れれば、使う画像だけを処理することでよりマシな画像にできたはずだ。
次からはそうしよう。

岩波アクティブ新書がなくなり、この本も今のところ入手が難しい。ブックオフオンラインで入荷していたものを購入した。横浜のbookoffでも見かけたことがあるので、今なら探せば見つかりそう。

絶版なので、 http://bookget.net/ で検索して売っているところを探すのがいいのでは。

bookgetでこの本を探す

アマチュア向けのこういう本は見たことがないので、電子データを安価に販売したら売れそうな気がする。