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2011/11/01

[DTM] 2011 第6戦 ニュルブリュクリンク

ドイツツーリングカーマスターズ
2011年 第6戦 ニュルブリュクリンク

MC: 中島秀之
解説:佐藤正勝

3.629kmのショートコース。49L

山間なので天気が不安定。コースは改装されてきれいに。

結果。
Mattias Ekström  Audi Sport Team Abt Sportsline   Red Bull Audi A4 DTM
Bruno Spengler   Mercedes-Benz Bank AMG   Mercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
Mike Rockenfeller   Audi Sport Team Abt Sportsline   E-POSTBRIEF Audi A4 DTM


P.P. エクストローム。

エクストロームはポールトゥウィン。久々の勝利。

スタート上位のエクストローム、ロッケンフェラー、スペングラーが表彰台。
ロッケンフェラーは最終Lapにミスして2位から3位に。入れ替わってスペングラーが2位。

トムツェックはスタートで接触があってフロントにダメージ。グリルがはずれかけてピットインの都度、手で押し込んで修復して5位。「車の状態を考えれば5位は上出来。」とコメント。シャイダーがトムツェックの前でフィニッシュ。

スタートでは、ラルフ・シューマッハとクルサードが接触。ラルフがクルサードの車を壊した。

TVではミュンヘンでのレースオブチャンピオンの様子の録画も。
スタジアムのコースを作り、別々のレーンを走って最後に一緒にゴール、というラリーのSSSのようなもの。
決勝はスペングラーとモルタラ。モルタラがコースウォールに接触してリタイア。

2011/10/17

[DTM] 2011 第5戦 ノリスリンク

ドイツツーリングカーマスターズ
2011年第5戦 ノリスリンク

MC: 中島秀之
解説:佐藤正勝
コース:公園の中のコース。短い。2300m。細長いコースの両端にヘアピン。

決勝
1. Bruno Spengler Mercedes-Benz Bank AMG Mercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
2. Jamie Green AMG Mercedes AMG Mercedes C-Klasse
3. Martin Tomczyk Audi Sport Team Phoenix Schaeffler Audi A4 DTM


DTMの夏の風物詩。82Lap。
「バターになる」(佐藤)
「それがわかる人は…」(中島)

P.P. スペングラー

ロッケンフェラーが負傷から復帰。17番手。

決勝、雨。気温11度。
SCスタート。

ノリスリンクで3連勝のグリーンは3番グリッド。
スタートから、スペングラー、グリーン、トムツェック。

モルタラが5位。
3戦連続で接触。「エンゲルがアグレッシブすぎる。」とコメント。

57Lで雨が強いためSCが入り、64Lで赤旗中止に。

2011/10/16

[DTM] 2011 第4戦 スピールベルグ

ドイツツーリングカーマスターズ
2011年 第4戦 スピールベルグ

Redbull リンク。7000万ユーロかけて改修された。

MC: 中島秀之
解説:佐藤正勝

結果

1. Martin Tomczyk   Audi Sport Team Phoenix   Schaeffler Audi A4 DTM
2. Ralf Schumacher    Salzgitter AMG Mercedes    Salzgitter AMG Mercedes C-Klasse
3. Oliver Jarvis    Audi Sport Team Abt    Audi Sport performance cars A4 DTM

P.P. トムツェック

スタート後はグリッド順にトムツェック、ジャービス、ラルフ・シューマッハ。
「スージーとこの間あったんですが、本当に御嬢さんでした。」(佐藤)

エクストロームはタイヤが締まらないうちにピットアウト。ピットロード出口で止まってしまう。
「他の問題もあってリタイアした。」とコメント。

ジャービスはピットでミスがあり、ラルフが前に出た。

ロッケンフェラーの2回目ピットは2.8秒という表示。
「毎回思うのだが、スタート前にトルクレンチでしめているのに2.8秒で同じ作業ができるの?」(佐藤)

トムツェックとラルフは2回のピットを終えた後で1,2位。

ラルフはトムツェックに近づくがラストラップになり、そのまま。

トムツェックは今年は型落ちの車。しかし、今年の開発はすべて止まっているので1年落ちと2年落ちの違い。差はあまりないのかもしれない。

2011/07/14

[DTM] 2011 第2戦 ザントフールト

ドイツツーリングカーマスターズ選手権
2011年第2戦 ザントフールト

オランダの海辺のコース。
例年よりは早い時期の開催。

1. Mike Rockenfeller Audi Sport Team Abt Sportsline,  E-POSTBRIEF Audi A4 DTM
2. Bruno Spengler Mercedes-Benz Bank AMG,  Mercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
3. Martin Tomczyk Audi Sport Team Phoenix,  Schaeffler Audi A4 DTM

ポールポジションはスペングラー。グリーン、ロッケンフェラーとつづく。
オランダの地元 ファンデルザンデが大人気。11グリッドからスタート。

ピットでロッケンフェラーがスペングラーの前に出る。スペングラーは無線が聞こえずピットインが1ラップ遅くなった。
このピットでの逆転の差が最後までそのままの状態になり、ロッケンフェラーが初優勝。

ファンデルザンデは13でフィニッシュ。

今回のピット作戦はかなり引っ張る車が増えた。HANKOOKタイヤもかなり持つということがわかってきたようだ。

2011/07/08

[DTM] 2011 第1戦 ホッケンハイム

ドイツツーリングカーマスターズ
2011年 第1戦 ホッケンハイム


結果
1. Bruno Spengler Mercedes-Benz Bank AMG Mercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
2. Mattias Ekström Audi Sport Team Abt Sportsline Red Bull Audi A4 DTM
3. Ralf Schumacher Salzgitter AMG Mercedes Salzgitter AMG Mercedes C-Klasse


2011年シーズンはタイヤがDUNLOPからHANKOOKに変更された。

コース:4,575m

キャサリン・レッグスがいなくなり、代わりの(?)女性ドライバーのフライ(Rahel Frey)が参加。
マカオF3を2連勝したエドアルド・モルタラがルーキーで参加。

予選順位は、スペングラー、エクストローム、シューマッハの順。
スタート、スペングラーとエクストロームのトップ争い。
パフェは最後尾からの追い上げとなった。

トムツェックが給油缶をつけたままピットアウト、コース上に落とす。

スージー・ストダートも給油缶をつけたままピットから出た。こちらは、コーナーで振り落した。

トムツェックの給油缶がコースの中央に落ちたままになりセーフティーカーが入り、残り10周でのリスタートスプリントになった。

スペングラーはトップを守り、ラルフはDTMで初表彰台。
結果順位はグリッドと同じ順位になった。

HANKOOKタイヤは初めてということもあって、全チームあまり引っ張らずタイヤ交換した。

2011/03/21

[DTM] 2010 第11戦 上海

ドイツツーリングカーマスターズ
2010年 第11戦 上海

2004年とは異なる公道コース。フドンの2.465km。
道路幅が狭くオーバーテイクポイント少ない。

予選で、ポール・ディレスタがポールポジション。チャンピオン可能性のあるスペングラーはQ1でクラッシュして最後尾17位。地元のチェンは予選16位。

SCスタート。

スペングラーはオーバーテイクできず、早目の2回ピット。
しかしペースが上がらない。後ろから追われるが譲らない、というか、狭いコースなので譲れない。
これにより青旗無視で審議となる。
スペングラーは周回遅れでクルサードの前に出る。
クラッシュの後に整備しなおした車でペースが出ないようだ。

パフェ、ディレスタ、シャイダー、トムツェック、モリーナのオーダーで走行中に、ストダードとロッケンフェラーが接触でスピン。コースを塞いでしまい赤旗。
残り7分で赤旗終了。

ポール・ディレスタがチャンピオンを獲得。

2011/02/25

[DTM] 2010 第10戦 アドリア

ドイツツーリングマスターズ選手権
2010年 第10戦 アドリア

実況:中島秀之
解説:佐藤正勝


コースは2.702kmのショートコース
屋根のある立派なパドック。
「立派な筑波」(佐藤)

予選ではパフェ、スペングラー、エクストロームが前に。ティモ・シャイダーが大失敗の15番グリッド。
このレースはラジオ・カナダが中継。これはカナダ人のスペングラーのため。
ポール・ディレスタが2連勝を挙げてチャンピオン取りに勢いがついてきた。

スタート。

スペングラー、パフェ、ロッケンフェラーが前に。
ディレスタはロッケンフェラーと接触。
プレマの車がエンゲルと接触し、ストレート上で縦回転する大クラッシュ。

赤旗中断で再スタート。中断が長かったため、時間制限がかかる。

ディレスタが17位まで下がり、シャイダーは7位まで上がった。

シャイダーはさらに順位を上げ、スペングラー、パフェ、エクストロームに続き4番手。

シャイダーは2回目ピットを遅らせて距離をかせぎ、2回目ピット終了でトップへ。
パフェとスペングラーの前で優勝。

ディレスタはモリーナと接触してまた順位を下げる。
エクストロームが最後にディレスタの前に出て1ポイントを奪取。

ディレスタ「2度とも自分のせいじゃない。他のドライバーがアグレッシブ。」

2011/02/09

[DTM] 2010 第9戦 ホッケンハイム

放送:JSPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

BMWがDTMへの参戦発表。2012から予定。2011年はテストと開発。

使用するコースはグランプリコースではなく、パラボリカの先、ヘアピンの手前で直角に曲がるショートコース。ここでコースアウトが発生していた。

決勝
シャイダーがポールポジションからきれいにスタート。
後ろにいたスペングラーがコーナーを曲がらずにまっすぐにエスケープに突っ込み、これにつられたのか9台を巻き込むクラッシュがコーナーで発生。

レース車両は18台から11台に。

 シャイダー、ロッケンフェラー、パフェの順で走行していたが、ポール・ディレスタが、2回目のピットを引っ張ってペースを落とさずにタイムをかせぎ、2回目のピットアウトでシャイダーの前に出た。

ディレスタは3連勝。
レース後のポイントでディレスタがトップに立った。

また、ポイント上、メルセデスのドライバー3人の誰かがシリーズチャンピオンになることが確定し、アウディはドライバーチャンピオンを失うことが決まった。

2010/12/19

[DTM] 2010 第8戦 オーシャスレーベン

ドイツツーリングマスターズ
DTM
2010 第8戦 オーシャスレーベン

放送:JSPORTS ESPN
実況:中島正之
解説:佐藤正勝

今シーズンはメルセデスが強い。「逆にアウディが弱い」(佐藤、中島)

オーシャスレーベンは、、、
マグデブルグという街が近い。田舎。
「周りはジャガイモ畑。朝早く行くと白い湯気が立ち込めていて幻想的な風景。」(佐藤)

予選は、ポール・ディレスタ、ブルーノ・スペングラー、マイク・ロッケンフェラー。
上位2台のメルセデスをアウディが追撃、という状態。

1コーナーが大きく回りこむ設計、パフェがトムツェックをオーバーテイク。
スペングラーが少しペースを落としで蓋になり、ディレスタが逃げる。

パフェはトムツェックとオーバーテイクバトル。

先頭は、ディレスタとスペングラー、その後ろにシャイダー。
ディレスタがピットでミスしスペングラーが前に。

シャイダーがスペングラーをパスして2位に上がるが、直後にシャイダーはタイヤをカットしてパンク。

シャイダーが遅くなったせいでスペングラーもおそくなり、ディレスタが再び先頭。

1,2位はディレスタ、スペングラー、3位にはエクストロームが入った。

「メルセデスのドライバーでチャンピオン争い。」(中島)
「アウディも空気を読まずにどんどん行ってほしい。」(佐藤)

2010/11/27

[DTM] 2010 第7戦 ブランズハッチ

ドイツツーリングカーマスターズ
2010年 第7戦 ブランズハッチ
2010/9/3 - 9/5

放送:JSPORTS ESPN
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

ショートコースの1929mを98Lap。
「バターになっちゃう。バターになっちゃうがわかんない人はお母さんかお父さんに聞いてください。」(佐藤氏)

コースが狭く抜きどころがないので予選とスタートが大切。

スタートからディレスタがリード。その後ろに、スペングラー、ティモ・シャイダー、パフェ、エクストローム。

エクストロームがラルフ・シューマッハと接触。リアが壊れ、スローダウンしたところで、スージー・ストダードとも接触。
エクストロームはここでリタイアしてノーポイント。シリーズ優勝はもう無理か。

ラルフが後ろから当たったことでエクストロームのリアが壊れてしまったらしい。
「ラルフは激しすぎだ。」とエクストローム。
スージーは、「エクストロームはもうスローダウンしてしまっていたんだから、よけてくれてもよかったのに。コーナーで彼がブレーキを踏んだので当たってしまったわ。」

ストッダードはリペアしてリスタートした。

モレーナが2度目のピットをかなり後に引っ張り、シャイダーとパフェの間に出た。

ディレスタ、スペングラー、シャイダー、モレーナ、パフェ。

パフェは抜いて前に出たいが、このままフィニッシュ。

ディレスタはリードを広げたまま優勝。

2010/11/06

[DTM] 2010 第6戦 ザンドフールト

ドイツツーリングマスターズ
2010年 第6戦 ザンドフールト

実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

予選ではティモ・シャイダーがポール。パフェ、ディレスタと続き、その後ろにモリーナ。新人としては第健闘。

コースは海沿いのリゾートにあるので、砂がコース上に乗ることが多い。ラインを外れると砂に乗ってグリップが失われる。「砂丘にコースを貼りつけた」(佐藤)ようなところなので細かいでこぼこがある。車の動きを見ているとかなりバンプしている。


 決勝
スタートで、シャイダーがエンジンストール。「自分のミス。」
再スタートできたが、10位に後退する。
ビンケルホックはドライブシャフトのトラブルが治らずスタートできない。

シャイダーは、10位から追い上げるが、抜きどころの少ないコースなのでなかなか前に出られない。
それでもピット作業を挟んで3位まで回復。

 パフェとディレスタはスタートから後続をかなり離して2台でトップを維持。シャイダーはエクストロームの前に出る。この2台は両方ともポイントが欲しいので、エクストロームは譲りたくないところだが、シャイダーが前に。

2010/10/19

[DTM] 2010 第5戦 ニュルブルクリンク

ドイツツーリングマスターズ
2010年 第5戦 ニュルブルクリンク

実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

グランプリコースの3.629kmを使用。
今シーズン恒例のドライバーコメントでは、「走りやすい。空力が重要。シケインで減速に失敗すると縁石でタイヤを傷める。」など。

トムツェックはショートカットでペナルティを受け13番手からスタート。

予選結果は、メルセデスが強かった。アウディはポールポジションのエクストロームだけ。

決勝
スタートでエクストロームがホイルスピンして順位がさがり、1コーナーでアウト側に飛び出してまた下がって7番手。スタートの後方では、スージー・ストダートが曲がり切れずにヴィンケルホックを巻き添えにしてリタイア。クルサードはストールしてしまいほぼ最後尾からスタートに。

スペングラー、ディレスタ、グリーン、シャイダーの順でレースは安定。

その後、2度のピット作業での順位入れ替わりがあって、スペングラー、ディレスタ、パフェ、シャイダーに。
グリーンは順位を下げて後ろからラルフ・シューマッハの追撃を受ける。

優勝はスペングラー。スペングラーは全戦表彰台に乗っている。

2010/09/13

[DTM] 2010 第4戦 ノリスリンク

ドイツツーリングマスターズ(DTM)

2010 第4戦 ノリスリンク
2010 年6月6日


放送:J-SPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

公園内のコース。82lapまわる。

最終結果

順位ドライバーチーム
1グリーン(Jamie Green)Junge Sterne AMG MercedesJunge Sterne AMG Mercedes C-Klasse
2エクストローム(Mattias Ekström)Audi Sport Team Abt SportslineRed Bull Audi A4 DTM
3スペングラー(Bruno Spengler)Mercedes-Benz Bank AMGMercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
4ジャービス(Oliver Jarvis)Audi Sport Team AbtTabac Original Audi A4 DTM
5シャイダー(Timo Scheider)Audi Sport Team AbtGW:plus/Top Service Audi A4 DTM

ラルフ・シューマッハ
ポールポジションを取り、チームに感謝。
スタートでジャンプスタートを取られてしまいペナルティで最後尾に下がってそのまま。

デビッド・クルサード
トムツェック、ヴィンケルホックと交錯。ヴィンケルホックがクルサードの横から当たり、ドアが取れてしまう。中が見えるという珍しいDTMカーになった。「俺は風が当たる車が好きなんだ、とか言ってそう」(佐藤)そのまま直すこともなく走っていた。

ジェイミー・グリーン
3年連続ここでの勝利。それまでの勝者は各2年ずつだった。
今年はどのチームも開発中止で車が変わっていないので3年前(去年時点で型落ち)の車での優勝となった。

他レース
ル・マンではロッケンフェラーの所属チームが優勝した。エクストロームはこのレースの前にNASCARのソノマ(インフィニオン)を走り、5番手走行時にケセロウスキーに当てられて20位あたりで完走。他のチームで走って参考になることが多かった、とか。

2010/08/12

[DTM] 2010 第3戦 ユーロスピードウェイ

ドイツツーリングマスターズ(DTM)

2010 第3戦 ユーロスピードウェイ(ラウシッツ)
2010 年6月6日


放送:J-SPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

真っ平らなコース。炭鉱を埋め立てたらしい。旧東ドイツ地域。

最終結果

順位ドライバーチーム
1スペングラー(Bruno Spengler)Mercedes-Benz Bank AMGMercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
2ディレスタ(Paul Di Resta)AMG MercedesAMG Mercedes C-Klasse
3グリーン(Jamie Green)Junge Sterne AMG MercedesJunge Sterne AMG Mercedes C-Klasse
4ロッケンフェラー(Mike Rockenfeller)Audi Sport Team PhoenixS line Audi A4 DTM
5パフェ(Gary Paffett)Salzgitter AMG MercedesSalzgitter AMG Mercedes C-Klasse

スタート直後のクラッシュ
フロントローにはメルセデス。その後ろからAudiが追い上げる展開が予想された。
スタート直後のコーナーで、プレマがエクストロームを押した。押されたエクストロームがシャイダーに当たり、シャイダーにクルサードが突っ込む。
エクストローム、プレマ、クルサードはリタイア。Audiの上位は全滅状態。
シャイダーはレースに復帰して8位。
クラッシュ処理のためセーフティーカー導入。
「今回はスタートがすべて、でしたね。」(中島、佐藤)

スージー初ポイント
上位がクラッシュなどで後退した結果、予選11番手からスタートしたスージー・ストダードが7位フィニッシュ。これで、初ポイントを獲得した。「石の上にも3年と言いますが、5年かかりましたね。シャイダーよりも前ですよ!」(佐藤)
「自分には7位は表彰台ぐらいの価値があるわ。」とコメント。チームの努力が実った、と。

スペングラー3年ぶり勝利
3年間不調だったのではなく、表彰台には乗っていても、優勝がなかった。
2度目のピットアウトでディレスタのチームの作業が遅れたこともあって、前に出た。
久しぶりにボンネットに寝っ転がるパフォーマンス。

ツッコミが甘い
塚越広大選手が「中島さんのツッコミが甘いから、正勝さんがすごくスベる人見たいです。」と感想を言ったのだとか。

2010/07/29

[DTM] 2010 第2戦 バレンシア

ドイツツーリングマスターズ(DTM)

2010 第2戦 バレンシア
2010 年5月23日

初開催。2009まではバルセロナでの開催だった。
左回りのサーキット。パッシングが難しいので予選が重要。

放送:J-SPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

最終結果

順位ドライバーチーム
1エクストローム(Mattias Ekström)Audi Sport Team Abt SportslineRed Bull Audi A4 DTM
2スペングラー(Bruno Spengler)Mercedes-Benz Bank AMGMercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
3プレマ(Alexandre Prémat)Audi Sport Team PhoenixTV Movie Audi A4 DTM
4シャイダー(Timo Scheider)Audi Sport Team AbtGW:plus/Top Service Audi A4 DTM
5ディレスタ(Paul Di Resta)AMG MercedesAMG Mercedes C-Klasse


ポールポジションンはエクストローム。
スタートでパフェがダートにはみ出して9番手に後退。エクストロームはトップを維持して逃げに入る。

 パフェは早目の1度目ピット作業。
ジャービスは2度目のピット後にスペングラーの前で2番手。
トムツェクはピット作業を引っ張ってその間にプッシュ。遅く入って出てきたときはジャービスの前で2番手に。

ところが、ジャービスはその後トラブルで車を止め、トムツェックはレース後にタイヤ使用違反があって失格。

新人ミゲル・モリーナはパフェとバトルになりパフェに接触してパーツを飛ばしながら前に出た。パフェは「当てられた」と抗議。

元F1のラルフ・シューマッハはトラブルリタイア、クルサードは、13位。

Audiは初戦のお返しがちょっとだけできた。

エクストローム、14勝目。「不吉な13からやっと抜けだした。」
スペングラー「Audiは暑さに強い。エクストロームのタイヤ交換は速かった。」

佐藤正勝さんの撮影した写真から大判にプリントしたものの販売が始まっている。
マサカツコレクション

2010/07/26

[DTM] 2010 第1戦 ホッケンハイム

ドイツツーリングマスターズ(DTM)

2010 第1戦 ホッケンハイム (Hockenheimring)
2010年4月25日

初戦は録画し損ねたので DTM の画像をチェック。


最終結果

順位ドライバーチーム
1パフェ(Gary Paffett)Salzgitter AMG MercedesSalzgitter AMG Mercedes C-Klasse
2スペングラー(Bruno Spengler)Mercedes-Benz Bank AMGMercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
3グリーン(Jamie Green)Junge Sterne AMG MercedesJunge Sterne AMG Mercedes C-Klasse
4ディレスタ(Paul Di Resta)AMG MercedesAMG Mercedes C-Klasse
5ロッケンフェラー(Mike Rockenfeller)Audi Sport Team PhoenixS line Audi A4 DTM

順位を見ると、上位4台にメルセデス5位がAudiのロッケンフェラーとなっている。

トムツェックはパフェをパスした後、パンクでスピン。
エクストロームは2位まで上がったが、チームの指示ミスによりピットタイミングが1Lap早すぎ、ピットを余計にもう1回入ることになった。

ノルベルト・ハウグは、「完璧だ。」とコメント。

デビッド・クルサードは、12位フィニッシュ。

2009/11/18

[DTM] 2009 第10戦 ホッケンハイム

ドイツツーリングカーマスターズ (DTM)
2009年10月25日 ホッケンハイム Hockenheimring Baden-Württemberg
JSPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

いつもは1時間の枠を今回は1時間半。
BBCの元映像をノーカット放送される。レース前からインタビュー、全周回が放送された。
DTMは周回数が多くないスプリントレースなので全部放送してくれるのはうれしい。
1時間だと「さて、残り10周です。」となってしまうので。

テストコースなどでも有名なサーキット。最終レースなのでゴール後にはメインストレートで大量に花火が上がる。

4,574m × 37Lap

メルセデスにはミカ・ハッキネン、デビッド・クルサードが、クリステンセンのグリッドには先に卒業したベルント・シュナイダーが応援に来ている。

最終結果

順位
ドライバー
チーム

1
パフェ(Gary Paffett)
Salzgitter AMG Mercedes
Salzgitter AMG Mercedes C-Klasse
2
シャイダー(Timo Scheider)
Audi Sport Team Abt
GW:plus/Top Service Audi A4 DTM
3
ディレスタ(Paul Di Resta)
AMG Mercedes
AMG Mercedes C-Klasse
4
プレマ(Alexandre Prémat)
Audi Sport Team Phoenix
Audi Bank A4 DTM
5
グリーン(Jamie Green)
Junge Sterne AMG Mercedes
Junge Sterne AMG Mercedes C-Klasse

パフェ
「1位を取る。後はティモの出来次第」
2番グリッドからエクストロームとトップ争い。2位に下がったがエクストロームがラジエーターに穴があいて冷却水が漏れるトラブルでリタイアした後はトップを維持。シャイダーにトップを譲らず優勝。


エクストローム
パフェのリアにフロントがあたりAudiの4つの輪のマークが取れる。このときラジエーターに穴が開いたようで冷却水が漏れてしまいリタイア。

シャイダー
「コンディションは良い」スーパーマリオのマークがヘルメットに入っている。
エクストロームのリタイアで3位から2位に上がった。無理せずパフェについて走りシリーズチャンピオンを手にした。シリーズ優勝できたら入籍すると宣言していたのでシーズンオフには結婚するとか。インタビューワーにも「おめでとう」と。

インタビュー
女性のインタビュワーがレース中でもリタイアしたドライバーを引っ張ってきて話を聞く。トラブルリタイアのトムツェックなどにも話を聞く。日本のスーパーGTでもドライバーはこのくらいしゃべってくれてインタビューがちゃんとできるといいな。

 トム・クリステンセン(Tom Kristensen
DTMは卒業。スポーツカーに専念するとのことでル・マンなどの活動は継続。
「DTMは客との距離が近くて、離れるのはさびしい。シーズンが終わったら実感するだろう。子どもとの時間が増える。DTMレースのチャンピオンは掛け持ちでは難しい。自分はスポーツカーに乗りたいからね。」
シーズンオフにはアウディのスポーツカーのテストなども予定していて、休みはないみたい。
「中年の星がいなくなるのはさびしいですねぇ」佐藤氏。
スタートではトムツェックなどと絡んでスピンし後退。
最後にはマティアス・ラウダが無理な突っ込みで当てられてスピン。車は壊れたがなんとか完走した。お疲れ様でした。


スージー・ストッダート(Susie Stoddart)
今回は速く、クリステンセンをパスしたりされたりしていたが、最後の5Lapあたりで単独スピンからバリアに突っ込み、リアをこわしてリタイア。本人は大丈夫だが、これでセーフティーカーが導入された。

2009/11/17

[DTM] 2009 第9戦 ディジョン-プルノワ

ドイツツーリングカーマスターズ (DTM)
2009年10月11日 ディジョン-プルノワ Dijon-Prenois
JSPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝


F1を開催していたこともあるコース。
ディジョンはマスタードで有名。バーガンディー地方の都市。
コースの高低差が大きい。改修されていてコースはきれい。
3801m × 52Lap
シリーズチャンピオン争いはパフェが不利なのでここで勝ちたい。

最終結果

順位
ドライバー
チーム

1
パフェ(Gary Paffett)
Salzgitter AMG Mercedes
Salzgitter AMG Mercedes C-Klasse
2
ディレスタ(Paul Di Resta)
AMG Mercedes
AMG Mercedes C-Klasse
3
スペングラー(Bruno Spengler)
Mercedes-Benz Bank AMG
Mercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
4
グリーン(Jamie Green)
Junge Sterne AMG Mercedes
Junge Sterne AMG Mercedes C-Klasse
5
シューマッハー(Ralf Schumacher)
Trilux AMG Mercedes
Trilux AMG Mercedes C-Klasse

Audi チーム予想外のパンク
5本のタイヤがパンクするトラブルが発生。「予想外」とウルリッヒ監督。パンクが発生した中ではシャイダーがピット入口近くでのパンクだったのですぐにピットイン。「ラッキーですね。」佐藤・中島両氏。
トム・クリステンセンやエクストロームもパンクに見舞われる。


パフェ
エクストローム(Mattias Ekström)の後ろを常に走ってピットも同時。ピットアウトでも順位を変えることはできなかったが、エクストロームがパンクでいなくなってトップに立ち、優勝。シャイダーとのポイント差はレース終了後には7ポイント。また勝利数ではエクストロームと並び現役最多となった。

メルセデス
Audiのパンクもあって上位5台独占。ハーグ監督は満足。しかし、これでウェイトが増えることになるので最終戦では不利に。

シャイダー
予選で失敗し16位スタート。パンクの被害が少なく、ピットでの修理でリスタートでき、6位。ポイント差は少ないがチャンピオン争いは有利になった。

2009/11/08

[DTM] 2009 第8戦 バルセロナ

ドイツツーリングカーマスターズ (DTM)
2009年9月18日 バルセロナ
JSPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

F1も開催されるコースだが、今回はショートコースを使用する。
2.977km×59Lap

見た目よりも上がり下がりがある。抜きどころが少なく、ストレートエンドの1コーナーかヘアピンぐらいか?最終コーナーはシケインが新設されていてストレートに入るスピードが落ちているようだ。

現地のゲストには元F1のデラロサ。体型もスマートでまだまだ現役な感じ。

前レースでの成績でメルセデスにウェイト増。

最終結果

順位
ドライバー
チーム

1
シャイダー(Timo Scheider)
Audi Sport Team Abt
GW:plus/Top Service Audi A4 DTM 09
2
クリステンセン(Tom Kristensen)
Audi Sport Team Abt
100 Jahre Audi - A4 DTM
3
トムツェック(Martin Tomczyk)
Audi Sport Team Abt Sportsline
Red Bull Cola Audi A4 DTM 09
4
パフェ(Gary Paffett)
Salzgitter AMG Mercedes
Salzgitter AMG Mercedes C-Klasse
5
スペングラー(Bruno Spengler)
Mercedes-Benz Bank AMG
Mercedes-Benz Bank AMG C-Klasse

2年前のaudi総退場
Audiがペナルティ判定を不服として一斉にピットに入ってレース放棄したことがあった、と解説のお二人。この結果、かなり厳しくペナルティも取るし、事前に指導があったのでは、と言う話だ。実際はどうかはわからないが、今回はペナルティはきっちり取っていた気がする。

クリステンセン
ポールポジションスタート。今年でDTMを卒業することが決まっている。
スタートから2位を走行してゴール。シャイダーを前に出すことになりAudiにとってはよかった。決勝レース後の記念撮影でもご機嫌。

シャイダー
5番手スタートで前の車が反対サイドに寄せて行き、前が空いたのでトップまで上がった。1台抜きにかかったら5台抜いてしまった感じ。
クリステンセンが後ろを抑える形でシャイダーは前に出る。実質的なトップをピットでも維持してチェッカー。シリーズ優勝争いでも有利に。

パフェ
スタートの5位からなかなか上がれず。前のトムツェックからも遅れて行く。車はウェイトで重くて動きが悪かった。ディレスタとともに早目のピット。残り34Lapで2回目のピットもすませてしまい、最後は長いスティント。スペングラーやエクストロームより前に出られて(たぶん、それとなく譲られたのでは,と中島、佐藤両氏)4位。

スージー・ストダート(Susie Stoddart)
キャサリン・レッグと同じような位置を走っていた。レッグのインに入ったときにアウト側に膨らみすぎでレッグを押し出した勢いで横から当ててスピンさせた。レッグはそのままリタイアとなり、ストダートはペナルティ。

2009/10/12

[DTM] 2009 第7戦 ブランズハッチ

ドイツツーリングカーマスターズ (DTM)
2009年9月6日 ブランズハッチ
JSPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

イギリス出身ドライバーが2009シーズンは6人いる。
「(関係者)パスが足りなくなったりして」佐藤氏。
表彰式のプレゼンターはデーモン・ヒルだった。
TVでは、F1関係者のフランク・ウィリアムズとルイス・ハミルトンがレースを見に来たりトークショーなどをやっている場面が映っている。

シーズン序盤のメルセデス好調の後、Audiが巻き返してきた。

コースは1929m、93周する。


最終結果

順位
ドライバー
チーム

1
ディレスタ(Paul Di Resta)
AMG Mercedes
AMG Mercedes C-Klasse
2
シャイダー(Timo Scheider)
Audi Sport Team Abt
GW:plus/Top Service Audi A4 DTM 09
3
トムツェック(Martin Tomczyk)
Audi Sport Team Abt Sportsline
Red Bull Cola Audi A4 DTM 09
4
パフェ(Gary Paffett)
Salzgitter AMG Mercedes
Salzgitter AMG Mercedes C-Klasse
5
エクストローム(Mattias Ekström)
Audi Sport Team Abt Sportsline
Red Bull Audi A4 DTM 09

セーフティーカー何度も導入

マティアス・ラウダ(Mathias Lauda)のクラッシュでセーフティーカーが導入。その後、トム・クリステンセン(Tom Kristensen)がスペングラーとの接触と、ラルフ・シューマッハ、エンゲル、ヴィンケルホックの3台の接触で再びセーフティーカー。クリステンセンはタイヤバリアではなくウォールにぶつかった。クリステンセンは無事だったが車は大破。
このセーフティーカーのコントロールにより遅くなったため、時間制限にかかり90周でレースが終わった。

ポール・ディレスタ
ポールポジションから実質的なリードを譲らずに優勝。セーフティーカーによるリスタート後もすぐに差を広げ、他の車よりも速かった。一方、この勝利でメルセデスにウェイトが積まれることになるのでチャンピオンをねらっていたパフェには不利になった。

ティモ・シャイダー
チャンピオン争いでパフェに得点差をつけて有利になった。逆にパフェは、「やることはやった。」と。

トム・クリステンセン
スタートでは4番手を走行。序盤の接触でパーツを飛ばしてしまいペースがあがらなかった。結果的に前3台を先行させる役割に。後ろにいたトムツェックを前に出してパフェを抑えることに。その後も後続がくっついて走る「ドライビングスクール」状態。
佐藤氏が:
「先生、早く卒業させてください。」
「わしが先に卒業するんじゃ!」(クリステンセンは2009年でDTMを卒業する予定)

ピットワーク
DTMは最近では3秒台のピットワークが普通。幻の2秒台というのもあったがこれは計測が正しかかったかどうかが微妙。ティモ・シャイダーの2回目のピットで給油に時間がかかりすぎ、タイムロス。
メカニックが地団太を踏んで悔しがっていた。