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2010/07/29

[DTM] 2010 第2戦 バレンシア

ドイツツーリングマスターズ(DTM)

2010 第2戦 バレンシア
2010 年5月23日

初開催。2009まではバルセロナでの開催だった。
左回りのサーキット。パッシングが難しいので予選が重要。

放送:J-SPORTS
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

最終結果

順位ドライバーチーム
1エクストローム(Mattias Ekström)Audi Sport Team Abt SportslineRed Bull Audi A4 DTM
2スペングラー(Bruno Spengler)Mercedes-Benz Bank AMGMercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
3プレマ(Alexandre Prémat)Audi Sport Team PhoenixTV Movie Audi A4 DTM
4シャイダー(Timo Scheider)Audi Sport Team AbtGW:plus/Top Service Audi A4 DTM
5ディレスタ(Paul Di Resta)AMG MercedesAMG Mercedes C-Klasse


ポールポジションンはエクストローム。
スタートでパフェがダートにはみ出して9番手に後退。エクストロームはトップを維持して逃げに入る。

 パフェは早目の1度目ピット作業。
ジャービスは2度目のピット後にスペングラーの前で2番手。
トムツェクはピット作業を引っ張ってその間にプッシュ。遅く入って出てきたときはジャービスの前で2番手に。

ところが、ジャービスはその後トラブルで車を止め、トムツェックはレース後にタイヤ使用違反があって失格。

新人ミゲル・モリーナはパフェとバトルになりパフェに接触してパーツを飛ばしながら前に出た。パフェは「当てられた」と抗議。

元F1のラルフ・シューマッハはトラブルリタイア、クルサードは、13位。

Audiは初戦のお返しがちょっとだけできた。

エクストローム、14勝目。「不吉な13からやっと抜けだした。」
スペングラー「Audiは暑さに強い。エクストロームのタイヤ交換は速かった。」

佐藤正勝さんの撮影した写真から大判にプリントしたものの販売が始まっている。
マサカツコレクション

2010/07/28

[NASCAR] 2010 第14戦 ポコノ Gillette Fusion ProGlide 500 presented by Target

NASCAR 2010 第14戦 ポコノ 
Gillette Fusion ProGlide 500 presented by Target

放送:G+
実況:福徳一志
解説:石見周

レース開始直後に大雨で1時間50分遅れてスタート。ピット出口の付近にはコースから水が染み出している。雨でラバーが流れてしまったので15Lapでコンペティションイエローを出す。

4km(2.5マイル) × 200 = 800km (500マイル)
ターンは3個で、バンクは順に 14度、8度、6度。

「第3ターンが一番難しい。ここで速く走り1ターンで8割ぐらいよくなれば勝てる。」(石見)


最終結果


順位ドライバーゼッケンスポ ンサー
1デニー・ハムリン (Denny Hamlin)11FedEx Freight
2 カイル・ブッシュ (Kyle Busch)18M&M's Pretzel
3トニー・スチュアート(Tony Stewart)14Old Spice / Office Depot
4 ケビン・ハービック (Kevin Harvick)29Shell / Pennzoil
5ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson) 48Lowe's
6 カート・ブッシュ (Kurt Busch)2Miller Lite / Vortex
7ジェフ・バートン (Jeff Burton)31Caterpillar
8フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya) 42Target
9クリント・ボーヤー(Clint Bowyer) 33Cheerios / Hamburger Helper
10A. J. アルメンディンガー (A. J. Allmendinger) 43Coleman Natural Foods




ジョー・ギブスレーシング(JGR)対 リチャード・チルドレスレーシング(RCR)
カイル・ブッシュ、ハムリンのJGR勢と、ハービック、ボーヤー、バートンのRCRがtop10にとどまって首位争い。スタートではハムリン、カイル・ブッシュが前に出た。中盤はボーヤーが大差で首位を独走。後半は、ハムリン、カイル・ブッシュ、ハービック、バートンが前に出た。
RCR がこのトラックでの初優勝をしたのは1993年でドライバーはデイル・アーンハートだった。それ以来チームは勝っていない。一時期中ず飛ばずだったRCRを「リストラしてチームを作り直して良いチームになりました。」(石見)優勝はハムリン。ハムリンはポコノが得意で4勝目。


ジョーイ・ロガーノ (Joey Logano) vs ケビン・ハービック
終盤10Lapを切ってからの5位争い。ロガーノがなかなか抜かせない。ハービックはイン側から並んだ。残り2Lapでロガーノが左に曲がろうとしたところにハービックはすこしストレートに走っていたため、ロガーノは左リアをハービックに当てられてスピン。13位でフィニッシュ。
フィニッシュ後にロガーノはハービックに文句を言いに行こうとして、回りにとめられた。
「これはロガーノに行かせるべき。ここで黙っていると、こいつには何をしても文句は言わない、と思われてしまうが、ここで一度怒って抗議すると次からはハービックも注意するだろう。これはロガーノはいいですね。ほれなおしました。」(石見)
その後のインタビューでロガーノは「5位以内フィニッシュできたのに13位まで落ちた。ハービックとは話したくない。」と怒りのやり場がない感じ。一方のハービックは「同じ場所に2台がいれば起こることさ。」とだけ。車がよかったのでチームに感謝する、と気にしていない。「ハービックは典型的なアメリカ人というのが良く出ている。自分が悪いことをしても絶対に謝らないね。」(石見)
録画を見ると、ハービックが露骨に邪魔をしている感じではないが、うまく妨害しているとは言えるだろうか。「ハービックがもうちょっと大人になってもいいかな。ベテランにいやらしさが出ましたね。」(石見)

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
「コアなファンはジュニアファンが圧倒的に多いのですが、成績が振るわないと、最初は叱咤激励だが、そのうち離れてしまう。」(石見)
走行中のオンボードで、ターンで滑ってカウンターを当てる画像が放送された。
「これは良い画ですね。カウンターを当ててました。これをずっとやっていると速く走れない。車の調整がうまくいかないのは何人ものエンジニアとジュニアは経験してきた。結局、ジュニアに車のセッティング能力がない、ということになっていく。」(石見) NASCAR関連のPodcast finallapradio.comでもおなじようなことを言っていた。しかし、それでも10勝以上はしているドライバーなので、全く無能ということはないだろうとは思うのだが。
しかし、もう2年勝利がない。


サム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.)
最後のコーションをステイアウト連発でリードラップを獲得。タイヤは苦しく、ハムリン、カイルなどには太刀打ちできない。ねばって上位フィニッシュの11位。

トニー・スチュアート
車はよくなく、10位以下にまで落ちていた。最後のリスタートまでステイアウトも交えて2位に上がり、カイルにパスされて3位。「良くない車でも良くないなりに上位に持ってくるのがベテラン。」(石見)

ホワイトチェッカー後にもクラッシュ
ホワイトチェッカー後、アルメンディンガーがイン側に降りてラインをつぶし、ケーシー・ケインとクラッシュ。ケインの車はインからアウト側まで滑って行き、壁にヒットして宙に。そこにビフル、マーティン、ゴードンなどが突っ込んだ。

2010/07/27

[NASCAR] 2010 第13戦 シャーロット Coca-Cola 600

2010 第13戦 シャーロット
Coca-Cola 600
2010年5月30日

放送:G+
実況:藤田大介
解説:福山英朗

コース:コンクリート路面の1マイルコース。壁に吸い寄せられていくようなクラッ シュが多く発生することから、壁にモンスターがいる、と言われる。これが「モンスターマイル」の由来らしい。
1×400周 = 400マイル
音の反響が大きく、自分の話す声が聞き取れないほど。
コースをまたぐブリッジ(屋根つきの歩道橋のようなもの) がある。ここに立ち止まっての観戦は危険なので禁止だが、多くの人が立ち止まっている。「あれは禁止なんですよ」(桃田)

最終結果


順位ドライバーゼッケンスポ ンサー
1カート・ブッシュ (Kurt Busch)2Miller Lite / Vortex
2 ジェイミー・マクマーレイ (Jamie McMurray)1Bass Pro Shops / Tracker
3カイル・ブッシュ (Kyle Busch)18M&M's Pretzel
4 マーク・マーティン (Mark Martin)5Carquest / Go
Daddy.com
5デビッ ド・ルーティマン(David Reutimann) 00Aaron's Dream Machine / Armed Forces Foundation
6 ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)24DuPont Stars & Stripes
7クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)33Cheerios / Hamburger Helper
8ポール・メナード(Paul Menard) 98Serta / Menards
9ライアン・ニューマン (Ryan Newman) 39U.S. Army
10マット・ケンゼス (Matt Kenseth) 17Jeremiah Weed Southern Style Sweet Tea Vodka


メモリアルデー
戦没者祈念の前日。Indy 500と同じ日に行われるレース。セレモニーは軍関係で礼砲もある。
カラーリングにはアメリカ国旗の色を取り入れた車が多い。

日没レース
完全なナイトレースではなく、スタートは日没前で終了は夜。路温が低下していくなかで車を合わせて行くことが必要になる。ドライバーそれぞれに、日没までは手さぐりだ、あるいは、日没まではいい車だ、などコメント。「シャーロットはナイトレースでオールスターを開催したところなので、オールスターで良い走りをした車のセッティングはそのまま使いたいチームがいるだろう。」日没レースの時間が長い。
130Lap前後でのTVインタビューにデイブ・ロジャーズ(カイル・ブッシュのクルーチーフ)「この時間が最初の大きな変化。」。スティーブ・アディントン(カート・ブッシュのクルーチーフ)も「小さな調整が大きな変化をもたらす」と。

ジミー・ジョンソン
「ジェフ・ゴードンとからむことがあってからなんとなく調子が出ていない。」(福山)
車はなんとなく速くない。途中でチャドカナウスが考え込んでしまう場面があり、「チャド・カナウスが悩んでいるのはなかなか見られません。」(福山)
リアがルースになり、1度はなんとか持ちこたえたのだが、2度目でウォールを強くヒットし。ガレージへ。リペアして数十周のlap down で完走。

カイル・ブッシュ
このところ、トラック・レース、ネイションワイド、カップレースをまとめて勝っている。また、このレースでも100マイルごとのポイントではブッシュ兄弟のどちらかがリードラップを取る。「ブッシュ、ブッシュ、ブッシュですね。」(福山)ピットアウトでハムリンとぶつかり、車をこわしてしまう。ハムリンはラップダウンした。カイルの車はコーションでリペアして再び上位まで戻す。2位とは差がついていて、得意のリスタートでの逆転はなかった。
また、最後の上位進出のときは、シャーロットで3ワイドの真ん中をパスして行き、その強引な運転をレース後にジェフ・バートンから指を指して抗議された。

チップ・ガナッシ
同じ日のIndy500では、ダリオ・フランキティが勝利。同年のDaytona 500とIndy 500を同じチームが制覇したのは初めてのこと。Indianapolisから移動して来た。ジェイミー・マクマーレイが勝てるかも、というところまで行ったが、及ばず2位。「ペンスキーにやられたね。両方勝つのはむずかしいね。」とご機嫌。

オーナーズポイント
オーナーズポイントの35位までの車は、予選が悪くても本戦に出ることができる。「その点、ビル・エリオットがスポット参戦でオーナーズポイントを使わずに予選を通過しているのは立派。」(福山)

ドラフティング・トラップ
「後ろから近づいて気流を止め、前の車がふらついたところでパスする。」(福山)カイル・ブッシュがライアン・ニューマンをパスするときに使った。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
車がまったくよくなく、20位以下。
最終スティントにかけて、アンダーグリーンで他の車がピットインする中、最後まで引っ張りコーションが出る方にかけた。コーションは発生せずピットインしてラップダウンになる。リードラップを取ったことで5ポイントを取得。


ケビン・ハービック
リチャード・チルドレス・レーシングとの契約を延長することで合意。
「RCRが懇願してハービックに残ってもらったということなんでしょうねぇ。シェルが去ることで開発資金が大丈夫なのか、と不安に思っていたに違いない。」(福山)


福山さんとNASCARを見るツアー
ナイトレース(Daytonaか?)を見に行く。ガレージパスも手に入り、リチャード・ペティのチームで同乗走行させてもらうこともできる、とか。楽しそうだ。30万円なら安いものかもしれない。

2010/07/26

[DTM] 2010 第1戦 ホッケンハイム

ドイツツーリングマスターズ(DTM)

2010 第1戦 ホッケンハイム (Hockenheimring)
2010年4月25日

初戦は録画し損ねたので DTM の画像をチェック。


最終結果

順位ドライバーチーム
1パフェ(Gary Paffett)Salzgitter AMG MercedesSalzgitter AMG Mercedes C-Klasse
2スペングラー(Bruno Spengler)Mercedes-Benz Bank AMGMercedes-Benz Bank AMG C-Klasse
3グリーン(Jamie Green)Junge Sterne AMG MercedesJunge Sterne AMG Mercedes C-Klasse
4ディレスタ(Paul Di Resta)AMG MercedesAMG Mercedes C-Klasse
5ロッケンフェラー(Mike Rockenfeller)Audi Sport Team PhoenixS line Audi A4 DTM

順位を見ると、上位4台にメルセデス5位がAudiのロッケンフェラーとなっている。

トムツェックはパフェをパスした後、パンクでスピン。
エクストロームは2位まで上がったが、チームの指示ミスによりピットタイミングが1Lap早すぎ、ピットを余計にもう1回入ることになった。

ノルベルト・ハウグは、「完璧だ。」とコメント。

デビッド・クルサードは、12位フィニッシュ。

2010/07/25

[SWRC] 2010 第5戦 ポルトガル

J-SPORTS Rally World 2010
SWRC 
2010年5月7-9日

ナレーター:山崎岳彦


ケトマーが2連勝。

順位ドライバーチーム車種
1ケトマー(Jari KETOMAA) Shanghai FCACA Rally TeamFord Fiesta S2000
2ポンス (Xavier PONS) Nupel Global RacingFord Fiesta S2000
3コスツシュコ(Michal KOSCIUSZKO) Dynamic World Rally TeamSkoda Fabia S2000
4ソウザ(Bernardo SOUSA) Team Ford Quinta do LordeFord Fiesta S2000

このレースでは車を変更するドライバーがいた。
アルアティアが、SKODAからフォードへ。コスツシュコは、フォードからSKODAへ。

DAY 1
ケトマー、トップ。「予想以上にラフ」
P.G.アンダーソンが出場する。車の戦闘力不足でトップには出られず。

DAY 2
P.G. アンダーソンはパンクと岩をヒットで車を止めた。この後、スーパーラリーで復帰したようだ。
アルアティアは電気系統と思われるトラブルでエンジンが止まり、こちらもスーパーラリーで復帰。
ケトマーはトラブルなしで走り切りトップ。
ポンスは上位が消える中、トラブルがなく浮上。

DAY 3
  ケトマーはペースをコントロールし、余裕を持ってフィニッシュ。2連勝。
P.G.アンダーソンはスーパーラリーで復帰5位。

2010/07/24

[SBK] 2010 第7戦 ソルトレークシティ

World Superbike

2010 第7戦ソルトレークシティ (ミラーモータースポーツパーク)
2010年5月31日

実況:下田恒幸
解説:八代俊二

左回りの4055mコース。
コーナーは左10右5。

昨年は芳賀紀行が人生初の骨折を経験したコース。
性能調整:ドゥカティに関して重量見直しが行われ、3kg軽くしてよいことになった。この効果でチェカ、芳賀は上位に出ることができた。チェカは2レースともトップを走行しながらトラブルリタイア。

race1

最終結果

順位ライダーチームバイク
1ビアッジ(M. BIAGGI)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.
2ハスラム(L. HASLAM)Team Suzuki AlstareYamaha YZF R1
3芳賀紀行Ducati Xerox TeamDucati 1098R
4キャミア(L. CAMIER)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.
5コーサー(T. CORSER)BMW Motorrad MotorsportBMW S1000 RR

ビアッジだけがチェカについていけるペースで3位以下を引き離す。
スタート直後からシュムルツが白煙を上げてオイルをまき散らしながら走り、その後ろにいたハスラムはオイルを浴びてしまい速度を落とす。シュムルツはエスケイプゾーンに出てリタイア。

コーサー、芳賀、ハスラムの4位集団からハスラムは2台を抜いて4位に出、さらに上位へ。芳賀もコーサーをパス、ハスラム、芳賀はキャミアをパス。
チェカとビアッジのタイム差は3秒以上。
残り3Lapでチェカがスローダウンしてトラブルでリタイア。これにより、下位の順位が上がり、芳賀が久々の表彰台。

コース上に鳥がゆっくり歩いており、「昨年、芳賀選手が鳥に当たってクラッシュした。また、バードストライクかと」(八代)

「芳賀はコーナーでズバっと切りこむ走り方が復活してきた」(八代)


race 2

最終結果

順位ライダーチームバイク
1ビアッジ(M. BIAGGI)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.
2キャミア(L. CAMIER)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.
3クラッチロウ(C. CRUTCHLOW)Yamaha Sterilgarda TeamYamaha YZF R1
4芳賀紀行Ducati Xerox TeamDucati 1098R
5コーサー(T. CORSER)BMW Motorrad MotorsportBMW S1000

芳賀とコーサーがコーナー進入でサイドバイサイドの接触。芳賀は下がり9番手、コーサーは3番手に。
チェカはこのレースも先頭、ビアッジが同じく後ろにつく。

8Lapでチェカがまたスローダウン。ピットにはいったチェカはさすがにがっかり。

「こういうときに当たり散らす選手もいますが、冷静に受け止めている。紳士的。」(八代)
ハスラムが転倒、リタイア。初のノーポイント。

ビアッジはまた先頭になり、単独。
3番手のコーサーはクラッチロウとキャミアにかわされる。キャミアは2番手でクラッチロウは後ろからパッシングを狙う。
芳賀はコーサーをパスした。クラッチロウまでは届かず4位。

ビアッジはダブルウィン。Apriliaは初のワンツーフィニッシュ。

2010/07/23

[FIA GT1] 2010 第3戦 ブルノ

FIA GT1
2010 第3戦 ブルノ

放送:JSPORTS
実 況:中村義昭
解説:荒聖治

2010年5月21日から5月23日

コース
5403m ターン数13
アップダウンが多く、二輪レース用に縁石が低くなっている。
GT-Rの長所:ブレーキングがよいので抜けない。

最終結果

順位ドライバーゼッケン車種
1Grosjean / Mutsch5Ford GT Matech
2Enge / Turner7Aston Martin DB9
3Krumm / Dumbreck23Nissan GT - R

1号車のマセラティがポールポジション。
「マセラティはこのコースに合っている。」(荒)

マセラティ1号車とGT-R23号車はトップの1,2でスタート。しかし、マセラティ1号車はスタート違反でストップゴーペナルティ。
アストンマーチンの7号車は、スタートの合図を誤解して順位が下がる。
レース前には1周多くすると説明された、とドライバーのエンゲ。シグナルの変化を見落として、スタート加速ができなかった。

 レースはクラッシュにからんでSCが2度も導入された。2度目のSCのときは、ほとんどの車が一斉にピットに入る中、4号車の荒はピットインせず。
「このとき入ろうとしたらピットからもう1周回れと指示された。混乱はわかるがそれでもピットインしなければレースは終わり。かなり怒って入らせろと言ったのだがもう1周回れと言われた。もう先頭車両が続々とピットアウトしてくるのが見えた。」(荒)
この作戦ミスにより4号車は順位をかなり下げてしまう。ピット作業の様子を見ると、前後にピットインしているために、切り替えしたり押し戻してピットアウトする車両が多かった。

2度目のSCはフォード40号車とマセラティ33号車の接触。
33号車に当てられた40号車フォードのドライバーは「これはレースではない。」と抗議。

下位でも接近戦の多いレース。

GT-Rの23号車は日本でもドライブしていたクルムとダンブレック。

TVではレースのプロモーター会社SROのCEO STEPHANE RATELのインタビューが放映された。

スポーツカーが好きで、アメリカで学生のころレーシングカーの買い付けと販売をやっていた。走行会から始まり、ここまでのレースイベントに発展させた、とのこと。レース時間を短くしたのがよかった。これからは、レベルの高いレースをすること。映画と同じで常にバトルがあると楽しめるだろう。商品性を向上させる必要がある。モータースポーツからではなくスポーツカーから入ったから人と違ったアイデアを思いつく。
子供は二人いてスイスの学校に通っているよ、とヨーロッパのセレブな雰囲気。

[MotoGP] 2010年 第4戦 ムジェロ

2010 第4戦ムジェロ
GRAN PREMIO D'ITALIA TIM

2010 年6月6日

放送:G+

バレンティノ・ロッシがフリープラクティス中に転倒し、開放骨折で入院。


125cc
実 況:寺島淳司
解説:坂田和人


順位ライダーチーム
1マルケス(Marc MARQUEZ)Red Bull Ajo Motorsport
2テロル(Nicolas TEROL)Bancaja Aspar Team
3エスパルガロ(Pol ESPARGARO)Tuenti Racing
8小山知良Racing Team Germany

ポールはサンドロ・コルテセ。スリップを使って一発のタイムを出した。
小山知良は、バイクのセッティングを少し変えている。

グリッド上のライダーが掲載するメッセージはロッシへの応援メッセージが多い。

「序盤、タイヤを終わらせないようにすることが必要。」
ポイントは「起伏のあるコースでのバランスを取ったセッティングが必要。S字にも中速、高速があり、ストレートが1.1kmと長い。スタートを決めても1コーナーで飲み込まれることもある。」

バスケスが途中で蓋をしていた。速いライダーはバスケスをパスして前へ。
コルテセはレースで2度転倒。

テロル、エスパルガロ、マルケス、スミスの4台が先頭集団。
エスパルガロはトップ走行でストレートでマシンを大きく振って、マルケスにスリップを使わせないようにした。「これは無駄な動き。マルケスを単に前に行かせてスリップに着いた方が良かった。このおかげで車速が伸びなかった。」(坂田)

スペイン人ライダーの表彰台独占記録はまた延びた。

マルケスは初勝利。

小山は集団の先頭で8位。「スタートでクラッチが切れないトラブルに気がついた。冷静に対応して集団の先頭でフィニッシュできた。」

moto2

実況:青木源太
解説:青木拓磨



順位ライダーチーム
1イアンノーネ(Andrea IANNONE)Fimmco Speed Up
2ガデア(Sergio GADEA)Tenerife 40 Pons
3コルシ(Simone CORSI)JIR Moto2
6富沢祥也Technomag-CIP
8高橋裕紀Tech 3 Racing


イアンノーネがポールトゥウィン。このクラスでは初。
イアンノーネがホールショットから逃げ、後ろでタルマクシが蓋をして差が広がる。
クルーゼルが転倒し、2位集団は、コルシ、ガデア、ルティ、エリアス、富沢、タルマクシ。

2位集団は、集団の先頭争いが続きイアンノーネが単独で逃げやすい状況ができた。
富沢は集団の中でガデアの後輪に接触。転倒は避けられた。
富沢は一旦2位に出たが、「バンプを踏んでしまいミスで順位が下がった。」(富沢)。

エリアスのピット内には森脇緑。ハンディカメラで応援しているところが何度か映る。

日本のシャーシメーカーではmotobi (TSR)とmoriwakiが3,4,5位。

MotoGP
実況:高橋雄一
ゲスト:中野真矢
解説:辻本聡



順位ライダーチーム
1ペドロサ(Dani PEDROSA)Repsol Honda Team
2ロレンソ(Jorge LORENZO)Fiat Yamaha Team
3ドビツィオーソ(Andrea DOVIZIOSO)Repsol Honda Team
11青山博一Interwetten Honda MotoGP


ロッシの転倒負傷。
救急車で病院に行くまでの映像も放送される。
「あまり怪我をしないライダーだったので驚いた。映像を見ると通常のパワーをかけたときのハイサイドではない。コーナー進入からリアがコントロールを失っている。」(中野)
路面温度は54度。
タイヤが機能しづらい。「ただ、ハードであれば良いというものではなく条件があえばミディアムが長持ちすることもある。」(中野)
ストーナーはリアにミディアムを選択。

DUCATIの応援席には"VALE"の一文字。
サーキット内の放送にはロッシとの電話が流され、ロッシから観客へのメッセージが放送された。

「1コーナーのハードブレーキングに合わせると、他のコーナーにあわない。どちらにあわせるのかのバランスが難しい。」(中野)

ペドロサが逃げ、ロレンソとドビツィオーソが追う。
このサーキットはセッティングが難しい。

メランドリ、ストーナー、ドピニエの4位集団。ヘイデンは転倒リタイア。

今年のホンダ「デモ走行する機会があった。800ccのエンジンは上が回るようになった。これが今年のサテライトも含めたホンダの好調の理由。」(中野)

ストーナーはメランドリ、ドピニエよりも前に出た。
「今回は完走がするのが目的。と言いつつ攻めてますね。(笑)」(中野)

メランドリはOLINSからSHOWAにサスを変えて臨んでいた。

青山「スタートはよかったが、前にひっかかったので、中盤以降タイヤはきつかった。」

2010/07/22

[IRC] 2010 第4戦 イズラスカナリアス

Intercontinental rally challenge
2010年 第4戦 イズラカナリアス

放送 GAORA



最終結果

順位ドライバーチーム車種
1コペッキー(JAN KOPECKY)SKODA MOTORSPORTSkoda Fabia S2000
2ハンニネン(JUHO HANNINEN)SKODA MOTORSPORTSkoda Fabia S2000
3ウィルクス(GUY WILKS)SKODA UKSkoda Fabia S2000
4ミーク(KRIS MEEKE)PEUGEOT UKPeugeot 207 S2000
5マガラエス(BRUNO MAGALHAES)PEUGEOT SPORT PORTUGALPeugeot 207 S2000
6エヴィア(ALBERTO HEVIA)ALBERTO HEVIA M.Skoda Fabia S2000


ラリーアストリアスが予算の関係でキャンセルされた後の代替ラリー。
スペインのカナリア諸島。
スペインの観光地であり、ローカルなラリーが開催されていたターマック。
景観の良いコースが多い。

DAY 1

ターマックについて、「走り方をだれか教えてほしい」というハンニネンと、チェコでの試走がうまくいったコペッキーなどコメントにもばらつきがある。

クリス・ミークはリードしながら、SS8でパンクで6位まで後退。
SS8はロールオーバーとパンクなどなどトラブルが相次ぐ。

SS9は観客が大量で中止。「足を引きそうになる」とハンニネン。

DAY 2
コペッキーはトップでスタート。

プジョー クロノスチームのミークとノイビルの走りをTV画面の上下の比較。
コーナーの出入りのラインが違うのがスピードがの違いか?

山の上りでコーナーを攻めすぎて横転するドライバーが観客に起こしてもらって再スタート。

ミークは6位まで後退したところからステージ勝利を重ねて復帰。

[スーパーGT] 2010 第3戦 富士

スーパーGT 2010年 第3戦 富士

放送:JSPORTS
実況:下田恒幸
解説:由良拓也、飯田章

2回のピットインとドライバー交代義務付けの400km(88Lap)。
結果は500はSCが上位を独占。300はFIA GT勢は3位が最高。

最終結果


38
順位チームドライバーゼッケ ン
GT500
1MJ KRAFT SC430石浦 宏明、大嶋 和也35
2PETRONAS TOM'S SC430脇阪 寿一、アンドレ・ロッテラー1
3ENEOS SC430伊藤 大輔、ビヨン・ビルドハイム6
4ZENT CERUMO SC430立川 祐路、リチャード・ライアン
5KEIHIN HSV-010金石 年弘、塚越 広大17
GT300
1COROLLA Axio apr GT井口 卓人、国本 雄資74
2ARTA Garaiya新田 守男、高木 真一43
3triple a Vantage GT2松田 秀士、吉本 大樹66
4ウェッズスポーツIS350織戸 学、片岡 龍也19
5HASEMI SPORT TOMICA Z星野 一樹、柳田 真孝3

初スーパーラップ
ノックアウト方式の予選が鈴鹿、岡山と続き、富士がスーパーラップ方式の初めての予選。「一台ごとのパフォーマンスが見られるという意味では、すぐれた方式。他のレースでも取り入れるべき。」(由良)
300では、HANKOOK PORSCHEがトップタイムを出し、それを見た後のチームがプッシュする。
JIM GAINER FERRARIの平中克幸はスピン。「スピンするほど攻めるというのも楽しい。」(由良)

FIA GT軍団
直線の速いFIA GTの車が予選上位。HANKOOK PORCHE、ZENT Porsche RSRがCOROLLA Axio apr GTの前にいる。後ろにtriple a Vantage GT2。

MJ KRAFT SC430
すべての走行でトップタイム。スタート時にバイブレーションがあり、ナットの緩みをグリッドで締め直す。「スタート切れないかと思った。大嶋がバイブレーションに気が付いてグリッド上で対策できた。」(石浦)。石浦と大嶋は300でも優勝した経験がある同じコンビ。トップを走り、他の車よりもずっと速かった。

ZENT Porsche RSR
土屋武士選手のチーム。「自分のチームなので全部自分の責任。直前までメカニックもやっていた。」(土屋)スタートで前に出て引き離せるかと思ったが、ペナルティを受けて、7位まで落ちた。
逆に「ペナルティを受けても7位で走れている。」(飯田)。このレースからの参戦。


アストン・マーチン
一度はトップへ。最後にウェッズスポーツをパスして3位。3スティント目はタイヤ交換なしで行くのは初めから決まっており、それを想定したドライビングを松田がこなしたことで吉本がウェッズスポーツの片岡をパス。

COROLLA Axio apr GT
3位スタート。前半、FIA GT勢とバトルを続けた。
3スティント目はタイヤ無交換。2番手のGaraiyaとの差が縮まり、並びかけられたが抑えて優勝。
「いつ勝つんだと言われて、優勝まですごく長かった。」(国本)。

HSV不調
8号車、ARTA HSV-010と、17号車、KEIHIN HSV-010がスーパーラップに残る。ウイダー HSV-010がスーパーラップに残っていない。「こんなに遅くなるのと言うほど遅い。ウェイト・コンシャスなところがあるのか?」(由良)。
ARTAはマッハ号をパスするときに追突。左フロントカバー大破。オレンジディスクが出て修復して出たが結局壊れてしまい完走扱いのリタイア。

MOTUL AUTECH GT-R
RAYBRIGのタイム抹消によりスーパーラップに出場できた。が、スタート前に駆動系トラブル。ガレージに入れて修復し再スタート。30Lapでコース上で止まってしまいリタイア。ペースが上がらず。
エンジンもかわりタイヤもかわって組み合わせが難しいようだ。

2010/07/20

[IndyCar] 2010 第6戦 Indianapolis 500

IndyCar 2010 Indianapolis 500



最終結果
順位ドライバーチームゼッケ ン
1フランキティ(Franchitti, Dario)Target Chip Ganassi Racing 10
2ウェルドン(Wheldon, Dan)Panther Racing4
3マルコ・アンドレティ(Andretti, Marco)Andretti Autosport26
4ロイド(Lloyd, Alex)Dale Coyne Racing19
5ディクソン(Dixon, Scott)Target Chip Ganassi Racing9
20佐藤琢磨KV Racing Technology5
28武藤英紀Newman/Haas/Lanigan Racing06



燃費レース
フュエルウィンドウは約30周。
残り60Lapぐらいからアンダーグリーンのピットインが始まった。
先頭から順にピットインする中、ダリオ・フランキティは燃費を節約しかなり引っ張る。
TV解説の松田、松浦ともに残り10Lapぐらいでは入るのではないかと予想していた。

ダリオは最後の数Lapでかなり速度を落として、燃費を節約し走りきった。
ダン・ウェルドンが燃料に余裕があり、追い上げる可能性があったが、全体に速度が落ちた時につられて遅くなってしまい、追いつかなかった。

武藤英紀
予選9位。良い順位なので「日本の早朝に一緒にミルクが飲めたらいいですね。」とコメント。決勝セッティングが高い気温にあわず、順位を落とし、最終的にはHandlingでリタイア。
何をしても全くグリップ力が回復しなかった、とコメント。

佐藤琢磨
pole dayに大きなクラッシュを起こして走行できず、bump dayで決勝進出を得た。スポッターをロジャー安川に依頼。31番手スタート。前に30台いる状況でのタービュランスがすごいので何もできないだろう、と両解説者。
スタートは順調でその後数台をパスしてトップ10の順位まで行った。ピットでのトラブルがあり、1回多くピット作業をしたことでlapダウンで完走。

スコット・ディクソン
ピットアウトで脱輪した。これで順位を下げた。ハンターレイとピットアウトで接触するなどバタバタしたレースだった。前半は5,6番手を走行していた。トラブルがなくても、いつものスピードがなく、優勝は難しかったかもしれない。

ウィル・パワー
決勝でペースがよく、上位に行けば勝てるかも、という状況。ピットで燃料ホースの先がついたままピットアウトしてしまう。スプリングが燃料注入口についたままで走行した。これでピットに入りなおさなければならなくなり、順位を下げた。この後もペースがよく上位に上がったが優勝には届かず。

bump day
予選の最後には、決勝進出をかけてタイム計測で順位を争う。ポール・トレイシー、ミルカ・デューノなどが一旦は32位以内に入り、その後bump outされて決勝に進めず。「以前には、bump dayは人数を水増しして競わせるぐらいだった。今は真剣にやらないとbump outされてしまうのでピリピリしている。」(松浦)

女性ドライバー
シモーナ・デ・シルベストロ、ダニカ・パトリック、アナ・ベアトリス、サラ・フィッシャーの4人が決勝進出。シルベストロはルーキーでオーバルの経験が少なく、佐藤、武藤と絡んだクラッシュを起こしたこともある。ベアトリスはインディライツでも走っており、オーバル経験は実は豊富らしい。

ダニカ・パトリック
予選の段階で、「遅いのは私のせいじゃないわよ」とコメントしたと伝えられ、決勝の選手紹介でも半分ぐらいがブーイング。現地の天野雅彦レポートによれば、「予選のペースが上がるのは、車が速くなるまでは無理ね」と言ったのがそのように伝えられたらしい。
15位以下付近で粘って走り続け、5位フィニッシュ。ゴール後のインタビューでは少し笑顔。

最後のクラッシュ
コンウェイとハンターレイがホワイトフラッグ後にクラッシュ。ホワイトフラッグだったため、ダリオがトップでチェッカーを受けた。コンウェイのマシンがハンターレイのフロントタイヤに乗り上げ、回転の勢いで宙に舞った。ひっくり返った状態でハンターレイの頭をかすめて路面に激突した車体は
モノコック周囲でバラバラに。本人たちには大きな怪我はなかった。

[フォーミュラ・ニッポン] 2010 第2戦 もてぎ

フォーミュラ・ニッポン
2010年5月23日 (日) ツインリンクもてぎ
放送:JSPORTS
実 況:中島秀之
解説:土屋武士

J.P.オリベイラが2010 2戦目で優勝。
スタートから降雨。雨の量は増えたり減ったりしながらやむことはない。
雨のレースの中、オリベイラが終始トップを走りチェッカーを受けた。


最終結果

順位ドライバーチームゼッケ ン
1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Joao Paulo de Oliveira)Mobil 1 TEAM IMPUL19
2塚越 広大HFDP RACING10
3アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)PETRONAS TEAM TOM'S36

J.P.オリベイラ

スタートから雨の中で1分49秒台から48秒台を連発。
36Lapまで給油を引っ張ることができたことから、スタート時には燃料は満タンだったと考えられる。車の重い状態でこのペースを保っていた。スタートで引き離して逃げ切るレース。「星野さんが待ち望んだレースですね。」(土屋)。2位の塚越広大とは40秒程度の差があった。


小暮卓史

車がウェットに合わないのか、コーナーで2回のコースアウト。これで順位を下げ、平手晃平にパスされる。「ピットで見るとタイヤのフラットスポットらしきものがあった。ナカジマのエンジニアがそれを見逃すはずがないのだが。」(ピットレポート高橋二郎)。ピットでの給油時間は10秒強。満タンスタートでロングランという作戦だった。


塚越 広大
2009年の雨のもてぎでは、ドライタイヤのままでウェット路面を走行。雨が小ぶりなら優勝できたレースだった。今回はスタートからJ.P.オリベイラの後ろで2位を走行。オリベイラから1秒ほど遅いタイムながら2位で付いていっている。
2位表彰台では、学校などを訪問したときに子供にもらった手作りメダルを首にかけていた。


大嶋和也
ウォームアップラップでエンジンストール。最後尾からのスタート。確か初戦でもエンジンのストールがあった。クラッチミートがよくない車になっているのかも。ピットでは他チームと同じように燃料のみ。ピットアウト直後、左リアのタイヤがパンクして再びピットイン。

平中克幸
伊沢拓也と接触があり、1stアンダーブリッジの下で車を止めた。新チームでの参戦で、初戦でも完走できていない。このレースもリタイアで完走がないのはちょっときびしい。

2010/07/19

[NASCAR] バドワイザーシュートアウト

NASCARのシーズン前のイベント、バドワイザーシュートアウトを見直してみた。
シュートアウトは初戦のグリッドを決めるためのレースで、これ自体はポイントがつかない賞金レース。
グリッドはくじ引きで決められる。

レースは、プラクティスを病欠したケビン・ハービックが優勝した。

解説の石見周氏は、RCRとラウシュの好調を言い当てている。2009年シーズンほどのヘンドリックのぶっちぎりぶりがなく、他のチームにもチャンスが出てきている。

2010年のシュートアウトはその後のシーズン展開を暗示していた、とも言える。

WAKO'S パワーエアコンレボリューション (PAC-R)を予約

鈴鹿サーキットの300km耐久ロードレースのときに、WAKO'Sのブースでもらったうちわにパワーエアコンレボリューション(PAC-R) の説明があった。それによれば、エアコンの性能が向上し、負荷を減らすことで燃費も改善する、という。最近、ガソリン車でも走り方次第で燃費はよくなるのではないかと思っていたので、これを試してみることに。

自宅近くのイエローハット、オートバックスを回ってみたところ、エアコン用の添加剤を店頭で扱っている店はない。和光ケミカルのウェブサイトから製品情報のプリントアウトをもってイエローハットで尋ねてみたところ、取り扱いはなく、1個単位で取り寄せはできない、とのこと。

インターネット上で製品のインプレッションも含めて書いている人を探してみたところでは、このあたりで作業もしている実績があるのはカレスト座間店。カレスト座間は日産自動車の旧座間工場の跡地にある中古車販売、整備工場などを持つ大規模店。日産系だがPITWORKと和光ケミカル製品をだいたい同じように扱っている。近所の量販店を見た中では和光ケミカル製品は最も揃っていた。

ここでも店頭にはPAC-Rはなかった。そこでサービスマンに尋ねると1個でも取り寄せは可能とのこと。
予約して入荷したら知らせてくれるように依頼。前もって価格もわかり、3150円+作業1050円。
時期的にオイル交換もやりたいので一緒にやってもらうかも。

追記
カレスト座間の近くの日産神奈川の支店で、3675円(工賃込)になっていた。これが最安(2011.7)。
追記
カレスト座間は新車販売中心に転換 (2012.4)。

2010/07/18

服部 正也 「ルワンダ中央銀行総裁日記」

山形浩生がびじすたニュースの毎月の連載書評で推薦していた本。山形が海外支援の仕事をしていることから、「こういう本はすぐ絶版になるからすぐに買うように」と強く勧めていた。

著者が日本銀行からルワンダ中央銀行の総裁として赴任し、ほぼ一から中央銀行を立ち上げると共にルワンダの経済を計画的に立ち上げようと作業する中で経験したことが時間の経過に従って書かれている。

最近ではルワンダは、「ホテル・ルワンダ」などで取り上げられ、日本の報道では二つの部族の構想により荒廃した国、というイメージが先行している。これについて著者が後年、報道や大国の介入の可能性を批判的に検証した小論を付けたものが新書化された。

ルワンダについては、また、伊東乾が日経ビジネスオンラインにて「ルワンダ大虐殺:本当に起きたことは何なのか(CSR解体新書43)」で書いていた。これを読んでみても新聞TVの短いニュースとは違った事情を説明している。

外国人を雇って行政をやっと運営しているような発展途上国の小規模な経済を、中央銀行を組織として作るところから、次の何カ月かに外国に支払う資金(外貨)の手当てをしたり、農作物を販売しやすくなる仕掛けや、田舎へ走らせるバスを日本から輸入したり、と、一つの国のことながら、中小企業の社長のような感じで立ち回っている。コーヒーに適した農地であるが余剰傾向のあるコーヒーを作っても経済は立ちいかないだろう、と考えて作付けを勧めないところなど、現場に即した政策を取ろうとがんばっている。

また、既得権を持って比較的裕福な暮らしをしている外国人に課税を強化するなど、自国民が運営していく前提で短期的にはちょっと強引な政策も取り入れてみたり。外資系銀行との交渉の場面などはなかなか面白い。ここで、バンカメの役員が「自分の国の中央銀行もあなたのように民間銀行のことをかんがえてくれたら。。」という趣旨の発言をするなどというのも、現状で考えると面白い。

今の日本でこれをやったら自分の権限を超えていると言われそうだ。ルワンダの国自体がまだ完全な形をなしていない状態で、規則もゆるやかだったからできたこととも言える。


今(2010年)、日本銀行を見ていると既定路線を崩さず運営して行くことが正しいという態度の政策決定をしているように見える。今の日本銀行職員をこのルワンダにつれて行ったら何が起こるんだろう、とちょっと意地悪な感想をもった。

著者は、自分は中央銀行総裁だからいろんな人が寄ってくるのだ、とそこまで見切った上で周囲との付き合いをしている。任期を終えて去るときに周囲の人から惜しまれ、また、一緒に働いた外国人職員たちとも家族ぐるみの付き合いができているなど、著者ばかりでなく家族の努力も相当にあったのだろう。

ビジネス書として読んでも、非常に面白い本だと思う。


2010/07/16

[MotoGP] 2010 第3戦 ル・マン MONSTER ENERGY GRAND PRIX DE FRANCE

2010 第3戦 ル・マン
MONSTER ENERGY GRAND PRIX DE FRANCE

2010年5月23日

放送:G+



125cc
実況:寺島淳司
解説:坂田和人


順位ライダーチーム
1エスパルガロ(Pol ESPARGARO)Tuenti Racing
2テロル(Nicolas TEROL)Bancaja Aspar Team
3マルケス(Marc MARQUEZ)Red Bull Ajo Motorsport
8小山知良Racing Team Germany

「小山はタイムの出し方が良い。序盤でも後半でもタイムを出せている。」(坂田)
予選は6番グリッド。
スタートから、コルテセ、テロル、エスパルガロが前に、少し空けて、スミス、ラバト、マルケス、小山。

1位はエスパルガロとテロルのバトル。エスパルガロが後ろでテロルが前という位置から、順位を入れ替えながら、残り2Lapでテロルが前に出ようとする。テロルはシケインで無理なラインを通ってパッシングをかけ、遅れてしまう。「ラストならわかるが残り2Lapでの走り方ではない」(坂田)
これで前に出たエスパルガロが優勝。
3位争いはスミス、バスケス、マルケスの3人。残り3Lapでスミスのバイクの挙動が乱れ、スミスが5位へ。変わってマルケスが3位。
小山は完走で8位。「へレスより順位は悪かったが、内容は良かった。」


moto2
実況:加藤聡
解説:上田昇
ゲスト:青山周平


順位ライダーチーム
1エリアス(Toni ELIAS)Gresini Racing Moto2
2シモン(Julian SIMON)Mapfre Aspar Team
3コルシ(Simone CORSI)JIR Moto2

高橋裕紀Tech 3 Racing

富沢祥也Technomag-CIP

転倒者が多く10台程度が転倒した。高橋裕紀、富沢祥也ともに転倒。
高橋は2レースの転倒があり、完走できていない。
富沢も前レースでも赤旗の前には転倒している。

ポールポジションのケニー・ノエスはスペイン選手権出身のアメリカ人。高橋の後ろについて予選でタイムを出した。

レースではフロントローの4台のうち3台が転倒。
ここまでパッとしなかった、コルシやイアンノーネなどが前に。
イアンノーネのシャーシはストレートエンドでふらつく。コルシの方が安定している。
エリアスはコンスタントな走りで前方のライダーが転倒してトップに立つと、最後数ラップでスパートしてシモンを引き離す。シモンはリアがすべりタイヤは消耗していた。


シャーシメーカーの選別が始まり、どのチームも使わなくなったメーカーも出てきた。
最大手はSUTTERで富沢もここを使用。
高橋裕紀のTECH 3は自前で作っており、2台だけが使用。
多くのチームが使うシャーシには情報が集まり、後半に向けての改良が期待できる。


MotoGP
実況:中野謙吾
解説:宮城光
ゲスト:吉川和多留


順位ライダーチーム
1ロレンソ(Jorge LORENZO)Fiat Yamaha Team
2ロッシ(Valentino ROSSI)Fiat Yamaha Team
3ドビツィオーソ(Andrea DOVIZIOSO)Repsol Honda Team
11青山博一Interwetten Honda MotoGP

ヤマハの好調ぶりについて、「運もあった。」(吉川)
ドゥカティの今シーズンは「ストーナーだけが速かった今までと違い、全部速い。」(吉川)

ストーナー
ここまでパッとしないレースが続く。残り26Lapの序盤で転倒。
このレースウィークにはホンダが接触したとの情報が流れた。移籍はなさそう。
ホンダはいろいろはライダーとの交渉を行うと発表。

ドビツィオーソ
「サテライトの方が調子が良かった。ワークスになってからは思ったより来ない」(吉川)
「ストーナー移籍でプレッシャーを感じているのはドビツィオーソでは」(宮城)
残り4Lapでペドロサの後ろで前をねらう。最終Lapのシケインでペドロサをパス。ペドロサはあまり厳しくインを閉めていなかった。
「カタールがまぐれでないことを証明するために表彰台に上がる必要があった。」

青山博一
15番グリッドスタート。10番手でエドワーズの後ろまで追い上げる。最後に順位を上げようと攻めた結果、後退して11位。
「金曜日の状態ではここまでのレースができるとは思わなかった。決して良い順位ではないがへレスに比べたら良いレースができた。」

ロッシ
ポールポジション。トレーニング中に右肩を打撲し、15Lapあたりからきびしいと言っているらしい。
スタートでトップに出て、ロレンソを抑えていたが、パスされてからは差がついた。「ついて行こうと思ったが、ロレンソが速かった。」

2010/07/15

[FIA GT1] 2010 第2戦 シルバーストーン

FIA GT1
2010 第2戦 シルバーストーン

放送:JSPORTS
実況:中村義昭
解説:荒聖治

2010年4月30日から5月2日


最終結果

順位ドライバーゼッケン車種
1Hughes / Campbell-Walter22Nissan GT - R
2Makowiecki / Accary9Aston Martin DB9
3Menten / Kechele25Lamborghini Murcielago 670 R-S

予選レースは23号車のミハエル・クルムとピーター・ダンブレックの車が4番手と良い順位。「車も決まってそう」(荒)。
Ford GT 5号車は40kgのウェイトを積むことになった。「それでもコーナーが速い」。Yas Marina の勝者は予選ではコースアウト。

レースウィークを通して4セットのタイヤでまかなう必要があるため、予選レースで使用するのは「1アタック品」(荒)が普通。
予選では23号車を含む何台かはドライブスルーなどのペナルティを受けた。
23号車はピットのラインカット。
「金曜日の時点ではピット入口のラインは黄色の点線だった。それが土曜日には白線に変わった。ドライバーブリーフィングでは、なるべくカットしないで、ということだ、というのが大方のドライバーの理解だったはず。しかし、予選レースからはこれがペナルティになった。知らなかった多くのドライバーがペナルティを受けたはず。」(荒)
荒聖治自身は、白線に変わった時点で、「あ、危ないぞ」と思いカットしなかったのでペナルティは受けなかったそうだ。
4号車の荒は3号車と接触し3号車はスピン。予選結果の上位5台は、アストン・マーチンが3台、マセラッティとGT-Rが各1台。GT-Rは22号車。


決勝
レース前に歌手のジェームズ・ブラントが「F1よりいろんな車種が走っていて面白い」とインタビューに答えている。

スタートからアストン・マーチン2台が前に。タイヤカスが大量に出ている。
「GT3, F3のレースも行い、異なるコンパウンドのラバーが乗ってははがれる状態。」(荒)

14号車のコルベットが炎上しSC導入して消火。荒の前でのスタートだった。
「スタートのときにガソリンらしきものが漏れているようだった。カーボンブレーキの熱で引火したのかも。」(荒)
23号車のGT-Rは12号車、1号車のマセラティと接触。
GT-Rも一方的に抜かれる状態ではなくレースになっている。
22号車は、ランボルギーニやマセラティと集団で競り合い。


アストン・マーチン7号車、9号車が1-2フィニッシュ。

ところが、レース後に9号車にペナルティ加算。ドライブスルーペナルティ通知から3Lap以内に実行しなかったため。
さらに、7号車のレース後車検で違反が見つかり失格。

その結果、GT-RはFIA GT1初優勝となった。

2010/07/13

[SWRC] 2010 第4戦 ニュージーランド

J-SPORTS Rally World 2010
SWRC 
2010年5月7-9日

ナレーター:山崎岳彦


ケトマーがトップを一度も譲らずに優勝。

順位ドライバーチーム車種
1ケトマー(Jari KETOMAA) Shanghai FCACA Rally TeamFord Fiesta S2000
2ポンス (Xavier PONS) Nupel Global RacingFord Fiesta S2000
3プロコップ(Martin PROKOP) Czech Ford National TeamFord Fiesta S2000
4サンデル(Patrik SANDELL) Red Bull Rallye TeamSkoda Fabia S2000

アルアティアは、チームのコストを節約するため最小限のリペアパーツしか持ち込んでおらず、無理はしない走り。
ここまで好調のポンスはここでも上位をねらっているようだ。

ケトマーはヨルダンではセレモニアルスタートでエンジンが故障してレースを走ることができなかった。
今回はスタートからトップタイムを出し5連続トップタイム。

手だけで運転する車で参戦しているロベイラはエンジントラブルでリタイアしたが、「この路はすごい。走っていてとても気分が良い。」と上機嫌。この元スキー選手はプライベーターでの参戦。

7台中5台が完走。

2010/07/12

[SBK] 2010 第6戦 キャラミ

World Superbike

2010 第6戦 キャラミ
2010年5月16日

実況:下田恒幸
解説:八代俊二

2009年は芳賀紀行のダブルウィンで最大のポイント差がついたサーキット。
4246mのサーキットは標高1500mぐらいのところにあるためセッティングが難しい。
コースはかなり高低差があり、路面が荒れていることもあってコーナーのラインが少ない。「どこからでも入っていけるコースではない。」(八代)

2010年のドゥカティの不振について:(八代)
2ストロークのドゥカティと4ストロークの混走の戦力を均一化するための性能調整がある。今季4ストロークの性能が上がってきて、今年は2ストロークがやや不利になっているのは間違いない。
ファブリツィオと芳賀のマシンのセッティングはかなり違っている。チェカのチームはレース主催者に対して、性能調整の重量が大きいのではないかと見直しを求めた。

race1

最終結果

順位ライダーチームバイク
1ファブリツィオ(M. FABRIZIO)Ducati Xerox TeamDucati 1098R
2チェカ(C. CHECA)Althea RacingDucati 1098R
2ハスラム(L. HASLAM)Team Suzuki AlstareYamaha YZF R1
3ビアッジ(M. BIAGGI)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.
5レイ(J. REA)HANNspree Ten Kate HondaBMW S1000 RR
17芳賀紀行Ducati Xerox TeamDucati 1098R

ファブリツィオ4番手スタートからロケットスタートで先頭。
チェカ、トスランドが2,3番手。トスランドもチェカも後続にふたをする役割になりファブリツィオのリードを広げる。「トスランドは微妙にマシンをインに寄せている。」トスランドのマシンが跳ねている。
3位のハスラムが前に抜けた後、トスランド、ビアッジ、キャミア、クラッチロウの4台が固まりの4位集団。
トスランドはリアが滑り始めており、ペースを上げられず徐々に順位をさげる。
まず、ビアッジが前に出る。
後ろからきたレイが、トスランドとキャミアをパスして5位に入った。
ファブリツィオのリードはそのままでチェッカーを受けた。
ドゥカティはシーズンで初めての1-2フィニッシュ。
芳賀はどんどん下がってしまった。ファブリツィオはワークスとして1勝できて一安心。

race 2

最終結果

順位ライダーチームバイク
1ハスラム(L. HASLAM)Team Suzuki AlstareSuzuki GSX-R1000
2レイ(J. REA)HANNspree Ten Kate HondaHonda CBR1000RR
3ビアッジ(M. BIAGGI)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.
4クラッチロウ(C. CRUTCHLOW)Yamaha Sterilgarda TeamYamaha YZF R1
5チェカ(C. CHECA)Althea RacingDucati 1098R
10芳賀紀行Ducati Xerox TeamDucati 1098R

ハスラムが好スタート。レイが2位から強引に先頭へ。
「第2レースは「我先に」というライダーが多い。」(八代)

レイ、ハスラム、ビアッジ、ファブリツィオ、チェカ、クラッチロウが先頭集団。
レイは逃げようとしてペースをあげ、ハスラムがすぐ後ろに追随。
ハスラムとレイは何度か抜きつ抜かれつするが、ハスラムは最後の2lapでパスした。その後も接近戦でチェッカーまで。ビアッジはシリーズポイントを考えるとハスラムの前に出たい。しかし、レイをパスできず3位。

優勝コメントでハスラムは「イングランド代表のワールドカップでの活躍を祈って、66年のイングランド代表の名前をヘルメットにプリントした。」
ビアッジは「レイもハスラムも速い。アプリリアは昨年のキャラミでは問題があったがかなり改善されている。」

芳賀はrace2の方が好調で10位まで上がってフィニッシュ。race1優勝のファブリツィオは8位だったのでドゥカティワークスの不調はまだまだ先が見えないようだ。

2009年はここからスピーズが勝ち、芳賀が負傷などでポイントが取れず最終的にチャンピオンをスピーズが取った。今年は混戦でまだ誰にでもチャンスはありそう。

2010/07/11

[高校] 座間総合高校インプレッション

保護者という立場での座間総合高校のインプレッションまとめ。

2010年度は総合高校2年目(3年生は、ひばりが丘高校と栗原高校での入学)になり、カリキュラムも少し整理されている。一年生では芸術選択以外には同じ授業を受けている。選択が発生するのは2年生から。ただし、文系・理系の選択は1年生の7月に提出する。
生活指導はあまり厳しくない印象。あくまで印象なので、実際にどうかはわからないが。

校舎は2010年度内に改装、増築などがかなり進みそう。多くの教室にはエアコンの吹き出しが天井についている。

総合高校に期待した生徒と、内申点などからこの高校にした生徒が混ざっている。

前期後期の二期制だが夏休み期間は中学校までと同じようにある。

学校の雰囲気はかなり良いらしく、子供は楽しく過ごしている様子。
授業の進み方はあまり速くない。子供が通う塾で聞くと他の学校よりも遅いらしい。これは総合高校の選択授業の構成にもよるかもしれない。
大学受験の際、学科受験は不利にならないのかという心配は多くの保護者が持っているのではないかと思うと、そういう話もあまり聞かない。入学直後にはどこの高校にもある試験と新入生研修があり、そこで1年生の雰囲気を作って行こうと学校は意図しているようだ。これはどこの公立高校でも同じようなものか。

授業の後に「サポート7」という補習のようなものや、夏休みにも少し補習がある。1年生の前期に関して言うと、基本的にはこれらは中学校の復習を含んでいるようだ、とのこと。

夏休み後半にはブリティッシュヒルズでの英語研修に希望者が参加できる。すべて英語で生活するらしい。不参加なので詳細不明。

2011年度には1年生から3年生までが座間総合高校に入学した生徒になるので、この年度から高校の様子が変わるかどうかが注目点かな。