最終結果
順位 | ドライバー | チーム | ゼッケ ン |
---|---|---|---|
1 | フランキティ(Franchitti, Dario) | Target Chip Ganassi Racing | 10 |
2 | ウェルドン(Wheldon, Dan) | Panther Racing | 4 |
3 | マルコ・アンドレティ(Andretti, Marco) | Andretti Autosport | 26 |
4 | ロイド(Lloyd, Alex) | Dale Coyne Racing | 19 |
5 | ディクソン(Dixon, Scott) | Target Chip Ganassi Racing | 9 |
20 | 佐藤琢磨 | KV Racing Technology | 5 |
28 | 武藤英紀 | Newman/Haas/Lanigan Racing | 06 |
燃費レース
フュエルウィンドウは約30周。
残り60Lapぐらいからアンダーグリーンのピットインが始まった。
先頭から順にピットインする中、ダリオ・フランキティは燃費を節約しかなり引っ張る。
TV解説の松田、松浦ともに残り10Lapぐらいでは入るのではないかと予想していた。
ダリオは最後の数Lapでかなり速度を落として、燃費を節約し走りきった。
ダン・ウェルドンが燃料に余裕があり、追い上げる可能性があったが、全体に速度が落ちた時につられて遅くなってしまい、追いつかなかった。
武藤英紀
予選9位。良い順位なので「日本の早朝に一緒にミルクが飲めたらいいですね。」とコメント。決勝セッティングが高い気温にあわず、順位を落とし、最終的にはHandlingでリタイア。
何をしても全くグリップ力が回復しなかった、とコメント。
佐藤琢磨
pole dayに大きなクラッシュを起こして走行できず、bump dayで決勝進出を得た。スポッターをロジャー安川に依頼。31番手スタート。前に30台いる状況でのタービュランスがすごいので何もできないだろう、と両解説者。
スタートは順調でその後数台をパスしてトップ10の順位まで行った。ピットでのトラブルがあり、1回多くピット作業をしたことでlapダウンで完走。
スコット・ディクソン
ピットアウトで脱輪した。これで順位を下げた。ハンターレイとピットアウトで接触するなどバタバタしたレースだった。前半は5,6番手を走行していた。トラブルがなくても、いつものスピードがなく、優勝は難しかったかもしれない。
ウィル・パワー
決勝でペースがよく、上位に行けば勝てるかも、という状況。ピットで燃料ホースの先がついたままピットアウトしてしまう。スプリングが燃料注入口についたままで走行した。これでピットに入りなおさなければならなくなり、順位を下げた。この後もペースがよく上位に上がったが優勝には届かず。
bump day
予選の最後には、決勝進出をかけてタイム計測で順位を争う。ポール・トレイシー、ミルカ・デューノなどが一旦は32位以内に入り、その後bump outされて決勝に進めず。「以前には、bump dayは人数を水増しして競わせるぐらいだった。今は真剣にやらないとbump outされてしまうのでピリピリしている。」(松浦)
女性ドライバー
シモーナ・デ・シルベストロ、ダニカ・パトリック、アナ・ベアトリス、サラ・フィッシャーの4人が決勝進出。シルベストロはルーキーでオーバルの経験が少なく、佐藤、武藤と絡んだクラッシュを起こしたこともある。ベアトリスはインディライツでも走っており、オーバル経験は実は豊富らしい。
ダニカ・パトリック
予選の段階で、「遅いのは私のせいじゃないわよ」とコメントしたと伝えられ、決勝の選手紹介でも半分ぐらいがブーイング。現地の天野雅彦レポートによれば、「予選のペースが上がるのは、車が速くなるまでは無理ね」と言ったのがそのように伝えられたらしい。
15位以下付近で粘って走り続け、5位フィニッシュ。ゴール後のインタビューでは少し笑顔。
最後のクラッシュ
コンウェイとハンターレイがホワイトフラッグ後にクラッシュ。ホワイトフラッグだったため、ダリオがトップでチェッカーを受けた。コンウェイのマシンがハンターレイのフロントタイヤに乗り上げ、回転の勢いで宙に舞った。ひっくり返った状態でハンターレイの頭をかすめて路面に激突した車体は
モノコック周囲でバラバラに。本人たちには大きな怪我はなかった。
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