2010 第7戦ソルトレークシティ (ミラーモータースポーツパーク)
2010年5月31日
実況:下田恒幸
解説:八代俊二
左回りの4055mコース。
コーナーは左10右5。
昨年は芳賀紀行が人生初の骨折を経験したコース。
性能調整:ドゥカティに関して重量見直しが行われ、3kg軽くしてよいことになった。この効果でチェカ、芳賀は上位に出ることができた。チェカは2レースともトップを走行しながらトラブルリタイア。
race1
最終結果
順位 | ライダー | チーム | バイク |
---|---|---|---|
1 | ビアッジ(M. BIAGGI) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 1000 F. |
2 | ハスラム(L. HASLAM) | Team Suzuki Alstare | Yamaha YZF R1 |
3 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team | Ducati 1098R |
4 | キャミア(L. CAMIER) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 1000 F. |
5 | コーサー(T. CORSER) | BMW Motorrad Motorsport | BMW S1000 RR |
ビアッジだけがチェカについていけるペースで3位以下を引き離す。
スタート直後からシュムルツが白煙を上げてオイルをまき散らしながら走り、その後ろにいたハスラムはオイルを浴びてしまい速度を落とす。シュムルツはエスケイプゾーンに出てリタイア。
コーサー、芳賀、ハスラムの4位集団からハスラムは2台を抜いて4位に出、さらに上位へ。芳賀もコーサーをパス、ハスラム、芳賀はキャミアをパス。
チェカとビアッジのタイム差は3秒以上。
残り3Lapでチェカがスローダウンしてトラブルでリタイア。これにより、下位の順位が上がり、芳賀が久々の表彰台。
コース上に鳥がゆっくり歩いており、「昨年、芳賀選手が鳥に当たってクラッシュした。また、バードストライクかと」(八代)
「芳賀はコーナーでズバっと切りこむ走り方が復活してきた」(八代)
race 2
最終結果
順位 | ライダー | チーム | バイク |
---|---|---|---|
1 | ビアッジ(M. BIAGGI) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 1000 F. |
2 | キャミア(L. CAMIER) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 1000 F. |
3 | クラッチロウ(C. CRUTCHLOW) | Yamaha Sterilgarda Team | Yamaha YZF R1 |
4 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team | Ducati 1098R |
5 | コーサー(T. CORSER) | BMW Motorrad Motorsport | BMW S1000 |
芳賀とコーサーがコーナー進入でサイドバイサイドの接触。芳賀は下がり9番手、コーサーは3番手に。
チェカはこのレースも先頭、ビアッジが同じく後ろにつく。
8Lapでチェカがまたスローダウン。ピットにはいったチェカはさすがにがっかり。
「こういうときに当たり散らす選手もいますが、冷静に受け止めている。紳士的。」(八代)
ハスラムが転倒、リタイア。初のノーポイント。
ビアッジはまた先頭になり、単独。
3番手のコーサーはクラッチロウとキャミアにかわされる。キャミアは2番手でクラッチロウは後ろからパッシングを狙う。
芳賀はコーサーをパスした。クラッチロウまでは届かず4位。
ビアッジはダブルウィン。Apriliaは初のワンツーフィニッシュ。
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