G+でTV観戦。
NASCAR 第28戦 ドーバー Dover International raceway。
コンクリート路面で白っぽい。解説の天野雅彦氏によれば、バンクは24度で1マイルの割にきつい。レーサーは体力が必要。そのため、モンスターマイルと呼ばれる。クラッシュは多重になることが多い。
ピットロードが狭くピットボックスも狭い。ドライバーによって取るラインが違い、アウト・イン・アウトだけではない。ピットウィンドウは80から85周。
予選の映像にはピットロード出口でピットウォールにぶつかる映像が流れる。
このサーキットの最多勝はマーク・マーティン (Mark Martin)とジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)で4勝。ポールポジションがジェフ・ゴードン。デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)は10番グリッド。カイル・ブッシュは11番。
スタートからイエローフラッグの連続。ジェイミー・マクマーレイ (Jamie McMurray)がゴードンをかわす。「ラウシュ陣営は6番以外はみんないいみたい」天野氏。
TVではマクマーレイのタイヤチェンジャーが一人だけマット・ケンゼス (Matt Kenseth)のクルーになっている。なぜクルーが入れ替わっているのかは不明だ。
カイル・ブッシュ (Kyle Busch)の車が白煙を上げている。エンジンのトラブルっぽい。ジュニアもタイヤがバーストしてしまう。マクマーレイはゴードンに接触されてクラッシュ。マクマーレイはゴードンに車をぶつけて怒りを表現。
カイルのクルーチーフは「エンジンが止まるまで行く」と。しかし、結局ガレージに入らざるを得ない。「カイルは2年前にも同じように、ロードンでクラッシュ、ドーバーでエンジンブローがあった。それで表情が暗かったんですかね。」天野氏。
エドワーズのピットボックスのオイルをクルーが拭いている。カイルのオイルかと思ったが、デニー・ハムリン (Denny Hamlin)の車のオイル漏れだった。ジョー・ギブスレーシングは災難続き。
「カイル・ブッシュは常に全開の走り、それが好きという人もいる。今はファンは増えているんじゃないか」天野氏。
サム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.)がクラッシュしてボロボロに。「Indy carのときはマシンコントロールがすごかったのだが、NASCARではうまくできていない」天野氏。
Red BullのA. J. アルメンディンガー (A. J. Allmendinger)は今シーズンでチームを離れる。後はスコット・スピード(元F1)が乗るらしい。
ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)がピットインを一度ステイアウトしてトップに立つが、燃料が持たずにアンダーグリーンでピットインした。その隙にカール・エドワーズ (Carl Edwards)がトップ。その後、エドワーズも含めた全員が燃料切れでアンダーグリーンのピットイン。これで、ジョンソンが再びトップ。この後にイエローフラッグで全員がピットインしたので、結果的にジョンソンの作戦は正解。このあたりのイエローをからめた燃料戦略は偶然の部分が強いが、当たるチームとそうでないチームがあるのでクリーチーフの「読み」のうまさか。
ラウシュフェンウェイレーシングの3台、エドワーズ、グレッグ・ビフル(Greg Biffle)、ケンゼス、が上位3台。マーティンがジョンソンをかわして前へ。ここでビフルがなぜか後退。最後のピットでエドワーズがトップ、マーティンが4位。
最後の30周あたりから、ケンゼス、ビフル、エドワーズの激しいバトル。最後はビフルが飛び出して2連勝。
0 件のコメント:
コメントを投稿