ページ

2008/10/31

[MotoGP] 2008 第18戦 バレンシア

G+でTV観戦。

MotoGP 第18戦 バレンシア リカルド トルモ(Ricardo Tormo)サーキット

スタジアムタイプのサーキット。グランドスタンドからコース全体が見渡せる。コースはフラットで中低速コーナーが多い。初日は30台ぐらいが転倒。テストなどで使うため路面の状態が悪化しているのでは。

125cc
解説は坂田和人氏。

左コーナーが多い。タイヤ右側が暖まらない。
小山知良 15番手
中上貴晶 20番手
パブロ・ニエトはこのレースで引退する。

2,3台がスタート失敗。
ガボール・タルマクシがポールポジションからスタートだが、順位を落とす。シモーネ・コルシ、ニコラス・テロルが前に上がる。ステファン・ブラドルがハイサイド転倒。セルジオ・ガデアがこの転倒に巻き込まれて転倒。右コーナーなので暖まっていない右サイドでグリップしなかったか。

タルマクシはリタイア。
「コルシは自分のペースで走れないライダー。」坂田氏。
小山選手は8位まで上がってきた。
「人間のポテンシャルはあるところにはあるので、しっかりした環境があれば良いと思う。」
ホアン・オリベがトラブル。スティビー・ボンシーが転倒。
マイク・ディメリオとコルシはストレートでディメリオが、切り返しでコルシがお互いにパスする展開。

小山のマシンがTVに移った。KTMのワークスマシンよりスコット・レディングのマシンが速い。「ワークスでこれなので今シーズンのKTMがいかに走っていないか、ということ」坂田氏。
ディメリオがリードしていたが、フロントを滑らせた。転ばずに曲がり切ったが、コルシ、テロルに前に行かれた。

フィニッシュは、コルシ、テロル、ディメリオ。
小山選手は7位。
中上選手は16位。
ニエトは9位。
小山選手コメント「KTMの去年の速さが戻ってきていい形で終われてよかった」
中上選手コメント「シーズン前はもうちょっと良い結果が出ると思ったが、これは自分の力不足なので来年は磨き上げて良いシーズンにしたい。」

250cc

解説は青木琢磨氏。

ポールポジションはマルコ・シモンチェリ。フリアン・シモンはレプソル40周年の記念で白っぽいカラーリング。
青山博一選手は5番手
高橋裕紀選手は10番手
スタートはミカ・カリオがトップ。2位シモン、シモンチェリが5位あたりから前へ。
高橋は6位。先頭グループの最後につけている。
10周あたりでは、シモンチェリ、カリオ、シモン、高橋。青山選手のバイクはトラブルを抱えているらしく9番手。
高橋選手は諮問をパスして3位へ。

「シモンチェリはもう一度チャンピオンを取って次に良いチームでMotoGPに上がりたい、と言っている」青木氏。
残り8周でシモンのレプソルKTMのマシンがトラブルで止まった。残り6周でデボンが転倒。
青山選手はファウベルとの6位争い。
トップはシモンチェリとカリオの一騎打ち。カリオは最終ラップで転倒。起こしてフィニッシュするが11位。これで高橋選手が2位フィニッシュ。青山選手が5位フィニッシュ。

青山選手はまだチームが未決定。今年はバイクがトラブルを抱えることが多く、力が出せない中で表彰台を取ったのは立派。

高橋選手は2009年はMotoGPクラスへ昇格。

MotoGP

解説は宮城光氏。

フィル・リード(Phil Read)がグリッドウォークをしている。ジェームズ・トスランドを激励しているようだ。

ニッキー・ヘイデン、ダニ・ペドロサもレプソルのスペシャルカラー。
ポールポジションはケーシー・ストーナー、ダニ・ペドロサ、ヘイデンが1列目。
ロッシが10番手。20代最後のレースになる。
中野真矢選手は15番手。
おそらくこれでMotoGPは最後。MotoGPクラス創設からの118戦全戦出走は中野選手とロッシだけ。
ミシュランタイヤにとっても最後のレースになる。ミシュランスタッフは "Thanks"というTシャツを着ている。
スタートからストーナーがトップ、ペドロサ、ヘイデンが追う。ロッシは7番手。
ロッシはペースが良く、ヘイデンの後ろの4位まで上がる。

ヘイデンはコーナリングスピードが遅い。ロッシに抜かれた後、ドビチオーソにも抜かれるがストレートでは抜き返せる。しかし粘り切れずに5位に後退。

中野選手は7位。ロレンソは優勝した国(14ヶ国)の国旗をあしらったカラーリング。今回はルーキー・オブ・ザ・イヤーがかかっている。
「中野選手は自分の持っている技術すべてを出して戦ってほしい」宮城氏。

後半は上位は全員が単独走行。バトルになっているのは12位のトスランドとシルバン・ギントーリ、8位のロリス・カピロッシとロレンソ。

最終周まで順位は変わらず、ストーナー、ペドロサ、ロッシ。
中野選手は7位。

チーム・スコットのピットにはライダー後退のサインボードが置かれて、ドビチオーソをレプソルに送り出す。そのバイクを高橋裕紀選手が受け取る、という演出。

中野選手は「エドワーズがなかなか抜けず、後ろからも来て苦しい状態だった。今回はチェッカーを受けることも目標と考えていた。シーズン後半はいい戦いができた。これが前半からできていればとも思うが、2009年はスーパーバイクという道もあるので一度しかないレース人生、頑張りたい。」

0 件のコメント:

コメントを投稿