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2008/10/19

[DTM] 第9戦 バレンシア

ドイツツーリングカーマスターズ選手権 第9戦 バレンシア
解説は佐藤正勝氏。

1周 2.7キロのショートコース。
昨年はアウディ勢がレースをやめたというエピソードがある。

TVのレース前の映像はマティウス・ラウダがドライバーたちを案内する。ラウダは
ベルント・シュナイダーが3年ぶりのポールポジション。ティモ・シャイダー、ポール・ディレスタと続く。
スタートからシャイダーがトップへ。シュナイダーはなぜか加速が遅く3位に後退。
序盤はシャイダーとディレスタ、シュナイダーとマーティン・トムツェックの争い。
ディレスタがバックストレートエンドでうまくかわして前に出る。「ディレスタは老練な感じさえしますね」中島アナ。

ピット作業でシャイダーとシュナイダーの差が詰まる場面があったが、パスするまでは行かず、最終順位は、
ディレスタ、シャイダー、シュナイダー、トムツェック。
マイク・ロッケンフェラーが給油缶をつけたままピットを出てしまい、クルーに当たりそうになる。そのままピットロード出口まで行き、ここで車を揺すって振り落とす。缶はそのまま飛んでいき、ピットロード出口に速度計に命中。「ピット速度の違反はし放題になりましたね」佐藤氏。


終盤はあちこちで車が当たるアクシデントが発生。マーカス・ビンケルホックがゲイリー・パフェをスピンさせてドライブスルーを受けた。ラルフ・シューマッハは クリスチャン・アルバースを軽く当てているがこちらはスピンまではいかずにパスするだけ。「このぐらいにしとけ、というお手本ですかね。」佐藤氏。

スタートでは1コーナーでエクストロームとジェイミー・グリーンが当たるアクシデント。このアクシデントが最後まで尾を引いていて、グリーンがエクストロームを押し出すと、エクストロームがやり返してグリーンをランオフエリアに追い出す、という小競り合い。「中坊のけんかみたいになってきてますね」佐藤氏。エクストロームは失格、グリーンは30秒加算のペナルティを受けた。

シーズンのポイントは、シャイダー、ディレスタ、エクストロームの順だが、エクストロームが失格になったので上位2人がやや有利。残りが2戦なので上位2人のどちらにもチャンスがありそう。

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