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2012/09/01

[NASCAR] 2012 第24戦 ブリストル

24戦ということで、チェイスに向けての2台のワイルドカード枠を含めて数台が残り枠を目指して戦う。

このレースでは、ダニカが出走している。

今年のチェイス争いでは、カール・エドワーズとカイル・ブッシュがいずれも10位までに入っていないため、この二人はワイルドカードをかけて争うことになる。

レースでは、エドワーズの燃費作戦が失敗し、あと4Lapでピットインとなった。

11位以下とのポイント差が逆転不可能になった3位までのドライバーがここでチェイス確定。

ダニカはレーガンと接触してリタイア。リアから押されたと判断したダニカは「フェアなドライバーが誰かはわかりやすい。」と自分は悪くないとコメント。TV局としてはダニカのコメントを放送したいらしく、トップ争いの最中に二画面にして流していた。
解説の石見さんが「ここはダニカのコメントを流すタイミングじゃなかったですね。」と。

このレースでは、ニューマン、スチュアート、(スチュアートがさぽーとしている)ダニカがいずれもトラブルでリタイアした。

今シーズン、エドワーズのクルーチーフがオズボーンではなくなったようで、このクルーチーフとエドワーズの組み合わせがいまいちよくない。燃費作戦をとるにしても、イエローが何度か出ていたのでスプラッシュの選択もあっただろう。

勝ったのはデニー・ハムリン、こちらのクルーチーフ、ダリアン・グラブは左2タイヤ交換という珍しい作戦が的中。

クルーチーフの差が勝負に現れたレースだった、といえそう。

2012/04/22

[NASCAR] 2012 第7戦 テキサス

グレッグ・ビフルが序盤でトップを走り、終盤にトップに立ったジミー・ジョンソンをパス。

「これぞ職人芸。レースの流れを読んだ。」桃田

サーキットは横風が強くターン4で安定しない。

ビフルはピット作業も好調で、50戦ぶりに勝利。

ジョンソンはパスされた後、ラップダウンに大量にひっかかってしまい、それを避けてウォールにもヒット。ラップダウンがもうちょっとレスペクトしてくれてもいいのに、とちょっと文句も。

カイル・ブッシュは、途中のアンダーグリーンピットでジャッキダウンとタイヤ交換のタイミングが合わず、ホースをタイヤが踏んでしまったことで遅れてしまった。それでもリードラップ最後尾には付けてねばった。
デイル・アーンハート・ジュニアは、車が徐々によくなり10位でフィニッシュ。そろそろ勝たないと。
グレッグ・ビフルは、トップ10フィニッシュが多く、ここまで安定した戦績でランキングトップ。

2012/03/28

[NASCAR] 2012 第4戦 ブリストル

最後は燃費レース。
最後のピットではtop4台がステイアウトした。
リスタートからケセロウスキーとケンゼスの争いとなり、トップのケセロウスキーがガソリンを最後までもたせることができて優勝。

惜しかったのはジュニア。
5位あたりを常にキープしていたのに、最後のピットでスピードオーバーして15位。
ゴードンとの軽い接触でゴードンのタイヤをカットしてリタイアさせてしまったので、ここはトップ10には入りたかったところ。ジュニアはこれがあるから勝てないって気がする。

2回の大きいクラッシュに巻き込まれたカイル・ブッシュがガレージで車を降りるときにルーフを思い切りたたいていたのには笑った。

2012/03/10

[NASCAR] 2012 第1戦 デイトナ

NASCAR 2012 第1戦 デイトナ 石見周 藤田大介 録画機器故障中なので、ところどころ見逃した。3時間のレースをずっと見るのはかなりつらい。最初から最後まで見ている人ってどのくらいいるんだろう? 昨年の2カーパックから昔のドラフティングに戻ったレース展開になった。 このレースの話題はダニカ・パトリックのスポット参戦。現地の放送では、Let's go racing boys and Danica.と言っていた。 スタート直後のクラッシュで、ジミー・ジョンソン、カート・ブッシュ、ダニカ・パトリックなどが巻き込まれた。 ダニカのチームは、車の足回りまで交換する大修理をしてダニカをレースに復帰させた。とにかく、良い車で経験を積ませたいとの意図からだ。「変な車で癖がついても困るから」(石見) デイトナらしいクラッシュがなんどかあり、モントーヤの車がコントロールを失ってクラッシュし発火した事故も発生。 赤旗中断まであって盛りだくさんなデイトナになった。 ジュニアが最後にビフルをかわして2位。ビフルは最後までケンゼスをプッシュするチームプレーに徹してジュニアのラインを完全にブロックしていた。 「ケンゼスはビフルに感謝しないと。」(石見) 1 4 17 Matt Kenseth Ford Best Buy 2 5 88 Dale Earnhardt Jr. Chevrolet Diet Mountain Dew / National Guard 3 2 16 Greg Biffle Ford 3M 4 31 11 Denny Hamlin Toyota FedEx Express 5 9 31 Jeff Burton Chevrolet Caterpillar 6 37 27 Paul Menard Chevrolet Peak / Menards 7 13 29 Kevin Harvick Chevrolet Budweiser 8 1 99 Carl Edwards Ford Fastenal 9 12 20 Joey Logano Toyota The Home Depot 10 22 55 Mark Martin Toyota Aaron's Dream Machine

2011/10/22

[NASCAR] 2011 第21戦 ポコノ Good Sam RV Insurance 500

NASCAR
2011年 第21戦 ポコノ
 Good Sam RV Insurance 500



結果
1  2 Brad Keselowski Dodge Miller Lite
2  18 Kyle Busch Toyota M&M's
3  22 Kurt Busch Dodge Shell / Pennzoil
4  48 Jimmie Johnson Chevrolet Lowe's
5  39 Ryan Newman Chevrolet Tornados
6  24 Jeff Gordon Chevrolet Drive to End Hunger
7  99 Carl Edwards Ford Ortho Home Defense Max
8  16 Greg Biffle Ford 3M / 811
9  88 Dale Earnhardt Jr. Chevrolet Amp Energy / National Guard
10 27 Paul Menard Chevrolet CertainTeed / Menards

MC 福徳一志
解説 福山英朗

コース 4km (2.5マイル) × 200
ターン1 14度、2 8度、3 6度
応力が早く抜ける。高速コース。
フュエルウィンドウ 30-35Lap

P.P. ロガーノ。

雨で中断
雨の中断が発生する直前でロガーノがトップ。ここで中止ならロガーノが優勝。
ロガーノは前回の優勝(2009のロードン)も雨の中断レース。
ロガーノは残り11Lapでトラブルに見舞われピットインして勝負権がなくなった。

ペンスキー作戦勝ち
カート・ブッシュとケセロウスキの順位が雨の中断前には20位前後。チーム・ペンスキーは2台をピットインさせ給油とタイヤ交換。
再開したのち、ほとんどがピットインする中で2台はステイアウトしてトップに。
「再開まで見越したうえでの戦略。すばらしい。」(福山)

ブラッド・ケセロウスキ
テスト走行で左足を骨折。
リスタートからカイル・ブッシュに追われるがオーバーテイクさせない。
「これだけ追いつかれるとターンで飛び込みたくなる。そうすると、立ち上がりのスピードが出ない。なので我慢している。」(福山)
優勝インタビューでは、アフガニスタンで命を落とした兵士たちが国を守っている、彼らに感謝、と。ちょうどレースの直前にアフガニスタンでアメリカ軍ヘリが撃墜され、兵士が命を落とすという戦闘があった。
「ケセロウスキは一回りも二回りも大きくなりましたね。」(福山)
この優勝でワイルドカードへでのチェイス進出の可能性が出てきた。

カート・ブッシュ vs ジミー・ジョンソン
カートはともかくとしてジミー・ジョンソンがここまで怒りを面にだすことはめったにない。
残り数周のところで幅寄せしあっていた。
お互いに相手が妨害した、と主張。レース後にジョンソンがカートの車に詰め寄って言い合いになった。

燃料E15変更
2011シーズンはエタノール混合E15燃料。エンジンへの影響はない。パワーが落ちた分で燃料を多く使う。燃費は5%程度悪化。

2011/10/04

[NASCAR] 2011 第20戦 インディアナポリス Brickyard 400 presented by BigMachineRecords.com

NASCAR
2011年 第20戦 インディアナポリス Brickyard 400 presented by BigMachineRecords.com

実況:福徳一志
解説:石見周

コース:
2.5マイル×160周
ターン: 9度
フュエル・ウインドウ 30から35

ペースカーのドライバーは Hope Solo (アメリカ女子サッカーのゴールキーパー)。
「日本としては勝たせてもらってすみません、て感じですね。」(石見)
#ワールドカップ女子サッカーで日本はアメリカに勝ち、優勝した。

ポール・メナード
このレースに長年スポンサーしているメナード家。
燃費レースでトップがばたばたとピットに入っていく中でトップをキープして優勝。
「勝っても冷静。父親の方が喜んでいる。長いことスポンサーしてきて初の優勝が次男坊なんだから。」(石見)
ここで勝つことはメナード家にとって特別な意味がある、とコメント。
最後の10Lapぐらいまではひたすら燃費で走り、その後、ピットから「行け」の指示で飛ばし始め、ジェフ・ゴードンの追い上げとの差を維持。

ランドン・カッシル
終盤のリスタートでステイアウトしてトップ集団に入ったのはいいが、ペースが遅くて蓋をしてしまう。
後ろから来たドライバーたちがカッシルを左右からはさんで4ワイドになり、接触してスピン。
このコーションでピットに入るかどうかで作戦が分かれ、勝負を決める重要なポイントになった。
カッシルとレーガンが接触。それをよけたケーシー・ケインが芝に入って車にダメージ。

フロントグリル
コースの内側に降りていくとあまり余裕がなく、すぐに芝生。
そのため、ちょっとインに入りすぎるとフロントのスプリッターが芝生をすくう。これがグリルに詰まるとオーバーヒートの原因になるので、ピットに入って掃除する車も。

デビット・レーガン
いつものこげ茶色のUPSカラーではなく青っぽい。今回は、レッド・ジャレット記念。レッド・ジャレットはデイブ・ジャレットの父。TVにも本人が登場していた。

ジミー・ジョンソン
トップになかなか出られず、後半になっても10位付近。
「4タイヤやって、順位を落として、なおかつ、マシンバランスが悪い。三重苦。」(石見)
フィニッシュでは19位。

2011/09/29

[NASCAR] 2011 第19戦 ロードン Lenox Industrial Tools 301

NASCAR
2011年 第19戦 ロードン
Lenox Industrial Tools 301

コース:
ターン 3-7度
1.058× 301
ミドルターンがカギ。燃費とトラックポジションが重要。
1  39 Ryan Newman Chevrolet U.S. Army
2  14 Tony Stewart Chevrolet Office Depot / Mobil 1
3  11 Denny Hamlin Toyota FedEx Freight
4  20 Joey Logano Toyota The Home Depot
5  48 Jimmie Johnson Chevrolet Lowe's
6  4 Kasey Kahne Toyota Red Bull
7  47 Bobby Labonte Toyota CapitalWindow/ CapWinFund.com
8  56 Martin Truex Jr. Toyota NAPA Auto Parts
9  9 Marcos Ambrose Ford Dewalt
10  22 Kurt Busch Dodge Shell / Pennzoil-AAA

実況:藤田大介
解説:桃田健史

スチュアート・ハース・レーシング
1-2フィニッシュは初めて。
最後には燃費走行になり、スローペースでチェッカーを受けた。

カイル・ブッシュ
64Lでタイヤバースト。直前にジュニアのフロントとカイルのリアが接触していた。
レポーターが「ジュニアとの接触が原因ですか?」と問うと、鼻で笑いながら
「誰もがコンタクトする。ストーリーを作りたいみたいだけど、関係ないね。」
"nice try making up a story."と答えた。
「僕がレポーターだったらカチンときますね。(笑)」(桃田)

燃費
E15(エタノール15%)燃料濃いめになっている。少しのセッティングで3,4Lap稼げる。
チャド・カナウスは75Lap、とコメントした。現地TVでは75から80Lapと言っている。

デイル・アーンハート・ジュニア
上位に上がってきていたのに、クルーのミスでペナルティを受けドライブスルー。15位。
ますますチェイス入りが厳しくなってきた。

ブラッド・ケセロウスキ
タイヤバースト。
「プッシュしすぎて右タイヤに負担がかかった。」とコメント。
「最近、ケセロウスキの目がやさしくなった。あか抜けてよいドライバーになってきた。(桃田)

ジェフ・ゴードン
バッテリートラブル。それでも走行を続けた。11位。

2011/09/28

[NASCAR] 2011 第18戦 ケンタッキー Quaker State 400

NASCAR
2011年 第18戦 ケンタッキー
Quaker State 400

NASCAR 初開催。
客席を4万増やした。

州知事がスタートコマンド。
シンシナティに近い。

コースは特にボトムラインがバンピー。
1.5マイル×267
ターン14度

実況:福徳一志
解説:石見周

初開催ということもあって満員。
「こんなケンタッキーは見たこともない。インディカーのチームに「ここまで入るんだぜ。」と見せてやりたい。」
観客数が10万程度あり、近くのハイウェイは大渋滞。ハイウェイから近いのでスタートしても渋滞の中にいた人も大勢。ハイウェイが少ない。


結果
1  18 Kyle Busch Toyota M&M's
2  00 David Reutimann Toyota Tums
3  48 Jimmie Johnson Chevrolet Lowe's
4  39 Ryan Newman Chevrolet Tornados
5  99 Carl Edwards Ford Aflac
6  17 Matt Kenseth Ford Crown Royal
7  2 Brad Keselowski Dodge Miller Lite
8  6 David Ragan Ford UPS "We Love Logistics"
9  22 Kurt Busch Dodge Shell / Pennzoil
10  24 Jeff Gordon Chevrolet DuPont

ジェフ・ゴードン
初物に強い、ということでスタート前にインタビューされていた。

デイル・アーンハート・ジュニア
いいところを走っていたのに、ピットアウト直後にタイヤがバースト。何かを踏んだらしい。
「ついてない。今年はチェイスは楽勝だったのに、ハラハラドキドキに。」(石見)

コースの印象
初開催のコースでデータがない。マクマーレイはコースについて、
「タイヤのグリップの落ち方は大きい。リスタートは滑りやすい。自分は良いと思う。」

カイル・ブッシュ
レースの大半はトップ独走。最後のリスタートも決まり優勝。

ジョイ・ロガーノ
ネイションワイドシリーズではケンタッキーで3勝。得意なサーキット。
「クルーチーフのジパデリはそろそろ勝ってくれと思っている。」(石見)

トニー・スチュアート
ステイアウトでトラックポジションを上げる作戦が成功し上位に。
しかし、終盤のピットで4タイヤ交換を選択したためトラックポジホンを落とした。

2011/09/26

[NASCAR] 2011 第17戦 デイトナ Coke Zero 400

NASCAR
2011年 第17戦 デイトナ  Coke Zero 400

実況:藤田大介
解説:福山英朗

結果
1 6 David Ragan Ford UPS "We Love Logistics"
2 17 Matt Kenseth Ford Crown Royal
3 20 Joey Logano Toyota The Home Depot
4 4 Kasey Kahne Toyota Red Bull
5 18 Kyle Busch Toyota M&M's
6 24 Jeff Gordon Chevrolet DuPont
7 29 Kevin Harvick Chevrolet Budweiser
8 27 Paul Menard Chevrolet Sylvania / Menards
9 42 Juan Montoya Chevrolet Target
10 43 A.J. Allmendinger Ford Valvoline

David Raganが初優勝。「UPSには2年間優勝できるよと約束していた。優勝できてよかった。」

コース:
2.5マイル × 160
ターン31度、トライオーバル18度
フュエルウィンドウは、42から46Lap
リストリクタープレートレース

春のレースでは2 Car packが標準的な走り方に。

トレバー・べイン
春のデイトナで優勝。病気になり回復した。
優勝した車は展示用に。
ルーキーで優勝して一躍スターになった後、走れない時期にレースとは何か考えた、というような話。
せっかく戻ってきたのに5Lにクラッシュ。ケセロウスキーに左リアを押された。

2 Car pack
春のデイトナから始まった2台走行についての放送席の解説:
  • 路面改修でバンプがなくなったので長時間密着できる。
  • これにあわせて水冷のクーリングシステムを改良
  • 車列が長いとコントロールしづらい
  • 車が多くなると馬力増だが抵抗も増す
デイル・アーンハート・ジュニアとジミー・ジョンソン
序盤でコーションの際にヘンドリックの車は1Lapずらしてピットインした。これは混乱を避けピットアウトタイミングをそろえるためだった。しかし、この後、コーションが少なく、ゴードンとマーティンのぺはなんとか10位以内まで戻ったのだが、ジュニアとジョンソンのペアは順位を上げることができなかった。
19位、20位。

ケビン・ハービック
ピットはリラックス。
「2台のパックのどちらかが支持しているのでは。組んでいるメナードのクルーチーフが決めているのでハービックのクルーは何か食べたりしている。」(福山)
いつもは真剣な奥様のDELANAもリラックスしてピーナッツか何か食べている。

デビッド・レーガン
ケンゼスとのペアでトップ集団に。ほかのペアは、
ニューマンとハムリン、ビッカーズとケイン、カイルとロガーノ。
2回目のグリーンホワイトチェッカーのリスタートで前に出て優勝。

前が見えない
ペアの後ろにいる車は、コースが見えない。前の車のリアが見えるだけ。オンボードで見ていても怖い。
「バンクしたら切る、感じか。」(福山)

2011/09/22

[NASCAR] 2011 第16戦 ソノマ Toyota/Save Mart 350

NASCAR
2011年 第16戦 ソノマ  Toyota/Save Mart 350

実況:福徳一志
解説:石見周

122 Kurt Busch Dodge Shell / Pennzoil
2  24 Jeff Gordon Chevrolet DuPont
3  99 Carl Edwards Ford Scotts Ortho
4  33 Clint Bowyer Chevrolet Cheerios / Hamburger Helper
5  9 Marcos Ambrose Ford Stanley
6  20 Joey Logano Toyota The Home Depot
7  48 Jimmie Johnson Chevrolet Lowe's / Jimmie Johnson Foundation
8  56 Martin Truex Jr. Toyota NAPA Auto Parts
9  29 Kevin Harvick Chevrolet Rheem Tankless Water Heaters
10  2 Brad Keselowski Dodge Miller Lite

ロードコース、ソノマ。

カート・ブッシュが好調で終始リードして優勝。

トニー・スチュアート
ブライアン・ビッカーズとぶつかる。
前半、ビッカーズがスチュアートにやられた。このお返しに、ビッカーズがコーナーでスチュアートのリアから突っ込む。スチュアートは止まりきれずにスピンしてリアからバリアに乗り上げた。
「ビッカーズもびっくりしたんじゃないか。」(石見)

「俺をブロックしたら誰でも同じ目に遭う。」(スチュアート)

ファン・パブロ・モントーヤ
6位まであがったのだが、ブラッド・ケセロウスキに当てられてスピン。
「ロードコースを知らないのに知ってるつもりの奴とレースするのは大変だよ。」と皮肉。
当てたケセロウスキは10位に入った。

カート・ブッシュ
ずっと好調でリスタートも速く、影を踏ませない快走。

2011/08/16

[NASCAR] 2011 第15戦 ブルックリン Heluva Good! Sour Cream Dips 400

NASCAR
2011年 第15戦 ブルックリン(ミシガン)  Heluva Good! Sour Cream Dips 400

解説:桃田健史
実況:藤田大介

1  11 Denny Hamlin Toyota FedEx Office
2 17 Matt Kenseth Ford Crown Royal
3 18 Kyle Busch Toyota Snickers
4 27 Paul Menard Chevrolet Pittsburgh Paints / Menards
5 99 Carl Edwards Ford Aflac "Now Hiring"
6 39 Ryan Newman Chevrolet U.S. Army 236th Birthday / Bud Moore NASCAR Hall of Fame
7 14 Tony Stewart Chevrolet Office Depot / Mobil 1
8  33 Clint Bowyer Chevrolet Cheerios / Hamburger Helper
9  5 Mark Martin Chevrolet GoDaddy.com
10 83 Brian Vickers Toyota Red Bull

コース:2マイル 200周
バンク  ターン 18度
コース幅が広く、4ワイドにもなる。燃費レースになることが多い。

アクセル全開ではないのでスロットルをスムーズに動かす。「足首を慣らさないと。」(桃田)

トレバー・べインがカップレースに復活。

自動車産業の地元
コースと自動車企業の事業所が近い。
「deer hornはフォード、ann arborにはトヨタ。」(桃田)
優勝がトヨタ、2位がフォードだった。

JGRのレギュレーション違反
オイルパンを前方にずらして車を改良していた。もとに戻して出走。
「セッティングは3台似ているはず。カイルが速いのはドライバーが速い。」(桃田)
優勝は同じJGRのハムリン。

ガス欠
E15燃料になったことで燃費の計算が少しずれている。予想では35-40のところが、レースでは34-36。ケインやモントーヤはガス欠。

デイル・アーンハート・ジュニア
なぜかマーク・マーティンと接触。それで車のバランスがおかしくなり、192Lでウォールをヒット。21位。レース後コメントでも怒っていた。

ジミー・ジョンソン
8Lでスピン。スェイバーが外れ、車のフロントのねじれが強い。「アンダーステアになる」(桃田)
27位。

2011/08/14

[NASCAR] 2011 第14戦 ポコノ 5-Hour Energy 500

NASCAR
2011 第14戦 ポコノ 5-Hour Energy 500

実況:福徳一志
解説:桃田健史

コース:
4km(2.5マイル) 200周。
バンクは、各ターンで14度、8度、6度。
ロードコースのようなオーバル。

結果
1 24 Jeff Gordon Chevrolet DuPont
2 22 Kurt Busch Dodge Shell / Pennzoil
3 18 Kyle Busch Toyota M&M's
4 48 Jimmie Johnson Chevrolet Lowe's
5 29 Kevin Harvick Chevrolet Okuma
6 88 Dale Earnhardt Jr. Chevrolet National Guard / Amp Energy
7 42 Juan Montoya Chevrolet Target
8 17 Matt Kenseth Ford Affliction Clothing: Live Fast
9 39 Ryan Newman Chevrolet Haas Automation
10 56 Martin Truex Jr. Toyota NAPA Auto Parts

リチャード・チルドレスに罰金15万ドル。カイル・ブッシュに殴り掛かった(笑)とか。

燃費
1周2.5マイルのコースを、19.5ガロンのタンクで走る。
2010年の燃費は、4.2から4.2mpg(mile/gallon) 周回にして32から36ラップ。
2011年はエタノール15%混合のE15燃料に切り替わった。その分、燃費は悪くなる。
2011年は4.0から4.2mpg、周回にして30から34ラップ。

さらに、今回はレギュレーションでギア比の設定が変更されているらしく、 28から32ラップになるという予想もあるが、実際にレースをするのは初めてなので、よくわからない。

シフトチェンジ
3足のギア比のレギュレーションにより、シフトアップ、シフトダウンが多い。
トニー・スチュアートは3速に入らなくなり「NASCARに感謝しなきゃね。こんなにシフトさせてくれて。」と無線で皮肉を言う。ハムリンも4速固定で走行、ニューマンは終盤に3速ギアトラブル。

フアン・パブロ・モントーヤ
ポコノはロードコースに似たオーバルなので、得意。
何度か2タイヤチェンジでトラックポジションを上げる。7位フィニッシュ。

カール・エドワーズ
序盤でシリンダーが落ちてガレージへ。修理して最後に再スタート。37位。

ジェフ・ゴードン
序盤ではあまり上位に顔を出さず走行。117Lのピットインあたりから順位を上げた。
無線で「日が当たって路面が変わってきた。」
「さすがジェフゴードン、よく読んでいる。」(桃田)
路面の変化を読み切って優勝。

デニー・ハムリン
序盤は好調でギアがおかしい状態でもトップ。
タイヤバースト。最後のピットインは他より遅れて入った。ギアが壊れているので通常のタイミングでのピットは危険と判断したようだ。
19位。

2011/07/19

[NASCAR] 2011 第13戦 カンザス STP 400

NASCAR
2011年 第13戦 カンザス STP 400

放送:G+
実況:藤田大介
解説:福山英朗

結果

1 2 Brad Keselowski Dodge Miller Lite
2 88 Dale Earnhardt Jr. Chevrolet Amp Energy / National Guard
3 11 Denny Hamlin Toyota FedEx Freight
4 24 Jeff Gordon Chevrolet Drive to End Hunger
5 99 Carl Edwards Ford Aflac "Now Hiring"
6 17 Matt Kenseth Ford Affliction Clothing: Live Fast
7 48 Jimmie Johnson Chevrolet Lowe's / Kobalt Tools
8 14 Tony Stewart Chevrolet The Glades / Office Depot
9 22 Kurt Busch Dodge AAA
10 16 Greg Biffle Ford 3M / Walgreens


リチャード "King" ペティ がスタートコマンド。
コースは、1.5 × 267周
ターン 15度、フュエルウィンドウ 52 - 56Laps

カイル・ブッシュと、リチャード・チルドレスが同じ週のトラックレースの後でもめた。チルドレスチームの車に対してやりすぎた、とチルドレスは思ったようだ。それで、チルドレスがカイルを殴ったらしい。

カンザスはチェイス中のレースのみだったのが、2011シーズンは6月にも開催されることになった。
AJアルメンディンガーがSTPカラー。「古いNASCARファンはリチャード・ペティを想い出すだろう。」

ブラッド・ケセロウスキ
2勝目。前回の勝利は、カール・エドワーズをふっとばしてのチェッカーだった。今回は、燃費走行に成功して、リードを減らしながらも安全な距離でフィニッシュ。コメントでは「まだ燃料はあったよ。」と言っていた。

デイル・アーンハートジュニア
ピットタイミングがぎりぎり最後まで走り切れる距離で、ケセロウスキを追い上げようとしたが、かなりの距離があり、燃料にもそれほど余裕がなかったことから、追いつかず。
同じタイミングでピットに入ったハムリンを抜き2位フィニッシュ。終わったあと、昔自分のチームで走っていたケセロウスキの車まで行き、祝福。
途中で一度単独スピンがあって20位近くまで下がり、順位を上げての2位。「自分もミスで落ちてしまった。」とのレース後コメント。今シーズンは車もチームもよくまとまっているのに勝てないのは、単独スピンのような単純なポカのせいかも。

カール・エドワーズ
前日はシカゴランドでのレース。500kmぐらい離れているので、プライベートジェットで移動。「プラクティスはおそらくバックアップドライバーに走らせているのでしょう。スポンサーの都合で調整がつかないと離れたところのレースになることもある。」給油した中ではゴードンについで5位。

カイル・ブッシュ
順位が下がった原因の一つはピットワーク。ガスマンがレンチを挿しこむ仕事をしたため、給油開始が少し遅れ、それが全体を遅らせた。
これは昨年まではキャッチカンマンの仕事だった。

燃費
ジュニアとハムリンはジュニアのスピンの際のコーションでピットイン給油。それ以外の車はもう少し早い。その中でケセロウスキはなんとかなった。スチュアートも最後まで引っ張ったが、結局燃料がなくなりピットイン。今のガス缶ではなぜかうまく入らないことがあり、ちょっとだけ足りないというケースが多くなっている。また、2011からキャッチカンマンがいなくなったので、ガスマンがレンチを挿すなどの仕事をする場合もあり、タイミングが遅れてしまうこともまだまだ多い。

2011/07/12

[NASCAR] 2011 シャーロット All-Star Race

NASCAR
2011年 オールスターレース

デイルアーンハートジュニアが本戦出場資格がなくなり(優勝したのが10年前になった)、showdownから参戦。「showdownで決めたい。」

20Lap×2のshowdownからは2人が本戦に。人気投票からは1位のみ。
ケセロウスキとD.レーガンがshowdown から出場。ジュニアはshowdownの6位。
ファン投票はジュニア。

All Starはポイント対象外で賞金のみのレース。
50Lap, 20Lap, 20Lap, 10Lapの4セグメント。

最初の25Lapの後に4タイヤ交換のピットイン。最後のセグメントはグリーンフラッグのみをカウントする。

結果
1 99 Carl Edwards Ford Aflac "Now Hiring"
2 18 Kyle Busch Toyota M&M's
3 00 David Reutimann Toyota Aaron's Dream Machine

エドワーズがsegment2以降全部を取り、優勝。
segment 1はビフルが取った。
ケセロウスキはブレーキトラブルでピットにとまれず。カート・ブッシュはピットロードスピード違反でペナルティ。

segment2からsegment3へはステイアウトのドライバーがいる。エドワーズやカイルも。

エドワーズは終始トップにいて、最終的には優勝した。

エドワーズのこの夜のスペシャルカラーはAflacの求人キャンペーン。
スペシャルという意味では、ジミー・ジョンソンがゼッケンを5番に変更。これは、Lowesのクレジットカードか何かである程度の買い物をすると5%割引きになるというキャンペーンにちなんだもの。本来の5番のマーク・マーティンは5を譲って、25(ヘンドリックが持っていた別の番号)に変わって走った。

2011/07/06

[NASCAR] 2011 第11戦 ドーバー FedEx 400 benefiting Autism Speaks

NASCAR
2011年 第11戦 ドーバー

FedEx 400 benefiting Autism Speaks

実況:藤田大介
解説:桃田健史

毎年恒例の自閉症の子供がgrand marshallをするレース。

ドーバー 「モンスターマイル」
コース:1マイル×400周
ターン24度。
フュエルウィンドウ:70から80周
コンクリート路面。滑りやすい。雨でラバーが流れてしまった。
ラバーが乗ってくるに従って路面が黒くなっていく。最初はイン側のみが走行ラインだったがフィニイッシュ直前には真ん中から上でもグリップしていた。ケンゼスはその真ん中あたりのラインをうまく走った。

1 17 Matt Kenseth Ford Wiley X Sunglasses
2 5 Mark Martin Chevrolet GoDaddy.com
3 9 Marcos Ambrose Ford Dewalt
4 18 Kyle Busch Toyota M&M's
5 83 Brian Vickers Toyota Red Bull
6 33 Clint Bowyer Chevrolet BB&T
7 99 Carl Edwards Ford Aflac
8 56 Martin Truex Jr. Toyota NAPA Auto Parts
9 48 Jimmie Johnson Chevrolet Lowe's
10 29 Kevin Harvick Chevrolet Budweiser


マット・ケンゼス
残り35Lのピットで2タイヤを選択。ここで前に出た。リスタートからトップを守って優勝。
これで2勝目。

カイル・ブッシュ
前戦ではケビン・ハービックともめた。
最後尾から巻き返した。
もめた相手のケビン・ハービックも上がってきて10位。

AJアルメンディンガー
このコースが好きだ。なぜ速いのかと尋ねられて「速いトラックが好きだから。」もともとCART出身で速さは慣れている。上位を走行しておりよさそうだったが、エンジントラブルになってしまいリタイア。

ジミー・ジョンソン
ピットでのクルーの作業時間が遅い。クルーはかなり入れ替わっているはずなのになぜ?
「リスタートが良いので挽回する。」
こんな状態でも9位に持ってきて、確実にポイントを取っている。

マーク・マーティン
上位は久しぶり。2タイヤはクルーチーフのマグルーのアイデア。感謝のコメントを述べていた。

2011/06/28

[NASCAR] 2011 第10戦 ダーリントン Showtime Southern 500

NASCAR
2011年 第10戦 ダーリントン
Showtime Southern 500


放送:G+
実況:藤田大介
解説:石見周

1 78 Regan Smith Chevrolet Furniture Row Companies
2 99 Carl Edwards Ford Aflac
3 2 Brad Keselowski Dodge Miller Lite
4 4 Kasey Kahne Toyota Red Bull
5 39 Ryan Newman Chevrolet Tornados
6 11 Denny Hamlin Toyota Sport Clips
7 14 Tony Stewart Chevrolet Office Depot / Mobil 1
8 16 Greg Biffle Ford 3M
9 1 Jamie McMurray Chevrolet Bass Pro Shops / Tracker
10 56 Martin Truex Jr. Toyota NAPA Auto Parts

レーガン・スミスが初優勝。Furniture row レーシングとしても初優勝。

1.366マイル×367
バンクは23 - 25度 (1,2ターンと3,4ターンで角度が違う)
フュエルウィンドウ 58 - 62Lap

母の日のレースなので、恒例の母親たちによるgrand marshall。"Sons start your engines!"

ダーリントンストライプ
車が壁に当たってつく筋がダーリントンストライプ。壁の方につく筋のことかと思っていたが逆のようだ。

ピットインミス
ターン4からピット入口までの角度が急。直前まで加速し急減速するドライバーが曲がりきれずコーンの外を通ってペナルティを受ける。
ケンゼス、トゥレクスJr、デイル・アーンハートJrがペナルティで順位を失う。

ケビン・ハービック vs カイル・ブッシュ
カイル・ブッシュの車は好調だったが、ホイールにひびがはいって緊急ピット。そこからまた追い上げてきた。一方、ケビン・ハービックもいつものように後半にはトップ集団へ。
終盤のリスタート後に、ハービック、カイル、ボーヤーが3ワイドになって、カイルはハービックの車にヒットし、跳ね返ったハービックに押されてボーヤーが壁へ。
さらにボーヤーが壁に行った後のコーション発生後にカイルがハービックをスピンさせた。
レース終了後、怒ったハービックはカイルの車に歩いていくが、カイルはハービックが止めた車を押しのけてガレージへ。ハービックの車は押された勢いで壁に激突。カイルのコメント「3ターンでアウトを開けたのに寄ってきて、4ターンでは出口で詰められた。」
ハービックのコメント「Things happen.」
「何も解決していないという顔だ。」(石見)
石見さんは「面白くなってきましたねぇ。」と期待感でいっぱい。

レーガン・スミス
最後のグリーンホワイトチェッカーのリスタートをトップで快走。エドワーズに追いかけられてリアを壁に当てながらもアクセルを緩めずにフィニッシュした。一台体制のチームで参戦数年の新興チーム。スタッフも大喜び。

ジミー・ジョンソン
モントーヤに押されてスピン。その後、単独でもスピンするなどジョンソンにしては珍しい不安定なレース。

2011/06/08

[NASCAR] 2011 第8戦 タラデガ Aaron's 499

NASCAR
2011年 第8戦 タラデガ Aaron's 499

放送:G+
実況:福徳一志
解説:天野雅彦

結果
1 48 Jimmie Johnson Chevrolet Lowe's
2 33 Clint Bowyer Chevrolet BB&T
3 24 Jeff Gordon Chevrolet Drive to End Hunger
4 88 Dale Earnhardt Jr. Chevrolet National Guard / Amp Energy
5 29 Kevin Harvick Chevrolet Budweiser
6 99 Carl Edwards Ford Aflac
7 16 Greg Biffle Ford 3M Scotch-Blue Painter's Tape
8 5 Mark Martin Chevrolet Carquest / GoDaddy.com
9 34 David Gilliland Ford Taco Bell
10 20 Joey Logano Toyota The Home Depot

2.66マイル×188
ターン 33度 フロント 16.5度
フュエルウィンドウ 42-46Lap

2 Car tango
2011年のデイトナで始まった2台の走り方。
タラデガはドラフティングレースから、2台のレースに。
「2台で組めなかったドライバーはどうするんですかね?ピットで遅れるとかリタイアする、とか。」(天野)
レース中3台、4台で走行すると遅くなる。
路面の変わったデイトナと違いタラデガは昨シーズンと同条件のはず。
「列をうつるとき誰がついてくるかという人気投票みたいになっていた。」
ペアで走っている車は2台でタイミングを合わせてピットに入り、ピットアウトタイミングがずれてもそのうち調整している。このとき、「待ってるよ」と通信したりする。

ドライバー間の無線通信
2系統の無線で16人ずつと話せる。誰とでも話せるが全員ではない。
ペアで走らなければならないドライバーたちはこの通信が頼り。
ジュニアとジョンソンはフィニッシュ前に通信できなくなったが、事前に話していた通りに走ったとか。

ヘンドリック
ジミー・ジョンソンとデイル・アーンハートジュニアがペアで割と前方に。ジェフ・ゴードンとマーク・マーティンの2台は後方。「なんでこの2台が遅いのかわからない。」(天野)

ジュニアは、ジョンソンの車のほうが速いので勝たせるために後ろ側にいることを選び、ジョンソンをトップに押し込む。ジョンソンはジュニアに感謝するとコメント。最後にマーティンとゴードンのペアもトップ争いにからんでヘンドリックは全員がトップ10フィニッシュ。

2011/06/01

[NASCAR] 2011 第7戦 テキサス Samsung Mobile 500

NASCAR
2011年 第7戦 テキサス
Samsung Mobile 500

放送:G+
実況:福徳一志
解説:福山英朗

テキサスでは初のナイトレース。
コース:
 1.5マイル x 334 = 501マイル

 ターン 24度。インとアウトにグルーブがある。
フュエルウィンドウは 50 - 54Lap。

1 17 Matt Kenseth Ford Crown Royal Black
2 33 Clint Bowyer Chevrolet Cheerios / Hamburger Helper
3 99 Carl Edwards Ford Scotts EZ Seed
4 16 Greg Biffle Ford 3M
5 27 Paul Menard Chevrolet Quaker State / Menards
6 9 Marcos Ambrose Ford Stanley
7 6 David Ragan Ford UPS Freight
8 48 Jimmie Johnson Chevrolet Lowe's / Kobalt Tools
9 88 Dale Earnhardt Jr. Chevrolet Amp Energy / National Guard
10 22 Kurt Busch Dodge Shell / Pennzoil


マット・ケンゼス
G+では振り向けばケンゼスという枕詞がついているが、この2年ぐらい優勝がなかった。久々の優勝でスポンサーとファンに感謝。残り130L程度からはトップ集団にいて、燃費に余裕を持ったピット作戦でカート・ブッシュが燃料切れでピットインでトップに立ち、優勝。

カイル・ブッシュ
2タイヤ交換でトップに立ち、燃料が足りるかどうかというレベルで走ったが、残り10Lあたりで燃料不足でピットイン。

トニー・スチュアート
カート・ブッシュと同じく給油を遅らせてトップに残る作戦を取り、上位のまま給油ピットイン。ここでピットロードスピードオーバーのペナルティを食らってしまう。このスピードオーバーの瞬間をTVカメラが計測データで映すというおまけつき。

アンディ・ラリー
前半にステイアウトでトップに立ち、リードラップスタート。「走りなれないのでまごまごしている。」(福山)「トラックレースでは実績があり、速いドライバーでもここに入るとこうなる。」
1位からあっという間に18位に。

デビッド・スター
このレースでカップ戦デビュー。

ピット作業の割り振り
  1. リアタイヤキャリアがタイヤをフロントへ持っていく。
  2. 給油を交代
  3. 給油担当が新しい缶を持ってくる。
  4. 給油を再度交代。

2011/05/19

[NASCAR] 2011 第6戦 マーティンズビル Goody's Fast Relief 500

NASCAR
2011年 第6戦 マーティンズビル
Goody's Fast Relief 500

実況:福徳一志
解説:福山英朗

0.5マイルのペーパークリップトラック

コース:0.85km × 500周 = 425km (263マイル)
   ターン 12°
特徴:ペーパークリップトラック。ターンのブレーキングが過酷。ターンに入って行くのが難しい。

結果

1 29 Kevin Harvick Chevrolet Budweiser
2 88 Dale Earnhardt Jr. Chevrolet Amp Energy / National Guard
3 18 Kyle Busch Toyota Pedigree
4 42 Juan Montoya Chevrolet Target
5 24 Jeff Gordon Chevrolet Drive to End Hunger
6 17 Matt Kenseth Ford Crown Royal
7 1 Jamie McMurray Chevrolet Widia
8 6 David Ragan Ford UPS "We Love Logistics"
9 33 Clint Bowyer Chevrolet BB&T
10 5 Mark Martin Chevrolet Quaker State/GoDaddy.com



コース変更ペナルティ
スタートやリスタートでスタートラインを横切る前にコースを変更してはいけないという規則lを厳しく裁定。イン側が有利なため、アウト側スタートのドライバーがインに入りたいとあせって、ライン手前でコースを変えてしまう。おそらくドライバー本人はライン上のつもりではないか。マット・ケンゼス、マーク・マーティン、トニー・スチュアートがペナルティを受けた。

デイル・アーンハート・ジュニア
2010年の不調に比べると今年は別人のように調子がいい。序盤は中段を上がったり下がったりしていた。最後の5Lapにはトップにいたが、オーバーテイクされると追いつけるスピードがなかった。
2位フィニッシュは上々の成績なのだが、本人は非常にがっかりしてインタビューに答えていた。「車はトップ10かどうかという出来だったが、チームとレターテの作戦のおかげ。ここは好きなサーキットなのであの時計は欲しかった。」優勝賞品の有名な時計のことを言っていた。


トレバー・ベイン
初戦のデイトナ勝利以来、TVには取り上げられているが、その後のレースでは成績を残せていない。オーバーヒートを起こしてガレージへ。「石とか車がぶつかるなどでラジエーター破損も多い。」(福山)

ケビン・ハービック
2010年から、予選よりも決勝で好調。序盤では後段にいたが、最後にはトップ集団に上がり、ジュニアをパスして優勝。「中盤は何だったのかというぐらいの上がり方」(福山)

ジミー・ジョンソン
何かと問題の多かったクルーが好調でカイル・ブッシュのチームよりもピット作業が速い。セッティングを少しずつ試しながら、ずっと上位にいたが、珍しくピットロードスピードオーバーでペナルティを受け順位を下げた。

空力の影響は小さい
車の部品が壊れている車が多い。細かい接触が多いということか。
「自分がでたとき、ゆずってばかりいたら車にキズがなかった。レースが終わってから、「キズ一つつけないでやる気があるのか」とオーナーに言われた。日本だと車に傷をつけるとしかられますが。」(福山)

2011/05/06

[NASCAR] 2011 第4戦 ブリストル JEFF BYRD 500

NASCAR
2011 第4戦 ブリストル
JEFF BYRD 500 presented by FOOD CITY

放送:G+
実況:藤田大介
解説:福山英朗

シーズン最初のハーフマイルオーバル。
レースタイトルのJeff Byrdはブリストルのサーキットのオーナー。故人を偲んでのレースとなる。ブリストルのレースを盛り上げた功労者。Grand marshallはByrd家の家族。

コース
コンクリートコース。
0.533マイル(850m)。改修によりバリアブルバンクとなり、インが26度、アウトが30度。
レースタイトルの500は500周のラップ数。

改修前は30度で一定だったため一本しかラインがなく、レコードラインを争ってアクシデントが多発していた。今はインとアウトにラインができているため、ダブルファイルでのレースになる。ハーフマイル特有でオーバルの両側のストレート沿いにピットが並ぶため、一周してピットアウトするルール。

一周17秒程度で回るので「ハンドルがまっすぐなのは数秒。横Gがかかり続ける。ダニカ・パトリックがネイションワイドで完走したのはそれ自体立派。」(福山)

1 18 Kyle Busch Toyota M&M's
2 99 Carl Edwards Ford Scotts EZ Seed
3 48 Jimmie Johnson Chevrolet Lowe's / Kobalt Tools
4 17 Matt Kenseth Ford Crown Royal Black
5 27 Paul Menard Chevrolet CertainTeed / Menards
6 29 Kevin Harvick Chevrolet Budweiser
7 22 Kurt Busch Dodge Shell / Pennzoil
8 16 Greg Biffle Ford 3M
9 4 Kasey Kahne Toyota Red Bull
10 39 Ryan Newman Chevrolet Tornados

カイル・ブッシュ
リスタートの切れ味の鋭さで終盤の立て続けのリスタートを乗りきって優勝。
優勝コメントでは、「トヨタの人たちと日本の人たちに神の御加護があるように。」と。2010年シーズンからこのトラックでは5連勝(ネイションワイド、トラック含む)。今週もネイションワイドでも勝ったので、Weekend sweepということでビクトリーレーンではほうきを持ってポーズ。


グレッグ・ビフル
前戦で給油担当のガスマンがタンクを給油口にうまく入れられずミスが出た。このガスマンは新しい人と交代。新しい担当はネイションワイドのチームから来た。旧スペックのタイヤとセッティングがあっていないようで最初は遅れていたが後半は調整できて上がってきた。

カール・エドワーズ
最後はカイル・ブッシュとのガチバトル。インやアウトを覗きながらオーバーテイクを狙うが、コーナーでの速さが少し不足していたようで2位フィニッシュ。
「フェニックスのお返しをすればよかったかな。」と、フェニックスで勝てるレースをカイルにつぶされたことをまだ根に持っている様子。


デイル・アーンハート・ジュニア
20位以下をうろうろしていたのに、終盤いきなり10位に迫るところまで急上昇。しかし、ピットロード進入スピードオーバーでペナルティを受け、17位まで後退。そこからもう一度追い上げて11位。2010年シーズンだと落ちたら落ちた切りだった。今年の車はいいようだ。クルーチーフのスティーブ・レターテのおかげ?


ジミー・ジョンソン
リードラップを取り、車も悪くはない様子だった。最後のリスタートではエドワーズを抜けずに3位。カイル・ブッシュは、ジョンソンが来ると予想していたらしい。

トレバー・ベイン
地元出身でこのレースでも注目された。しかし、デイトナの勝利以降なかなか上位に上がれない。中段のトラフィックの中でアクシデントにからみトップ10には届かず。

ケビン・ハービック
一昨年までとは全然違い、いい車が作れるとチームも自信を持っている、とコメント。

タイヤ問題
予選終了後、タイヤの摩耗がひどすぎるという問題が発覚し、昨年のスペックのタイヤをシャーロットから1300本輸送。各車ともに左は新スペック、右は旧スペックのタイヤに変更。