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2008/05/10

[MotoGP] 第4戦 中国

G+でTV観戦。

MotoGP第4戦。
自宅はアナログのVTRしかないのでG+の放送を全部録画できない。
なので、再放送を1度は前から録画して観戦し、もう一度再放送があったときに後半を録画して見る、というやり方で見ている。

125cc:小雨(レース後半は少し水しぶきが減った)
2列目のアンドレア・イアンノーヌ選手が5番グリッドスタートで上位に上がり、トップ争いを譲ることなく初優勝。ポールはブラッドリー・スミスだが、リタイア。
今年はKTMがワークスを持たないことになったので、小山知良選手はKTMだがワークスではない。そのためなのか、バイクの状態があまり良くないようだ。ここ3戦の成績は、リタイア(カタール)、13位(スペイン)、16位(ポルトガル)。今回は13位。途中では10位ぐらいに上がっていた。本人コメントでは
この成績だと話にならない。ヨーロッパラウンドでは新型パーツを投入してなんとかしたい。

また、もうひとりの日本人、中上貴晶選手は初めてのレース、初めてのアプリリア、ということで学習プロセスの中にいるのだろうか、あの速い中上選手が姿を現すのはもう少し先のことか。途中でピットに入ってしまった。本人コメントは
ブレーキトラブルが毎コーナーで出ていて、危険なのでピットに入り、そのままリタイアとなった。得ることも少しあった。ヨーロッパラウンドで挽回したい。


250cc:ところどころウェットから徐々にドライ
第3戦まで終わってランキングのトップはミカ・カリオ。
青山博一選手は10番グリッド、高橋裕紀選手が11番グリッドからのスタート。
これまでの3戦の成績を見ると、青山選手は16位、4位、5位。高橋選手は5位、3位、6位。
5,6週目ぐらいには二人とも5番手、6番手あたりに浮上。高橋選手は予選で転倒して右足の甲に骨折した状態での走行。右足の神経がまだ完全ではないのであまり痛みは感じないらしい。
解説の坂田和人氏によると、高橋選手はバイクのライディングスタイルを工夫して、フロントのサスペンションにも気をつけてブレーキングをするようにしている、という。一方、青山選手は、KTMのバイクがミカ・カリオに合っているため、青山選手はカーブの立ち上がりのスピードが上がらないなど苦労している点があるが、その中でセッティングを詰めている、とのこと。
8週目あたりでバウティスタの転倒があり、カリオ、青山、シモンチェリ、高橋となった。その後、シモンチェリを高橋がかわして、3位に上がり、最終ラップへ。

最終ラップで高橋選手のエンジンがストップしてしまい、3位から7位に下がってしまったがチェッカーは受けられた。青山選手は2位入賞。高橋選手のインタビューではストレートでエンジンに負荷をかけていたのが良くなかったかも、と。青山選手は、セッティングで手こずらないように次のレースでは各セッションで詰めていき、今度は自分が(カリオよりも)前でゴールしたい、と。

MotoGPクラス
予選でロレンソが転倒して左足を骨折。レース後のニュースでは右足にも骨折があり、左は靱帯損傷だったとか。それにも関らず決勝には出場していた。今シーズンの唯一の日本人、中野選手は予選では好調で4番手タイムを出していたのだが、グリッドはあまりよくなくて、13番グリッドからのスタートから順位を上げて10位フィニッシュ。インタビューでは、「10位では満足してない。ここ何戦かは前に6位ぐらいが見えていても抜けないのでもう一歩何かがほしいかもしれない。今回は予選でトップ6に何回か入れたし楽しめた。改良したタイヤも来るので期待してください。」というような内容だった。

ロッシとペドロサが抜けだして最後まで行くかと思ったのだが、最後の数周でロッシがペースを上げてペドロサとの差を広げてチェッカー。TVでのゲスト解説はスズキの開発ライダー青木宣篤氏。スズキかカピロッシの9位が最高位。解説の宮城光氏に問い詰められて説明したところによれば、2008年モデルの開発を進めているところで、すでにパーツはレースで使用開始している。

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