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2012/09/30

[フォーミュラ・ニッポン] 2012 Rd.6 SUGO

J-SPORTS
MC: ピエール北川
解説:井出有治

結果
1: 伊沢
2: 塚越
3: デュバル


9/22, 23のレースと次の鈴鹿には佐藤琢磨がチーム無限から出走。SUGOの前週はインディの最終戦だったので、終わってすぐに来日、車のセッティングというスケジュールだったのではないだろうか。

予選はドライ、決勝は雨。

決勝はSCスタート直後に山本と小暮が接触、デュバル、塚越がコースアウトを何度かするという不安定なコンディションで開始。

ポールの伊沢が最後までトップを維持してフィニッシュ。解説の井出が、勝てるときはこれで買っちゃっていいの?というぐらい流れがよく勝てるものだ、と言っていた通りになった。フォーミュラニッポンンでは初優勝。

流れがよくなかったのはロッテラー。ルーティンピットを早めにこなして、ペースを上げる作戦がうまくいかず、最後のリスタートで中嶋(一)のイン側にならんだところで両者ゆずらず接触してスピン。「最終戦を考えたらあそこは我慢してもよかった」(井出)という結末でノーポイントになった。

伊沢、塚越のダンデライオンチームが1,2位。3位は7位スタートから追い上げたデュバル。

佐藤琢磨は、ロッテラー、中嶋の接触をさけてコースを出たためオーバーテイクされて9位。リスタート順位ならば7位のポイント圏内だった。

井出と佐藤はレース前に話をする機会があった。佐藤は「フォーミュラ・ニッポンは甘くないね。」と言ったらしい。それと、オーバーテイクポイントはどこか井出に尋ねたとのこと。車に対する理解が深いのでメカニックとの会話のレベルが高いらしい。

2012/09/26

雨宮 処凛 「ロスジェネはこう生きてきた 」

雨宮 処凛の良いところは、吸収力なのかもしれない。
中学校ですごいいじめに遭いながらも生き延び、ビジュアル系にはまり、リストカット、オーバードーズ、新右翼団体を経験したりイラクや北朝鮮にも行くなど、客観的にみれば一貫しているとは言えない経歴。

しかし、その過程のどこでも友達を作り、人に意見を学習し、自らも体験を蓄積し、手作りの哲学を作り上げている。「脱貧困の経済学」での飯田泰之の話も素直に聞く耳を持っていたのも、この人のある意味「素直さ」がそうさせていたのだ。

人の話を聞かずに自分の主張だけを言い立てるのとは違う一歩下がった姿勢がロスジェネ世代の当事者として共感を呼ぶのは当然かもしれない。

言及されている宮台の「まったり革命」とか岡崎京子とか、ちょうど読み返していた「ゼロ年代の想像力」との符合が興味深い。

個人史なので個々のエピソードが具体的だ。リストカットしたときの気持ち、とか、新右翼ってこういう団体だった、なんていう説明や、オウムに入信しそうになっていたときに考えていたことなど、フリーターとして社会の中での立場を確保できないことの苦しさが、今の自分が当時の自分を振り返る形で克明に描かれている。

小泉政権が生活を破壊したと言い切っていたりするあたりは、ちょっと違うかもしれないのだが、ロスジェネ世代からみたとき、小泉政権前後に生活が変わった実感があったのだろう。

95年の神戸淡路大震災、オウムでショックを受けた後のことを著者はこう書いている。

そうして手に取ったのが「ゴーマニズム宣言」である。今ここで笑った奴、前に出ろ!と言いたいところだが、まあ聞いてほしい。『SPA!』は三七〇円。貧乏フリーターには三七〇円の『SPA!』ぐらいしか買えなかったのだ。


そういうことだったのか、と当たり前のことに気が付いた。収入が違うと接するメディアも大きく違っているのだ。

2012/09/25

山脇 伸介 「Facebook 世界を征するソーシャルプラットフォーム 」

ソーシャルネットワークが発展した状況では、再びテレビ、映画、音楽などのコンテンツ産業の立場がよくなる、という予想がある。

youtubeに上がっているのを見てもTVプログラムそのものは人気がある(だからコピーされる)。弱くなっているのは、情報の流れを抑えるメディア機能。 だから、プログラムを売り込む導線はソーシャルネットワークを利用して、自社のコンテンツを売り込むことはできるだろう、というのが著者の考え。

先日のAKBのじゃんけん大会をTBS(?)が放送していたのをみて「コンテンツがないのか」とあきれた。しかし、よく考えるとこの「リアルタイムにネットとTVを楽しむ」という娯楽としては、今盛り上がっているじゃんけんというのは最適だった。ぐぐたすで「勝つぞ」「負けた」なんていう本人たちの書き込みを見ながら楽しめる。

ドラマなんかも「リアルタイムで盛り上がる」楽しみが流行ったりするんだろうか。


2012/09/24

安田 洋祐、菅原 琢、井出 草平、 大野 更紗「日本の難題をかたづけよう 経済、政治、教育、社会保障、エネルギー 」

マーケットデザインの安田 洋祐のナッシュ均衡とナッシュ遂行の説明がわかりやすかった。ナッシュ均衡という名前だけは知っていても、それがどういうものなのかはこの本で初めて知った。さらに、マスキンの理論だけで、マーケットデザインが、ダメなものかどうかが判断できるというのがすごい。この理論の上に、実際のマーケットの厚みとかルールのシンプルさとかが加わって良い仕組みになる、らしい。

「偏差値40からいい会社に入る方法」の田中秀臣上武大学教授は、「大野さんにはぜひ『現代思想』での川口さんとの対談でみせた「あいまいな意思決定主体」とでもいうべき論点を深めていただけないかな、と希望してます。」とblogに書かれていた。

自分も大野更紗の章は、素人に対して障害を持っている人が社会に対して参加しづらい・排除されがちな状況を伝えることの向こう側の話も読みたかったかな、と感じた。

最初の章が理論を実際に適用する良い例で、続く3つの章は、理論よりも実践を中心に据えている内容で少し色合いが変わる。最後のAMP Musicはさらに実際の問題をいかに解決していくか、という話になっていて、これはこれで面白かった。特に、収入が安定してきて初めて若者が「将来」を考えられるようになる、というのは、今の日本の若い世代にも通じる問題なんじゃないか。





2012/09/20

[DELL][7万円台] Ultrabook(TM) XPS 13 スタンダード 

普通の(?)ノートPCでもこの程度の価格のものがある。高額ではあるがUltrabookがこの価格だと少しお買い得感はある。

Ultrabook(TM)というのはintel社が商標を持っているらしい。PCメーカーに同じ製品名を使ってもらうためには自ら商標をおさえておくのがシンプルということなのか。


  Ultrabook(TM) XPS 13 スタンダード  パッケージ
  ■OS: Windows(R) 7 Home Premium SP1 64ビット
  ■CPU: 第2世代インテル(R) Core(TM) i5-2467M プロセッサー
  ■メモリ: 4GB
     ■SSD: 128GB SSD
  ■画面: 13.3インチ HD 光沢液晶ディスプレイ(1366x768)
  ■ソフトウェア: マカフィーセキュリティーセンター(15ヶ月間更新サービス)
  ■サポート: 1年間スタンダードサービスプラン

 
  価格: 79,980円  <9/19(水)時点>

デル株式会社

XPS 13_468x60

2012/09/05

[Lenovo] [4万円] ThinkPad Edge E430

第3世代 Core i5プロセッサー搭載
 
ボディカラーも自由に選べるThinkPad Edge E430

E430はエントリーモデルの3万円台のものから。これはバリューパッケージの4万円台。
9月6日までの限定クーポン付き。

ThinkPad Edge E430」 - バリューパッケージ
 CPU:インテル Core i5-3210M プロセッサー (2.50GHz)
 OS:Windows 7 Home Premium 64 正規版
 ディスプレイ:14.0型HD液晶 (1,366 x 768 LEDバックライト)
 RAM:4GB PC3-12800 DDR3 (1スロット使用)
 HDD:500GB (5,400rpm)
 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
 ワイヤレス:ThinkPad IEEE 802.11b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)
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 キャンペーン価格 :¥ 45,990-
 ★広告限定クーポン適用で10%OFF★
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 クーポン適用価格 :¥ 41,391-


2012/09/04

[PTA] 和歌山 PTA会費を学校の経費に

消えてしまうと思うので、ここに引用しておく。
和歌山県の県立高校で保護者から集めたPTA会費の一部が校舎の修繕などの学校の経費に充てられ、平成22年度にはこうしたPTA会費からの支出が45の県立学校すべてで確認され、総額が3億円余りに上ったことが県教育委員会の調査で分かりました。

和歌山県教育委員会によりますと、平成22年度の県内全体のPTA会費の支出およそ7億3600万円のうち、3億円余りが校舎の修繕や備品の購入など学校の管理費に使われ、こうした支出は県立高校や特別支援学校など45の県立学校のすべてで確認されました。この年度には、県立学校の管理費のうちおよそ11%がPTA会費で賄われていたことになります。これを受けて県教育委員会は対応を改め、今後、基本的には学校の管理運営や教育活動に必要な経費に、PTA会費など保護者から徴収する資金を充てないことを盛り込んだ指針を作りました。
和歌山県教育委員会は、「県が支出するべきものは県が支出し、保護者の負担の軽減と効率的な学校運営を行う」としています。 (NHK 「和歌山 PTA会費を学校の経費に」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120830/k10014655101000.html)

3億円という金額が単年度に流用されていたとのこと。PTAの承認を受けて使ったもので問題なし、との見解を当初発表した、という記憶がある。以下読売新聞から。


和歌山県の県立高校で、PTA会費などの保護者徴収金が、本来は公費を充てるべき教員の出張費や校舎修繕費などに支出されていた問題で、同県教委が実施していた調査結果が発表された30日、記者会見した西下博通教育長らは、「保護者の意向を受けてやってきた」などとして、過去の支出が不適正だったかどうかは明言は避けた。


 
県立高校卒業生としては、PTAに関心のない保護者は、ぱぱっと委任状を書いているだけで、その意向があったわけではない、というのは容易に想像がつく、というかうちの親がそうだった。学校がかなり遠いのでPTAの総会だけのために学校に行くということはなかった。
この「不適正」かどうかの基準がよくわからない。たとえば、PTAで予算が承認されているのであれば合意のもとに行われたので適正だったと言えるのだろうか。
 
この日の記者会見で、県教委側は「学校の管理運営・教育活動に必要な経費については、設置者である県が負担することが原則」と基本的なスタンスを示した。その一方、2010年度に保護者徴収金から約3億円が学校運営などに支出されたことについて、西下教育長は「これまでの慣行。保護者の意向を受けてやってきたつもり」と弁解。他の県教委幹部も「(生徒のために使われており)特に問題はなかった」などと繰り返した。
 
しかし、出張費などに使われていたということだと、公務員の経費にPTA会費を流用しちゃったということになるわけだから、、、

今の住まいがある神奈川県でも高校のエアコンをPTA費用で付けるというのはどこでもあること。
で、このエアコンを保護者のお金で付けているにもかかわらずPTAの会議のときには使わせない、などという、ルールにきびしいんだかゆるいんだかわからない規則を持っている学校もあると知人に聞いたことがある。

中学校の本部に参加していたときには、図書室の書籍代を寄付していたことがあったし、「おらが町の学校を支える」的なノリの不適切な支出はどこでもあるのではないだろうか。

これは寄付として免税になったりしないのかな?

また、抜け穴になりそうなのが以下

新たな基準では、部活動の充実や地域交流など、特色ある事業に限って、PTAなどから自発的な提案があれば、支援を受けられるとした。クラブ活動や進学など各校が特色ある教育方針を打ち出せる余地を残したが、具体的な内容はまだ不明な点が多い。

PTAからの自発的な提案というところが本部を経験した自分としてはイヤな感じ。校長や教頭などとPTA本部役員数名で、「どうでしょう、こんな感じで」と決まってしまいそうな気がする。

 
一方、文部科学省財務課の担当者は「会費から支援を受けられる経費について、具体的な例を示したことは使途の透明化を図る上で評価できる」と話した。


会費から支援を受ける経費、ってやっぱりあるのか。PTAは自由参加の団体なのだから、その方針に反対ならば加入するべきではない、という考えが文科省の担当者にはあるのだろうか。
 

2012/09/01

[HP][4万円台] Pavilion dv6-7000/CT デュアルコア・プロセッサー東京生産 特価モデル(1万4千円引き)

HPストアでは以前から台数限定の値引きモデルがあった。
この値引き幅の改定(7000円から14000円に拡大)が9月から実行される。

機種:HP Pavilion dv6-7000/CT デュアルコア・プロセッサー東京生産 特価モデル(1万4千円引き)

CPU Core i5-3210M
メモリ 2GB(2GBx1)
Display: 15.6HD
 320GB HDD(7200rpm)
インテル HD グラフィックス4000/      

DVDスーパーマルチドライブ
 HD Webcam/
無線LAN (IEEE802.11b/g/n)+Bluetooth

OS Windows 7 Home Premium 64bit版 SP1

日本語配列キーボード(テンキー付き)

価格: 41,600円(税込 43,680円)

500台限定


HP Directplus オンラインストア

[NASCAR] 2012 第24戦 ブリストル

24戦ということで、チェイスに向けての2台のワイルドカード枠を含めて数台が残り枠を目指して戦う。

このレースでは、ダニカが出走している。

今年のチェイス争いでは、カール・エドワーズとカイル・ブッシュがいずれも10位までに入っていないため、この二人はワイルドカードをかけて争うことになる。

レースでは、エドワーズの燃費作戦が失敗し、あと4Lapでピットインとなった。

11位以下とのポイント差が逆転不可能になった3位までのドライバーがここでチェイス確定。

ダニカはレーガンと接触してリタイア。リアから押されたと判断したダニカは「フェアなドライバーが誰かはわかりやすい。」と自分は悪くないとコメント。TV局としてはダニカのコメントを放送したいらしく、トップ争いの最中に二画面にして流していた。
解説の石見さんが「ここはダニカのコメントを流すタイミングじゃなかったですね。」と。

このレースでは、ニューマン、スチュアート、(スチュアートがさぽーとしている)ダニカがいずれもトラブルでリタイアした。

今シーズン、エドワーズのクルーチーフがオズボーンではなくなったようで、このクルーチーフとエドワーズの組み合わせがいまいちよくない。燃費作戦をとるにしても、イエローが何度か出ていたのでスプラッシュの選択もあっただろう。

勝ったのはデニー・ハムリン、こちらのクルーチーフ、ダリアン・グラブは左2タイヤ交換という珍しい作戦が的中。

クルーチーフの差が勝負に現れたレースだった、といえそう。