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2008/05/31

[SBK] 第5戦 モンツァ

JSPORTSでTV観戦。

RACE 1
ノイキルヒナーが初勝利。
加賀山就臣選手、芳賀紀行選手がトップ3で最後まで争っていた。SUZUKIのマシンが少し速いのかヤマハがなかなか前に出られないように見える。加賀山選手は何度か軽くコースアウトしてポジションを落としながらも最後の順位は4位。
日本人選手の順位は
2位 芳賀選手
4位 加賀山選手
6位 清成選手
13位 中富選手
18位 青山選手

RACE 2

スタートから加賀山選手、芳賀選手がトップ集団。
芳賀選手がコーナーで追い越しながら左腕を伸ばして手を開いて後ろにサインを送っているシーンがあった。その直後ベイリスが速度を落としてピットイン、リタイア。追い越しながら後ろのベイリスにサインを送ったのだった。

中盤以降、ノイキルヒナー、芳賀、ニエト、の後ろに9位から上がってきた清成選手が付いた。その後、ニエトが遅れて、ノイキルヒナー、芳賀、清成の3選手の争いに。
清成選手がトップに立つシーンもあったが最終的には
1位 芳賀選手
2位 ノイキルヒナー
3位 清成選手
12位 中富選手
16位 青山選手
清成選手のあるBBSへの書き込みを見ると3位がうれしい、というよりも、1位になれたかもしれないチャンスを逃したのが悔しい、と書かれていた。

10周あたりで芳賀選手のマシンから白煙が上がってすぐに止まったのはなんだったんだろう。

このところ、清成選手はスタートからの追い上げで上位に入るようになってきているので、バイクやレースにも慣れてきたということだろうか。解説の八代俊二さんによれば、スタートでトップグループに入らないと少し遅れてしまうのでそこから追い上げることになる。だから、スタートでトップグループに入れれば、と。

日本人選手が必ず表彰台に絡むようになってきたので見ていて楽しい。これだけの日本人選手が参戦しているのなら日本でも開催するチャンスなのだが、計画はないのだろうか。

八代さんが言うには1コーナーのイン側のスタンドだとコーナーに入るところがよく見えないのでアウト側のスタンドがおすすめ、一度アウト側に座っていたらあまり見えなかったとのこと。行くことはないかもしれないが一応観戦情報としてここに残しておこう。

2008/05/29

[NASCAR] 第11戦 ダーリントン

G+でTV観戦

ダーリントンはコースが狭い。オーバルでの追い越しのラインが難しいようで、周回遅れをなかなか抜けないような場面がある。

前回のリッチモンドで、デイル・アーンハートJrの勝利をフイにしたカイル・ブッシュは、会場からブーイングを受けながら歩いていた。母の日近辺のレースだったようで母親たちが "Start Your Engines"を言うセレモニー付き。

ダーリントンは曲がりきれなくて壁をこするので「ダーリントンストライプ」と呼ばれる跡がついてしまう。レース開始直後からあちこちの壁にどんどん縞模様が付いていく。

イエローが少なく、アンダーグリーンのピットが何度かあった。アーンハートJrは2タイヤ作戦でいったんはリードしていたが、タイヤが持たなかったようで後退。ピットの作業違反でペナルティを受けたカイル・ブッシュが23位からどんどんオーバーテイクして優勝。

前回のリッチモンドではヒール役になってしまったカイル・ブッシュだが今年は3勝目で、車も決まっていて本人も調子がいいらしい。

終盤になって前を走っていたドライバーに聞き覚えのない名前が。トラビス・クバピル(travis kvapil)28号車。解説の桃田健史氏が、スポンサーがついて出てこれたんですね、と話をしていた。チームはYates Racingである。ここはDoug Yatesの個人チームで、大きい年間スポンサー企業が決まっていないようだ。チームのドライバーのもうひとりはデビッド・ギリランド (David Gilliland)。スポンサーがいないと聞くと、スーパーアグリF1を連想してしまうが、ここはオーナーが自己資金でレースに参加しているらしい。
そういった状態にも関らずクバピルは8位フィニッシュという立派な成績。

2008/05/27

[フォーミュラ・ニッポン] 第3戦 もてぎ

2008年5月25日(日)

フォーミュラ・ニッポン第3戦を観戦。予選日は用があったので決勝日のみの観戦になった。前日から雨が降り、当日の予報は雨後午後から曇り。

今回はフォーミュラ・ニッポンの初観戦なので多少の雨でも行くことにして午前6:30ごろもてぎに到着。ハローウッドに近いP13駐車場に車を止める。この時間では車はまばら。
車から出る前にカッパと傘に長靴を履く。ヘアピンやS字などで観戦する場合には足元が悪いことが予想できるので、スニーカーではなく長靴を履いた。ゲートオープンの7時30分前には傘の列がゲートのところに並んだ。
この時間は入ってもイベントは何もない。8時10分のフォーミュラ・ニッポンのフリー走行に備えてピットからはエンジン音がしている。スーパースピードウェイのスタンド正面にはトライアル世界選手権用のコースが設営されている。
正面スタンドには前日からの垂れ幕が多く掲げられていた。中でも目についたのは以下の1枚。「SAF1 夢をありがとう」
スタンドでは集音マイクのセットアップなどまだまだ準備中の雰囲気。それでも9:00からは最初の決勝レースであるフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)の第6戦が行われるのだが。
スーパースピードウェイに降りることができる。一度貸切りイベントで歩いたことがあるが、雨の中入ってみた。
ビクトリーコーナーに一番近いところに立つと立ち上がってくる車が割と近くを通る。
FCJ 第6戦
小雨が降るウェットレース。今のところポイントでは国本雄資、千代勝正の二人がリードしている。二人ともメーカーのスカラシップの選手だ。レースはコースアウトやスピンがありつつほとんどが完走。このクラスでは女性選手 神子島みかが参戦しているがオーバーテイクもすればスピンもするというレースで最下位になっていた。ただ前を行く車よりは速いようで追い越して順位を上げる場面もあったので、もう少し上を走れるのではないかと思う。
結果は千代選手が1位、国本選手が2位。だが国本選手は一旦遅れたがそこから追い上げてファイナルラップでは千代選手との差は1秒なかった。このあたりの上位が来年以降にF3に上がってくると面白くなりそう。
全日本F3選手権 第8戦
曇り。ウェット。
ポールはカルロ・ヴァン・ダム選手(オランダ)。実況アナウンサーは「オランダから来た刺客」とあおっていた。雨はほとんど降っていなかったが路面はまだ滑っていたようでコースアウトなどで上位が落ちる展開。ここでは地元出身のHonda Team Real 山本尚貴選手(#7)の応援が多い。山本選手は展開の中で3位まで上がり、嵯峨宏紀の追い越しを抑え込んでいたのだが、終盤にリタイア。終わるころには路面は少しドライ気味。

フォーミュラ・ニッポン第3戦
曇り。ドライ。
昼ごろには雨があがり気温があがってきた。その天候を見て来場した家族連れが多かったようだ。
レース結果は松田のポールトゥウィン。ロッテラー、デュバルの2位、3位。松田が小暮を離し始めたところでレース全体の勝負は見えていたので、管理人は若手ドライバーたちに注目してみた。

その中で元気だったのは、今回スタート順位が悪かった平手晃平選手。スタートで10位まで下がったがその後挽回して6位フィニッシュ。金石、トレルイエの後ろに迫ってオーバーテイクを狙って行き、レース中ほとんどどちらかの後ろについていた。若手で最高位は伊沢拓也選手。大きなオーバーテイクをした印象はないが、4位でフィニッシュ。石浦宏明選手が8位。平中克幸選手は1Lapダウンの13位。
全員スーパーGTにも出場しているので、レースシーズンは体力的にも大変だと思うが、両方のレースでがんばってほしい。

レースが終了した午後4時には晴れていた。

2008/05/25

[NASCAR] 第10戦 リッチモンド

G+でTV観戦。

カーペンティアがきっかけとなる大きなクラッシュでレッドフラッグまで発生する荒れたレース。

このレースのクライマックスは最後の最後にデイル・アーンハートJrがトップに立ったところからだった。ここで2位のカイル・ブッシュを抑え込むようなラインを取っていた88号車の後に#18号車が横から当たるような形になってしまい両者ともトップ争いから脱落。アーンハートJrがトップに立った時のサーキットの歓声とそのあとのしーんとした感じを見ると、アーンハートJrの人気はすごいなと思う。
アーンハートJrは昨年よりもかなり調子がいいので、今年は優勝ができるのではないかと期待している。

2008/05/24

[海老名] 満州の星くずと散った子供たち


2008年6月22日

散歩途中に掲示板で見つけたポスターから。

神奈川県と海老名市の教育委員会が後援で朗読と歌の演奏らしい。
第二次世界大戦の満州で収容所で亡くなった子供たちのことを書いた本をもとにした作品のようだ。

作者の甘利真美さんのウェブサイトに作品を作った経緯が掲載されていた。

[鈴鹿8耐] 2008 鈴鹿レースファンクラブ 前売り開始


2008年の"コカ・コーラゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレースは、7月24日から7月27日まで開催される。
鈴鹿レースファンクラブ(SRFC)会員は特別価格の前売りの告知はがきが届いた。

7/24~27の前売り観戦券が4500円(モートピアパスポート付き)、ペア券が8550円。
7/26,27日のエリア指定券(A,B2,C,D,E)が5100円。

発売期間が5月18日から7月5日。

2008/05/23

[MotoGP] 第5戦 フランス

G+でTV観戦。

MotoGP第5戦。
125cc
ドライ宣言レースだが途中で雨が強くなり赤旗。ここまで上位にいたオリベやラバトが転倒で脱落。レインマスターのディ・メリオが地元フランスで優勝した。KTMはエンジンの調子がよくないのか07年のエンジンに交換したという話だ。小山選手は10位ぐらいを走っていたが巻き込まれて転倒してリタイヤ。
今までで一番いい感触で走れていたそうなので非常に残念だが、マシンの状態が良くなってきているのなら次戦以降に期待。

中上選手は赤旗中断直前に転倒したが、赤旗のおかげでもう一度グリッドに着くことができ、11位から再スタート。最後には後退してしまい16位でポイントには届かず。ただし、選手の感触はよかったようだ。

250cc
ウェット宣言レース。途中から徐々にレコードラインが乾き始めたせいかペースの上がらないマシンが多い。青山博一選手、高橋裕紀選手ともにトップ3に入るレースをしていたのだが、青山選手がまず遅れ始め、高橋選手もトップのデボン選手からかなり遅れてしまった。
パッシーニ、高橋、シモンチェリ、カリオ、ポッジャーリで争う集団となって最後のラップまで2位争い。パッシーニをシモンチェリが最終ラップでパスして2位。デボンは32歳で初優勝、しかもポールトゥウィン。昨年まではアプリリアの開発ライダーで112戦戦って初めての優勝だそうなので、非常にうれしいだろう。高橋選手は4位、青山選手は7位。
青山選手はタイヤ選択がはずれてしまい晴れてからのペースが上がらなかった。高橋選手は上海に続いてあと一歩およばず、後2周で3位フィニッシュというところでシモンチェリにかわされて4位。

MotoGPは今回全編をみることができなかったので書けず。ロッシが2連勝し、ニエトの90勝にならんだそうで、スタートで10位前後にいたロレンソが2位表彰台に乗っていたのでオーバーテイクを見たかったのだが、残念。

2008/05/22

[海老名]さつき展


海老名市の市の花がさつきである。以前は、出生届を出した市民にさつきの苗木をプレゼントするという慣習があった。赤ちゃんが生まれたばかりの親はそれでなくても忙しいのでさつきの世話に手が回らず枯らしてしまう人もいたのではないだろうか。

管理人も枯らせてしまった一人だが、さつきの育てかたまで調べる余裕がなく、土も鉢もないところに苗木だけもらってうろたえた記憶がある。

いつの間にかこのプレゼントは廃止された。今はプレゼントがあるのかどうかは知らない。そこに税金を使うよりも医療費その他の施策に回してもらった方がありがたいという状況はあるだろう。

さて、例年どおり、今年もさつき展が市役所で開催される。2008年5月24日、25日の週末に海老名市の主催で展覧会がある。これを見に行くと何年も育てていそうな年配の方がいろいろとお互いの作品を批評している光景を目にすることがある。どんな趣味にも深いところに行くとそのレベルの人にしかわからない会話がある。

2008/05/21

[DTM] 第2戦 オーシャスレーベン

JSPORTS でTV観戦。

相変わらずアウディ A4の2008年型のマシンが速い。
また、ここ2戦を見ているところでは、昨年よりもピット作業の時間が1秒ほどみじかくなっている。昨年は4秒台だったと思うが、今年は3.0秒のチームが何チームかいる。

メルセデスとしてはアウディにあまり大きなリードを許すと逆転が難しくなってしまうので、どこかで新パーツを投入するとか車の改良などの手を打つのだろう。

ティモ・シャイダーが2戦続けてポールポジションを取得。このレースでは最初から先頭を確保し、リードを広げる。セッティングが良い様子。2位はトムツェックでアウディが上位2台。3位、4位にメルセデスがスペングラーとディレスタで2台入った。シャイダーは8シーズン目で初優勝。

ラルフ・シューマッハは車になれるのにもう少しかかるようだ。今回は10位。

2008/05/20

[海老名] 民生委員・児童委員活動パネル展


散歩の途中で掲示板に貼られていたポスター。
民生委員・児童委員の活動パネル展が海老名市役所のロビーで2008年5月19日から23日まで開かれているそうだ。たまたま市役所に用があってこういう展示があると得をしたような気になるが、逆に、これを見るために市役所に行く人はあまり多くないかもしれない。必要としている人に情報が届くようにインターネットを使って補完することはできるのだろうか?

児童委員や民生委員は名称は知っていても、実は、活動内容はよくわかっていない。最近は独居老人のフォローなどの話題で新聞で民生委員は話題になることもあるが。

インターネットを検索してみると全国民生委員児童委員連合会のウェブが立っていて説明が掲載されている。

2008/05/17

INETA Day 2008 参加

2008年5月17日(土)
INETA Day 2008~コミュニティパワーをリアルに体験しよう~

午前中にPTAの会合があったため、それが終了してから日本科学未来館に移動したら開始には間に合わなかった。

コミュティトラックの会議室に入り
# セッション 2-2 「Silverlight 2 が照らす明るい未来」 スピーカー: 池原 大然
# セッション 2-3 「PowerShell について」 スピーカー: 牟田口 大介
# セッション 2-4 「XNA Game Studio 2.0 によるゲーム開発」スピーカー: 赤坂 玲音
パネルディスカッション 「役立つ情報の見つけ方」 モデレーター: 露木 敏博

を聞く。このあとの懇親会も面白そうだったのだが、帰宅せねばならず断念。
セッション2-3
PowerShellはマイクロソフトの主にシステム管理用途向けのオブジェクトを意識したコマンド言語。コマンドの出力がオブジェクトなので、そのプロパティをキーにソートする、というような操作が可能。
また、「ドライブ」という概念でレジストリなどを括ることができるという発想も面白い。
セッション 2-4
Windows上でXbox360でも動作するゲームを作成できるプラットフォーム。
ここではlive programmingを講師の赤坂さんがやろうとしていたのだが、全体の時間が短すぎてうまくいかなかった。だが、Windows Programming初心者の自分には目の前でVisual Studio 2008(XNA Game Studio)の操作を見ながら、それをやっているときに考えていることを考える、というのはいい体験だった。おそらく、自分の経験値を上げる一つの手段だと思う。

Microsoft本社が日本のゲーム開発者に期待している部分がある、というのはおそらく本当だろう。

いろんな意味で「よく分かっていること」と「上手く伝えること」は別々の才能だな、と思う。それを両方持っている人もいるしどちらかが強い人もいる。

パネルディスカッションは、最初は「役立つ情報の見つけ方」という情報の受け手側の話だったのだが、途中から、自分が発信している情報をどのように受け手に届けるのか、という部分と、検索エンジンの使い方という部分に徐々に焦点が移って行った。

全体としては
  • 一般的な検索エンジン(日本語に限ってはいけない)
  • ソースコード検索エンジン
  • mixi
  • 自分のblogのコメント

また、パネラーはほとんど全員がコミュニティのオンライン・オフラインともに重要だ、と強調していた。

パネラーは男性3人に女性1人。この女性が話している(守秘義務を守る範囲で)内容がすごくて「Strutsをばらして自分でフレームワークを組んだ」とか「自社内では応用する人がいないノウハウなので社外への公開を考えた」とか、Javaの開発経験が豊富。彼女の発言で同意したことの一つが、最初は検索キーワードとして何が適しているのかすらわからない、だから、新人が質問に来たらそれを教えてあげて欲しい、というような趣旨のこと。

参加者からも、「守秘義務を破らないように注意して公開するようにしている」というような発言が。

また、社内blogや社内wikiとして、「炎上日記」のようなプロジェクトの炎上の原因や経過を書いているblogが役に立つ、なぜならそこは「間違ったノウハウ」の宝庫だから、というような話もあって、これは会場でかなり受けていた。実際、出席者の多くは多少ともそのような(プロジェクト炎上)経験があるのだろう。

コミュニティに参加すると
人のつながりが広がり「知り合いの知り合いがビル・ゲイツとつーかー」のような状態になっていたりする、だから、コミュニティで自分の人的なつながりを広げることが重要なのだ

というINETAらしい発言もあり、この技術者コミュニティは参加者の意図が明確で「志」のようなものを感じた、と言うとちょっとほめすぎか?

とにかく、楽しい半日を過ごさせてもらった。

2008/05/15

[フォーミュラニッポン] 第2戦 鈴鹿

JSPORTSでTV観戦。

ここ1,2年の傾向かもしれないが、フォーミュラ・ニッポンの選手が少しずつ若返っているような気がする。今年GP2から参戦してきた平手晃平選手が2番グリッド。ポールポジションが松田次生選手。昨年、最終戦でシリーズ優勝を逃した小暮卓史選手がここまでのところあまり調子が良くない。

平手選手のほか、石浦宏明選手、ロベルト・ストレイト選手などF3から上がってきた選手もいる。ストレイト選手は第1戦で2位表彰台。

今回のレースでは平手選手が松田の後ろを走行して最終的に2位でチェッカー。
レース内容は2回のセーフティーカー投入により、Indyシリーズのようなイエローフラッグからのリスタートがあり、イエロー中にピットに入ったことで順位が下がったブノワ・トレルイエがオーバーテイクを繰り返したり、と、「荒れた」と言えば言えるが面白いレースだった。
優勝は松田選手で2連勝。知らなかったのだが、松田選手の出身は桑名市だそうなので、ほぼ、地元。
この日は筑波では小雨模様だったが鈴鹿は晴れていい天気だったようだ。

2008/05/11

[SBK] 2008 第4戦 アッセン

JSPORTS1でTV観戦。

world super bike 第4戦。オランダ アッセンでのレース。
今年は日本人選手が多く参戦しているのだが、なかなか上位に絡むことができていなかった。しかし、第3戦で
1位 芳賀紀行
4 位 清成龍一
6 位 加賀山就臣
と上位をにぎわした。

RACE 1
グリッドでは芳賀選手が2番。
芳賀選手が2位、3位を伺う勢いで走っていたところにチャウスが並んでいて、コーナーで絡んでクラッシュし、リタイアした。そのあと、加賀山選手がトップを引っ張っていたのだが、12周あたりでタイヤが激しくスライドした隙にパスされて下がってしまった。

加賀山選手は第1戦で骨折したが、復帰後の成績は悪くない。
4位 加賀山
7位 清成
8位 玉田
15位 中富
と4人がポイントを獲得した。

RACE2
ベイリスがRACE1とRACE2ともに優勝。
芳賀選手は2周目でチャウスをインに鋭く切り込んでパス。

清成選手がRACE 1では鋭く追い上げていたので、RACE 2でも期待したのだが途中でマシントラブルでリタイヤとなってしまった。清成選手は第4戦までの8レース中、4レースでポイントが取れていない。これだとシリーズ順位を考えると上位に入ることが難しい。
スタート順位があまり良くないことが多く、追い上げでマシンやタイヤに負荷がかかるということがあるのかもしれない。がんばって上位に行って欲しい。

玉田選手はバイクがよくなってきたのか、確実にポイント圏内に入るようになってきた。シリーズ後半には順位が上がってくるのでは?

日本人選手が上位に多く登場するようになってきたので、今年のスーパーバイクは楽しみが多い。

2008/05/10

[MotoGP] 第4戦 中国

G+でTV観戦。

MotoGP第4戦。
自宅はアナログのVTRしかないのでG+の放送を全部録画できない。
なので、再放送を1度は前から録画して観戦し、もう一度再放送があったときに後半を録画して見る、というやり方で見ている。

125cc:小雨(レース後半は少し水しぶきが減った)
2列目のアンドレア・イアンノーヌ選手が5番グリッドスタートで上位に上がり、トップ争いを譲ることなく初優勝。ポールはブラッドリー・スミスだが、リタイア。
今年はKTMがワークスを持たないことになったので、小山知良選手はKTMだがワークスではない。そのためなのか、バイクの状態があまり良くないようだ。ここ3戦の成績は、リタイア(カタール)、13位(スペイン)、16位(ポルトガル)。今回は13位。途中では10位ぐらいに上がっていた。本人コメントでは
この成績だと話にならない。ヨーロッパラウンドでは新型パーツを投入してなんとかしたい。

また、もうひとりの日本人、中上貴晶選手は初めてのレース、初めてのアプリリア、ということで学習プロセスの中にいるのだろうか、あの速い中上選手が姿を現すのはもう少し先のことか。途中でピットに入ってしまった。本人コメントは
ブレーキトラブルが毎コーナーで出ていて、危険なのでピットに入り、そのままリタイアとなった。得ることも少しあった。ヨーロッパラウンドで挽回したい。


250cc:ところどころウェットから徐々にドライ
第3戦まで終わってランキングのトップはミカ・カリオ。
青山博一選手は10番グリッド、高橋裕紀選手が11番グリッドからのスタート。
これまでの3戦の成績を見ると、青山選手は16位、4位、5位。高橋選手は5位、3位、6位。
5,6週目ぐらいには二人とも5番手、6番手あたりに浮上。高橋選手は予選で転倒して右足の甲に骨折した状態での走行。右足の神経がまだ完全ではないのであまり痛みは感じないらしい。
解説の坂田和人氏によると、高橋選手はバイクのライディングスタイルを工夫して、フロントのサスペンションにも気をつけてブレーキングをするようにしている、という。一方、青山選手は、KTMのバイクがミカ・カリオに合っているため、青山選手はカーブの立ち上がりのスピードが上がらないなど苦労している点があるが、その中でセッティングを詰めている、とのこと。
8週目あたりでバウティスタの転倒があり、カリオ、青山、シモンチェリ、高橋となった。その後、シモンチェリを高橋がかわして、3位に上がり、最終ラップへ。

最終ラップで高橋選手のエンジンがストップしてしまい、3位から7位に下がってしまったがチェッカーは受けられた。青山選手は2位入賞。高橋選手のインタビューではストレートでエンジンに負荷をかけていたのが良くなかったかも、と。青山選手は、セッティングで手こずらないように次のレースでは各セッションで詰めていき、今度は自分が(カリオよりも)前でゴールしたい、と。

MotoGPクラス
予選でロレンソが転倒して左足を骨折。レース後のニュースでは右足にも骨折があり、左は靱帯損傷だったとか。それにも関らず決勝には出場していた。今シーズンの唯一の日本人、中野選手は予選では好調で4番手タイムを出していたのだが、グリッドはあまりよくなくて、13番グリッドからのスタートから順位を上げて10位フィニッシュ。インタビューでは、「10位では満足してない。ここ何戦かは前に6位ぐらいが見えていても抜けないのでもう一歩何かがほしいかもしれない。今回は予選でトップ6に何回か入れたし楽しめた。改良したタイヤも来るので期待してください。」というような内容だった。

ロッシとペドロサが抜けだして最後まで行くかと思ったのだが、最後の数周でロッシがペースを上げてペドロサとの差を広げてチェッカー。TVでのゲスト解説はスズキの開発ライダー青木宣篤氏。スズキかカピロッシの9位が最高位。解説の宮城光氏に問い詰められて説明したところによれば、2008年モデルの開発を進めているところで、すでにパーツはレースで使用開始している。

2008/05/09

[DTM] 第1戦 ホッケンハイム

JSPORTS ESPNでTV観戦。第1戦はホッケンハイム。

アウディ対メルセデスの2メーカーの対決のレース。
なのだが、同じメーカーでも新型の車と型落ちの車がある。

DTMの特徴は他のレースで経験を積んだドライバーと新人が同じレースで競えるところだ。昨年はジャン・アレジやミカ・ハッキネンが走っていた。

2008年シーズンのドライバーは
クリスチャン・アルバース (F1 スパイカーから)
キャサリン・レッグ (チャンプカーから)
マーロ・エンゲル (英F3から)
ラルフ・シューマッハ (F1 トヨタから)
オリバー・ジャービス (全日本F3から。マカオグランプリ優勝)
などが参戦している。
キャサリン・レッグとスージー・ストダートが女子選手、昨年のバニーナ・イクスとレッグが入れ替わる形。

メルセデスが9台、アウディが10台でレースが行われる。
TVは今年も中島アナと佐藤正勝氏。

今年はルール変更があった。
  1. チームオーダー禁止
  2. ピットは2回。レースの前半3分の1以降後半3分の1までの間に
  3. ピットストップペナルティができた


途中のエクストロームのピット作業が3秒で終わったのが速いと盛り上がっていた。他の選手でも何台か3秒近辺のチームがあった。燃料やタイヤ交換がかなり速くなってきているのかもしれない。

アウディの新型A4の性能がよく、上位のメルセデスは4位に1台(スペングラー)のみ。
アウディA4のライトを正面から見ると曲線が入っていてちょっと「くまどり」のように見えた。

ラルフ・シューマッハは14位。スタートには工夫の余地があるがペースは悪くない、とのコメントだった。
車種やレース形式の乗り換えがあると速い選手でもすぐには結果が出ない。

2008/05/08

[WRC] 第5戦 ヨルダン

JSPORTS ESPNでTV観戦。
灼熱のヨルダンラリー。WRCは今回初めて開催。
このラリーの特徴は路面が硬くどこも砂が浮いていて、スタート順に大きく影響されることと、観客が非常に少ないこと。

DAY1
路面に砂利が多いため、スタート順の遅いソルドやペター・ソルベルグの方が一番スタートのローブよりタイムがよかった。がリピートステージになるとローブが上昇。

相変わらず運の悪いペター・ソルベルグ(スバル)は、車のダンパーをつなぐパイプが抜けてオイルが漏れて燃えるというトラブルがあってレースから脱落。解説の福井さんによれば、オイルが霧状になってエンジンルームに回りそれで火がつくのだそうだ。


スバルよりもダメージが大きいのがスズキで、SS1でP-Gアンダーセンがリタイア。SS3でガルデマイスターがオイルパンが壊れてリタイア。DAY1で2台ともいなくなってしまった。
ソルド、ローブ、ラトバラの順で終了。この日は新しいラリーなので全員が様子見。

DAY2
この日の最大のトラブルはローブがSS10走行終了後に戻るために走っている途中で、同じ道をSSに向かっていたロウテンバッハ(シトロエン)と正面衝突。ローブの車は前面が壊れてしまいリタイア(スーパーラリーで復帰)。最初のステージでトップに立っていたので勝ちパターンだったのだが。
このロウテンバッハはSS9の途中で崖から落ちそうなスピンをしていたりしてちょっとリスクの高いドライバーかも。

ペター・ソルベルグは、スーパーラリーで復帰した後もブレーキが効かなくなって退避路に突っ込むというトラブルを経験して最終日まで走りきれなかった。同じスバルのアトキ ンソンの車にはトラブルが発生せず、アトキンソンは3位入賞している。スバルのトラブルを一身に背負ってしまうペターはお祓いにいったほうがいいのでは。

DAY3
福井さんが「設定がうまい」とほめていたコース設定で、DAY3も40kmのステージが2本ある。そのために、この日に逆転することが十分可能だった。それを計算にいれたフォードチームの作戦勝ちという面はありそう。

首位を走っていたラトバラにSS18で左リアのサスペンションのアームが曲がってしまうトラブル発生。TVで見ているとジャッキアップしてコ・ドライバーが車の下にもぐっているときに、ジャッキが倒れて彼は車に挟まれてしまった。すぐに周囲の人が持ち上げたので何事もなかった。このトラブルを抱えながらラトバラはサービスまでは戻ることができた。
サービスでのインタビューでラトバラは「トラブルはアンラッキーだったけど、サービスに戻ってこられてラッキーだった。」とにっこり。この前向きなところがラトバラの財産だろう。

DAY2の最後でフォードはわざとスピードを落とし、DAY3のスタート順でトップに出ないように調整した。対照的にシトロエンのソルドは最後までスピードを落とさなかったのでDAY3はかなり砂利の多い状態の路面を走ることになり、ペースが上がらなかったようだ。

最終順位は
ヒルボネン(フォード)、ソルド(シトロエン)、アトキンソン(スバル)。

番組恒例の三人の優勝予想では、山岸舞彩がヒルボネンの優勝を的中させた。まだシリーズの序盤だが、ローブのシリーズチャンピオンがちょっと怪しくなってきたような感じがする。

2008/05/04

[朝日新聞]耕論 PTAを考える

5月4日の朝日新聞朝刊にPTAを考えるという題で3人の方の意見が載っていた。

清水たかみさん(東京都杉並区立和田中地域本部事務局長)
和田中のPTA再編は
  • 区P協からの脱退
  • PTAを地域本部の一部門にする
の2点。
「生徒のため、学校をより良くするため」という目的はPTAも地域本部も同じです。それなら、バラバラに動くよりは一緒にやろうという発想です。藤原前校長も「自分の子だけではなく、他の子を育てることにも関心を持ってほしい。地域本部とPTAを一体にすれば、親と地域の人々の結びつきを強められる」と言っていました。
 PTA会長の仕事が大変すぎて、毎年、決めるのに苦労するという事情もあります。(略)

味岡尚子さん(全国PTA問題研究会事務局長)
 
一番大事なことは主体性です。活動したくない人は入会しないことも保障されているべきです。強制的に全員を加入させたり、委員や役員になりたくない人に押しつけたりすることは本来の趣旨とは違ってしまいます。(略)
もしP協の活動で、意味がないと感じることがあるなら、十分話し合って改善する努力をすることが大切なのではないでしょうか。(略)
今は地域が崩壊しているからこそ、PTAの役割は大きいと思います。まず基礎集団である学級PTAの活動を大事にしてください。今ある形に縛られず、子どもたちにとって大切な活動ができる可能性を探ってほしいです。

小野田正利さん(大阪大大学院教授)
PTAというのは一目置かれなければいけない。(略)活動内容からすれば、他の地域団体よりPTAが中心になるべきだと考えます。(略)PTAの位置づけを変える必要があります。私は地域の諸団体のトップに置くことを提案したい。子育て世代の目線で地域のピラミッド構造を再構成し、下に連合自治会や老人会を置くのです。(略)PTA役員がしんどい理由の一つは他の保護者からの突き上げです。親は寛容さを失った社会で孤立し、ストレスを抱えていますが、学校と関係を作る姿勢で本音を伝えてはどうでしょう。たたかれて過剰防衛に走る学校は、イチャモンの裏にあるものを理解してほしい。子どものため、互いの役割を尊重しつつ手を携えられるはずです。


PTAの全国組織の本部にあたる社団法人日本PTA全国協議会のコメントがないのが物足りない。それを除けば、PTAの廃止という発表で全国紙にも報道された和田中の地域本部の方の話が読めたのはうれしい。やはり地域本部がかなりしっかりした活動をしている状況で、PTAの活動を吸収できるまでになっているということだろう。

清水さん以外のおふた方は、PTAを早急になくすという意見には積極的に反対はしないが、PTAを存続させたままでの改善を優先するべきという意見のようで、そのための方策を提案されている。しかし、実際には組織の在り方を改善していく余裕のあるPTAがどの程度あるのか、疑問のあるところではある。

筆者が個人的にPTAで不要と感じるのは、各種発表会への「動員」と呼ばれる出席である。これのために仕事を休んで出かけなければならないことの負担感は主催者側には理解していただけていないのではないかと感じることが多い。

PTAは基本的にボランティア活動であるはずである。そうであれば、ボランティアとして可能な範囲の活動に限るしかないだろう。毎日のように学校に行かなければならないのであれば、引き受けられる人はそれほど多くはないだろうし、一年間その状態を継続できると確実に言い切れる人はほとんどいないのではないだろうか。

ここでひとつの注目点は味岡さんが
入会しないことも保障されているべき
と言っていること。PTAの任意加入問題は多くのPTAで目をつぶって通り過ぎている話だが、この任意性がベースとなってのPTA改善議論であるとすれば、現在のほとんどのPTAは議論の入口に立つ条件を備えていないとも言える。