2009年7月12日(日) 鈴鹿サーキット
放送:JSPORTS
実況:中島秀之
解説:土屋武士、本山哲
ドライの鈴鹿では今季初レース。
ポールポジションのロイック・デュバルは1分41秒の予選タイム。
NAKAJIMAレーシングは結果オーライの1,2フィニッシュ。
最終結果
順位 | ドライバー | チーム | ゼッケン |
1 | ロイック・デュバル | NAKAJIMA RACING | 31 |
2 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | 32 |
3 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | 2 |
NAKAJIMAレーシング
第2戦以降はNAKAJIMAレーシングの車が決まっている。これに対して解説陣からはどのドライバーも「NAKAJIMAを意識しすぎ」というコメント。しかし、今回の予選でも「中古のタイヤで他チームのニュータイヤと同じタイム」を出していたらしく、ドライでも車が決まっていることには変わりがないようだ。
ジャンプスタート
なぜかこのレースに限ってジャンプスタートのペナルティが多発。FNでは人間が見て判断しているとのことで、解説者からはその基準が今回特に厳しくなっていたのでは、とのコメント。
「鈴鹿のストレートはすこし下りなのでブレーキを離すと動く。ラインを越えているかどうかとは関係なく信号が変わる前に動いてしまうとペナルティ」(本山氏)。
松田、塚越、伊沢、ライアン、ロッテラーがペナルティを受けて下位へ。
松田・国本
ペナルティで下がった松田が後ろから平手と国本京佑に追いつき、最終ラップの130Rで後ろからアウト側に。ここで国本が少しアウトに車を振り松田と接触。2台ともクラッシュ。「これ以外は良い走りだった」本山氏。
国本の才能は本山、土屋両氏とも高く評価していて「F3からFNへ車が大きくなったから難しいことはない。それよりはマカオF3で優勝することの方がずっと難しい。」
小暮トラブル
ぶっちぎりの1位を走っていた34Lap付近で、シフトが4速から変わらないトラブル発生。4速だけを使って走るがペースが10秒ぐらい落ち、デュバルにはパスされて2位。数周で直ってまたペースが上がり、1台でオーバーテイクボタンを使いタイムを上げる。4速だったことがラッキー。「ギアをどれか一つと言われたら4速を選ぶ」本山氏。
2009のタイヤ
1種類のコンパウンドで広い温度範囲をカバーするブリジストン製。
思い出話
初めてF3000をドライブしたとき「94年に初めてF3000に乗った時2周しかできなかった。ハンドルが回らなくて壊れているかと思った」(本山氏)。土屋氏も同じようにハンドルが重くて回せなかった、と。
このころは、20歳で上位フォーミュラに乗ることなどなかなかなく、F3で走っていれば良いという程度だったとか。
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