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2009/08/12

[NASCAR] 2009 第16戦 ソノマ

NASCAR
sprint cup シリーズ 第16戦 Toyota/SaveMart 350
2009年6月21日
放送:G+
解説:藤田大介
実況:桃田健史

1シーズンに2回あるロードコースレースのうちの1つ。

1.99マイル×110 = 219マイル
丘にへばりついているコース。アンジュレーションが激しい。ブラインドコーナーが多い。

今回はペダルワークを映すカメラがオンボード。クラッチを使わずにシフト操作を行う様子を見せる。
コーションが少ない前提での作戦をチームが多い模様。

ケーシー・ケインが初優勝。アンブローズが3位に。

ジェフ・ゴードンはソノマにワイナリーを所有しているそうだ。ドライバーでワイナリーを所有している人が結構多いらしく、「はしりはマリオ・アンドレッティあたり」(桃田氏)


最終結果

順位ドライバーゼッケン
1ケーシー・ケイン(Kasey Kahne) 9
2 トニー・スチュアート(Tony Stewart)14
3 マルコス・アンブローズ(Marcos Ambrose) 47
4 ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson) 48
5 デニー・ハムリン (Denny Hamlin)11
6フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya) 42
7 A. J. アルメンディンガー (A. J. Allmendinger) 44
8 クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)33
9 ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)24
10 エリオット・サドラー (Elliot Sadler)19

ケーシー・ケイン
アンダーグリーンピットの後のコーションからのリスタートで前に。「今までで一番いい車」と無線で話したとおりで終盤のリスタートでは常にアウトから先行し、スチュアートをさし切って優勝。ロードコース初優勝。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
終盤にカール・エドワーズ (Carl Edwards)に追突されたデビッド・レーガン(David Ragan)のスピンに巻き込まれて順位を落とした。そこまでは10位前後を走っていて、そのまま行けば10位フィニッシュできたのでは。結果に残らないので評価されていないがクルーチーフ交代は良かった模様。
ただ、結果が出ていないのでポイントがなくチェイスは相当きびしい。

アンブローズ
もともとオーストラリアのV8レースで活躍していたのでロードコースは得意。予選ではペースが悪かったらしく、クルーチーフは「今週はローラーコースターのような週末だった」という。「走り方がわかっている。派手な走りはしていない」(桃田氏)。ブレーキングがうまくコーナーでインに入ってジョンソンをかわして3位フィニッシュ。
ピットアウトで他車にぶつけたりしたが、自分はあまり損傷を負わなかった。
デビッド・ルーティマン(David Reutimann)はロードコースの走り方をアンブローズに同乗走行してもらって教わった、とか。

short shift
早目にシフトを変更する。特にシフトアップの際にあまり回転数を上げずに速度を保つ。これにより燃費を改善しピットタイミングに余裕を持たせることができる。コーションが少ない前提の作戦なのでそういったアドバイスを受けたドライバーが多かったようだ。

ハムリン、ジョンソン
今回のレースではちょっと強引な走り方の二人。避けようと思えば避けられる衝突もあえて避けずにぶつけていくような走り方。

カイル・ブッシュ (Kyle Busch)
「車がどんどん悪くなる」と言うピットレポート。終盤にはスピンを繰り返して下位へ。最後のスピンではコーナーのイン側に強引に突っ込んでサム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.)をスピンさせ、ホーニッシュの車がスピンしながら戻ってきたところに自分が当たってスピンした。今年は強いレースと弱いレースが極端。

プロから見たNASCAR
桃田氏がホンダにインタビューの仕事で行ったときに、ホンダの社員がNASCARをいつも見ている人だった。その人が言うには「なぜ、サム・ホーニッシュやモントーヤが遅いのですか?」と。プロから見てもこんなに遅くなるのはおかしいのでは、ということらしいのだが、桃田氏の答えは「気が入らないから。」

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