2009年6月21日 チェコ ブルノ
放送:GAORA
実況:ピエール北川
解説:木下隆之
FIAはWTCCのマーケット拡張のため日本語ウェブサイトを公開。まだ日本語化が部分的なのでリンクによっては本家サイトにジャンプするが主要なニュースなどは日本語化されている模様。
昨年はザナルディが好成績のこのコース。ザナルディに合っているようで今年も好調。
BMWが予選や練習走行では速く、上位を独占すると予想されたが、Round 11の多重クラッシュが影響してセアトも上位に入った。ポイントスタンディングではY.ミュラーがポイントを確実にかせいでトップを守った。
コースはアップダウンが多い。上りの加速ゾーンや大きく曲がるコーナーなどFRに有利なコース。
トム・コロネルの双子の弟のティム・コロネルが出場。二人は車のカラーリングもユニフォームも同じ。ヘルメットのステッカーが少し違うだけ。コロネル家はオランダでは有名で父親は元ドライバーで今はレースアナウンサーをしているのだ、とか。
Round11
最終結果
1 | ザナルディ(Alessandro ZANARDI) | BMW 320si |
2 | J. ミュラー(Jorg MULLER) | BMW 320si |
3 | タルキーニ(Gabriele TARQUINI) | SEAT Leon TDI |
4 | リデル(Rickard RYDELL) | SEAT Leon TDI |
5 | エルナンデス(Sergio HERNANDEZ) | BMW 320si |
ポールポジションはBMWのファーフス。
1コーナーの飛び込み直前でインべたのファーフスがアウト側にラインを寄せたときにプリオールやジェネを巻き込んで多重クラッシュ。このクラッシュで6台が姿を消し、上位がいなくなった。
セーフティカーが入り2周追加した12周のレースとなる。
ザナルディはトップに出て後続を引き離す。ザナルディは手ですべてをコントロールする車でギアはシーケンシャルになっている。そのハンデにもかかわらずこのコースでは速い。
Y.ミュラーはペースが上がらず後退し、タルキーニやリデルが上位に。
J.ミュラー、8番手あたりから追い上げてくる。2番手まで上がり、さらにザナルディと0.5秒差までせまる。「J.ミュラーは勢いがありますねぇ。」
クラッシュでサスペンションとラジエーターまわりを損傷したプリオールはレース中に修理を終え、9Lapで出てきて次の周回でファステストをマークした。
Round12
最終結果
1 | エルナンデス(Sergio HERNANDEZ) | BMW 320si |
2 | Y. ミュラー(Yvan MULLER) | SEAT Leon TDI |
3 | モンテイロ(Tiago MONTEIRO) | SEAT Leon TDI |
4 | ポルテイロ(Felix PORTEIRO) | BMW 320si |
5 | タルキーニ(Gabriele TARQUINI) | SEAT Leon TDI |
リバースグリッドでポールはY.ミュラー。
プリオールは20番手あたりの下位から追い上げる。
8位までは順調に来たがJ.ミュラーに頭を押さえられてなかなか前に出られず、一旦でたが、バトルしている隙にリデルやタルキーニにやり返される。
ザナルディはリバースの8位からの追い上げで速さを見せたがタルキーニに当てられてコースアウトしリタイア。
今年からBMWワークスに昇格したエルナンデスはY.ミュラーに追い上げられながらもトップチェッカー。
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