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2009/08/01

[NASCAR] 2009 第14戦 ポコノ

NASCAR
sprint cup シリーズ 第14戦 Pocono 500
2009年6月7日
放送:G+
解説:藤田大介
実況:石見周

Pocono raceway
2.5マイル×200周 = 500マイル
バンク角はターン1 14度、ターン2 8度、ターン3 6度。
三角お結び型のコース。ブレーキに厳しいのでブレーキをいたわりながらのレースになる。



トニー・スチュアートが新チームオーナーとして初優勝。途中までレースを完璧にリードしていたカール・エドワーズは2位。最後は燃費レースになったがスチュアートが余裕があったようだ。

CLARENCE LOUISが国歌。
RYAN REYNOLDSが"Start Your Engines"。


最終結果

順位ドライバーゼッケン
1トニー・スチュアート(Tony Stewart) 14
2 カール・エドワーズ (Carl Edwards)99
3 デビッド・ルーティマン(David Reutimann)00
4 ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon) 13
5 ライアン・ニューマン (Ryan Newman)39
6 マルコス・アンブローズ(Marcos Ambrose) 47
7 ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson) 48
8 フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)42
9 ジェフ・バートン (Jeff Burton)31
10 サム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.)77

トニー・スチュアート
練習で車をこわしてしまい、バックアップカーで出走。
最後尾スタートから順位を上げる。いつの通り前に出たのは最後のピットアウト後で、それまでは3位、4位あたりまでで前を伺うレース運び。最後は燃費レースとなってエドワーズに差を詰められ続けたが、最終ラップの最終コーナーまでかなり燃費を意識した走行。
父の日で父親をサーキットに呼んでいた。「チームの全部を自分で決められるから良いのでしょうね」と石見氏。

カール・エドワーズ
ここまで今年は勝利がない。昨年は最多勝だったことを考えると非常に調子が悪い印象があるがチェイスはほぼ確定させている。すごく車がよかったようだ。今回は自分でも勝てると思ったようで、インタビューで「トニーはどこから来たんだ。」と言っていた。

ライアン・ニューマン
序盤にエンジンプラグが一つ壊れていて、トップスピードが出ず修理に入る。その後、リードラップのテールから巻き返して5位フィニッシュ。スチュアートのチームでは好調。

ジミー・ジョンソン
アンダーグリーンのピットに入ろうとしたのと同時にイエロー発生で、ピット入口が閉鎖に。それでも止まれず入ったので、ペナルティを受けてリードラップの最後に下がるがそこから巻き返した。3位走行していたが最終ラップでガス欠になり7位。
今回はピット位置をあえて一番手前にしていた。「この場所はあまりよくないと思うのだが、何か秘策でもあるのか」石見氏。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
クルーチーフが変わって2戦目。前戦では一時期3位あたりも走行するなどパフォーマンスが改善したが、今回は最初からルースな車が最後まで治らず25位以下に。「クルーチーフが変わっても成績が上がらないとなると、今度はドライバーの問題だという人が増えているようだ」石見氏。クルーもなんだか元気がない。

ピット戦略
コーション発生から最後の41周を走りきれるかどうかという燃費作戦になった。マット・ケンゼス (Matt Kenseth)グレッグ・ビフル(Greg Biffle)など上位を走っていた車や、中盤以降の マーク・マーティン (Mark Martin)、ジュニアなどは2タイヤと燃料補給をしてスピードを出して追いこもうという作戦に出たが、追い切れなかった。他方でスチュアート、エドワーズ、ジョンソンはピットに入らない作戦に出たが、ジョンソンはガス欠になった。エドワーズはあと1ガロンは残っていた、とインタビューで語り、スチュアートは燃費節約の秘訣は秘密だ、と答えた。

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