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2009/08/31

[MotoGP] 2009 第9戦 ドイツ

MotoGP 2009 第9戦 ドイツ ザクセンリンク
2009年7月19日 ALICE MOTORRAD GRAND PRIX DEUTSCHLAND
放送:G+

コース長: 3671m
コース幅: 10m
右コーナー 4, 左コーナー10

低速コーナーが多い。反時計回りのレースで左コーナーが多い。
タイヤは左右非対称のコンパウンドを使用。

TV放送では、青山周平、高橋裕紀が登場。二人ともライドの機会を模索中とのこと。

125cc
27Lap


結果順位
実況:右松健太
解説:坂田和人

順位ライダーチーム
1シモン(Julian SIMON)Bancaja Aspar Team 125cc
2ガデア(Sergio GADEA)Bancaja Aspar Team 125cc
3オリベ(Joan OLIVE)Derbi Racing Team
10小山知良Loncin Racing
--中上貴晶Ongetta Team I.S.P.A.

予選は雨で小山、中上ともにグリップは悪くない、と。特に中上は自己最高の7番グリッドからスタートとなる。雨予選でワイルドカードのマルセル・シュレッター(HONDA)が4番手に。

雨上がりの路面で転倒が相次ぎ、スミス、コルシ、ブラドル、フォルガーなどが転倒した。

シモンの走りは他よりも少し抜け出しており、「あの細い125ccのタイヤのリアを滑らせながら1コーナーに入って行くのは見たことがない」(坂田氏)

マルク・マルケスが最終Lapで3位に上がったが13,14コーナーで転倒した。ガデアと接触したためブレーキレバーが曲がってしまい、ブレーキの強さが変化しタイヤがロックしたため。

これで順位が繰り上がってオリベは2008年のチェコ以来の表彰台。
ガデアは「アスパーの三番手」だったが最近は安定した成績を上げている。

小山はロンシンで最高の10位。今回は新型エンジンを搭載しており「エンジンは速いとは言えないが今までに比べれば進歩している。ステップバイステップで行きたい」
中上はマシントラブルでリタイア。


250cc

結果順位
実況:中野謙吾
解説:坂田和人、ゲスト:青山周平

順位ライダーチーム
1シモンチェリ(Marco SIMONCELLI)Metis Gilera
2デボン(Alex DEBON)Aeropuerto-Castello-Blusens
3バウティスタ(Alvaro BAUTISTA)Mapfre Aspar Team
4青山博一Scot Racing Team 250cc
13富沢祥也CIP Moto - GP250

雨による赤旗中断で19Lapに短縮してリスタート。
青山はスタートで出遅れ、ここから順位を上げて3位へ。
バウティスタは徐々に追いついて、最後の数周は接近したバトルに。

最終Lapの1コーナーの飛び込みで直線スピードに勝るアプリリアでバウティスタが飛び込み、3位を奪ってそのままチェッカー。青山は「最後まで3位だったの悔しいですが、4位はまあいいか、と。」
スタートの遅れがなければ首位争いができたかもしれないレースだったので、少し残念。

富沢「完走目標で、完走できてうれしい。ポイントも取れてポイントの大切さがわかった。」

レース後のピットでは、ファウベルがバルベラに危険な走りを抗議している様子が映る。バルベラは相変わらずで他のライダーに危険なライディングがたまにある。


MotoGP
30Lap

結果順位
実況:高橋雄一
解説:辻本聡、ゲスト:高橋裕紀

順位ライダーチーム
1ロッシ(Valentino ROSSI)Fiat Yamaha Team
2ロレンソ(Jorge LORENZO)Fiat Yamaha Team
3ペドロサ(Dani PEDROSA)Repsol Honda Team

予選は雨で、エリアス、デ・アンジェリス、ヘイデン、カネパ、メランドリなどが転倒。

ロッシはザクセンリンクの初ポール。
また、表彰台の回数がイタリアのアゴスティーニの記録と並ぶ159回に。

「ザクセンリンクの下りはもてぎよりも急に感じる。」(高橋裕紀)

スタートではペドロサがロケットスタートを決めたが、ロッシ、ストーナー、ロレンソがトップグループになる。

ストーナー

ラグナセカ後に病院で診察を受け、胃炎と貧血と診断されているが、急ブレーキをかけると気持ちが悪くなるほどの体調不良。しかし、今回は、レース後もぐったりした様子もなく元気。レース後半はリアタイヤの挙動が少しおかしく、それを気にしつつ4位。

ロレンソ・ロッシ
この二人のバトル、今回はロッシが残り2Lapで抜き返してそのままチェッカー。
ロレンソの負傷はまだ万全ではないと思うのだが、それは影響していないようだ。
二人のタイヤコンパウンド選択は違ったが最後まで同じようなスピードでのバトルとなり、タイヤ差がそれほど大きくないことを示したとも言える。ブリジストンの山田さんも安心した様子。

ペドロサ・ドビツィオーソ
ドビツィオーソはリタイア。フロントのグリップがなかったようだ。
オンボードカメラで見えるドビツィオーソのタイヤ左側は荒れていた。
ペドロサはレース後の3位の記者会見でフロントがスライドして思ったようなペースにならなかったとコメント。ホンダは今回から新型エンジンを積んだ効果があったのか?

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