放送:JSPORTS ESPN
司会:山岸舞彩
解説:福井敏雄、古賀敬介
2010年5月7-9日
ニュージーランドはスムーズグラベル中心のラリー。路面がかまぼこ型だったりバンクしていたりして、車がゆらゆら揺れる様子がダンスのようだ、と形容される。南半球の季節は秋。
いつもよりも乾燥したラリーだ、とのこと。
400kmを走行するので長い。
「今年からFIAの規制がゆるくなり400kmまでコースを伸ばせる。」(福井)
最終結果
順位 | ドライバー | チーム | 車種 |
1 | ラトバラ(Jari-Matti LATVALA) | BP FORD ABU DHABI | Ford Focus RS WRC 09 |
2 | オジェ(Sebastien OGIER) | Citroen Junior Team | CITROËN C4 WRC |
3 | ローブ(Sebastien LOEB) | Citroen Total World Rally Team | CITROËN C4 WRC |
4 | ヒルボネン(Mikko HIRVONEN) | BP FORD ABU DHABI | Ford Focus RS WRC 09 |
5 | ソルド(Dani SORD) | Citroen Total World Rally Team | Citroën C4 WRC |
6 | ウィルソン(Matthew WILSON) | Stobart M-Sport Ford Rally Team | Ford Focus RS WRC 08 |
DAY 1
北のコース。ルースグラベルで先頭スタートが不利。
ローブが橋の欄干の手前でリアを振り出してサイドから欄干にぶつけてドアが閉まらなくなる。この修理のためにかなりの時間をロスして8番手あたりまで後退。
翌日のスタート順位を調整するためにスピード調整するが、オジェは失敗。コドライバーと行き違いがあった。
ペター・ソルベルグ「思い切り行く。」
ペターにとってはローブが前にいないのは誤算。
ローブは「さすがに落ち込んでいたが、心の底ではまだ勝ちをねらえると思っている。」
DAY 2
一番手スタートがペター。グラベルではかなり滑っている。当然タイムは出ない。
ペター「楽しんでいる。精一杯やっている。」
ローブとオジェのオンボードではハンドルさばきのスピードが速い。
スーパーSSはサーキットだが、コースサイドのグラベルを思い切り使うのでコース上には泥が乗る。
「サーキットは掃除が大変ですね。」(山岸)
ローブはスーパーSS以外はトップタイム。
オジェはスーパーSSではローブよりも速い。
DAY 3
DAY 2終了時点での順位は、オジェ、ローブ、ラトバラ。オジェとローブのタイム差は5秒差しかない。
「ローブが追い上げてくるとは思っていたがここまで来るとは」(古賀)
SS18ではオジェがスピン。
SS19ではローブがコースアウト。
「ペターは楽しそうですね。」(山岸)
「セカンドチームで上を破るのは楽しみなんですね。」(福井)
SS21ではペターが電柱にヒット。ペター「どうしても優勝したかったので無理してしまった。」
ローブもオジェもスピン。
ラトバラが2.4秒差で優勝。最終ステージでトップゴールして大喜び。
ラトバラは今回はステージトップを取らず、コンスタントにタイムを積み重ねて結果的に優勝した。
オジェはゴール直前でのスピンで、このスピンがなければ優勝できたかも。
「神様のような運転をするドライバーも人間だったということですね。」
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