2010 第4戦 アッセン
2010年4月25日
実況:下田恒幸
解説:八代俊二
アイスランドの火山噴火の時期と重なったため、チームスタッフ、機材の移動に遅延が発生し、ヨシムラが参戦できず。ヨシムラは加賀山就臣がライダーの予定。
また、玉田誠はスポンサーとの交渉が不調に終わり、アッセンからの参戦ができなかった。
怪我をしていたバーミュレンは復帰。
イギリス系人ライダーが大活躍。
race1
最終結果
順位 | ライダー | チーム | バイク |
---|---|---|---|
1 | レイ(J. REA) | HANNspree Ten Kate Honda | Honda CBR1000RR |
2 | トスランド(J. TOSELAND) | Yamaha Sterilgarda Team | Yamaha YZF R1 |
3 | キャミア(L. CAMIER) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 1000 F. |
4 | チェカ(C. CHECA) | Althea Racing | Ducati 1098R |
5 | コーサー(T. CORSER) | BMW Motorrad Motorsport | BMW S1000 RR |
最終lapまで接近した隊列のレース。 バトルがあちこちで発生し、「手前を見ていると奥で何か起こるし、奥を見ていると手前で何か起こる。」
ホールショットはコーサー。
コーサー、キャミア、レイ、シュムルツが先頭集団を構成。
コーサーはリアタイヤを滑らせながら前半はトップを走り、後半は順位を落とす。
レイはコーサーの後ろについて走り後半に前に出る。トスランド、キャミアもコーサーをパスして前に出る。先頭集団はあまり離れないままレイを先頭に最終Lapへ。
芳賀は15番手スタートから、10番手まで追い上げた。
ランツィ、サイクス、ハスラム、芳賀の集団から抜けられず。
ドゥカティはワークスよりもプライベーターであるチェカの調子が良い。
「プライベーターはほとんどマシンが昨年と変わらない。ワークスは新しいものを導入して試しているものがはずしているのでしょう。バレンシアで調子を取り戻したかと思ったがそうでもないらしい。」(八代)
レイ、ホンダともにシーズン初優勝。
「コーサーを後ろから冷静に見ていた。」ポールトゥウイン。
ハスラムはブレーキトラブルで下位。
race 2
最終結果
順位 | ライダー | チーム | バイク |
---|---|---|---|
1 | レイ(J. REA) | HANNspree Ten Kate Honda | Honda CBR1000RR |
2 | ハスラム(L. HASLAM) | Team Suzuki Alstare | Suzuki GSX-R1000 |
3 | トスランド(J. TOSELAND) | Yamaha Sterilgarda Team | Yamaha YZF R1 |
4 | ビアッジ(M. BIAGGI) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 1000 F. |
5 | コーサー(T. CORSER) | BMW Motorrad Motorsport | BMW S1000 RR |
芳賀は1コーナーでコースアウト。その後マシントラブルでリタイア。
コーサーはレイと先頭争い。
先頭集団にはハスラムも入って、レイ、ハスラム、コーサー、シュムルツ、キャミア。ここに後ろからトスランド、ビアッジ。が追い付く。
最終lapにはレイとハスラムが引き離して3位集団の争い。レイとハスラムは先頭争いを少しした後、レイが先頭にたって逃げる。
3位争いはコーサーが5番手からキャミア、トスランドに並びかけるところまでは行くがパッシングはできず。後ろからビアッジに追いつかれる。 集団のタイム差はほとんどない。
残り2lap, キャミアは3位に上がった後、転倒してリタイア。
TVではカルドッツィBMW監督。2009年シーズンはドゥカティの監督だった。2010年シーズン前の移籍はちょっとした騒ぎに。影響はありますかとの下田の質問に「今年のドゥカティワークスの不振を見ると影響はあった。」(八代)
トスランドは2レースとも表彰台に上がり、「SBKに戻ってきて、戦い方を思い出したようだ。」(八代)
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