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2010/06/07

[スーパーGT] 2010 第2戦 岡山

JSPORTS

スーパーGT 2010年 第2戦 岡山
2010年4月3日

実況:矢野武
解説:由良拓也、荒聖治

開幕戦の鈴鹿から2週間。大規模なクラッシュもあり修理が間に合うかどうかという状況の車もあったがいずれも修理は完了してレースに復帰した。

最終結果


順位チームドライバーゼッケ ン
GT500
1ウイダー HSV-010小暮 卓史、ロイック・デュバル18
2ZENT CERUMO SC430立川 祐路、リチャード・ライアン38
3PETRONAS TOM'S SC430脇阪 寿一、アンドレ・ロッテラー1
4カルソニック IMPUL GT-R松田 次生、ロニー・クインタレッリ12
5ENEOS SC430伊藤 大輔、ビヨン・ビルドハイム6
GT300
1アップスタート MOLA Z7横溝 直輝、阿部 翼46
2アップル・K-ONE・紫電加藤 寛規、濱口 弘2
3HASEMI SPORT TOMICA Z星野 一樹、柳田 真孝3
4JLOC ランボルギーニ RG-3山西 康司、関口 雄飛86
5apr COROLLA Axio嵯峨 宏紀、松浦 孝亮31

タイヤ無交換
2009年のRX7から始まったタイヤ無交換作戦は、常識的な選択肢の中に入ってしまった。500でもMJクラフト、RAYBRIGなどが無交換。PETRONASはリアのみ交換。ZENT, ウィダーは4本交換。
「勝負しますねぇ。500では厳しいかも」(由良)。脇阪のドライビングでリアのみで良いペースで走り切り、3位。500でMJクラフトはコーナーでインに付けなくなりパスされて順位が落ちた。

300クラスで無交換作戦を取ったウェッズスポーツは、状態が悪くなりクラッシュに巻き込まれる形でコースアウト。紫電、HANKOOKポルシェは無交換で完走、HASEMI Zは2タイヤ交換。
タイヤに関して、
由良「タイヤグリップは徐々になくなるものと、ドンっとなくなるものがあるんですか?」
荒「最近ではタイヤメーカーの開発がすごい。グリップがなくなるまで落ちないタイヤもある。」


JLOCランボルギーニ 86号車
ポールポジションから順調にスタートしたが、ピット時間がやはり長く1分。4タイヤ交換で出て、3位集団での順位争いには加わった。

MOTUL NISMO GT-R
予選ではブノワが2回コースアウト。レースでは16Lapで本山がEPSONに追突されてリアをこわしリタイア。

PETRONAS TOM'S
予選は開幕に続いて脇阪のペースが上がらず。レースではロッテラーのスタートダッシュと脇阪のタイヤをいたわるドライビングでリア交換で上位へ。2番手は残り3LapでZENTに奪われたが3位は守れた。

RX7
車が壊れてリタイア。タイヤ無交換でトップ快走で「これは優勝の可能性が高いですね」(由良)と思われていた。
RX7の無交換は通常の作戦になりつつある。
「このペースでタイヤが摩耗しないってすごくないですか?」(由良)
「無交換を武器にしてますね。」(荒)
谷口のインタビュー中に故障したので谷口は絶句。そのままピット裏へ。


HSV
予選でのばらつきは相変わらず。また予選でクラッシュがあり、ウィダーはエンジン(シリーズ3基)を使い切った。
ARTAはまた予選のS1をクリアできず。KEIHINは予選の朝の走行で車をこわして予選不出場。
「不思議だ。同じ車、同じタイヤ、データ共有もできているはずなのにこのばらつき。ファーマンだから遅いはずがないのだが。」由良
「ちょっとセッティングが違う、というレベルではない」荒
ARTAは予選よりはレースの方が調子がよさそう。「HSVのタイヤのレンジが狭く、少し変えると外れるとタイヤメーカーのエンジニアは言っている」(ピットレポート高橋)

雷アジア
開幕は参戦せず、このレースから参戦。ペースが上がらずピットインして修理しながらの走行。
パッシングをさせるのが下手でときどき邪魔になっていた。

JIM GAINER FERARRI
今まで自分は「ジム・ゲイナー」と読んでいたが、矢野アナウンサーは「ジェイアイエムゲイナー」と言い直していた。「ジェイ・アイ・エム」が正しいのだろう。今回はあまり目立たず7位。

小暮「チーム、童夢、ホンダ関係者に感謝したい。鈴鹿から帰りはつらかった。今回の飛行機は楽しく帰れる。」

デュバル「スタートから数周のグリップが悪くなり、また良くなった。チャンピオンシップレースに戻ってこれてよかった。」

横溝「今年は参戦できるかわからなかった状態。今もメインスポンサーがないので全戦出られるか分からないが、チームと横浜タイヤに感謝。NISMO、日産の応援団の前で優勝できてうれしい。」

阿部「今ここにいられるのが信じられないぐらいの状況から始まった。スポンサーに感謝。」

加藤「昨年から新しいレースの形ができていて、今年はチャレンジ。レースよりも予選が問題。」
濱口「長いレースをしたことがなかったので、タイヤカス、タイヤのタレなど経験がなかった。学習しながら走る。」


星野「自分のミスで予選はよくなかった。チームが良い作戦を立ててくれた。」
柳田「12位からでも良い走りで3位になれてうれしい。」

影山「今朝走って無交換を決めた。8位になれたのはチームも車も最高の仕事をしたということ。」
木下「タイヤはアウトラップから良い走りができた。コーナーの多いところで無交換でいけるということは示せた。」

片岡「今回は作戦を間違ったかも。燃料積んだ状態では悪く、作戦をはずし方、と言う感じ。500と柳田の接触のあおりを受けコースアウト。」

折目「コーナーで左フロントが折れてそのまま行ってしまった。」

立川「久しぶりのスタートで緊張した。今年はコンスタントに車ができている。」
ライアン「脇阪はいいドライバーだけど、僕に運があった。」

脇阪「タイヤに厳しい岡山で2本交換作戦ができた。レースは楽しめたしアンドレのオーバーテイクショーも見れたし良いレース。」

クインタレリ「タイヤセーブしてうまく行けたと思う。最後に1号車の後ろに行ったときに最高速が負けているから抜きづらかった。」

ライアン「車はクイックに反応している。」

井出「アウトラップ勝負になると思った。タイヤの内圧が上がり過ぎペースが上げられなかった。」

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