ページ

2010/06/28

[NASCAR] 2010 第12戦 ドーバー Autism Speaks 400 presented by Hershey's Milk & Milkshakes

2010 第12戦 ドーバー
Autism Speaks 400 presented by Hershey's Milk & Milkshakes
2010年5月16日

放送:G+
実況:藤田大輔
解説:桃田健史

コース:コンクリート路面の1マイルコース。壁に吸い寄せられていくようなクラッシュが多く発生することから、壁にモンスターがいる、と言われる。これが「モンスターマイル」の由来らしい。
1×400周 = 400マイル
音の反響が大きく、自分の話す声が聞き取れないほど。
コースをまたぐブリッジ(屋根つきの歩道橋のようなもの)がある。ここに立ち止まっての観戦は危険なので禁止だが、多くの人が立ち止まっている。「あれは禁止なんですよ」(桃田)

最終結果


順位ドライバーゼッケンスポンサー
1カイル・ブッシュ (Kyle Busch)18M&M's
2 ジェフ・バートン (Jeff Burton)31Caterpillar
3マット・ケンゼス (Matt Kenseth)17Crown Royal Black
4 デニー・ハムリン (Denny Hamlin)11FedEx Freight
5デビッド・ルーティマン(David Reutimann) 00Aaron's Dream Machine
6 グレッグ・ビフル(Greg Biffle)16Shell / Pennzoil
7ケビン・ハービック (Kevin Harvick)29Doublemint
8カール・エドワーズ (Carl Edwards)99Caterpillar
9トニー・スチュアート(Tony Stewart) 14Haas Automation
10ジョーイ・ロガーノ (Joey Logano) 20Red Bull



Hall of Fame記念カラーリング
リチャード・"King" ぺティの昔のカラーリングを施した43号車をA.J.アルメンディンガーがドライブする。アルメンディンガーはモチベーションが上がり、前半はトップ集団に絡む活躍。ピットワークでリアのラグナットを手で締めてピットアウトさせた結果、バイブレーションが出て緊急ピットし、後退してしまう。

ヴィッカーズ入院
胸の痛みを感じて入院し、83号車はケーシー・メアーズが代役ドライブ。


カイル・ブッシュ
トラックレース、ネイションワイド、でも走行し優勝した。「週末だけで1000周ぐらい走ったはず。」(桃田)接地感に不満があり "free"な車だと表現。また、無線が一方通行でピットからの通信を聞くことができない。自分の通信が聞こえたら手を振ってくれとピットに通信して手を振ってもらって確認。「スポッターの通信も聞こえないが、ここはあまり並列になることがないので問題ない。」(桃田)

ケーシー・ケイン
シフトレバーが折れた。ナットがはずれたのか棒が折れたのかわからないが、シフトが替えられなくなりピットアウトで押してもらって4速スタートしようとしていたのではないか。ピットのたびに時間を使ってしまう。車はまあまあ速かったようだが戦えなかった。移籍問題では進展がありそうで、12年からヘンドリックに移籍予定が11年移籍するかも、という噂。


ジミー・ジョンソン
序盤戦で勝っていたころの好調さがなくなった。何かしらのトラブルが発生して勝ちを逃している。
最後のピットまでカイル・ブッシュとトップ2で走行し、ロングランでなら勝てる車だったのだが、ピットアウトでのスピードオーバーしてしまい、ドライブスルーペナルティを受けて万事休す。「指摘されたのでわかった。いつもと同じように出ようとしたのだが。」とコメント。ピットアウトしたとき、前方にカイル・ブッシュが見えたのでアクセルを踏んだらしく、出口ではカイルを抜くのはあきらめていたんだが、と。


トラックバー脱落
ジェイミー・マクマーレイとフアン・パブロ・モントーヤの2台がトラックバーの金具の脱落でトラブルを抱えた。リアタイヤのあたりの車体の下に斜めに付いているトラックバーの稼働しない方の金具に不具合がありはずれたか、正しくない位置にずれたらしい。走行がむずかしくピットで修理するも、モントーヤはリタイア。

デラウェアの一大産業
ドーバーのあるデラウェアは法人税がないので、法人を設立する会社が多い。しかし、全体には産業が少なくデュポンの研究所があるのとカニが美味しいぐらい。「NASCARのトラックとその横のカジノは主要なリゾート産業。NASCAR様々、ですよ。」(桃田)10万人規模で人が動くイベントが年に2回ある、ということは周辺都市にも経済効果があるだろう。不景気な日本の鈴鹿のF1ですら数億円の効果、と言われているので。

マルコス・アンブローズ
全体を通して車の動きが不安定。2回のイエローコーションの原因となるクラッシュを起こす。「今日はアンブローズがロビー・ゴードンに見える」(桃田)というほどの荒っぽい動きになってしまった。

PROBLEMS
いろいろな種類のトラブルが発生し、TVではまとめの中で"PROBLEMS"と。ケイン、アルメンディンガーだけではなく、クリント・ボーヤーがピットアウトでジャッキがはずれずにそのまま走行していたり、カイルの無線が聞こえなかったり。デイル・アーンハート・ジュニアはステアリングが何かおかしいとピットイン。パワーステアリングが効かなくなり左に曲がれない、と本人は言う。

0 件のコメント:

コメントを投稿