World Super bike
放送:JSPORTS
実況:南城大輔
解説:八代俊二
このレースには八代俊二が現地に行っており、芳賀紀行とマックス・ビアッジにコメントをもらっている。
芳賀は、チームとしては順調なのだが、他のチームの進歩が急ピッチで昨年までのアドバンテージがなくなっている。ほとんどのレースでポイントを取っているのだが、ポイントが小さい。今後もなんとかポイントを取るレースをしたい、とやや弱気なコメント。
ビアッジは、アプリリアのマシンの改善が進んでおり、手ごたえを感じている様子。
ヨシムラスズキがこのレースから参戦。予定していた加賀山就臣が負傷したため、酒井大作が急きょ代理出走。
race 1
最終結果
順位 | ライダー | チーム | バイク |
---|---|---|---|
1 | ビアッジ(M. BIAGGI) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 Factory |
2 | トスランド(J. TOSELAND) | Yamaha Sterilgarda Team | Yamaha YZF R1 |
3 | クラッチロウ(C. CRUTCHLOW) | Yamaha Sterilgarda Team | Yamaha YZF R1 |
4 | ハスラム(L. HASLAM) | Team Suzuki Alstare | Suzuki GSX-R1000 |
5 | キャミア(L. CAMIER) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 Factory |
6 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team | Ducati 1098R |
6 | 酒井大作 | Yoshimura Suzuki Racing Team | Suzuki GSX-R1000 |
BMWのコーサーがスタートよかったが、ホールショットはビアッジ。続いてハスラム、コーサー、ファブリツィオ。「ハスラムは速くて安定してきた。」(八代)
先頭のビアッジは4Lapでハスラムを前に出して後ろから観察。
ビアッジはハスラムをパスして先頭に出、ビアッジ、トスランド、ハスラムの3人の集団。ここにクラッチロウが加わる。ビアッジは2位以下がバトルしている隙にリードを広げる。
ハスラムはトスランドとの接触などで順位が下がる。
残り2Lap。ビアッジ、トスランド、クラッチロウ、ハスラム。ビアッジのリードは縮まる。
「完全に追いついた。でも問題はビアッジのマシンのほうが直線が速いこと」(八代)。
ジョナサン・レイは9Lで転倒。
酒井大作は9Lapでハイサイド転倒。 motopodで語ったところでは、かなりの速度での転倒だったらしく、ライダーもバイクも何回転かしながらコースサイドに飛んでいく。
こけた後は息ができなかった、と。TVで見るよりもコースが狭く、エスケイプゾーンがないところもあるので、「こけたら死ぬ」と思うようなところが多いらしい。
race 2
最終結果
順位 | ライダー | チーム | バイク |
---|---|---|---|
1 | ビアッジ(M. BIAGGI) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 Factory |
2 | ハスラム(L. HASLAM) | Team Suzuki Alstare | Suzuki GSX-R1000 |
3 | コーサー(T. CORSER) | BMW Motorrad Motorsport | BMW S1000 RR |
4 | キャミア(L. CAMIER) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 Factory |
5 | サイクス(T. SYKES) | Kawasaki Racing Team | Kawasaki ZX 10R |
11 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team | Ducati 1098R |
酒井大作はドクターストップにより出走せず。
スタートすぐの1コーナーでトスランド、レイ、チャウスがクラッシュ。
2Lapでファブリツィオが単独クラッシュ。
ビアッジ、ハスラム、コーサーの3人の集団。続いてクラッチロウ、キャミア。
ビアッジの乗り方は「ラインがきれい。きっちり伏せ、芯をはずさない正しい乗り方。」(八代)
八代俊二自身、若いころは「ちゃんと乗っていなかったのだが、 体の大きなフレディ・スペンサーがきっちり伏せているのを見て見習おうと思った。」とのことで、ビアッジを見習ってほしい、と。
カワサキの2010シーズンのバイクは、「今年は仕様が定まってきた。音を聞いていると上が回っている。」(八代)
6番手をカワサキのサイクスとドゥカティの芳賀が争っている。
10Lap ハスラムのマシンが大きくふらつき、ハスラムは振り回され足をつくが、回復。「これで落ちないのは乗れているということ。」(八代)
クラッチロウがコーサーを追い抜き、先頭は
ビアッジ、ハスラム、クラッチロウ、コーサーの4台。
ストレートではクラッチロウはビアッジの前に出られない。
13Lap クラッチロウのマシンからオイルが漏れて自分でそのオイルに乗ってしまった様子で転倒。しかし他のライダーには影響せず。
ビアッジの後ろにバイクがいなくなったのでビアッジが楽になった。
ビアッジはトップ快走でダブルウイン。
コーサーはBMWに初表彰台をもたらす。
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