2010 第2戦 マラケシュ
2010年5月1,2日
実況:ピエール北川
解説:木下隆之
ストリートコースで直線中心。ちょっとしたシケインと両端がRの小さいコーナー。
Round3
最終結果
順位 | ドライバー | 車種 |
---|---|---|
1 | タルキニ(Gabriele TARQUINI) | SEAT Leon TDI |
2 | ハフ(Robert HUFF) | Chevrolet Cruze |
3 | モンテイロ(Tiago MONTEIRO) | SEAT Leon TDI |
4 | バース(Fredy BARTH) | SEAT Leon TDI |
5 | コロネル(Tom CORONEL) | SEAT Leon TDI |
今回の運営はちょっとぐだぐだ感がある。
ローリングスタートで信号の切り替えに失敗し、赤信号のままでもう1周ラップ。
ここで集中力が切れたドライバーが多かった。
スタートから、タルキーニ、ハフ、バース、モンテイロ。
途中でハフが大きくリアをスライドさせたためバースがブレーキを踏んだところにモンテイロが飛び込む。バースは初の表彰台を逃した。
7Lapあたりのロマノフのスピンの後始末がまったく進まずクレーンでつり上げて移動作業をしている間に13Lap(1Lap追加された)がセーフティーカーランで終わってしまった。
Round4
最終結果
順位 | ドライバー | 車種 |
---|---|---|
1 | プリオール(Andy PRIAULX) | BMW 320si |
2 | Y. ミュラー(Yvan MULLER) | Chevrolet Cruze |
3 | コロネル(Tom CORONEL) | SEAT Leon TDI |
4 | モンテイロ(Tiago MONTEIRO) | SEAT Leon TDI |
5 | バース(Fredy BARTH) | SEAT Leon TDI |
スタンディングスタートから大クラッシュ。
前方のミケレスがスタートできず、それを避けた車がコースを確保できずハフ、エルナンデス、ボルカードの3台がクラッシュ。
1Lap目からSCランになり、事故車の処理が進まず7Lapでリスタート。ところがいきなり、ファーフスとメヌが絡んでクラッシュし、またSCラン。
最後の1Lapのみでリスタート。
トップのプリオールはBMW、2番手のY.ミュラーはシボレー。
トップスピードに劣るBMWはストレートでは抜かれる恐れがある。プリオールはコーナーの進入で立ち上がりを重視したラインでストレートはなんとか粘る作戦で1位を守った。
「(いろいろあったけれど)最後の一周ですべてを帳消しにしましたね。」(木下)
今年から参戦のバースは4位、5位。ツーリングカーでは実績があるドライバーだが、WTCCの荒っぽいレースでも速い。「やりますねぇ。」(木下)
プリオールは久々の必勝パターンのrace 1 で8位、race 2で優勝。
ファーフスとメヌはお互いに譲らず、メヌが壁に押し付けられてクラッシュ。
「メヌがなぜあんなに幅寄せして来たのかわからない。」
「ファーフスがメヌを押している。ドライバーとしての良心を疑う。」
と双方のチームとも相手を非難。
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