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2010/06/24

[WTCC] 2010 Round3,4 マラケシュ

GAORA
2010 第2戦 マラケシュ

2010年5月1,2日

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

ストリートコースで直線中心。ちょっとしたシケインと両端がRの小さいコーナー。

Round3
最終結果

順位ドライバー車種
1タルキニ(Gabriele TARQUINI)SEAT Leon TDI
2ハフ(Robert HUFF)Chevrolet Cruze
3モンテイロ(Tiago MONTEIRO)SEAT Leon TDI
4バース(Fredy BARTH)SEAT Leon TDI
5コロネル(Tom CORONEL)SEAT Leon TDI

今回の運営はちょっとぐだぐだ感がある。
ローリングスタートで信号の切り替えに失敗し、赤信号のままでもう1周ラップ。
ここで集中力が切れたドライバーが多かった。
スタートから、タルキーニ、ハフ、バース、モンテイロ。
途中でハフが大きくリアをスライドさせたためバースがブレーキを踏んだところにモンテイロが飛び込む。バースは初の表彰台を逃した。
7Lapあたりのロマノフのスピンの後始末がまったく進まずクレーンでつり上げて移動作業をしている間に13Lap(1Lap追加された)がセーフティーカーランで終わってしまった。


Round4
最終結果

順位ドライバー車種
1プリオール(Andy PRIAULX)BMW 320si
2Y. ミュラー(Yvan MULLER)Chevrolet Cruze
3コロネル(Tom CORONEL)SEAT Leon TDI
4モンテイロ(Tiago MONTEIRO)SEAT Leon TDI
5バース(Fredy BARTH)SEAT Leon TDI

スタンディングスタートから大クラッシュ。
前方のミケレスがスタートできず、それを避けた車がコースを確保できずハフ、エルナンデス、ボルカードの3台がクラッシュ。
1Lap目からSCランになり、事故車の処理が進まず7Lapでリスタート。ところがいきなり、ファーフスとメヌが絡んでクラッシュし、またSCラン。
最後の1Lapのみでリスタート。
トップのプリオールはBMW、2番手のY.ミュラーはシボレー。
トップスピードに劣るBMWはストレートでは抜かれる恐れがある。プリオールはコーナーの進入で立ち上がりを重視したラインでストレートはなんとか粘る作戦で1位を守った。
「(いろいろあったけれど)最後の一周ですべてを帳消しにしましたね。」(木下)

今年から参戦のバースは4位、5位。ツーリングカーでは実績があるドライバーだが、WTCCの荒っぽいレースでも速い。「やりますねぇ。」(木下)
プリオールは久々の必勝パターンのrace 1 で8位、race 2で優勝。
ファーフスとメヌはお互いに譲らず、メヌが壁に押し付けられてクラッシュ。

「メヌがなぜあんなに幅寄せして来たのかわからない。」
「ファーフスがメヌを押している。ドライバーとしての良心を疑う。」
と双方のチームとも相手を非難。

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