ページ

2010/06/12

トム・ケリー&ジョナサン・リットマン 「イノベーションの達人!」

イノベーションが起きるためには会社に人材が必要。デザイン会社IDEOでの経験をもとに、イノベーションを起こしやすくするためのキャラクターを10種類に類別して実例とともに説明。

一人に一つずつの役割があるのではなく、プロジェクトの状況に応じて、ある人がある役割を果たす。そのことにより障害を乗り越えたり、イノベーションが生まれたりする、ということ。

これを参考にしたつもりで、建物の中にヘンなスペースを作って椅子やテーブルを置いたりする会社が日本で増えたらしい。しかし、実際には企業として役割を固定化せず行動させたり、それぞの思いつきを見せびらかしたり、個人のスペースを好きなように飾ったりできるような雰囲気というか運営方針の方が重要。

うまくいっていない会社はたいていそれがうまくできていなだけなんじゃないだろうか。

総務部がおかしな知恵を使って、無駄なスペース作りにお金をかけるよりは、社内でコードフェストをやってみたり、自由な勉強会にスペースを提供したりすることの方が効果がある、と思った。

0 件のコメント:

コメントを投稿