GRAN PREMIO bwin DE ESPAÑA
放送:G+
2010年のG+は、MotoGPの全クラスの予選を放映することになった。これまではMotoGPの予選および他クラスの結果と日本人選手のコメントだったので、今年から始まるmoto2クラスの予選や125ccの予選も見ることができる。
125cc
実況:寺島淳司
解説:坂田和人
順位 | ライダー | チーム |
---|---|---|
1 | エスパルガロ(Pol ESPARGARO) | Tuenti Racing |
2 | テロル(Nicolas TEROL) | Bancaja Aspar Team |
3 | ラバト(Esteve RABAT) | Blusens-STX |
5 | 小山知良 | Racing Team Germany |
サーキットは「リズムよく走れると楽しくなる」(坂田)ゼブラゾーンは125ccにとってはリスクが高い。バンクして走行する時間が長くサスペンションのストローク量が少ないので滑りやすい。
オープニングラップではマルケスの転倒があり、先頭集団からはずれる。先頭を争うのはテロル、エスパルガロ、バスケス、ラバト。ここにコルテセが後ろから追い付きかき回すが後半はペースが落ちてまた後ろへ。テロル、エスパルガロの先頭争いはエスパルガロが勝った。
マルク・マルケス
ポールポジションからスタートに失敗して5番手あたりまで下がってオープニングラップで転倒。
スペイン祭り
1位から3位までがスペイン人ライダー。地元の観客も大喜び。
テロル
追いつけると思ったのかエスパルガロに先頭を譲って後についていくが、差が開いてしまい。2位。
「自信があるんですね。これで置いていかれたら終わっちゃいますからね。」 と坂田和人が心配したとおりになってしまった。
小山知良
乗り換えると乗り方が変わるライダーもいるが小山は変わらない。27歳なので制限年齢まで後1年。
「余りに遅いマシンに乗っていたので、突っ込み重視のブレーキングの癖がついてしまった。」とレース前にはコメント。
レース後コメント
「バトルすれば前に出られたが、タイヤが終わってしまうとおもって。。
ブレーキングを早目にして脱出スピードを速くすることを意識して最後まで走れた。」
moto2
26Lap
実況:青木源太
解説:青木拓磨
順位 | ライダー | チーム |
---|---|---|
1 | エリアス(Toni ELIAS) | Gresini Racing Moto2 |
2 | 富沢祥也 | Technomag-CIP |
3 | ルティ(Thomas LUTHI) | Interwetten Moriwaki Moto2 |
4 | 高橋裕紀 | Tech 3 Racing |
富沢祥也がポールポジション、高橋裕紀は4番手。
スタートで富沢がコルシと接触して転倒。バイクからオイルが漏れ、他のライダーもオイルに乗って転倒。10人ぐらいが転倒したため赤旗中断。解説の青木拓磨は「赤旗。よしっ。」
17Lapに短縮して再スタート。
先頭集団はケニー・ノエス、富沢翔也、トニー・エリアス、高橋。
ケニー・ノエスがかき回す役で、富沢はなかなか前に出られない。トーマス・ルティが追い付いてきて先頭が5台になった。
ノエスはのこり5Lapから順位が下がり、先頭は、、
富沢、ルティ、ノエス、高橋、エリアス
から
ルティ、富沢、エリアス、高橋、ノエス
エリアスとルティが前に出た後、富沢はルティをパスしてエリアスに並ぶが、パスまではできず。
エリアスも富沢も最終Lapはマシンの挙動が大きくなり、両方同時に膨らむ場面があった。
「自分のミスでオイルを出して多くのライダーに迷惑をかけて申し訳ない。」富沢
「先頭集団ではしるのに慣れてきた。」高橋
エリアスとルティがモリワキのシャーシ。2位と4位に日本人が入賞で「日本祭りですね。」(青木)
MotoGP
27Lap
実況:町田浩徳
ゲスト解説:岡田忠之
解説:辻本聡
順位 | ライダー | チーム |
---|---|---|
1 | ロレンソ(Jorge LORENZO) | Fiat Yamaha Team |
2 | ペドロサ(Dani PEDROSA) | Repsol Honda Team |
3 | ロッシ(Valentino ROSSI) | Fiat Yamaha Team |
9 | 青山博一 | Interwetten Honda MotoGP |
予選ではロッシが右肩の負傷(トレーニング中の転倒)でタイムが上がらない。
ロッシは予選とは別のマシンも用意して調子の良いものを選ぶ、という手も考えていたらしい。
ペドロサがポールポジション。ホンダはこのレースから新シャーシを投入した。「状態は良くなっているがまだ十分ではない」とペドロサはコメント。
スタートで青山は他の選手に接触しそうになってコースアウト。復帰したところで20秒の差がついていた。その後は最下位だが完走。1分以上の差だがラップダウンされていない。
スタートはペドロサ、ロッシ、ヘイデン、ロレンソ。
「ペドロサは目いっぱいで走っているがロッシが思ったほど離れない。」(岡田)
12,3Lapあたりからロレンソが順位を上げ始め、残り4Lapで差は0秒。
「僕だったら最終Lapまで待って、一発で抜く」(岡田)
2Lapでロレンソはペドロサをパス。ペドロサが少しペースを落としたところにロッシが近づく。
優勝したロレンソはレーシングスーツのままでコース内の池にジャンプ。
スペイン人が優勝したので観客が大歓声。ロレンソの右手の負傷は問題なくなったようだ。
2010年シーズンは6基のエンジンで18戦を戦うというレギュレーションがある。
追加エンジンを使うことになった場合は、ピットから10秒遅れでのスタートとなる。
「これはF1よりも厳しいぐらいですね。」(辻本)
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