2009年7月5日 ポルトガル
放送:GAORA
実況:ピエール北川
解説:木下隆之
4140mのストリートコース。
F1も開催したこともある伝統あるコースということだが、WTCCのコースはかなり狭く、特徴的なシケインもある。
ジェームズ・トンプソンがLADAで復帰。LADAの新車 PRIORAに乗る。新車にはウェイト40kgを積むことが規則で決まっている。2009は他のレースのプログラムが決まっており、今回は4戦。岡山には参戦が決まっている。何かトラブルを抱えていたようで最後尾近くを常に走行。
2レースともクラッシュによる赤旗でリスタートとなった。
Round13
最終結果
1 | タルキーニ(Gabriele TARQUINI) | SEAT Leon TDI |
2 | ハフ(Robert HUFF) | Chevrolet Cruze |
3 | Y. ミュラー(Yvan MULLER) | SEAT Leon TDI |
4 | モンテイロ(Tiago MONTEIRO) | SEAT Leon TDI |
5 | ラリーニ(Nicola LARINI) | Chevrolet Cruze |
ファーフスがメヌのリアを押してスピンさせたことがきっかけとなった多重クラッシュで赤旗。
ファーフスはこの件でペナルティを受け、ドライブスルー。そこから追い上げて8位。
ファーフスは「速いのはわかっているしポールポジションも取っているのだが、ミスが多いのでチャンピオンにはなれない」(木下氏)
赤旗のため周回数は+1で12周。
プリオールとY.ミュラーは3位争い。しかし、最終周でプリオールはいきなりスローダウン9位でチェッカー。
Y.ミュラーは「得手不得手がない。それなりにポイントを稼げる。アイスレースなどでも強いらしい。」(木下氏)
Round14
最終結果
1 | ファーフス(Augusto FARFUS) | BMW 320si |
2 | Y. ミュラー(Yvan MULLER) | SEAT Leon TDI |
3 | リデル(Rickard RYDELL) | SEAT Leon TDI |
4 | ジェネ(Jordi GENE) | SEAT Leon TDI |
5 | モンテイロ(Tiago MONTEIRO) | SEAT Leon TDI |
このレースがWTCC 100レース目となる。
前日には100レース出走しているドライバーなどが招かれたパーティー。
リバースグリッドでファーフスがポール。
ファーフスはBMWの特性を生かしてトップを守り切りポールトゥウィン。
タルキーニは8位走行中でラリーニとからんでクラッシュ。これでSC導入となり+2周で13周。
10Lapでエングストラーがメヌをブロックしてクラッシュし赤旗発生。
このあとローリングスタートで2周のスプリントとなるがファーフスの飛び出しが速く、そのままチェッカーを受けた。最後にはリデルがY.ミュラーに譲るように3位に下がる。これはシリーズポイントをにらんだSEATのチームオーダーかもしれない。
ポーのストリートコースではSCとドライバーが衝突するという前代未聞な事故が起こった。この後、SCのドライバーは固定したメンバーで担当することになった。
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