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2009/08/08

バルバラ・ベルクハン 「アタマにくる一言へのとっさの対応術」

以前に読んだ「グサリと来る一言をはね返すこころの護身術」の前にかかれた本。「グサリと来る…」が面白かったので、ブックオフオンラインに入っていたのを購入した。

後で書かれた「グサリと来る」は、他人から上から目線でグサグサ言われて言いたいことも言えずに凹んで追い込まれる人に向けてのメッセージだった。こちらは、挑発されたときにうまいこと言い返そうと思って空回りする人向け、かな。ポイントは復讐心にはやってうまく言い返してやりこめようなどと思わず相手の勢いをそらして自分が本来やりたいことをする、というところ。
言い返そうとして噛んでしまい余計に恥をかくなどということはありそうでもあるし。

両方の本は共通した部分がかなり多く、「グサリと来る」の方ではさらりと書かれていてもうちょっと知りたいと思っていた心にバリアを作って何を言われても心安らかにいることができるようになる、という部分は丁寧に説明されていてトレーニングとして使える。

共通していることは、傷つけられたり挑発されたりするのは自分の気持ち次第なので、相手のペースに乗らずにうまくそらす、というところがポイントだということ。

もうひとつの面白い共通点はあとがきである。普通のあとがきではなく、もう一つの章のようになっているのだ。

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