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2008/05/17

INETA Day 2008 参加

2008年5月17日(土)
INETA Day 2008~コミュニティパワーをリアルに体験しよう~

午前中にPTAの会合があったため、それが終了してから日本科学未来館に移動したら開始には間に合わなかった。

コミュティトラックの会議室に入り
# セッション 2-2 「Silverlight 2 が照らす明るい未来」 スピーカー: 池原 大然
# セッション 2-3 「PowerShell について」 スピーカー: 牟田口 大介
# セッション 2-4 「XNA Game Studio 2.0 によるゲーム開発」スピーカー: 赤坂 玲音
パネルディスカッション 「役立つ情報の見つけ方」 モデレーター: 露木 敏博

を聞く。このあとの懇親会も面白そうだったのだが、帰宅せねばならず断念。
セッション2-3
PowerShellはマイクロソフトの主にシステム管理用途向けのオブジェクトを意識したコマンド言語。コマンドの出力がオブジェクトなので、そのプロパティをキーにソートする、というような操作が可能。
また、「ドライブ」という概念でレジストリなどを括ることができるという発想も面白い。
セッション 2-4
Windows上でXbox360でも動作するゲームを作成できるプラットフォーム。
ここではlive programmingを講師の赤坂さんがやろうとしていたのだが、全体の時間が短すぎてうまくいかなかった。だが、Windows Programming初心者の自分には目の前でVisual Studio 2008(XNA Game Studio)の操作を見ながら、それをやっているときに考えていることを考える、というのはいい体験だった。おそらく、自分の経験値を上げる一つの手段だと思う。

Microsoft本社が日本のゲーム開発者に期待している部分がある、というのはおそらく本当だろう。

いろんな意味で「よく分かっていること」と「上手く伝えること」は別々の才能だな、と思う。それを両方持っている人もいるしどちらかが強い人もいる。

パネルディスカッションは、最初は「役立つ情報の見つけ方」という情報の受け手側の話だったのだが、途中から、自分が発信している情報をどのように受け手に届けるのか、という部分と、検索エンジンの使い方という部分に徐々に焦点が移って行った。

全体としては
  • 一般的な検索エンジン(日本語に限ってはいけない)
  • ソースコード検索エンジン
  • mixi
  • 自分のblogのコメント

また、パネラーはほとんど全員がコミュニティのオンライン・オフラインともに重要だ、と強調していた。

パネラーは男性3人に女性1人。この女性が話している(守秘義務を守る範囲で)内容がすごくて「Strutsをばらして自分でフレームワークを組んだ」とか「自社内では応用する人がいないノウハウなので社外への公開を考えた」とか、Javaの開発経験が豊富。彼女の発言で同意したことの一つが、最初は検索キーワードとして何が適しているのかすらわからない、だから、新人が質問に来たらそれを教えてあげて欲しい、というような趣旨のこと。

参加者からも、「守秘義務を破らないように注意して公開するようにしている」というような発言が。

また、社内blogや社内wikiとして、「炎上日記」のようなプロジェクトの炎上の原因や経過を書いているblogが役に立つ、なぜならそこは「間違ったノウハウ」の宝庫だから、というような話もあって、これは会場でかなり受けていた。実際、出席者の多くは多少ともそのような(プロジェクト炎上)経験があるのだろう。

コミュニティに参加すると
人のつながりが広がり「知り合いの知り合いがビル・ゲイツとつーかー」のような状態になっていたりする、だから、コミュニティで自分の人的なつながりを広げることが重要なのだ

というINETAらしい発言もあり、この技術者コミュニティは参加者の意図が明確で「志」のようなものを感じた、と言うとちょっとほめすぎか?

とにかく、楽しい半日を過ごさせてもらった。

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