2009年7月19日 イギリス ブランズハッチ
放送:GAORA
実況:ピエール北川
解説:木下隆之
ボルボC30がこのレースから参戦。
天候は小雨、ピットではレインタイヤも用意。
Round15
最終結果
1 | メヌ(Alain MENU) | Chevrolet Cruze |
2 | ハフ(Robert HUFF) | Chevrolet Cruze |
3 | プリオール(Andy PRIAULX) | BMW 320si |
4 | タルキーニ(Gabriele TARQUINI) | SEAT Leon TDI |
5 | リデル(Rickard RYDELL) | SEAT Leon TDI |
オープニングラップでファーフスがリアから押されてスピンしたことがきっかけのクラッシュでセーフティーカー投入。
Y. ミュラーがこのクラッシュに巻き込まれてコースからピットに戻れずレース終了までコースに放置。
ハフ、メヌ、プリオールが先頭集団。
5Lap、メヌがハフをコーナーのアウト側からパス。「こんな抜き方ありですか」(ピエール)。「勝ってるドライバーは人に言いたくないツボがあるんですね。」(木下氏)。
ボルボはもらい事故でクラッシュし、再びSC投入。
プリオールはタルキーニをパスすることはできたが、ハフは抑えきって2位を確保。
ファーフスはクラッシュ後にリスタートし、ラリーニのクラッシュで8位。
Round16
最終結果
1 | ファーフス(Augusto FARFUS) | BMW 320si |
2 | J. ミュラー(Jorg MULLER) | BMW 320si |
3 | タルキーニ(Gabriele TARQUINI) | SEAT Leon TDI |
4 | リデル(Rickard RYDELL) | SEAT Leon TDI |
5 | プリオール(Andy PRIAULX) | BMW 320si |
リバースグリッドでファーフスがポール。
2lapあたりで、サポートレースで負傷したドライバーをドクターヘリで運搬するためのSC。
ファーフスはしぶとくトップを守り、後続にJ.ミュラー、リデル、タルキーニ、プリオール。
Y.ミュラーはRound 15終了後に、ピットに戻って修理してリスタート。24位から追い上げて7位へ。
ファーフスは速いが「やらかす」タイプのドライバーだが、今回は地味に首位をキープ。
狭いコースでグリーン上を走って抜こうとしたりダートに落としたりと第2レースはかなり荒っぽい。
グリーンに他者を押し出しながらバトルしているのを見たTVの二人のコメント。
ピエール「これ、日本でやったら即ペナルティですよね」
木下「そうですね」
ピエール「日本のレースを批判するわけじゃないですけど細かいこと気にすんなよ、と。」
木下「そうですよね。ここに答えがあります」
「ヨーロッパはワインディング、路面も荒れている、ジャンプもする、ダートに片輪を落としてもひるまない、そこに成長の秘密があるような気がします。」木下氏。
レースをしたことはないのだが、ヨーロッパのサーキットを知っているある人に聞いたら、ヨーロッパのサーキットは日本に比べて広いところが多いと言っていたので、おそらく、狭いサーキットから広いサーキットまで種類が多く、イギリスのコースは木下氏の言うような特性のコースが多い、ということだろうか。
ボルボC30はRound15のクラッシュを修理してリスタートし、14位。他の車種に比較すると少し小さい感じ。
「SEATはサマーブレイクでテストなどやることがいっぱい。流れを引き戻す必要がある。」(木下氏)
第1レースでクラッシュ、第2レースで優勝できたファーフスは「チームスタッフに感謝」とコメント。
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