2009年7月26日
放送:日テレBS
実況:下田恒幸
解説:由良拓也、福山英朗
ピットリポート:高橋二郎、一戸恵梨子
天候が変わりやすくタイヤマネジメントが勝負を分けた。
ここで勝っていなかった日産が初優勝。
順位 | チーム | ドライバー | ゼッケン |
GT500 | |||
1 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲、ブノワ・トレルイエ | 1 |
2 | DUNLOP SARD SC430 | アンドレ・クート、平手 晃平 | 39 |
3 | ROCKSTAR 童夢 NSX | 道上 龍、小暮 卓史 | 18 |
4 | RAYBRIG NSX | 井出 有治、細川 慎弥 | 100 |
5 | ENEOS SC430 | 伊藤 大輔、ビヨン・ビルドハイム | 6 |
GT300 | |||
1 | HANKOOK PORSCHE | 木下 みつひろ、影山 正美 | 33 |
2 | アップル・K-one・紫電 | 加藤 寛規、吉本 大樹 | 2 |
3 | JIMGAINER ADVAN F430 | 田中 哲也、平中 克幸 | 11 |
4 | triple a ムルシェ RG-1 | 山西 康司、余郷 敦 | 66 |
5 | ウェッズスポーツIS350 | 織戸 学、片岡 龍也 | 19 |
天候
スタートはドライ。25Lap前後からは雨がだんだん強くなり、レインタイヤ使用になった。その後、雨は弱くなったり降ったりしながら路面は徐々にドライに変化。ここで深溝タイヤが劣化しスリックもしくは浅溝タイヤがペースアップ。この天候変化のタイミングとタイヤがマッチしたチームが勝利を手にした。
MOTUL
フリー走行で黄旗追い越しがあったため、2グリッド降格。最初から追い上げて2台をパスし、タイヤの優位を活かしてトップのENEOSをパスして優勝。日産として初優勝。チャンピオン争いでもトップへ。
平手vs 安田
sepangでも対決した二人。今回はタイヤがグリップしないHASEMIをDUNLOPがパスし2位を獲得。SARD勢としては2年ぶりぐらいの表彰台。
ROCKSTAR童夢
序盤はPETRONASのロッテラーに道上が追いまわされていたが、PETRONASがなぜか徐々に下げてしまい、順位は維持。天候があやしくなったときに早目に浅溝にかえていたようで最後までペースを保って走りきった。
不利が予想されたホンダ勢の最高位3位。最終Lapで小暮が細川のRAYBRIG NSXをパス。
HANGKOK
今年は資金の関係で4レースに出場するのみのHANGKOKポルシェ。今回はポールを取れず、序盤はトップの少し後ろぐらいにいた。雨がやみ始めた後半、他のチームがペースを落とす中で浅溝でもペースが落ちなかった。ただ、もう1周あったら後ろから紫電にやられていたかもしれない。500クラスと同じリアタイヤを装着できる仕様。
「雨のHANGKOK」と言われるタイヤは雨上がりで浅溝がかなり速かった。由良氏、福山氏とも「化け物タイヤ」「魔法のタイヤ」と称賛。2勝目。
タイヤはずれ
マッハ号のタイヤがはずれてコース上に転がり出る事故。
このタイヤをPETRONAS TOMSがはじいてしまい、フロントは破損し、タイヤは中継用カメラに当たった。この当たる映像は「激走GT」繰り返し放送されていた。観客がいたら大惨事の可能性もあった。幸い観客席のない場所での事故だったので観客の怪我はなかった。ただ、カメラのあの様子だとカメラマンにはもしかしたら当たっていたかもしれない。
ENEOS SC430
序盤はリードを保っていたが、レインタイヤを深溝にし、このタイヤが終盤にグリップしなくなったことで、5位まで後退。予選2番手と速くドライでは車が決まっていたはず。タイヤ選択と天候の変化が合わなかった、ということ。チームルマンは数年間優勝していないだけに残念な結果。
アップル・K-one・紫電
終盤の吉本大樹の追い上げがあと一歩及ばず2位。「あと1周あればわかりませんでしたね」(由良氏)今回からスポンサーが変わり、フロントの大きなロゴは「名古屋産業大学」。
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