RED BULL INDIANAPOLIS GRAND PRIX
2009年8月30日
放送:G+
インディアナポリスモータースピードウェイのロードコース。
改修でコース路面が変わっており、3種類の路面が混在。
予選では雨があり、グリップしない。
アメリカ人はレースの前にお祈りと国歌を聞かないと始まらないようで、NASCAR, IndyCarなどと同じフォーマットでセレモニーをする。ライダーは多国籍なのでその間でもヘルメットはかぶっていたりいろいろ。表彰式でもないのに国歌を流されてもねぇ、という感じ?
国歌を歌うのはミスアメリカのKatie Stam。表彰式のプレゼンターもやっていた。
来シーズンのアナウンスがいくつかあった。
ロレンソはヤマハと契約。
アスパーのMotoGPチームはバルベラを採用。スズキはカピロッシとバウティスタで契約。
これによって、バーミューレンがシートを失う。
ワークスはほぼ決まり。
ステップアップのライダーはワークスに乗れない規則があるが、サテライトチームを持たないメーカーは例外になるのでバウティスタはスズキのワークスチームに乗れる。
コース長:4216
コース幅:16m
右コーナー 6, 左コーナー10
左回りコース
125cc
23Lap
結果順位
実況:青木源太
解説:坂田和人
順位 | ライダー | チーム |
1 | エスパルガロ(Pol ESPARGARO) | Derbi Racing Team |
2 | スミス(Bradley SMITH) | Bancaja Aspar Team 125cc |
3 | コルシ(Simone CORSI) | Fontana Racing |
9 | 中上貴晶 | Ongetta Team I.S.P.A. |
14 | 小山知良 | Loncin Racing |
テロルがホールショットを取る。その後、エスパルガロ、スミス、シモン、コルシがトップ集団を形成。
バスケス6位をキープしていたが、ジャンプスタートでライドスルー。
残り13lapでスミスが変に膨らんでしまうミス。これによりトップ集団の最後尾の5位に。
「予選で良いタイムでラップしているので自分に自信を持って行った方がいい。自信がないからミスが出る。」坂田氏。
クルメナッハーが最終コーナーの出口付近で転倒、バイクのみコース上へ。
テロルはミス(?)で4位。
シモンが5位で、チャンピオンシップポイントの差はあまり変わらず、「(テロルに追われる)シモンにとってはラッキーでしたね。」坂田氏。
残り2Lapで1コーナーでトップに立ち、初優勝。
イアンノーネ、マスボウはトラブルでリタイア。
中上「強い気持ちで行こうと思った」
小山「苦しいレースだった」
250cc
26Lap
結果順位
実況:寺島淳司
解説:青木拓磨
順位 | ライダー | チーム |
1 | シモンチェリ(Marco SIMONCELLI) | Metis Gilera |
2 | 青山博一 | Scot Racing Team 250cc |
3 | バウティスタ(Alvaro BAUTISTA) | Mapfre Aspar Team |
欠場 | 富沢祥也 | CIP Moto - GP250 |
クルーセルがホールショットからトップ。しかしこれを維持できず、シモンチェリ、青山、がトップ集団。
ディメリオがぐらついた拍子に後ろを走っていたリアと青山のフロントが接触。
青山はかろうじて態勢を保つが、ペースが落ちてシモンチェリとの差がついた。
シモンチェリと青山のワンツー態勢は変わらず、周回を重ねる。残り7周で青山がスピードを上げてファステスト。ここで一旦差が詰まるが、シモンチェリは残り3周からスパートして青山を引き離す。
青山と3位バウティスタの差も開き、この順番でのチェッカーとなった。
パッシーニ、クルーセルは転倒リタイア。
ウィライローはトラブルリタイア。
富沢は予選の一日目に転倒し、フレームをこわしてしまう修復できず出走せず。
青山「朝のプラクティスで転倒しバイクをこわしてしまった。セッティング自体はよかったので速かったがシモンチェリも速く置いていかれないようにしようとしたが難しかった。満足はしていないがこの悔しさは次にぶつける」
富沢「スポンサーにもチームにも申し訳ない。ごめんなさい。」
MotoGP
28Lap
結果順位
実況:高橋雄一
解説:宮城光
順位 | ライダー | チーム |
1 | ロレンソ(Jorge LORENZO) | Fiat Yamaha Team |
2 | デアンジェリス(Alex DE ANGELIS) | San Carlo Honda Gresini |
3 | ヘイデン(Nicky HAYDEN) | Ducati Team |
ニッキー・ヘイデンの自宅はインディから3時間ぐらいのところという地元。
今回もドゥカティはカリオがワークスに乗る。カリオの代役はアレックス・エスパルガロ。
ペドロサはロケットスタート。これにロッシ、ロレンソが続く。
ペドロサは4Lapで転倒。その後リスタートして10位まで追い上げた。
ロッシもロレンソにパスされた10Lapで転倒。1周は走るがそのままリタイア。
しかし、TVではピット内で相談したりデータを見たりするロッシの姿が。ピットではバイクを片付けず修理している。「来週のサンマリノに向けて直して1周ぐらい走るかも」宮城氏。
結局、走らないことにしたようで再出走はなかった模様。
ドビツィオーソはヘイデンのすぐ後ろについたが抜くところまでは行けず、今回も4位。
ロレンソは今回のロッシのノーポイントにも助けられ、25ポイント差になり、またチャンピオン争いに復活。
デアンジェリスはMotoGP初優勝。
0 件のコメント:
コメントを投稿