Indy Grand Prix of Sonoma
from Infineon Raceway
2009年8月23日
放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松田秀士
ダリオ・フランキティがポールポジション。
予選では、ネルソン・フィリップがコーナーでスピンしたところにウィル・パワーがTボーンクラッシュ。
二人は病院に運ばれ、パワーは背骨を骨折。もちろん、二人とも決勝には出場せず。
練習走行では、エリオ・カストロネベスとマリオ・モラエスが接触。エリオはコメントで「モラエスは若いから」と大人の発言。
ダニカ・パトリックはAGRへの残留を決定。AGRのティム・グリーン(Gの人)がチームを離れるらしい。
コースはNASCARでも使うinfineon。indycarではシーズン最後のロードコース。
2.26マイル×75 = 169.5マイル
ピットウィンドウが24周なので2ピットでぎりぎり。
versusのindycarの中継の最初の20分ぐらいのパートはいろいろなエピソードの取材。ソノマのワイナリーを持っているジミー・バッサーのワイナリーに行ったり、モラエスのペットの蛇を出してきたり、と、レースにあまり関係のない話題が多い。ちょっと間延びしてしまうので、ここに時間をかけない方がいいのでは。
最終結果
順位 | ドライバー | チーム | ゼッケン |
1 | フランキティ(Dario Franchitti) | Target Chip Ganassi Racing | 10 |
2 | ブリスコー(Ryan Briscoe) | Team Penske | 6 |
3 | コンウェイ(Mike Conway) | Tran Systems/Dreyer & Reinbold | 24 |
4 | モラエス(Mario Moraes) | Azul Tequila/Votorantim/KVRT | 5 |
5 | 武藤英紀 | Formula Dream | 27 |
ジャスティン・ウィルソン
レッド・タイヤでのスタートを申請した後、プライマリータイヤへの変更を行う。締切りを過ぎていたため最後尾へ降格。プライマリーで少し走った後、レッドタイヤで全部走りきる作戦。そのために予選でもレッドを温存している。
序盤のコーション発生でピットに入ってしまったため作戦がずれるが、構わずタイヤを交換してレッドで追い上げ。8位。
武藤英紀
予選で調子が良く、初めてFirestone Fast 6に入る。5番手スタートからエリオもパスして3位に上がる。最後のスティントでは使用済みレッド・タイヤを履く。これが裏目に出て、最後のリスタートでタイヤ、ブレーキともに厳しく、3位からコンウェイとモラエスにパスされて5位。AGRではトップ。
フランク・モンタニー
このレースからAGRでインディカーデビュー。
スーパーアグリF1でF1経験がある。10位前後で走行。「今、F1で浪人している人が来たらどの程度走れるのかは大体わかりますね。もちろん、車が良いということはありますが。」(松田氏)
スコット・ディクソン
スタート直後の多重クラッシュに巻き込まれて、コース上に止まってしまう。リスタートして順位を上げてシングルフィニッシュが見えていた終盤にマルコ・アンドレッティに接触されてスピンし14位。予選順位が悪かったのが敗因か。全般に良いところなしで、スタンディングも3位に。
エリオ・カストロネベス
3位にいてブリスコーに接近したが、トニー・カナーンに接触されて車が壊れ、武藤、モラエスにパスされて最後はコースアウトしリタイア。
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