sprint cup シリーズ 第25戦 アトランタ Pep Boys Auto 500
2009年9月6日
放送:G+
解説:天野雅彦
実況:藤田大介
1.5マイル×325 = 500.5
バンク ターン24 ストレート 5
NASCAR 最速コース
インでもアウトでも走れるのでオーバーテイクが多い。
国歌はDIAMOND RIO。
レース前インタビューでトニー・スチュアートがダニカ・パトリックに会って話をした、相談にのることはできる、自分もインディからNASCARに移籍したから、と。その後、ダニカはIndyCarに残る選択をした。
天野氏は「NASCARはモントーヤ、ホーニッシュも苦労しているので、残った方がいいと思う。ただし、NASCARの方が長くレースができる。」とコメント。
ボビー・ラボンテ(bobby Labonte)が96号車のスポンサーが見つからず、71号車にチャンピオン枠で乗ることに。
アトランタは今回初のナイトレース。予選は日中のため、各チームとも限られたデータでのセッティングになる。気温が下がるためグリップが上がることが予想され、オーバーステアになるはずだが、どの程度かは不明。
そろそろチェイスの権利を持つ12位までが確定する。26戦までで決まるのでこのレースを含めて2回のポイントが重要。今年は下位のポイント差がないため、レース順位のちょっとした違いでチェイスに入れるかどうかが決まる。どのドライバーも気が抜けない。 レースではチェイスにぎりぎり入れるかどうかというドライバーが10位以内に入り、ポイントを重ねた。しかし、ここで確定したのはデニー・ハムリン(ポイント4位)まで。
最終結果
順位 | ドライバー | ゼッケン |
1 | ケーシー・ケイン(Kasey Kahne) | 9 |
2 | ケビン・ハービック (Kevin Harvick) | 29 |
3 | フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya) | 42 |
4 | デビッド・ルーティマン(David Reutimann) | 00 |
5 | マーク・マーティン (Mark Martin) | 5 |
6 | デニー・ハムリン (Denny Hamlin) | 11 |
7 | ブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers) | 83 |
8 | ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon) | 24 |
9 | ライアン・ニューマン (Ryan Newman) | 39 |
10 | グレッグ・ビフル(Greg Biffle) | 16 |
サム・ホーニッシュジュニア
良いところがなく序盤で2回スピンするなどして目立っていた。
「モントーヤが3年半ぐらいかかったところを、2年で来ているので早いと思う。」天野氏。
カイル・ブッシュ
優勝回数が多いのに下位に沈んだレースも多く、ポイントが不足。前レースで優勝したがまだ12位以内に入れない。60Lap前後にリードラップを走っていたが最後には10位以下に後退。順位争いのライバル、ビッカーズが7位になったのでピンチ。
マーティン・トゥーレックス ジュニア (Martin Truex Jr.)
ポールポジションからスタート。前半の100Lapを過ぎるぐらいまではリードラップも取る走りでトップ集団にいた。そこからなぜかペースが落ちて26位。最多リードラップも取っていたがレース終盤のセッティングに失敗したようだ。
デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
中盤から最後のリスタートぐらいまでの間はトップに続いて5位まで上がっていたのに、最後のリスタート後、他の車がペースを上げた時についていけず。終始リアがふらふらしていた。
ケーシー・ケイン
優勝後のコメントでは、リスタートを何度か繰り返しながらタイヤを観察していて、最後のピットでは「タイヤの空気圧は変えるな」とピットに指示。これがうまくいってリスタートを決めた。ショートランでは良い車を持っているという認識はあり、最後は「ルーティマンが後ろから押してくれたので行けた。ルーティマンに勝たせてもらった。」と感謝。この勝利でポイントを重ねてチェイス圏内に。
ケビン・ハービック
勝利が欲しいところだったが最後にコーションが出てしまい、リードを失った。そこまではロングランの良い車で大差をつけていた。自分でもロングランの良い車だったと言っており、ショートランの良いケインには勝てないと考えていたようだ。最後のコーションではクルーチーフが悔しがる様子がTVで流れた。
0 件のコメント:
コメントを投稿