2009年6月21日
放送:JSPORTS
実況:下田恒幸
解説:由良拓也
ピットリポート:高橋二郎
暑さと天候がセパンのレースを左右することが多い。
今回はレース中は雨は降らずドライ。
500のトップはかなりリードしたが後続ではバトルがあった。また300では紫電が最後尾からのオーバーテイクで優勝、という面白いレース。
順位 | チーム | ドライバー | ゼッケン |
GT500 | |||
1 | HASEMI TOMICA EBBRO GT-R | ロニー・クインタレッリ、安田 裕信 | 3 |
2 | KEIHIN NSX | 金石 年弘、塚越 広大 | 17 |
3 | ARTA NSX | ラルフ・ファーマン、伊沢 拓也 | 8 |
4 | RAYBRIG NSX | 井出 有治、細川 慎弥 | 100 |
5 | HIS ADVAN KONDO GT-R | J.P・デ・オリベイラ、荒 聖治 | 24 |
GT300 | |||
1 | I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden | 加藤 寛規、吉本 大樹 | 2 |
2 | ウェッズスポーツIS350 | 織戸 学、片岡 龍也 | 19 |
3 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 | 谷口 信輝、折目 遼 | 7 |
4 | エスロード MOLA Z | 星野 一樹、柳田 真孝 | 46 |
5 | triple a ムルシェ RG-1 | 山西 康司、余郷 敦 | 66 |
MOTULトラブル
ポールポジションのMOTUL 1号車はダミーグリッドに移動する途中で異音発生。リアのギアが一つなくなっており、修復してピットスタート。ピットスタートからの追い上げをねらって、タイヤ交換(予選で使ったタイヤからニュータイヤに)と燃料継ぎ足しをしてスタート。最後尾からの追い上げで8位フィニッシュ。15分程度で修理したということになる。「メカニックはいい仕事をしましたね」由良氏
サンダーAsia モスレー
スタートから速く3位まで追い上げたがここでペースダウン。暑さのためかパワステが壊れペースが上がらなかった。レース後半では電動ポンプも壊れてしまい、ガレージで修理。
熱中症
マッハ号の赤鮫 オヤジがコース上に車を止めてコースに倒れていた。コーナーに車が止まったままでオフィシャルも何もせず。
紫電
ウェイトハンデの搭載に関しての解釈の違いがあったらしく、規定違反で最後尾へ。由良氏によれば、レース継続が難しい(スポンサー撤退?)状況で今回で最後にしようかと話もしたらしい。ここから加藤寛規が2位まで順位を上げ、吉本がトップへ。そのままチェッカーで優勝。
若手活躍
HASEMIの安田裕信、KEIHIN NSXの塚越広大、DUNLOP SARD SC430の平手晃平、EPSON NSXの中山友貴、KRAFT SC430の大嶋和也のインタビューがTVでは放映された。
レースでは、中山と平手のバトル、後半の塚越の追い上げ、と見せ場を作った。
路面
3年前、予告なしに路面改修があったセパンの路面は経年変化で落ち着いてきた。以前は「ゴムの上でレースをしているようだった」(由良氏)が、今は白っぽくなり3年前の改修以前のデータ使える。
逆に考えるとセパンの気候だけでそこまでの経年変化がある、ということか。普通の道路は大丈夫なのか?
PETRONAS
地元スポンサー。サーキット中に看板があるような状態だが、SCは今回のレースは上位にからめずTVにはピットイン以外ではほとんど映らない。しかし、きっちりと上に上がって6位。貴重なポイントを獲得。
ROCKSTAR 童夢
前半の小暮卓史は良いペースで2位を走行。しかし、後半の道上龍はペースが上がらず、IMPULに追突されてスピン。ここでフロントがスローパンクチャーを起こし、周回遅れ。速かったのに運が無かったというのは、この車にはたびたび起こる。
HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
一旦トップに立ってからはキープしたままチェッカー。最後はかなりクルージング状態になっていた。
雨が降らなければと長谷見監督が言っていた通りのレース。タイヤはミシュラン。昨年まで優勝したKONDOは横浜タイヤだった。
M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
タイヤ無交換作戦。マレーシアでは人気のある車種のRX-7。ガライヤに押されてスピンして一旦は最後尾まで下がったが3位まで復活。「オーバーテイク賞が欲しいところだったけど、最後尾から優勝した車がいたからなあ」谷口信輝。「この後はウェイトも100近くになるから無交換は無理」と。
燃費が他に比べて悪いのでそれをカバーするための苦肉の策という説明。
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