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2009/09/29

[NASCAR] 2009 第26戦 リッチモンド

NASCAR
sprint cup シリーズ 第26戦 リッチモンド  Chevy Rock & Roll 400
2009年9月12日
放送:G+
解説:福山英朗
実況:藤田大介

0.75マイル×500 = 300
バンク ターン14 ストレート 5
D-shape オーバル
バンクはターンの中央のみの角度で出入りでは浅いため滑りやすいと言われている。
ショートオーバルで混雑するのでコーションが多い。

チェイスの12台が決定する。レース前に確定しているのは4人。
特に注目は12位に誰が入るかで、カイル・ブッシュとブライアン・ビッカーズの二人が僅差。
また、今回は13位のドライバーに1億円の賞金があるらしい。

このレースでのポイント上位12人のポイントは5000点+ボーナスポイント(優勝ごとに10ポイント加算)にリセットされて次からの10戦をチャンピオンを目指して戦う。他のドライバーはチャンピオンの権利はないので各レースの勝利だけをねらう。

最終結果

順位
ドライバー
ゼッケン
1
デニー・ハムリン (Denny Hamlin)
11
2
カート・ブッシュ (Kurt Busch)
2
3
ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)
24
4
マーク・マーティン (Mark Martin)
5
5
カイル・ブッシュ (Kyle Busch)
18
6
クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)
33
7
ブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers)
38
8
サム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.)
77
9
ケビン・ハービック (Kevin Harvick)
29
10
ライアン・ニューマン (Ryan Newman)
39

マット・ケンゼス (Matt Kenseth)
カイルvs ビッカーズの12位バトルの陰の演出はケンゼス。
12位のケンゼスがこのレースで下位に沈んでしまったために、カイル、ビッカーズに可能性が出たのだ。他の車よりも2回多くピットインし、調整を繰り返すが全く改善せず。開幕2戦を連勝した後の失速でポイントがかせげなかったことが敗因。
ウォルトリップにピットアウトを邪魔されたお返しに、ウォルトリップのピットにわざと入ってピットインさせないようにすると言った余計なパフォーマンスもしたりして、途中からはあきらめムードだった。


カイル・ブッシュ vsブライアン・ビッカーズ
トップ争いよりもTV画面を占有し続けた。二人とも上位で走り、ピットアウトでビッカーズが前に出るとカイルがトラック上で抜き返す、と言った感じの見ごたえのあるバトルを最後まで続けた。TVの演出では、チェイス順位の状況が変わるたびに、12位と13位の順位表でどちらがどれだけリードしたかをリアルタイムで表示して盛り上げた。レースでの順位によりポイントが細かく上下する。
結果はビッカーズが8ポイント差の12位、カイルが13位。
ビッカーズのピットはチェイス進出を決めて「優勝したかのような騒ぎですね」(福山氏)。
この2台のスポンサーであるred bullとm&mやメーカーであるTOYOTAは巨額の広告費に勝る宣伝効果があったのではないか。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
ラップダウンになってフリーパスで戻るなど良くない。
「前回を見てもろくでもない車に乗っている感じ。今のドライバーは分析能力が必要になってきている。ジュニアが時代遅れになってきているのかもしれない」福山氏。
ピットはがんばって順位を上げるがそれをトラックで失うことが多く、21位。

デニー・ハムリン
終始レースを支配して危なげなく優勝。チェイス確定組のスチュアートやジョンソンが無用なリスクを避けていたことも少し影響したかもしれないが、最多ラップリーダーも取り、10ポイントを上積み。

トニー・スチュアート(Tony Stewart)
デビッド・ルーティマン(David Reutimann)のリアタイヤチェンジャーをはね飛ばした。タイヤが転がって行ったのを抑えて戻ろうとしたところにスチュアートが突っ込んだ。「スチュアートだから(隣のチームは)気をつけなければいけませんね。」(福山氏)

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