NASCAR
sprint cup シリーズ 第21戦 ポコノ Sunoco Red Cross Pennsylvania 500
2009年8月3日
放送:G+
解説:福山英朗
実況:藤田大介
三角オーバルコース
2.5×200 = 500マイル
ターン1 14度、ターン2 8度、ターン3 6度
下にトンネルが通るターン2でギャップがあるので車が跳ね難しい。
雨で予選が流れ、決勝も順延で月曜開催。
トニー・スチュアートはプラクティスで車をこわしバックアップカーで出場。
デニー・ハムリンが優勝。モントーヤ、サム・ホーニッシュ・ジュニアのIndyCar出身組が10位以内入賞。
最終結果
デニー・ハムリン
レース直前にお祖母さんが亡くなったらしく、レース後のインタビューでは涙を流し「天使が舞い降りたレースだった」と。
最後のリスタートでモントーヤ、ボーヤーの間を抜けてトップに立つと後続を引き離して優勝。
デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
ピットイン直後にイエロー発生。これで同一ラップの最後尾近くまで後退。
超ルースなクルマながら中段から上位を狙えそうな位置に。車が決まらずクルーチーフは頭を振る展開。最後のリスタートではスプラッシュで10位前後にいたが、チェッカーは28位。
ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)
最初にちらっとリードしていたが、車が不調で3ラップダウンまで後退。クルーチーフのチャド・カナウスは、ピットで車を修理させ3ラップダウンでも走らせる。作戦について「コーションが多いのでそのたびにラップが上がるはずだ」と自信たっぷり。ラップダウン車がジョンソンだけという状況を織り込み済みで3Lap ダウンから同一ラップまで上がって13位フィニッシュ。
信号機
60Lap付近で信号機の傘が落ちるデブリーでコーション発生。「以前、どこかで信号機が落ちる事故がありましたね」(福山氏)。アメリカのコースはウォールの整備はかなり良いのに信号機などの整備はコースによってはあまりされていないようだ。
デビッド・ストレミー (David Stremme)と ロビー・ゴードン (Robby Gordon)
おなじような位置を走っていた二人。たびたび接触があったらしく、徐々に緊張感が高くなって158Lap付近でゴードンがストレミーのリアをつつくのを嫌がったストレミーがゴードンに当てに行ってスピン。その少し前はゴードンのスピンにストレミーが突っ込むクラッシュも。
オフィシャルからaggressive drivingで二人に5Lapのペナルティ。
なんでもありのNASCARでもここまでやるとペナルティになるのか。
ボビー・ラボンテ(bobby Labonte)
180Lapに デビッド・レーガン(David Ragan)に当てられてクラッシュしリタイア。完全に当てられたクラッシュ。ピットでのコメントでは「ハードヒットだった。しょうがないね」と。「心の中では全く違うことを考えていると思いますが、カメラの前で冷静なコメント。大人ですねぇ。」(福山氏)
ファン・パブロ・モントーヤ
このコースでは成績が良い。レース後ケーシー・ケインがあやまりに来ていた。インタビューワーが「ケーシー・ケインが来ていましたがけんかでもしましたか?」「なぜ悪い方にばかり想像するんだ。ケインは謝りに来ていたんだ。あんたらのそういう態度が不愉快だ。」とコメントして打ち切り。
ケインによれば、「後ろからプッシュされてモントーヤをプッシュしてしまった。クラッシュしてもおかしくなかった。」モントーヤが姿勢を保ったことでトップ集団は事故を回避していたらしい。
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