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2009/09/21

[フォーミュラ・ニッポン] 2009 第7戦 オートポリス

フォーミュラ・ニッポン
2009年8月30日(日) オートポリス
放送:JSPORTS
実況:中島秀之
解説:土屋武士、本山哲

小暮卓史がポールトゥウィン。
ロイック・デュバルが3位に入賞でシリーズチャンピオンを決め、ナカジマレーシングは全タイトルを獲得。予選で黄旗の扱いに謝りがあり、Q3に進んだデュバルがQ2で黄旗追い越しがあったためにQ3のタイムは抹消しQ2のタイムで登録。これが夜遅くに決定されたとか。10番手スタートとなった。

オートポリスは3年ぶり。

パッシングポイントは「メインストレートに立ちあがってくるコーナーはタイヤが摩耗してくるとスピードが乗らないのでそのコーナーで狙うか、ヘアピンのブレーキング」本山。

最終結果

順位ドライバーチームゼッケン
1小暮卓史NAKAJIMA RACING32
2アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)PETRONAS TEAM TOM'S36
3ロイック・デュバル(Loic Duval)NAKAJIMA RACING31

アンドレ・ロッテラー

スタートがよくリード。レースを通してミスなく走り切り2位。小暮とは少し差があって追い上げて無理をするよりは2位確保だったかな。前戦の優勝から連続表彰台。

ロイック・デュバル
スタート直後にスピンして最後尾まで転落。そこから、追い上げとピットストップで3位。3位まで追い上げた後はタイヤが厳しくなったように見えた。4位の平手晃平との差は0.5秒でチェッカーを受け、3位でシリーズチャンピオンを決めた。

ブノワ・トレルイエ
スタートで6位、その後、国本京佑や石浦 宏明に挟まれて走りながら5位まで上がっていた。ピットイン時にエンジンがストールしてしまい、ここでタイムロスし最後尾に。このとき18周。最後尾から好タイムを連発して追い上げ。怒りながら走っているのでは、とピエール北川。今シーズンはJSPORTSで「ブノワっぽい」という短編アニメの主人公になっているので、このネタも使うのではないか、という話しも出ていた。

塚越広大
予選後のコメントでは優勝を狙う、と言っていたのだが、決勝ではいつものような速さが見られず、10位争いをするレベル。終盤にコース上でフラフラしていたと思ったらピットインしてリタイア。左リアのサスペンションアームが折れていた。「コーナーの割と跳ねる縁石に乗り上げるのでそのときに傷めたのかもしれません」土屋氏。

塚越がかなり体を鍛えているという話から、土屋、本山のトレーニング話。土屋は、「シーズン前から鍛えないと間に合わない。年齢が上がった時にトレーニングがかなりきつかった。」。本山は「僕は余りトレーニングをしない派なので。」それに土屋が「レースがトレーニングだから」とつっこみ。

小暮卓史
「もっとライバルを意識したら、と思うんだけど、天然系というか、自分がいかに速く走るかだけに集中している。」本山。前戦ではスタートでフライングをしてしまったためか、今回はスタートが慎重。ここで出遅れるが、速さは予選から変わらずに維持できていたため、大嶋が2ピット作戦でピットインした後はトップで走りチェッカーを受けた。チェッカー前に単独でオーバーテイクボタンを押したようで、フラッシングしながらチェッカーという新しい技を披露。

2ピット
タイヤの摩耗次第では2ピットもありか、なしか、と。本山は自分でチーム関係者に電話して取材し、2ピットストップやりそうなチームを調査したが、ブリジストンタイヤの持ちが良いのでどこも考えていないようだ、とのこと。結局、2ピットは大嶋とライアンだった。ライアンは1スティントが遅かったので、「2ピットストップならあの遅さはなんだったのか?」と土屋氏。
ピットのトラブルはトレルイエのエンジンストールと伊沢拓也のタイヤ交換ミス。伊沢のフロントタイヤのナットが噛むトラブルがあったようで時間がかかりトップ走行から後退。

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