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2008/10/16

[SBK] 第13戦 マニクール

ワールドスーパーバイク 第13戦 フランス マニクール (magny-cours)

トロイ・ベイリスがチャンピオンを決められる可能性が高い。
予選で7番手にダビド・チェカ。後方スタートが多く、今シーズンは転倒で完走できていないこともあるので予選でTVに映るのは珍しい。「こういう顔だったんですね」と解説の八代俊二氏。

RACE 1

 芳賀紀行選手はポールポジションスタート。
他の日本人選手は清成龍一選手が予選で転倒して鎖骨骨折し、今回は欠場。

加賀山就臣選手 15番手 8位フィニッシュ
玉田誠選手 22番手 18位フィニッシュ
青山周平選手 28番手 19位フィニッシュ
中富伸一選手 19番手 14位フィニッシュ

芳賀選手は昨年のマニクールでは2連勝。
スタートからベイリスがトップ。それを芳賀選手がかわして差を広げる。ベイリスはリスクを取りすぎて転ばないように安全に走っている様子。芳賀とベイリスの後ろにいる3位集団は来シーズンも考えて順位を上げる泥臭いレースとなっている。ファブリツィオ、カルロス・チェカ、フォンシ・ニエトが一団。

チェカが遅れて、マックス・ビアッジ、トロイ・コーサー、マックス・ノイキルヒナー、の後ろに下がる。
ファブリツィオが残り4周で転倒した。最終順位は、芳賀選手、ニエト、ベイリス。ベイリスはシリーズチャンピオンを決め、引退を花道を飾ることができた。

「芳賀のキレの良さが際立ったレース。」「ベイリスは8年SBKにいるが途中でMotoGPでも走ったので、延べ5年で3回のチャンピオンを取っているのはすごい。しかも、毎回違ったバイク。」

RACE 2
ベイリスはRACE 1でチャンピオンを決めたので、RACE 2は積極的。
ベイリスのゼッケンは21番を「2+1」(これまで2勝していて、今回1勝した)に変えている。


加賀山就臣選手 15番手 7位フィニッシュ
玉田誠選手 22番手 18位フィニッシュ
青山周平選手 28番手 22位フィニッシュ
中富伸一選手 19番手 16位フィニッシュ

スタートからベイリスと芳賀が飛び出す。3位にチェカ、その後にコーサーが上がってチェカをパス。
ベイリスと芳賀は抜きつ抜かれつのレース。
残り8周ぐらいでコースの一部で小雨があり、オイル旗が出ている。ここでペースが落ちるが、雨はすぐに上がってペースは回復。

ルーベン・チャウス、とビアッジ、芳賀とベイリスが争って最後まで行く。ベイリスが抜いてもクロスラインで抜き返す芳賀。残り2周でベイリスがまた抜き、今度は抑え込みつつ、ペースを1段と上げて1位フィニッシュ。2位に芳賀、3位にコーサー。コーサーは12番手スタートから3位フィニッシュ。

ベイリスはRACE 1で安全に走りながらRACE 2の準備をしていたのではないか、と八代氏。
2009年シーズンのSBKは、ベイリスが引退した後のドゥカティチームには芳賀紀行選手が移籍の予定。

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